自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 86話 マンガ 83話、84話 再婚のキャンセル方法を探すソビエシュ、ナビエとハインリは無事に脱出 

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86話 トロビー家に閉じ込められているハインリとナビエは脱出できるのでしょうか?

◇東大帝国のために◇

ナビエは、家を近衛兵が

取り囲んでいる状態を

何とか打開できないものかと

考えていました。

しかし、家を出入りするものは

徹底的に顔を調べられ

塀を乗り越えようとするものは

投げ飛ばされました。

 

ハインリと再婚したのは、

自分の欲のせいなのか

自分のせいで、

ハインリが屈辱を受けていることに

ナビエは

気が重くなっていましたが

窓際を通った時に

大きな黒い馬車が入ってくるのが

見えました。

 

ナビエとハインリが

馬車に隠れて脱出することを恐れて

ソビエシュは

馬車の出入りを止めていました。

 

ナビエは慌てて階段を降りて

正門の方へ行きました。

ソビエシュが来たのかと

思っていたら

馬車から降りてきたのは、

エルギ公爵でした。

 

ナビエはエルギ公爵に

ソビエシュに

頼まれて来たのかと尋ねると

彼は、

ナビエが鋭いと指摘しました。

 

エルギ公爵は、

ハインリがどこにいるか

ナビエに尋ねました。

彼女は、

エルギ公爵がハインリに会う前に

自分も話があると言いました。

 

ナビエは、

 

誰かに知られたくないし、

家族には

もっと知られたくない話と言って、

エルギ公爵を人気のない庭へ

連れて行きました。

そして、

ラスタが何か問題を起こしても

関係ないけれど、

東大帝国の国民に

被害が及ぶようなことを

しそうになったら

ラスタの友達であるエルギ公爵が

正しい道を教えて欲しいと

頼みました。

 

ナビエは、

離婚法廷に出席していた時の

ラスタの

その場にそぐわない服装や

初めて会った時から変わらない

教養のない話し方を

心配していました。

彼女のそばには、

喧嘩をしてでも

彼女にまともに助言する人が

いないと

ナビエは思いました。

 

自分は西王国の王妃になったので

その国民のために生きるけれど

東大帝国は、自分の母国なので

ラスタが皇后になった後

彼女が自らを破滅させ

東大帝国や国民が引き込まれるのは

嫌だと思いました。

 

ラスタのために

お願いするわけではないけれど

ラスタに良いことになるお願いなので

これを聞けば、

ハインリと両親は

気を悪くすると思いました。

 

ナビエはエルギ公爵の

返事を待っていましたが

彼は、ナビエの予想とは反し、

馬車に乗りながら、

ずっと悩んでいて

ようやく結論を出したのに

そんな出方をされると

良心が痛むと言いました。

 

ナビエは、エルギ公爵が良心と

言っていることが理解できず

彼を見つめていると

エルギ公爵は、

ラスタと自分のことは

前皇后が割り込むことではないと

言いました。

 

そんなことを言われたので

ナビエがびっくりしていると

続けてエルギ公爵は

部屋に戻ったら、

必要最低限の物を持って

裏口に来るようにと言いました。

◇脱出◇

ナビエは、

彼がこの家の裏口も知らないのに

どうしてそんなことを言うのか

不思議に思っていると

友達の奥さんになったのだから

密会はひっそりやると

エルギ公爵が言うのを聞いて

彼が、ナビエとハインリを

逃がしてくれることに

気が付きました。

 

ナビエは、

何を持っていくか考えた末

お金では買えない物、

思い出のある物を

持っていくことにしました。

荷物をまとめた後

両親の所へ立ち寄り

裏口へ向かいました。

 

しばらく待っていると、

エルギ侯爵と

ハインリがやって来ました。

ハインリは手ぶらでした。

 

3人はドアを開けて外へ出ました。

近衛兵たちは、

家の中を覗くことはなかったので

馬車を裏口近くに付けても、

見る人はいませんでした。

まずナビエが先に馬車の中に入り、

次はエルギ侯爵、

そしてハインリが入ろうとすると

エルギ侯爵は

馬車の扉を閉めてしまいました。

皇帝が追い出すように命じたのは

ハインリだけなのでと言って、

どこかをギュッと押した後

エルギ侯爵が馬車の椅子の

座面を持ち上げると

大きな空間が現れました。

 

椅子の外側から叩いても

そこに空間があることは、

わかりにくくなっていました。

エルギ侯爵は、その中へ入るように

ナビエに頼みました。

 

馬車が出発する前に、

近衛兵たちは馬車の中を確認しました。

馬車の中は広々としていましたし、

荷物もほとんどなかったので

近衛兵たちは、

詳しく調べるまでもなく

馬車を出発させました。

 

その2日後まで、

ナビエがいなくなったことに

近衛兵たちは気づきませんでした。

 

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一方、ソビエシュは

ナビエの再婚を

取り消す方法を見つけるために

秘書たちに、

法典、歴代の皇帝の記録や、

他の国の事例などを探すように

急き立てていましたが、

皇帝と王の結婚は大神官の権限なので

法典を探しても、

答えは出てきませんでした。

 

唯一の方法として、

結婚のキャンセルはできないけれども

離婚のキャンセルの前例はあるので、

離婚を取り消したらどうかと、

秘書が提案しました。

離婚がキャンセルになれば、

重婚になってしまうので

再婚も自然に

取り消されることになります。

 

しかし、

ソビエシュがナビエと離婚をしたのは

ナビエが不妊で、

ラスタの子を後継者に

したかったからなので

その子が生まれてもいないのに

離婚をキャンセルしたら

ナビエとの離婚を

計画する必要はありませんでした。

 

ソビエシュは、しばらく悩んだ後

ナビエに会いたくなり

トロビー家に行きました。

ナビエを見ないと

心の迷いが出そうでした。

 

しかし、ナビエはいなかったので

ソビエシュは怒って、

トロビー公爵夫妻を追求しましたが、

彼らは知らないと主張しました。

 

エルギ侯爵が

ハインリを連れて行くときに

ナビエも連れて行ったに違いない。

そう考えたソビエシュは、

皇后を探すように。

似ている女性はすべて捕まえるように。

近衛兵たちに命令しました。

 

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ソビエシュは、

ナビエ様を取り戻したくて

必死ですよね。

けれども、自分の離婚は

キャンセルしたくないくせに

元妻の再婚を

キャンセルする方法を

探させるなんて、

ナビエ様の気持ちは完全に無視して

自分の気持ちだけを

押し通すソビエシュは、

本当に自分勝手だと思います。

 

それに比べて、

自分を追い出した張本人を

助けて欲しいとお願いするのは

屈辱的なことなのに、

国と国民のことを考えるナビエ様。

最初、エルギ公爵は、

ソビエシュの言う通りに

するつもりだったと思いますが

今までに出会ったことのない

崇高なナビエ様を見て、

心が動かされたのでしょうね。

 

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