自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 87話 マンガ 84話、85話 西王国への旅路、ハインリを意識するナビエ

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87話トロビー家を脱出したナビエたちのその後は?

◇脱出◇

馬車の椅子の下は、

見た目は広いけれども

実際に中に入ってみると狭くて

馬車が揺れる度に、

ナビエの身体の

あちこちがぶつかりました。

 

なるべくぶつからないように

膝を抱えていたナビエは

自分が王妃ではなく、

逃亡犯になったような

気がしていました。

それでも、時々、

ハインリが声をかけてくれるので

ナビエは安心できました。

 

寝ている方が早く着くかも

でも、こんな状態で眠れるのか

思いながらも、

いつのまにか

眠ってしまったナビエが

目を覚ました時

椅子の座面が開いていて、

ハインリが

ナビエを見つめていました。

国境の町に到着していました。

 

ハインリが

神話の一場面のようだ。

クイーンが目を覚まして、

自分を見た瞬間

胸がいっぱいになったと言うので、

ナビエは恥ずかしくなりました。

 

エルギ公爵は別れの挨拶をする時

ナビエのことを

王妃殿下と呼んだので

ハインリは幸せそうな顔をしました。

それを見たエルギ公爵は

ムカつく、本当に不愉快だ

言いました。

 

それを聞いても

平気な顔をしているハインリを見て

ナビエは、

エルギ公爵とハインリは

思ったよりも仲が良いと思いました。

 

エルギ公爵は

良い商団とは言えないけれど

信頼度が確かな商団が

待機しているので

そこへ合流するように

ナビエに言いました。

 

ハインリは別行動すると

聞いたナビエは

一国の王が、

1人で国外にいるのは危ないので

ハインリと一緒に

行動すると言いましたが

彼は、

一緒に行動すると怪しまれると言い、

エルギ公爵も、

ハインリは神出鬼没だから大丈夫

と言いました。

 

そして、エルギ公爵は

乗ってきた馬車で

帰っていきました。

 

その後、ナビエとハインリは

旅館へ入りました。

2人を見るや否や

1人の女性が近づき

馬車に乗るのはどちらかと

尋ねました。

 

ナビエは、帽子付きの

長いマントを着ていましたが

自分が誰であるか

気付かれたらどうしようと

心配していました。

けれども、その女性は

ナビエの顔を確認することなく

ナビエを馬車へ案内しました

 

ハインリは馬車が出発するまで

そこにいましたが

女性に呼ばれて

そちらを向いている間に

姿が見えなくなりました。

頭の上で

鳥の鳴く声が聞こえました。

◇1人◇

ナビエを馬車に乗せてくれた女性は

道中、噂話や、

彼女の知人たちについて

休みなくしゃべっていました。

その噂話の中には

離婚するや否や

再婚した皇后の話もありましたが

彼女は皇后陛下の再婚に

賛成だと言いました。

 

ナビエを連れてきてくれた女性は

自分が頼まれたのは

ここまでと言って

西王国の国境手前の小さな町で

ナビエを馬車から降ろすと、

去っていきました。

◇馬で移動◇ 

見知らぬ場所に

1人取り残されたナビエが

ポカンとしていると

大きな馬に乗ったハインリが

現れました。

 

ハインリは町の外ではなく、

中から出てきたので

彼が自分より早く到着したことを

不思議に思いましたが、

ハインリが、

違う道を通ってきたと言ったので

近道を

通ってきたのだろうと思いました。

 

その町から、2人は馬に乗って

西王国へ向かいました。

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ナビエは馬の手綱を握り

その後ろにハインリが乗りました。

 

ナビエは、元々乗馬が好きでした。

皇后になってからは、忙しくて

乗馬をする時間がなかったのですが

皇太子妃になる前は

庭でポニーに乗り

皇太子妃になった後は

先代皇后がプレゼントしてくれた

黒い馬に乗っていました。

しかし、過去のことを振り返ると

ソビエシュも乗馬が好きで

一緒に馬に乗ったことまで

思い出すので、

ナビエは、その考えを

脇へ追いやりました。

 

ハインリが

乗馬服を用意してくれていたこともあり

久しぶりに速度の制限なく

馬に乗れることが

楽しいと思いました。

 

一方のハインリは

スピードが速すぎると

ナビエに訴えました。

 

ナビエがスピードを

落とした方がいいかと

ハインリに提案すると

彼は首を横に振りましたが

その動きで、

彼が自分の後ろに乗っていることを

ナビエは意識してしまいました。

 

久しぶりの乗馬だったので、

自分が前に乗ると言った

ナビエでしたが

ナビエの腰をしっかり抱いている

ハインリの身体を

意識してしまいました。

 

ナビエは、少し手を緩めて欲しいと

ハインリに頼みましたが

そうすると、

自分は落ちてしまうと言って

ハインリは断りました。

 

ナビエは、

馬のスピードをもっと速くして

ハインリの手ではなく、

風を意識するようにしましたが

うまくいかなかったので

スピードを落としました。

 

もし、自分が後ろに座ったとしたら

ハインリが自分を抱きしめているように

自分もハインリを

抱きしめないといけないし・・・

 

ナビエが色々と考えを巡らしていると

ハインリが、

一緒に手綱を持つことを提案しました。

 

ナビエは承知しましたが、

先ほどまで、

ハインリがナビエの腰に

抱き着いていたのが

今度は、

後ろからナビエを抱きかかえることに

なってしまいました。

 

ナビエは、馬車に乗った方がいいとか

馬をもう1頭用意したらどうかと

ハインリに提案しましたが

彼が、もうすぐ西王国に到着し、

そこでマッケナが

待っていると答えたので

ナビエは我慢することにしました。

 

ハインリは何とも思っていないのに

自分だけが意識しているのは、

おかしい。

ただ一緒に

馬に乗っているだけなのだから。

 ナビエはそのように思うことにしました。

 

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幼馴染だったナビエとソビエシュは、

夫婦になった後も、

互いに、相手に対して

あまりときめくことは

なかったのかなと思います。

ハインリのことを

意識しているナビエは

可愛いなあと思います。

 

ナビエが1人で馬車に乗っている間、

ハインリはクイーンになって

先回りをしたのでしょうね。

 

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