自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 92話 マンガ 90、91話 クイーンはハインリかも ナビエが気づく

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92話 ナビエはマッケナが青い鳥かとハインリに尋ねました。

◇気持ちが悪い◇

ハインリは泣きべそをかきながら

そんなことを言う雰囲気ではない

ふくれっ面をしたので、

ナビエは自分の席に戻りました。

けれども、

ナビエが繰り返し尋ねると

ハインリは、困ったように

部屋のあちこちを見回しましたが

マッケナが

青い鳥であることを認めました。

 

ナビエは、半分以上、

確信していましたが

人間が鳥になり

しかも、それが

ハインリの部下であることに、

非常に驚きました。

 

ナビエは、伝説の種族が

実際に存在している種族だとわかり

好奇心を隠すことなく

マッケナは鳥一族なのかと

尋ねました。

するとハインリは大笑いしました。

彼は、笑いをこらえるため

唇を噛みしめながら頷きました。

そして、その一族の人たちは

その名前が、

好きではないようなので

あまり言わないようにと言いました。

 

鳥一族は

彼らと対立していた人たちが

付けた名前であると

聞いていたナビエは

ハインリに、

別の名前に変えてはいけないのかと

例を挙げて尋ねましたが、

ハインリは唇を噛みしめて

震えていたので

ナビエは種族の名前を出すことを

止めました。

 

ハインリは、 

その一族の話を誰から聞いたか

ナビエに尋ねたので

彼女が、

宮廷魔法使いに聞いたと答えました。

すると、ハインリは笑っているのに

深刻そうな顔をしました。

 

心配になったナビエはハインリに

機密事項かと尋ねましたが

彼は、

一族がまだ生きていることは

機密だけれど

そのような種族がいることは

機密ではない。

ただ、東大帝国には

優秀な人材が多いと思っただけだ

答えました。

 

続けて、ナビエはクイーンも人間で

ハインリの部下なのかと尋ねました。

ハインリはぎくりとした様子で

視線を落としました。

彼の髪がかすかに震えていました。

 

ハインリは

クイーンが人なら、

気持ちが悪いかと尋ねました。

 

自分のために

ケーキを持って来てくれて

自分のために泣いてくれて

翼を広げて抱き締めてくれた

愛しいクイーン。

クイーンそのものは

気持ち悪くないけれど

クイーンが人間だと思うと・・・

 

ナビエは、ためらいがちに

少し・・・と答えました。

 

クイーンは

ナビエに気持ち悪いことを

したわけではなく

ナビエが着替える時は

後ろを向いていたし

クイーンから先に

キスをすることはなかったし

ナビエが抱きしめると

クイーンは固まっていました。

 

けれどもナビエは

クイーンを抱きしめたり、

キスをしたり

クイーンの前で

着替えたりしていたので

もしも、 

クイーンが夫の部下だったら

困るなとナビエは思いました。

 

ハインリは、

「そうですね」と呟きながら、

慌てて、美味しいと言いながら

食べることに専念していました。

 

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◇打ち明ける準備◇

翌日、ハインリが

ナビエに何も言えなかったことを

マッケナに話すと、

彼は舌打ちをしました。

 

ハインリは、

気持ち悪いと言われた途端

頭が真っ白になったと

マッケナに告げました。

 

マッケナは、

自分が鳥であることを

ナビエに話したハインリを

批判しましたが

彼女は

マッケナのことは気持ち悪いと

言っていなかったと伝えると

自分は自立した鳥だったと言って

満足げに笑いました。

 

ハインリは

ナビエの冷たく残忍な瞳は

見ているとゾクゾクするけれども

それが自分に向けられ

敵意を見せることを

望んでいませんでした。

 

一族のことは秘密で

漏らしてはいけないことに

なっていましたが

家族は例外でした。

東大帝国から、

ナビエの侍女たちが到着したら

ハインリは、

その話をするつもりでした。

ハインリは

ナビエが話を聞けば

ショックを受けると確信していたので

ナビエを慰める人が

必要だと思っていました。

 

ナビエがクイーンのお尻を叩いたり

あちこちキスをしたり、

抱きしめて泣いたことを

知らないマッケナは

王は不思議な人だと思いました。

 

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◇クイーンはハインリ?◇

ハインリが、どうして、

あれほど慌てたのか

ナビエは一晩中、考えていました。

目覚めてからも、

ずっと、そのことだけを

考えていました。

ローズの呼びかけにも

気づかないほどでした。

 

ナビエは、

マッケナの話をした時と、

クイーンの話をした時の

ハインリの態度が

目に見えて

違っていたことを思い出し

クイーンはハインリだから

彼が動揺し、驚いたのではと

思いました。

 

マッケナとハインリは従兄弟同士

王族は

鳥一族のはずがないという偏見から

マッケナの母方の血縁が

鳥一族かと思っていたけれど

もし、父方だったら・・・

 

クイーンとハインリは両方とも

紫色の目をしていて、金色の毛。

クイーンがハインリだとすると

ナビエがお尻を叩く度に

硬直していたり

夜一緒に寝ていても、

朝いなくなったのは

そのせいかも。

 

じぶんはクイーンに何回、

キスしただろうか。

考えに耽っていたナビエでしたが

彼女を呼ぶローズの大きな声で、

ナビエは我に返りました。

 

ローズが何度読んでも

返事をしない理由について

ナビエは考え事をしていたからと

ローズに伝えると、彼女は、

クリスタのことを考えていたのかと

尋ねました。

 

その話を聞いて、ナビエは

自分がクリスタの権力を

完全に奪っていないことを

思い出しました。

 

クイーンはハインリなのか。

それも重要だけれど

他に考えなくては

いけないことがある。

そう思いつつも

ハインリが脱出が得意なのは

鳥のせいかも・・と、

そちらに考えが行ってしまうので

ナビエはローズに謝った後

クリスタのせいではないと

返事をしました。

 

初めローズは、ナビエの言葉を

信じられないようでしたが

突然、顔が赤くなり

視線を伏せ、恥ずかしがったので

ナビエは不思議に思いました。

 

戸惑いながらローズは、ナビエに、

今日は何をするか尋ねました。

ナビエは、西王国へ来てから

一度もコシャールに

会っていなかったので

彼がどこにいるか

ローズに尋ねました。

 

おそらくコシャールは貴賓室にいると

ローズから聞いたナビエは

そちらへ行くことにしました。

 

貴賓室の前の廊下に官吏が立っていて

ナビエがコシャールの名前を告げると

コシャールの部屋を

教えてくれました。

ナビエは、兄と再会できる喜びで

胸がドキドキしていましたが

ドアを叩いても、

コシャールは出てきませんでした。

 

元々、出歩くのが好きな人だから

どこかへ行っているのかもしれない

また、後で来ればよいと思い

ローズと共に、

図書館へ向かおうとしたところ

ドスドスと大きな足音が聞こえ、

非常に図体の大きい騎士が現れました。

 

彼は、貴婦人を通すために

脇へ避けましたが、

通りすがりにナビエを見て

「コシャール卿!」と叫んで

ナビエを指差しました。

しかし、コシャールではなく

彼の妹で王妃だと気付くと

跪き謝罪しました。

 

彼の名はエイフリンといい、

近衛隊には属していないが

ハインリから直接、

騎士に任命された者だと

自己紹介しました。

 

ナビエは、

ハインリの騎士のエイフリンが

コシャールを

探しているようだったので

不安になりました。

 

東大帝国にいた時

ソビエシュの騎士が

兄を探している時は

いつも良くないことが起こりました。

西王国では、

ナビエの噂話をする人が多いので

そのせいで兄が喧嘩をしたのではと

心配になりました。

 

しかし、エイフリンの返事は

ナビエの予想外で

彼はコシャールを

西王国まで案内してきたので

仲良くなりたいと思っているけれども

コシャールが、

自分を避けていると言いました。

 

兄は、強い人同士で、

1日中、剣の話や戦争の話を

するのが好きなのに

こんなに強そうな騎士を、

なぜ避けるのか。

ナビエが彼を胡散臭そうに見ていると

騎士はナビエを不審そうに見ながら

尋ねました。

 

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とうとうナビエ様は、

クイーンがハインリではないかと

気づきはじめました。

ハインリはハインリで、

ナビエ様に、

自分がクイーンであることを言えなくて

もどかしさを感じています。

2人の行方が、とても気になります。

 

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