人に腹が立つ時は
どんな時だと思いますか?
それは、自分の持っているルールを
人が破った時です。
再婚承認を要求しますのシーンで
ナビエが、こっそり泣きに来ることもある
彼女の秘密の場所の椅子を
ラスタが内緒で使おうとしたシーンが
ありました。
その時、メイドは
西宮すべてが皇后の物ではない。
と言いました。
しかし、
それは、メイドのルールであって
ナビエは秘密の場所とブランコは
自分の物だと思っています。
だから勝手に使われて腹を立てたのです。
そして、ラスタは、
ナビエのハンカチを
椅子のそばに、落ちていたから
と言って、お尻に敷いていましたが
椅子のそばに落ちていれば
勝手に使ってもいい、
というのが
ラスタのルールでした。
しかし、ナビエのルールは
自分のハンカチは
他の人が使うものではないというもの。
だから怒ったのです。
また、ラスタは同じ夫を持つのだから
彼女とナビエは姉妹同然と言って
ナビエのことを姉と呼びました。
これも、ラスタのルールであって
ナビエには到底受け入れられない
ルールだったので
ナビエは腹を立てたのです。
それでは実生活では
どんなことがあるでしょうか?
例えば私の場合
夜の9時過ぎに、誰かに
電話をすべきではないと思っています。
これは私のルールです。
だから、夜10時近くに
電話がかかってくると
腹が立ちます。
でも、電話をかけてきた人は
夜の9時過ぎに電話をかけても
構わないと思っています。
これは、相手のルールです。
常に連絡を取り合っている人であれば
夜の9時を過ぎたら、
電話をかけてこないように
事前に伝えておくこともできますが
連絡してくるかどうかもわからない人に
そんなことは言えないです。
そういう人に限って
夜の11時近くにFAXを送ってきたりするので
困ります。
この他に、これは日常茶飯事ですが
私が夫の常識と違うことをやると
夫は、すぐに怒ります。
こうするのが当たり前でしょ
こうするのが一般的でしょ。
普通は、こういう風にするでしょ。
これが夫の決まり文句です。
その度に、私は
それはあなたの常識でしょ。
一般的でも普通のことでもない。
と反論します。
夫だから、そんな風に文句を言えますが
他の人が、その人のルールを押し付けてきたり
理不尽なことを言っても
トラブルになるので反論できません。
そんな時は、ひたすら心の中で
これは、あの人のルール、あの人のルール
と唱えて、少しでもいら立ちを抑えられるように
しています。
誰かに対する怒りで、イライラして
自分の時間を無駄にするのは
もったいないです。
ムカッとしたら
今、自分のルールを破られた
あの人が自分のルールを押し付けている
と思うことで、少し気が楽になるかなと
思います。