自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 113話 マンガ 122話、123話 心の声が聞こえるカフメン大公

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113話 恋の妙薬の効き目がきれないカフメン大公。ナビエとの会話はどうなるのでしょうか?

◇カフメン大公の恋煩い◇

カフメン大公を結婚式に招待したのは

ナビエだと聞いて、カフメン大公は

ハインリが自分を結婚式に

招待するはずがないので

そうだと思ったと答えました。

 

ナビエが彼の明晰さに感心していると

カフメン大公は、急に悪態をつき

後ろを向きました。

 

ナビエはカフメン大公を心配して

彼の背中に手を触れようとしましたが

薬効のせいでカフメン大公が、

どのような反応をするか心配だったので

ためらっていると

カフメン大公は、

ナビエに触れられると、

自分は変になるので、

触れないで欲しい。

それと、自分の言葉は

無視して欲しいと言われました。

 

ナビエは、恋の妙薬を解毒する方法を

見つけられなかったのかと

彼に尋ねました。

カフメン大公は、

色々探してみたけれど

見つからなかったと答えました。

 

ナビエは、自分と離れていた時は

薬効が消えていたのかどうか

カフメン大公に尋ねましたが

彼は、消えていなかったと

答えました。

そして、招待状をもらわなければ

直接、ナビエの所へ来たかもしれないと

言いました。

 

その時、急に風が激しくなり

ナビエの髪が乱れました。

風が弱まり、ナビエが

髪を整えていると、

カフメン大公が手を伸ばして

ナビエの髪に手を触れました。

その途端、

慌てて彼は手を引っ込めました。

気まずい雰囲気になりました。

 

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ナビエは、交易問題は

別の人に進めてもらった方が良いか

カフメン大公に尋ねました。

 

彼は、逆にこじれるだけなので

その必要はないと答えました。

そして、

ナビエが困っている姿を見て

心が痛いかと聞かれたら

大変辛いと言ってしまい

そんなことを言うなと

自分に命令していました。

 

ナビエは、

プライドの高いカフメン大公の

そのような姿を見て、 

本当に気の毒だと思い、

恋の妙薬をもう1本作って

好きになっても問題のない

他の人に飲ませたらどうかと

提案しました。

 

カフメン大公は

1人への愛だけでも、

これだけ大変なのに

それが2人になったら

本当に耐えられないと言いました。

◇心の声が聞こえる◇

カフメン大公は、先ほど聞いた

頭の中をくすぐるナビエの心の声に

ため息をつきました。

 

ナビエの心の声は

小さく囁くような声で

聞いていると、

なんとなく

くすぐったい気持ちにさせる

声でした。

その声で、ナビエが心の中で

カフメン大公と呼ぶ度に

彼は鳥肌が立ちました。

 

初めて会った時、

ナビエは仏頂面で挨拶をしましたが

「すごく背が高いです。」と言った

心の声は、くすぐったくて穏やかで、

カフメン大公は驚いて

ナビエの顔を、注意深く観察しました。

 

表情は冷ややかで

本当の声は不愛想なのに

彼女の心の声に

ムズムズしてしまいました。

ナビエの本当の声と心の声の

違和感のために

カフメン大公は、ナビエから 

目が離せなくなってしまいました。

 

彼は、

薬を飲んで半狂乱になった今でも

可愛そうに思ってくれるかという

言葉が口から飛び出そうになるのを

こらえました。

 

 

ナビエと侍女たちが

他の場所へ移動した後、

しばらくしてから、

自分の部屋に戻ると

見知らぬ女性が立っていました。

クリスタの侍女でした。

彼女は、カフメン大公を

クリスタの所へ連れていくために

迎えに来たのでした。

 

カフメン大公は

クリスタが誰なのか尋ねると、

 

「この人はクリスタ様を

知らないのか?」と心の声。

 

「ハインリ様の兄嫁で前王妃です。」

と本物の声。

 

「クリスタ様がナビエ王妃と

仲が悪いことを知ったら

来るだろうか?

いつ、その話をしようか?」

と心の声。

 

が同時に聞こえてきました。

 

カフメン大公は

本物の声と心の声を区別した後に

疲れていると言って、

クリスタの招待を断りました。

 

無礼だと言う

侍女の心の声が聞こえてきました。

カフメン大公も、

それは分かっていました。

 

カフメン大公は、

侍女に部屋の前から

退いて欲しかったので、

部屋へ入ってもいいかと尋ねました。

 

プライドを傷つけられた侍女が

横に退くと

カフメン大公は部屋の中へ入りました。

 

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◇カフメン大公とクリスタ◇

その日の夕方

驚いたことに、直接、クリスタが

カフメン大公の元を訪れました。

さすがに追い返すわけにもいかず

彼女を部屋の中へ招き入れました。

 

クリスタをテーブルに着かせた後

彼は、真向いに座ることなく

戸口に立っていました。

 

カフメン大公は

何の要件で訪ねてきたのか

クリスタに質問しました。

彼女は、外国の貴賓に

挨拶をしに来たと言いました。

クリスタの声は淡々としていて

心の声は落ち着いていました。

カフメン大公は

なるほどと思いました。

 

カフメン大公は

人の心の声を聞きながら

話をすることほど

滑稽なことはないと思っていたので

元々、人と絡むのは 

好きではありませんでした。

 

先程の侍女の話では

ナビエとクリスタは

仲が悪いようなので

すぐに彼女が用事を済ませて

帰って欲しいと思いました。

しかし、訪ねてきたばかりの人を

すぐに追い出すこともできす

彼は、黙って

クリスタを観察していました。

 

クリスタは

 

「不便なことはないか?」

と本物の声。

 

「親切にしなくては」と心の声。

 

「不都合が会ったら話して欲しい」

と本物の声。

 

「この人を自分のところに

引き込まなくては」

 

と本物の声と心の声で言いました。

 

カフメン大公が

不便なところはあるが

責任者に頼むと答えると

 

「自分は責任者では

ないということなのか。

前王妃は、

自分のことに口出しをするなと

いう意味か」と、クリスタの

心の声が聞こえてきました。

 

カフメン大公は、

これでクリスタが帰ると思いましたが

彼女は立ち上がりませんでした。

その代わりに

 

「どうしたら、この人を

自分の客にできるのか。

この人は、

ナビエ王妃が嫌いなのではなく

人間が嫌いなように見える。」

とクリスタの焦っている心の声が

聞こえてきました。

 

元王妃が

自分の前でこうしている意味が

わからず、

カフメン大公は眉を吊り上げました。

 

クリスタは、

自分がここにいても、

何も変わらないようだし、

カフメン大公は

一人でいたいようなので、

また後で来ようと心の声で言った後

立ち上がりました。

 

カフメン大公は、ほっとして

彼女の後に続きましたが

クリスタの、

こんなに素敵な男性もいるのに

なぜ彼女は、よりによって

多くの男性の中から

ハインリを選んだのかと言う

悲しい心の声が聞こえました。

 

その言葉を聞いた途端

再び薬の効き目が

ふつふつと現れてきて

カフメン大公の心臓が

黒くなりました。

彼はクリスタを呼び止め

まだコーヒーを出していないので

飲んでいくように勧めました。

そして、ナビエの

新たに、もう1本薬を

作れないかという言葉が

幻聴のように聞こえてきました。

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◇皇后予算の管理◇

ラスタが自分のお金を

管理したがっていると

ラント男爵から聞いたソビエシュは

夕方頃、ラスタを訪ね、

厳しい声で、

それについて確認しました。

 

ラスタはもじもじしながら

消え入りそうな声で

 

予算管理は皇后の仕事だと聞いた。

皇后になったけれど

何をしたらよいかわからないので

わかることから、

やろうと思った。

ラスタは良い皇后になりたい

言いました。

 

ソビエシュは、

ラスタが皇后でいられるのは

1年だけだし、ラスタは、

予算を管理できるほど学んでいない

と言って、ラスタが何を言っても

彼女の要求を拒みました。

そして、皇后の仕事をしたいのなら

謁見を受けることから始めるように

言いました。

 

ラスタは、

エルギ公爵にお金を返し

ロテシュ子爵にお金を渡すためにも

早く予算を

自由に使えるようになりたいと

思いました。

 

ソビエシュは、

ラスタの髪を撫でながら

赤ちゃんのことを考えて

心を楽にするようにと

ラスタに告げました。

すると彼女は、自分を無視した貴族に

罰を与えても良いか

ソビエシュに尋ねました。

 

ラスタは初めて開いた

ティーパーティ

パルアン侯爵が自分を無視したと

ソビエシュに報告しました。

 

ソビエシュは、

パルアン侯爵はコシャールの親友で

トロビー公爵家と近い間柄であること。

ラスタとは、

仲良くなることはないので

無視するように言いました。

 

ラスタは、

皇后は誰からも

無視されてはいけないのではないか。

パルアン侯爵から侮辱されたと

ソビエシュに訴えました。

彼は、パルアン侯爵の発言について

報告を受けていると言いました。

 

一体、誰がその話を

ソビエシュにしたのか。

ラスタは自分が話していないことを

先に彼が知っていることが嫌でした。

 

ソビエシュは

ラスタが侮辱されたと

感じる状況ではあったけれども

パルアン侯爵を侮辱罪で

処罰するレベルではないと

ラスタに伝えました。

 

ラスタはパルアン侯爵が

露骨に皮肉を言ったと訴えましたが

ソビエシュは

ラスタが言ったことを

そのまま言っただけだのに、

なぜ、そんなに苛立っているのか

わからないと言いました。

 

ラスタは心の中で

貴族たちが目に見えて

自分を無視している。

皇后になったのに

住む所以外何も変わっていない

返事をしました。

 

ラスタは、話題を変えて

西王国の結婚式に行くかどうか

ソビエシュに尋ねました。

彼の表情が固まりました。

しかし、ラスタにとっては

重要なことでした。

 

ラスタは、

あちらが先に来てくれたのだから

自分たちも行くのが礼儀。

ナビエ様の新たな出発を

お祝いしたい。

また、いじめられるかと思うと

怖いけれどと言いました。 

 

ソビエシュは、

妊娠している身体で

あそこまで行って来るのは

大変だと話した後、

考えてみると言って立ち上がり、

部屋の外へ出ていこうとするので

ラスタは、

自分の部屋で寝ていかないのかと

尋ねました。

しかし、ソビエシュは、

考え事があるので

1人で寝るようにと告げました。

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◇青い鳥の羽◇

廊下に出たソビエシュは

メイドのデリスと

ぶつかりそうになりました。

彼女が謝ると

ソビエシュは、大丈夫と言って

立ち去りました。

デリスは遠ざかるソビエシュの姿を

ぼんやり眺めた後

我に返って、応接室を通り

ラスタの寝室に入りました。

 

ラスタはテーブルの前に座って

お腹の上に手を置き

顔をしかめていました。

 

天使のような美しい顔は

しかめっ面をすると

ひどく悲しそうに見えると

デリスは思いました。

あのような姿だから、

陛下の寵愛を

受けることができるのだと

デリスは感嘆しました。

 

デリスは、ラスタに

ベッドを見せてくれるように

頼みました。

ラスタが許可をしたので

デリスは、ベッドの中に

あらかじめ温めておいた石を入れ

シーツと枕カバーを新しい物と

交換しようとしました。

元の部屋で使っていた布団と枕は

結婚後も使っていたので

そろそろ交換する時期でした。

 

枕カバーを外した時

中から、一握りの青い鳥の羽が

出てきました。

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ナビエ様は対面を保つために

表面上は冷たい態度を取っていますが

心の中ではとても可愛いことを

考えているのですね。

 

カフメン大公は

薬のせいでナビエ様に恋していると

思っているようですが

彼は新年祭で、

ナビエ様の心の声を聞いて

一目ぼれしたのではないかと

思います。

薬を飲んだせいで

自分でも意識していなかった

ナビエ様への感情が

表に出てきてしまったのではないかと

思います。

 

 

自分を侮辱した貴族を罰したいと

ラスタがソビエシュに話した時点で

彼女に権力を持たせたら

危険であることを

ソビエシュが気付いていたらと

思います。

 

ソビエシュは、

子供が無事に生まれること以外

ラスタのことは気にかけていないように

思います。

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