自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 120話 ハインリとカフメン大公の苦悩 マンガ132話

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120話 元々、ナビエが好きなことを気づいたカフメン大公でしたが・・・

 

◇注目されるのが好きな女◇

自分の部屋へ戻ったラスタは

強く扉を閉めると

枕を抱きしめて

うつ伏せになりました。

 

前の晩

明らかに自分に恋をしていた

カフメン大公が

今朝は、

以前同様に冷淡になっていたので

ラスタは腹を立てました。

 

カフメン大公が

ラスタに関心を示したので

ナビエは朝早く、

彼のもとへ駆け付け

カフメン大公を惑わしたと

ラスタは考えました。

 

また廃妃が何かしたに違いない。

上品ぶっているけど一番軽い。

東大帝国にいた時は

ハインリ王子を誘惑し

ここでは、ソビエシュを誘惑し

それでも足りなくて

カフメン大公を誘惑している。

大公が自分のことを好きになるのが

嫌だったんだ。

あの女は自分だけ注目されることを

望んでいる。

 

しかし、ソビエシュに

やきもちを焼かせるために

カフメン大公を利用できたのは

良かったと思いました。

 

それよりも、コシャールが話していた

自分についての

重要な書類のことが気になりました。

ラスタは、奴隷売買証書ではないかと

思いました。

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◇奴隷売買証書◇

ラスタが

ソビエシュの所へ行こうとすると

反対に、彼から呼ばれました。

ラスタは、

ソビエシュが嫉妬心に勝てなくて

自分を呼んだのだと思い

鏡を見ながら

急いで身だしなみを整え

いそいそと彼の所へ行きました。

 

まずは、

嫉妬心に燃える夫をなだめてから

コシャールのことを切り出そうと

考えていたラスタでしたが

ソビエシュの言葉は

彼女の予想に反し

皇后なら、行動に注意するように

というものでした。

 

ラスタは、皇后の体裁は言い訳で

ソビエシュが嫉妬心から

他の男とは付き合うなと

言っているのだと思い

それは当然だと、

ニコニコしながら答えました。

 

しかしソビエシュは、

冗談ではない。

経歴の差があるから

ナビエのレベルは望まないけれど

最低限、足りないところは

目につかないようにすべきだ。

他国の国賓として出席した結婚式で

新婚夫婦に

ナビエが不妊だと

言うべきではなかった。

このことは、外交問題にまで

飛び火する可能性があった

非難しました。

 

もっともソビエシュは

東大帝国を愛するナビエなら

そのことで

ケチをつけることはないだろうと

確信していましたが・・・

 

ラスタは、結婚式の夜

酒に酔って、

ナビエを探していた

ソビエシュの姿を思い出し

心臓が

細いナイフで切られたような

痛みを感じました。

 

しかし、すぐにラスタは

ソビエシュに新しい側室ができたら

その人と、

姉妹として過ごすように

廃妃から言われたことと、

コシャールに脅迫されたことは

気にしないのかと尋ねました。

 

ソビエシュが、

コシャールに脅迫された内容を

ラスタに尋ねると、

彼女は、

隠し子のことは言えないので

コシャールが、

奴隷売買証書が宮殿にあると

言ったことだけを伝えました。

 

ソビエシュは、

生まれてくる子供のために

ラスタの過去の問題を

きちんと処理をしておく必要が

あると思っていたので

ロテシュ子爵が持っていた

奴隷売買証書が

消えてしまったことを

いつも気にかけていました。

 

ソビエシュは

コシャールが

ロテシュ子爵のところから

奴隷売買証書を持っていったのは

本当であること。

そして、書類が消えてしまったので

宮殿やトロビー家を

隅々まで探したけれど

書類はなかったことを

ラスタに伝えました。

 

ラスタは、奴隷売買証書が

ロテシュ子爵の手から離れ

どこかへ行ってしまったことを知り

そのことを教えてくれなかった

ソビエシュを責めました。

 

◇ハインリの苦しみ◇

昼食の時、

ハインリは青白い顔で現れました。

いつもは、ニコニコしながら

しきりにクイーンと言って

話しかけるハインリが

何度も拳を握りしめているし

視線が一点に集中していないので

魔石のベッドが悪影響を

及ぼしたのではないかと

ナビエは心配しましたが

ハインリは否定しました。

 

そして、しばらくためらった後で

ハインリは、カフメン大公に

何か飲ませられたことを

打ち明けました。

 

魔法の感じはなかったし

毒でもないけれど

身体が金縛りにあったような

気がしたとハインリは話しましたが

それ以上のことは言いませんでした。

 

ハインリの話の内容から

カフメン大公が飲ませたのは

恋の妙薬に違いないと

ナビエは思いました。

これだけハインリが

慌てているところを見ると

彼も誰かに反応したのだと

思いました。

 

ハインリと自分は政略結婚なので

いつか彼が本当に愛する人

側室にするかもしれないけれど

このようなやり方は嫌だと

ナビエは思いました。 

カフメン大公が自分にはまって

苦しんでいるのを見てきたからです。

それよりも、彼が急に

他の人のところへ

行ってしまったら・・・

 

ナビエは、薬がまだ効いているのか

ハインリに尋ねると

彼は、明け方、

薬の効き目は切れたと言いました。

 

それなのに、

なぜ、こんなに怖がっているのか

ハインリに尋ねると

 

結婚したばかりなのに

よそ見をしてしまったから

答えました。

彼は泣いていました。

 

自分のことを嫌いなカフメン大公が

自分に恋をしておかしくなるほど

薬の効き目が強いことを

知っているので

ナビエは、ハインリが苦しむ姿を

見たくありませんでした。

 

ハインリは、

ナビエを傷つけたくなかった。

彼女の元の夫のように

なりたくなかった。

恥ずかしくて、ナビエを見られない。

ナビエを愛しているのに、

薬に振り回されたことが

耐えられないと嘆きました。

 

ハインリが

自分のことを愛しているという

言葉を、

ナビエは信じられませんでした。

ハインリの目から

涙があふれそうになっていました。

 

ナビエは、ハインリが薬を飲んで

初めて見たのが自分なのではと

思いました。

しかし、ハインリは

薬効は明け方に完全に切れたと

言いました。

 

ナビエは、

ハインリが自分に

恋をしているわけがないと

言いました。

その言葉に

ハインリは切なそうに

ナビエを見上げました。

ハインリの愛を信じられるようになってほしいです。

 

ナビエは、このまま出て行ったら

自分が怒って行ってしまったと

ハインリが誤解すると思い

彼の頬を両手で包みながら

怒っていないので

落ち着くようにと言いました。

 

ただ、ナビエは

自分のことを好きだと言って

すがりついていた男が

1日経っただけで

1人で部屋に閉じこもっていたのが

寂しかっただけでした。

 

数時間後、辛うじて

ハインリは

落ち着きを取り戻しましたが

いつものように

ベタベタ近づくことはなく

気後れしている様子が見られました。

その姿を見て

ナビエは心が痛みました。

 

カフメン大公自身が

苦しんでいる薬を

どうしてハインリに飲ませたのか、

ナビエはカフメン大公に

腹を立てました。

 

ナビエは、ハインリに

魔石のベッドの

副作用が起きたのではないかと

心配していたと話すと

彼は、ベッドに全然問題はないと

言いました。

 

ハインリは、

ナビエと遅れて昼食を取りながら

彼が、朝早く出かけた理由は

国境付近で盗賊が人数を増やして

勢力を広げているという

報告を受けたからだと

説明しました。

 

コシャールは辺境地帯にいた時

その盗賊たちと戦っていたので

ナビエが彼を推薦すると

ハインリは困ったように笑い

エイフリン卿も、

彼を強く推薦していると言いました。

 

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◇カフメン大公の能力◇

ある程度、ハインリが落ち着くと

ナビエは、カフメン大公を

訪ねました。

朝、ラスタが彼を見て

困惑していたのも

恋の妙薬が関係していると

思いました。

 

彼は青い顔をしていたものの

身なりはきちんとしていました。

ナビエはカフメン大公の顔を見て

 

どこか具合が悪いのだろうか。

いつもなら、顔色が悪ければ

後で話そうと思って、

帰るところだけれど、

薬効が現れたことで

驚いたハインリのことを

考えると・・・

彼は交易のために、

しばらく留まるだろう。

今、体調が悪いなら申し訳ないけれど

この際、彼に

はっきりさせておかなければ・・・

 

と考えていると

カフメン大公が謝りました。

 

ナビエは、大変がっかりしたと

カフメン大公に伝え、

 

失望したという言葉を

強調しようか?

こんな人だとは知らなかったと

言おうか?

最悪と言おうか?

自分がソビエシュのせいで

傷ついたことを見て

怒ってくれたのに

彼も自分を傷つけようとしたことを

非難しようか?

 

と頭の中に

様々な言葉を思い浮かべていると

それがわかっているかのように

カフメン大公の顔が

どんどん暗くなるのがわかりました。

 

カフメン大公は交易問題のため

しばらく滞在することに

なっていました。

薬のせいで苦しんでいるとしても

同じ問題を起こさないためにも

きちんと言う必要がありました。

 

彼女は、用事がなければ、

自分を見ても

知らんぷりをしてと言うと、

カフメン大公はかなりの衝撃を

受けたようで

暫らく目を閉じ、

唇をかみしめていました。

 

ところが、その後

カフメン大公は

「なぜ、あのように

じっとしているのか」

と意外な言葉を口にしました。

 

驚いたナビエは

「どうしてわかったの?偶然?」

と考えると、カフメン大公は

全く同じ言葉を言いました。

 

ナビエは慌てて後ろに下がると

カフメン大公は

自分は怪物ではないと言いました。

 

ナビエは、カフメン大公が

人の心が読めることに気が付きました。

カフメン大公は

恐怖に怯えた顔をしていました。

彼の瞳に映るナビエの顔も同じでした。

人の考えを読む能力とは

どんな能力なのか

ナビエは鳥肌が立ちました。

不思議というより負担に感じ

近付くのが嫌になりました。

この世に、

心の中を見られたい人が

いるだろうか。

 

カフメン大公は、

わざと自分に知らせたのかと思うと

彼は頷きました。

 

カフメン大公は

自分の能力だけれど弱点でもある。

次に同じことが起こったら

みんなに知らせても、

受け入れます。

今、知らせても、受け入れる

言いました。

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自分の子供を跡継ぎにしたくて

ナビエ様と離婚したけけれども

ナビエ様が再婚してしまったため

ひどく後悔しているソビエシュ。
 

薬のせいとはいえ、

一時的にクリスタに気持ちが傾いて

恥ずかしいと思っている

ハインリ

 

嫉妬心のために

ハインリに恋の妙薬を

飲ませてしまったカフメン大公

ついには、自分の能力のことも

話してしまいました。

 

三者三様の男性たちに

愛されているナビエ様は

とても魅力的な女性なのだと思います。

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