自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 93話 マンガ 91、92話 ナビエの目の前でついにクイーンが・・・

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93話 エイフリン卿に捕まってしまったナビエでしたが・・・

 

◇騎士らしくない騎士◇

エイフリンは

ナビエが来てから、

いっそうコシャールを

探しにくくなったので

もしかして、

ナビエが彼を隠しているのかと

尋ねました。

 

その言葉にローズが無礼だと言うと

エイフリンは、

再び跪き謝りましたが

その様子を見て、ナビエは

本当に彼がハインリの騎士なのか、

怪しみました。

 

彼はナビエが今まで見てきた

騎士の中で

一番騎士らしくないと思いました。

 

コシャールは、

怒るとすぐに爆発するので

怒っても、笑顔のまま

相手を皮肉る典型的な騎士と

なじめませんでした。

 

だから、このような

典型的でない騎士と

うまく付き合えると思ったのに

なぜ、コシャールは、

この騎士を避けているのか

ナビエは不思議に思いました。

 

ナビエは、兄に会いに来たけれど

留守だったと答えると

エイフリンは納得し

自然にナビエのそばに

近付きました。

 

ナビエは、兄に会えなかったので

図書館へ行くことにしましたが

エイフリンが一緒に付いてきて

ナビエの知らない彼の妹について

しきりに話をしました。

どうして、この男が

自分の後についてくるのか

ナビエは理解できませんでした。

 

もしかして、

クリスタが送ってきた

スパイなのではないかと

ナビエは疑いましたが、

途中ですれ違った女性に向かって

彼女は前王妃の侍女なのに、

まだ、ここにいると、

大きな声で侍女に恥をかかせたので

彼はクリスタのスパイではないことが

わかりました。

 

侍女は、

エイフリンがナビエの側近で

彼の言葉をナビエの言葉と

誤解でもしたかのように

2人を問い詰めることなく

顔を赤くして逃げて行きました。

 

侍女に恥をかかせたことに

気付いていないエイフリンは

自分は人気者だから

皆、自分の顔を見ると

赤くなると言いました。

 

なかなか、エイフリンが

離れていかないので

やむなくローズが

侍女を増やすことについて

話を始めると

エイフリンが自分の妹を

侍女に推薦すると言いました。

 

ローズはナビエの腕を握り

絶対にダメだと

合図をしましたが

とりあえず彼女と会う約束をすると

ようやくエイフリンは

立ち去りました。

 

ローズは、エイフリンの妹を

絶対に侍女にしてはいけない。

彼女を個人的には知らないけれど

有名なこと。

エイフリン卿と外見が似ていて

彼女をそばに置いたら

品位が落ちると言いました。

 

ナビエは彼女と会ってから

判断すると答えました。

 

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◇侍女候補◇

翌日

ナビエはエイフリンの妹を見て

ローズが彼女を

侍女にするのを反対した理由が

わかりました。

 

エイフリンの妹の

マスタス・バイオレットは

声が力強く、不気味で

兄の殺伐として荒っぽい雰囲気

にそっくりでした。

 

しかも、レースとパールで

飾られた

薄紫色のドレスを着ているのに

背中に槍を背負っていました。

 

ナビエが呆然として槍を見ていると

マスタスは

淑女は武器をそばに置いて

絶対に離してはいけないと

習ったと言いました。

 

ナビエは、驚きましたが

できるだけ表情管理をして

笑いながらマスタスに

挨拶をしました。

 

するとマスタスは

ナビエが彼女のことを

マスタスさんと呼んだので

感激しました。

 

彼女は騎士の叙任を受けてから

マスタス卿としか

呼ばれていないと

ナビエに話しました。

 

マスタスは

侍女は何をするのか

ナビエに尋ねたので

彼女は

お茶が飲みたいと言いました。

しかし、その言葉を聞いても、

マスタスは

立ち尽くすだけだったので

ローズがマスタスの腕をつかんで

引っ張っていきました。

 

侍女の仕事を知らない妹を

自分に勧めるなんて

何か裏があると、ナビエは思いました。

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◇侍女になりたい理由◇

マスタスが

ナビエの侍女に

なろうとしていることを知り

ハインリは非常に驚きました。

 

エイフリンとマスタスの兄妹は

ハインリが自ら構成した

彼の直属の地下騎士団のメンバーで

エイフリンは団長、

マスタスは二班の班長でした。

 

秘密裏に任務を遂行しているため

今は正体を隠しているけれども

西王国を西大帝国にしたら

地下騎士団を 

最側近騎士団に上げるつもりでした。

 

それなのにマスタスが

王妃の侍女になると

言っていることを聞き

ハインリは頭が痛くなりました。

 

ハインリは、

マスタスを部下として

大切にしていましたが

「血まみれの手」と呼ばれているほど

残忍で有名な彼女を

ナビエの侍女に

したくありませんでした。

 

マッケナによれば、

 

兄のエイフリンは

コシャールを妹に紹介したくて

ハインリの留守中に、

コシャールを追いかけまわしていた。

ナビエの侍女になれば、

マスタスは

コシャールと会う機会がある。

王妃の侍女になれば、

妹は誰も無視できない

レディーになると

エイフリンは考えている。

 

とのことでした。

 

マッケナは、エイフリンのことを、

外見は熊だが

頭の回転は狐だと、

ブツブツ言いました。

 

マッケナは、

その日の夜の訓練はどうするか

キャンセルするかと

ハインリに尋ねました。

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◇断りづらい◇

ナビエは1日中マスタスと付き合って

さらに悩みが増しました。

マスタスは侍女としては

めちゃくちゃだけれども

一つ一つの行動が礼儀正しく

ステキでした。

 

最初は、しばらく

もじもじしていましたが

侍女の仕事が分かるや否や

上手にお使いもこなせました。

凄まじい外観と違い

性格はおとなしいので

人間的に

かなり気になりました。

 

ただ、ナビエが話している時に、

朦朧とした顔で

ナビエの横顔を見ている理由は

わかりませんでしたが。

マスタスのことを

可愛いと思いました。

 

しかし、

ナビエはマスタスに

模擬口論をさせてみたところ

始めてから5分も経たないうちに、

彼女は背中の槍を抜いて

とんでもない暴言を吐いたので

マスタスを

侍女にするべきではないと

ナビエは思いました。

 

しかし、マスタスは

自分は侍女の生活が合っている。

失敗したら

指を切ると言わない王妃様は温かい

というのを聞いて

すぐに拒絶することが

できませんでした。

 

ローズは、侍女を選ぶのに

情に流されてはいけない

今のナビエの立場は、ことごとく

クリスタと比較されるから

絶対にマスタスを

侍女にしてはいけないと

言いました。

それはナビエも分かっていました。

 

侍女たちは

ナビエの鏡のようなもので

侍女たちのミスや過ちの責任を

ナビエが取らなくては

ならないこともあるので

彼女は侍女たちの礼儀作法を

徹底的に気にしていました。

 

情にほだされたせいで

もしも侍女になったマスタスが

パーティで、誰かを槍で刺したら

大変なことになります。

 

しかし、西王国で、

ナビエの味方をしてくれる人は

まだ少なかったので

面と向かって

自分のことを好きだと言ってくれた

マスタスに

侍女にできないと伝えるのは

つらいと思いました。

 

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◇廃宮の噴水◇

答えが見つからないまま

ナビエは、

夜の空気を吸って

心を整理しようと思い、

散歩をすることにしました。

 

どのくらい歩いたのか、

わかりませんでしたが

バサバサ音がしたので

顔を上げると、

大きな鳥たちが

並んで空を飛んでいました。

ナビエは、その中に

クイーンを見たような気がしました。

彼女は、鳥が飛んで行った方向にある

幽霊が出るという廃宮へ向かいました。

 

ナビエは幽霊を見ても

何ともなかったので

ドンドン奥へ入って行きましたが

廃宮の噴水台で

ザブンと音がした時は

ビクッとしました。

 

本当に幽霊がいるのかと思い

ナビエは柱の後ろに身を隠して

噴水を見ると

その内側の水流の中に

鳥の姿が見えました。

噴水の中にいたのは

クイーンでした。

 

他の鳥たちはいないのに

どうしてクイーンだけが、

ここにいるのかと思いながら、

ナビエはクイーンを見守っていると

クイーンは、あっという間に

大きな男に変わりました。

ナビエは悲鳴を上げるところでした。

男は、裸のハインリでした。

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廃宮の噴水は

ハインリが考え事をしたい時に

やってくる場所です。

誰にも、見られたくないので

わざと幽霊が出るという噂を

流しているのかもしれません。

 

けれども

幽霊なんて怖くないナビエ様が

廃宮へやって来て

ハインリの秘密を

知ってしまいました。

 

ただ、

クイーンがハインリではないかと

薄々感づいていたので

ナビエ様は、

その事実を知ったことより

ハインリの裸を見たことの方が

衝撃的だったのだと思います。

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