自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 123話 マンガ 135、136話 私の知っている皇后陛下ではない

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123話 ラスタに謁見を求めるようアレンに命じロテシュ子爵の思惑は ?

◇ロテシュ子爵の企み◇

皇帝と皇后に謁見を求める話を聞いて

アレンは目を丸くしましたが

ロテシュ子爵は

ラスタは表面上は

冷たく振舞っているけれど

心の中は違う。

そうでなければ、

顔も見たことのない子供のために

邸宅を用意したりしない。

彼女は

自分の子供に会いたがっていると

言いました。

会いたがるかどうかは別として、一応、ラスタは子供のことは愛しているのですよね。

 

アレンは、

父親の言葉に納得したものの

子供の顔はラスタと瓜二つだし

変わっている髪の色も同じなので

不思議がられないかと、

心配しました。

 

ロテシュ子爵は、

帽子をかぶせればいいと言って

アレンに急いで

謁見の申し込みをするように

促しました。 

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◇何か話したいことはありますか?◇

深夜、ナビエが寝室に入ると、

扉の陰に隠れていたハインリが

さっとナビエを持ち上げたので

彼女の両足が中に浮かびました。

 

ナビエは驚いて

ハインリの肩をつかむと

ハインリは部屋を一周し

ナビエのお腹に、

彼の頭を押し付けました。

落ちそうなので、

ナビエは

ハインリの頭を抱えました。

ハインリはナビエに

驚いたかと尋ねました。

 

ナビエは、

なぜいつも隠れているのかと

ハインリに尋ねました。

ハインリは、

嫌なのかとナビエに聞きました。

 

ナビエは

嫌ではないと答えましたが

これも鳥の習性なのかと

尋ねたら

ハインリが気を悪くするかなと

思いました。

 

ナビエがもじもじしていると

彼は、ナビエをベッドに下ろし

その横にハインリも座りました。

 

ハインリはナビエの髪を

そっと手ですきました。

優しい手触りに、

自然とナビエの目が

閉じてしまいましたが

寝てしまわないように、

目に力を入れました。

そして、彼女はハインリに

どのくらいの時間、

扉の陰で待っていたのか尋ねました。

ハインリは10分と答えました。

 

その答えを聞いて、

ナビエが驚いたので

ハインリはナビエの髪から手を離し

今度は、

ナビエの指の柔らかいところを

押して笑いました。

 

ハインリはナビエに

何か話したいことはないか

尋ねました。

ナビエは、

カフメン大公が自分の罪を認めた上で

ルイフトとの交易の際

西大帝国に有利になる条件を3つ

受け入れることについて

ハインリに伝えました。

 

再び、ハインリは、

何か話したいことはないかと

尋ねました。

答えられないでいると

ヒントは「夫婦」と

彼は言いました。

 

ナビエは、自分の部屋へ戻り

昼間作成した

やることが書いてあるノートを

持って来て

ハインリに見せました。

 

夫婦だからといって、

全く秘密がないわけではないけれども

ハインリは、夫婦として

多くの仕事を

共有することを望んでいると

思ったからです。

 

ハインリが渋い表情をしたので

彼は、こういうことを

望んでいるのではないのだ

ナビエは思いました。

彼女自身は、

やることのリストを書いて、

見るのが楽しいけれど

他の人にとっては今一つなのかと・・・

 

それでも、ハインリはノートを精読し

翌日、執務室を用意すると

約束しました。

副官はナビエ自身が候補者と会って

決めるのが良いと提案しました。

 

ハインリは、

ナビエ同様に

書き留めておいたものがないので

見せられないと言うと

ナビエは、

ハインリのも見たかったと

甘い声で残念そうに言いました。

 

ハインリは、笑いながら

承知しましたが、すぐに笑いが消え

顔を手で覆い、視線を落としました。

ハインリは、1番目の話は重要で

2番目の話は充実している。

けれども、彼が聞きたいのは

もっとプライベートな話だと

言いました。

 

身体の話をしたいのか、

告白の返事を聞きたいのか

ハインリが聞きたがっていることに

心当たりがないわけでは

ないけれども

ナビエは、しらばっくれて

よくわからないと答えました。

 

ハインリは、

ふくれっ面をしていましたが

さらに質問をすることなく

ベッドに横になって

腕を伸ばしました。

その腕が、ナビエの枕の下まで

伸びていたので

ナビエは、

ここは自分の場所。

ベッドが広いのだから

手を伸ばして寝たければ

もう少し左に行くようにと言って、

ハインリの腕を叩き

ナビエはベッドに横になり

灯りを消しました。

 

ところが、

ハインリが歯を食いしばって

笑うのをこらえていたので

ナビエは再び灯りをつけて

身体を起こすと

ハインリは、

我慢できないと言った様子で

大笑いしました。

 

ハインリは落ち着いた後で

ナビエに謝ると、

自分はナビエに

腕枕をしてあげたかっただけだと

言いました。

 

恋愛に関しては、ナビエは鈍感なのかも。

 

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◇鳥の習性?◇

寝ていると香ばしい香りがしました。

もっと寝ていたい気持ちと

香ばしい香りを、

もっと嗅ぎたいと言う気持ちが

衝突しましたが

近くで聞こえる笑い声が気になり

ナビエは目を開きました。

 

ハインリが

カートの横に立っていました。

カートに置かれた銀色の蓋を開けると

オムレツとコーヒーが

置かれていました。

 

ハインリは

オムレツをフォークで刺して

ナビエの口の中に入れました。

ハインリが作ったオムレツでした。

このような人が

自分を愛していると告白したなんて

ナビエは不思議な気持ちでした。

 

ハインリがナビエの口に

何度も食べ物を運んでいるうちに

彼女は我慢しきれなくなり

人に食べ物を食べさせるのは

ハインリの種族の習性かと

尋ねました。

 

ハインリは、しばらく考えてから

父親はとても厳しかったけれど

不思議なことに

食べ物を食べさせてくれた。

兄とは、親しくなかったけれど

不思議なことに

食べ物を食べさせてくれた。

考えてみると

自分もナビエを

愛するようになった瞬間から、

自分の愛する人

食べ物を食べさせなければと

思うようになったと答えました。

 

自分たちの間に赤ちゃんが生まれたら

ハインリが食べ物を

食べさせてくれるのだろうかと

想像したナビエは、

ちょっと可愛いなと思いましたが

その瞬間、ナビエに、

危険な考えが思い浮かびました。

彼女は、ハインリの一族は

卵で生まれるのかと尋ねました。

 

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 ◇生意気な女◇

ソビエシュは

ラスタの奴隷売買証書が

宮殿内にあるかもしれないので

探すようにカルル侯爵に命じました。

 

もしも

ラスタの赤ちゃんが生まれる前に

奴隷売買証書が

公開されるようなことになったら

生まれた後でも

公開されると大変なことになるので

ソビエシュは

どんな手を打ってでも

奴隷売買証書を

見つける必要がありました。

 

一方、ラスタは、

ソビエシュのように

彼のために口をつぐんで

代わりに動いてくれる側近が

いないし

エルギ公爵は友達で

側近ではないので

ブツブツ文句を言いながら

自分の足で、

奴隷売買証書を探し回っていました。

 

しかし、皇后になったラスタは

密かに動くことができませんでした。

人々は彼女とすれ違うと、

腰を曲げて挨拶をしました。

 

人々の視線を集めるラスタは

皇后としての体面のため、

身体を曲げて

あちこちの隙間を

探すことができないので

地団駄を踏みました。

 

ラスタは、指先で動かせる

側近や部下を

早く作らなければと思いました。

 

ラスタは文句を言いながら

奴隷売買証書を探すために

正門から本宮に続く道を

歩いている時

初めてみる派手な馬車を見かけました。

 

ラスタの視線に気づいた御者は

彼女のそばに来ると、

馬車を止め、ラスタに挨拶をしました。

 

ラスタは、

御者に誰が乗っているか尋ねると

彼は、答えにくそうに

目をキョロキョロさせた後に

ラスタの顔をうかがいながら

エベリーさんだと答えました。

 

エベリーとは誰かとラスタは

御者に尋ねましたが

彼は、

なかなか返事をしませんでした。

 

ラスタは

馬車に乗っている人は

自分が皇后陛下

呼ばれていることに

気づいているはずなのに

馬車から降りて

礼を尽くしていないことに

気づきました。

 

怒ったラスタは馬車に向かって

誰だか知らないけれど

礼儀がなっていない。

すぐに出てきて挨拶をしろと

命令しました。

 

まもなく馬車の扉が開き

ルベティと同じくらいの年の

女性が出てきました。

ラスタは彼女を

怒鳴りつけようと思っていたのに

初めて会ったにもかかわらず

彼女は、ラスタを敵のように

睨みつけていました。

その冷ややかな視線に

ラスタはギクリとしました。

しかし、それ以上に

イライラしてきました。

 

自分を皇后だと知っていて

あんなに睨んでいるのか。

この女は誰なのか。

なぜ、あのように自分を見ているのか。

 

御者はエベリーに挨拶をするように

言いました。

御者はエベリーを

煙たがっている様子でしたが

彼女よりも、

ラスタを恐れているようでした。

エベリーは渋々

自分の知っている皇后陛下とは

違う人だ

挨拶でも謝罪でもない言葉を

口にしました。

 

気難しい声に、不満に満ちた目

生意気な口の利き方に

ラスタは怒りを抑えきれず

前に踏み出すと

ラント男爵が慌てて駆けつけてきて

エベリーは、皇帝陛下のお客様だと

ラスタに伝えました。

 

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後に、回想で

ナビエ様とソビエシュの

ファーストキスのシーンが

出てきますが、それ以外

ナビエ様とソビエシュの間には

甘ったるい雰囲気が

あまりなかったのだと思います。

もしかして、ソビエシュに

腕枕をしてもらったことが

なかったのでしょうか?

甘ったるい雰囲気に

慣れていないナビエ様が

どんどん変わっていく姿が

楽しみです。

 

最初に出てきたばかりの時は

エベリーは可愛い女の子という

印象しかなかったのですが

なかなか、

勝気な女性なのですね。

 

ラント男爵が止めに入らなければ

ラスタは、エベリーを

平手打ちしていたかもしれません。

 

それを他の人に見られたら

どんな噂を立てられたことか

ラント男爵がラスタを止めたのは

賢明だったと思います。

 

皇后になったからといって

急に性格は変わりません。

ロテシュ子爵に

カップを投げつけたこともそうですが

感情的になると、

行動が制御できないのは

ラスタにとって致命的かなと思います。

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