159話 ジョエンソンに警告されたラスタでしたが・・・ ◇冷たいソビエシュ◇ ラスタは椅子のひじ掛けを 握ったり、離したりしながら ジョエンソンの警告を 思い出していました。 ジョエンソンの妹を 返したくても返せないラスタは 考えれば考えるほど 頭が痛く…
158話 その後のナビエ不妊説はどうなったでしょうか? ◇不妊の噂と氷の魔法◇ ハインリとナビエの蒔いた種が 徐々に芽を出し、人々は ・皇帝と皇后が 妊娠に役立つ薬を飲んでいると 宮医の従兄弟が言っていた。 ・ナビエは不妊治療を受けている。 などと噂を…
157話 ラスタの実父出現にエルギ公爵が関わっていたようですが・・・ ◇父親との再会◇ 実の父親がやって来る日 ラスタは、 朝からぼんやりとしていました。 彼女は自分を奴隷にした 両親が嫌いだったので 父親の顔を見たくないし 話も聞きたくない、 今さら自…
156話 なぜナビエはハインリの子供の頃のことを知りたくなったのでしょうか? ◇子育ての準備◇ ハインリの子供の頃のことを 教えて欲しいと言うナビエに、 ハインリは 自分のことをもっと 知りたくなったのかと ナビエに尋ねました。 彼女は、子は親の鏡とい…
155話 ラスタの父親がやって来たと、ロテシュ子爵は知らせに来ましたが・・・ ◇実の父親◇ ラスタは 部屋の中へ入ってきた ロテシュ子爵の胸倉をつかみ、 彼を、ろくでなしと罵倒し、 彼のせいで、 赤ちゃんを抱くことができないと 言いながら、 ロテシュ子爵…
154話 宮医に妊娠したと言われましたが、誤診の恐怖を拭い去ることができないナビエです。 ◇妊娠確定◇ 毎日のように色欲に燃える 欲情ワシのハインリでしたが 万が一のことを考えているのか 夫婦のベッドに横になっても 自分の懐にナビエを入れて 抱きしめる…
153話 赤ちゃんが生まれてから3回しか会っていないラスタでしたが・・・ ◇世界が変わった◇ 赤ちゃんが生まれただけなのに ラスタの世界は突然暗くなりました。 ソビエシュはあらゆるお祝いを受け 赤ちゃんは称賛されているのに ラスタが、何か月も面倒をみて…