問題な王子様-ネタバレ ノベル 61話~70話 マンガ 47話~58話
69話 エルナはドームから出られなくなってしまいました。 一人で行くと言う予期せぬ命令が がらんとした聖堂に響いていた 足音を止めました。 捜索隊は慌てた顔で、 その命令を下した レチェンの王子を見つめました。 暗い上に階段がとても高いので 自分たち…
68話 エルナは一人で大聖堂のドームに向かいました。 任務を怠ってしまった。 メイド長のカレンは、 残りの歴訪のスケジュールを 調整していたところ、 今日が大公妃の誕生日だったことに はっと気づきました。 フィツ夫人から、 特に念を押されていたのに、…
67話 もうすぐエルナの誕生日ですが・・・ 誕生日の前日の早朝、 ビョルンは出かけました。 久しぶりに早起きして一日を始める 夫の姿に浮かれていたエルナは、 すでに出発の準備を終えた様子で 食卓に座ったビョルンを 呆然と眺めました。 エルナは、 今日…
66話 エルナとビョルンはフェリアに到着しました。 リサは、 地面が沈みそうなくらい 深いため息をつきながら、 水の入ったグラスを置きました。 ショーウィンドウの向こうの空は どんよりとした灰色の雲に 覆われていました。 まるで、リサの気分のような …
65話 エルナが湖畔から戻って来ました。 躊躇っていたカレンが、 「お帰りなさいませ」と 先に口を開きました。 「はい」と返事をした 血の気のない大公妃の顔の上に 微かな笑みが浮かびました。 焦りながら、様子を探っていた カレンの眼差しが大きく揺れま…
64話 グレディスはビョルンに王冠を返したかったと言いました。 レチェンの人々も、 それを切に望んでいた。 ビョルンの一挙手一投足を注視し 憎むのは、言い換えれば 未だにビョルンを愛しているという 証だから。 皆、内心、ビョルンが 再び王太子の座に戻…
63話 カレンはグレディスの命令に従いました。 ラルス王室の貴婦人たちの乗馬会は マンスター宮殿の裏手の湖畔で 開かれました。 最初のうちは、集まりの趣旨に相応しく 乗馬を楽しんでいましたが、 ある瞬間からは、 ゆっくりと歩く馬の背中に乗って お喋り…
62話 エルナとビョルンは、同じベッドで朝を迎えました。 心地よい夢を見ました。 目が覚めた瞬間、 ぼんやりした夢でしたが、 その残像は鮮明に残りました。 暖炉の温もりのように、 カーテンの隙間から差し込む 朝日のように。 もしくは柔らかい羽毛・・・…
61話 ビョルンはエルナを抱きしめました。 ビョルンは、自分について 狂人のようだと、 比較的、客観的な評価を下しました。 女を初めて知ったばかりのように 暴れている姿を、他に説明する方法は なさそうだからでした。 こうするつもりはなかったのに、 こ…
ノベル70話 マンガ58話 エルナは大聖堂のドームに閉じ込められ、ビョルンに助けられましたが・・・ その後、エルナは風邪で寝込み 3日目に、ようやく 起き上がることができました。 さらに一日後、ベッドを離れて 朝食の食卓に座ることも できるようになりま…