自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 99話 マンガ 100、101話 トゥアニア公爵夫人を探すナビエ

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99話 ロテシュ子爵と再び手を組んだラスタでしたが・・・

◇ナビエの手形◇

ロテシュ子爵が帰った後も

ラスタは落ち着かず、

ソワソワしていました。

時計を見ると、

まだソビエシュが来る時間ではないので

彼女は西宮へ向かいました。

 

皇后の部屋に入って

予め、皇后の気分になりたいと

ソビエシュにお願いをしたところ

彼は戸惑ったものの、

鍵を渡してくれました。

 

皇后の部屋の中は、

皇后が決まるまで掃除もしていないので

廊下を掃除する時間以外は、

誰もいませんでした。

ラスタは、人目を避けて

その部屋に行き来するのを

楽しんでいました。

 

部屋の中に入ったラスタは

素早く鍵をかけました。

少しは気分が良くなりました。

 

ラスタは家具以外何もない

がらんとした部屋の中を

ウロウロしましたが

それだけで気分が良くなりました。

 

自分が皇后になった時の気分を味わい

以前見たナビエの身振りを真似して

ヘヘッと笑いました。

 

以前と比べて、ラスタの言葉遣いと

立ち居振る舞いは、かなり上品になり、

彼女の礼法の先生が

とてもナビエに似ていると

ほめるほどでした。

結婚式の日に、

自分と前皇后を見比べる人々のことを

想像すると

ラスタは一段と機嫌がよくなりました。

 

ラスタは来たついでに

部屋の家具を一つ一つ開けてみると

何の変哲もない椅子の上部が

少し浮いているような気がしました。

椅子のクッションを持ち上げてみると

その中は保管箱になっていて

国費支援申請書と書かれた

一塊の書類が入っていました。

ナビエが、皇室の名前を借りて、

私費で支援していた団体への、

支援に関する書類でした。

 

ナビエは、

自分が皇后でなくなれば

皇室所有の機関を

支援することができなくなるため

あらかじめ、

数年分の予算を立てておいたものでした。

 

こちらを参照↓

myuieri.net

 

書類にはラスタ宛の手紙が

添えられていました。

 

国費支援は1年周期で更新されるので

この手紙を書いている時点では

国費の申請ができない。

事前に書類を準備しておくので

ラスタさんが皇后になって

国費支援時期がやってきたら

代わりに申請して欲しい。

現在、国費支援を受けている団体が

たくさんあるので、

予算の問題で

支援が受けられない恐れがある。

そうなった時は

以前のように、

皇室の名前で私費で申請するように。

事がこじれるといけないので

ラスタさんの名前で後援しないように。

 

手紙と共に、膨大な金額の手形が

添えられていました。

手紙に書かれている団体を2年間

支援できる金額でした。

 

新聞に書かれていたように

ナビエは事前に

離婚のことを知っていたのだと

ラスタは思いました。

 

ラスタは顔をしかめました。

皇后に申し訳ないとか

彼女が良い人だと認めると

彼女を追い出した自分が

悪者になると思いました。

けれども、ラスタは

自分が悪者だとは

到底思えませんでした。

 

皇后は生まれながらにして皇后で

たいして苦労をしていないのに

ラスタは、ここまで来るのに

とても苦労した。

一生懸命暮らしていただけで

皇后に対して

何も害を与えなかったのに

おとなしくしていた

ラスタを追い出そうとして

自滅したのは皇后だ。

最初から、中絶薬を使ったり

兄に暴行させたりしなければ

良かったんだ。

そうすれば追い出されなかったのに。

これは廃妃が招いたことだ。

 

と思いました。

 

それなのに、

偽善的な手紙を残していったナビエに

見くびられていると思ったラスタは

腹を立てましたが

手形や書類、手紙を抱きしめました。

 

事がこじれるといけないから

ラスタの名前で後援をしないように

言っているけれども

ラスタの名声が高くなるのが嫌なだけ。

国民の信頼を得るために、

後援はするけれど

全部、ラスタの名前にする。

ラスタがやるんでしょ?

誰を喜ばせるために

皇室の名前を使うって?

 

と、ラスタは思いました。

 

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◇ある考え◇

コシャールが

騎士の歴訪に旅立ってから

数日後

マスタスは

ナビエとコシャールが双子かどうか

ナビエに尋ねました。

 

ナビエは、双子ではないと

答えると

マスタスは首を傾げたので

その姿を見たローズは

ニヤリと笑いながら

マスタスの脇腹を

肘でつつきました。

 

コシャールに興味があるのかと

ローズがマスタスに尋ねると

彼女は平然と頷き

一度戦ってみたいと言いました。

 

ローズとマスタスは

数日間、一緒に過ごしているうちに

随分、仲が良くなりました。

ローラとジュベール伯爵夫人が来れば

ここもにぎやかになると

思っていたナビエに

良いアイディアが浮かびました。

 

彼女はローズに

西王国の社交界

一番人気のある人は誰か

尋ねました。

 

ローズは、

元々、ハインリだったけれど

即位した人を

社交界の有名人のように扱えないので

今はリバティ公爵とマレーニだと

答えました。

リバティ公爵は

マレーニの母親の兄であることも

彼女は話してくれました。

 

ナビエは2人に会うことができるか

ローズに尋ねました。

ナビエの意図が分かったローズは

2人と会うのは簡単ではないと

答えました。

 

リバティ公爵はクリスタ側の人間、

マレーニは、

クリスタと喧嘩をしたことがあるので

クリスタと仲が悪いけれども

マレーニはハインリの王妃候補の

1人でした。

その上、野心家で、

人に命令をする性格で

誰かの側に付くのを嫌がるかもと

ローズはナビエに伝えましたが

彼女が、私の側になる必要はないので

大丈夫だと答えました。

ローズはマレーニに

ナビエと会う約束を取り付けると

言いました。

 

ナビエは

トゥアニア公爵夫人が

彼女の側の人間ではなく

友達だったことを思い出すと

ある考えが思い浮かびました。

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◇トゥアニア公爵夫人を探す

彼女はマッケナの所へ行き

彼に鳥の姿になって

人を探すことができるか尋ねました。

 

マッケナは、鳥の姿になっても

1人1人の顔を見る必要があるから

その人がどこにいるか

大体の場所がわからなければ

見つけるのは難しいと答えました。

 

指名手配ならできると

マッケナに言われ

ナビエは部屋に戻りました。

彼女が探しているのは

トゥアニア公爵夫人なので

指名手配にはできませんでした。

 

ナビエは少し悩んだ後で、

ローズを呼び

以前、ナビエが

インタビューを受けた記者を

呼ぶように頼みました。

 

記者がやって来ると、ナビエは

彼が自分に

インタビューをしたかのような

記事を書いて欲しいと頼みました。

 

内容は、

 

私は西王国に適応し、

無事に過ごしている。

良い人も多いけれど、

時々、昔の友達が懐かしくなる。

 

でした。

 

ナビエが友達の名前も

書いて欲しいと言うと

記者は戸惑ったものの

承知しました。

 

ナビエが記者を呼んだのは

トゥアニア公爵夫人を

探すためだったので

記者に伝えた侍女たちの名前の中に

トゥアニア公爵夫人の

名前も入れました。

 

頭の良くて気が利く

トゥアニア公爵夫人だから

記事を読めば

わたしが探していることに

気づくに違いない。

トゥアニア公爵夫人は

いつか、私のためになると

約束してくれたから

それが本当なら

トゥアニア公爵夫人は来てくれる。

 

ナビエは、そう信じていました。

 

国民は、自分たちのために

与えてくれる王妃を愛する。

けれども、

すでに莫大な富と名声を持っている

社交界の人々は違う。

彼らに直接近づくには、

私に好意的な

社交界の名士が必要だ。

トゥアニア公爵夫人は

その役目を果たしてくれる。

 

とナビエは考えていました。

◇寂しいですか?◇

ドアを叩く音がしたので

ナビエは扉を開けると、

ハインリが立っていました。

 

ハインリはナビエの手を握り

手の甲に口づけをすると

 

クイーン、寂しいですか?

 

と尋ねました。

 

ナビエは否定しましたが、

ハインリは信じてくれませんでした。

彼は、ナビエが寂しがっていると

書かれた記事を

記者から読まされて、

彼女のことが心配になって

やって来たのでした。

 

ハインリは、ナビエが寂しいのなら

クイーンの姿で、夜一緒にいる。

何をされても

じっとしているので

以前のように、思う存分可愛がってと

言いました。

 

その時、ナビエは、

自分がどんな顔をしていたか

わかりませんでしたが、

ハインリは冗談だと言いました。

 

今度クイーンの姿で来た時は

服を着せると

ナビエはハインリに警告しました。

 

それに対し、彼は、

 

鳥の姿で服を着てもいいのか。

服は着せてくれるのか、

2人で同じ服を着ましょうか?

 

と尋ねたので

それに答えようとすると

ハインリの肩越しに、

2人の侍女が見えました。

しかし、彼女たちは

口をあんぐりと開けて

顔には戸惑いの表情が

浮かんでいました。

 

クイーンが鳥の姿に変身した

ハインリだと知らない2人は、

ナビエとハインリの会話の中の

 

クイーンの姿で夜一緒にいる

 

を、

 

ハインリがクイーンのドレスを着て

夜一緒にいる。

 

と勘違いしたようでした。

 

ナビエは2人に向かって

慌てて首を振り

急いでハインリを

部屋に引き入れました。

 

ハインリはナビエの夫なので

浮気者、裸の王に引き続き

別の噂を広めるわけには

いきませんでした。

慌てて、ハインリを

部屋の中へ入れたので

彼は、ナビエの腕とドアの間に挟まれて

目を見開いていました。

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ナビエが支援していた福祉団体は

国が運営しているので

皇室の名前を使っていましたが

自分の名声を高めたければ

ナビエは他の手を使い

自分の名前で

何かしら支援していたのではと

思います。

 

手形がどういうものか全く知らず

自分の名声を高めるために

ナビエの手形をすぐに

自分の名前で使ったラスタ。

彼女が国費支援の時期まで

手形を使うのを待ち

それまでに

手形のことを少しでも学んでいれば

自分の首を絞める物を

1つ減らすことができたのにと

思います。

 

前半がラスタの話で

重苦しかったので

ナビエとハインリの漫才のような

やり取りを読んで、ほっとしました。

 

マッケナに、

気の強いお嬢さんと言われた

ハインリの元王妃候補の

マレーニの名前が

出てきました。

もう出てくることはないと

思っていましたが

違いました。

 

このお話は、過去の出来事が

後々、頻繁に出てくるので

油断ならないです(爆)

 

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