134話 一秒たりとも躊躇わないローティス嬢を見たローラは・・・ ローラは、 彼女がすごいと思う反面、 呆れてしまうような複雑な気持ちで 力なくフフッと笑いました。 炎のようなローティス嬢。 自由な鳥のようなハイド嬢。 そうね、二人なら決して躊躇しな…
188話 フラフラしていたオデットが座り込んだところへ、マクシミンがやって来ました。 暑い天気のせいだと思う。 少し休めば良くなるので 心配しないでと言うと、 意識を取り戻したオデットが 顔を上げました。 まだ顔色は青白かったものの、 幸いにも 危機…
133話 想像を絶するハイド嬢の小説の内容は? 小説の主人公は25歳の女性で、 出版社で事務を担当するタイピスト。 見た目は平凡だけれど、 いつも旅とロマンを夢見る 愛らしい女性。 彼女の前にある日、 一人の女性が現れる。 彼女は、 長い間行方不明のまま…
187話 ベルクとロビタとの間に戦争が勃発しました。 「総員、戦闘配置!」 艦長が下した戦闘配置命令は 瞬く間に戦艦全体へと 行き渡りました。 待機していたレイバエル号の 乗組員たちは、一糸乱れぬ動きで 戦闘位置へと移動しました。 艦橋の甲板に出たバ…
132話 ローラのおかげでハイド嬢の人生は変わりました。 ハイド嬢は、こんなに美しい街で 以前なら想像もできなかった額の お金を稼ぎながら、 充実した日々を過ごしていました。 それだけではありませんでした。 彼女は小説を書いていました。 狭いタウンハ…
186話 バスティアンは指揮官として、トロサ諸島に出航しました。 トロサ諸島には、 すでに戦雲が立ち込めていました。 本島にある北海艦隊の官舎には 民間人への退避命令が下されました。 将校の家族は全員、本土行きの輸送船に 乗らなければなりませんでし…
131話 ところで、その後、イアンはどうしているのでしょうか? ベルベットのコートを着て 髪をスタイリッシュな形にまとめた 一人の女性がカフェに入って来ました。 彼女には人とは違う 独特な魅力がありました。 それは美しいとか高尚だとかといった 陳腐な…