自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 128話 マンガ 139、140、141話 エベリーに下女を送るラスタ

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128話 クリスタの従兄のカトロン侯爵に難しい質問を投げかけられたナビエでしたが・・・

 ◇ナビエ vs. カトロン侯爵◇

西大帝国の国境地帯には

すでに駐屯している軍隊がいるので

カトロン侯爵が要求しているのは

追加支援。

 

1か所に兵力を集中支援すれば

防備しやすくなる。

1か所に送る兵力を

6か所に分けると兵力が減る。

 

可能性の小さいことで

軍隊を分散させると

人的にも資源的にも

消耗する金額が大きくなる。

小さな可能性でも

住人たちは脅威と恐怖を

感じているので

ハインリが彼らを助けなければ

5か所の領民たちは

国を恨み、不満を抱くことになる。

 

ナビエが答える前に

ハインリは

結婚して1年にもならない皇后に

そんな質問をする臣下たちは

どれだけ無能なのかと非難しました。

 

しかし、カトロン侯爵は

ナビエが東大帝国の皇后の時から

明敏で有名だったと

皮肉を言いました。

それを聞いたナビエは

彼が自分のことを

気に入らないことが分かりました。

 

ナビエは、カトロン侯爵の質問に対し

どちらに来るかわからないのであれば

先攻すれば良い。

そうすれば

兵力が分散されないと言いました。

 

カトロン侯爵は

そうしているうちに

戦いが長引いたら、常時泉は、

西大帝国を狙って

攻め続けてくるだろう。

皇后は東大帝国出身なので

西大帝国の事情に関心がないのか

と皮肉を言いました。

 

ハインリはカトロン侯爵に

口に気を付けるように

冷たく言いました。

ようやくカトロン侯爵は

口をつぐみましたが

以前として目に

不満が溢れていました。

 

ハインリの兄が残した勢力は

彼への忠誠心が低い。

ハインリに忠実でない勢力は

自分にも得にならない。

けれども、そんな人たちは、

いつでもハインリが片付ける。

しかもカトロン侯爵は

クリスタの支持者だ。

 

判断を終えたナビエは

わざと嘲笑うように

軽く笑いました。

ナビエを睨みつけていた

カトロン侯爵の視線が

厳しくなりました。

 

なぜ笑うのかと

尋ねるカトロン侯爵に、ナビエは

常時泉は、利益重視で行動する

盗賊の群れなので

採算が合わないと思ったら

諦めて場所を移す。

自分は東大帝国出身なので

彼らの行動パターンを

良く知っていると答えました。

 

カトロン侯爵は

首まで真っ赤にしながら

皇后の言う通りにするには

常時泉に

西大帝国を攻撃するのは

損だと思わせるくらい

猛攻しないといけない。

彼らは、簡単に

抑え込める相手ではないと

反論しました。

 

しかし、ナビエは、

コシャール卿は

常時泉相手に

50回以上戦っているので

彼らに対しては経験豊富。

彼がうまく処理できると言うと、

カトロン侯爵は

何も言えず、口をつぐみました。

その後、誰もナビエに

話しかけませんでした。

 

この勝負、ナビエの勝。

 ◇コシャールと対決したい◇

会議が終わった後、

ナビエはコシャールを呼び

カトロン侯爵との会話について

話した後で

常時泉を処理できるか尋ねました。

 

常時泉と戦うのは

趣味のようなものだった

コシャールは、

久しぶりに悪友たちに再会できる

と言いました。

ナビエは安心しました。

 

そんなコシャールを

マスタスは

魂でも奪われたかのような表情で

呆然と見つめていたので、

彼も面食らっていました。

 

マスタスは

平然と常時泉を扱う

コシャールの腕前が気になると

言うと、

彼は、一緒に来るかと

マスタスを誘いました。

 

彼女は、

ナビエを守らなければ

ならないので

一緒に行くことはできない。

その代わりに対決してください

と言いました。

 

その態度に

コシャールは笑いました。

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◇下女の選び方の謎◇ 

その同じ時刻

ラスタは両親が囚人の平民女性を

西宮に集め

自分の下女を選んでいました。

 

親を餌にして

脅迫、懐柔する必要があるので

子供がいる人

親と仲が悪い人は除きました。

ラスタは彼女たちの

顔色を見ながら

いくつかの質問をしました。

 

彼女たちは、親が囚人のせいで

まともに仕事を得られなかったし、

皇后は年に数回、

囚人の赦免をするので

彼女たちには

ラスタの助けが必要でした。

 

ラスタは質問を終えると、

彼女たち全員を帰らせるように

ベルディ子爵夫人に命じましたが

彼女が戻ってくると、

ラスタは下女候補たち全員を

呼び戻すように言いました。

 

全員雇うには人数が多すぎると

ベルディ子爵夫人が言うと

ラスタはテストをすると言いました。

 

訳が分からないまま

戻って来た彼女たちが

待合室に入るや否や、ラスタは

自分が大事にしている

真珠のイヤリングの片方が

なくなった。

盗んだのは彼女たちの誰かだと

怒鳴りました。

 

彼女たちは

変だと思いましたが

ラスタを問い詰めることもできず

うろたえていました。

するとラスタは

彼女たちが、互いに相手を

庇っているなら、

全員処罰すると脅し、

寝室に入りました。

 

みんな怖がっていると

ベルディ子爵夫人から

聞いたラスタは

彼女たちを1人ずつ寝室に入れ、

その時に、本当のことを言えば

処罰をしないと耳打ちするように

命じました。

 

彼女たちは、

ラスタの部屋へ入ると、

恐ろしさのあまり

何人かは嘘をつき、何人かは

自分は知らないと言って

真実を曲げませんでした。

ラスタは嘘をついた人たちを

採用しました。

 

ベルディ子爵夫人は

状況に応じて嘘をつくことは

ラスタの役に立つ可能性もあるが

そうでない場合もあると

忠告しました。

 

しかし、ラスタは

彼女たちが親を救うためには

自分に忠誠を捧げる必要がある。

彼女たちの機転は

自分のために使われることになると

言いました。

 

ベルディ子爵夫人は

必要に応じて、

濡れ衣を着せる人と

親しくなりたくないし

そのような人たちが

西宮を埋め尽くしているかと

思うと、ぞっとしました。

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ラスタは

採用されなくて

残念がっている女性たちに

このことが知られると

自分の体面が傷つくので

黙っていて欲しいと頼みました。

 

しかし、翌日、ラスタは

採用しなかった女性たちの家に

護衛たちを送り

宮殿で起こったことを尋ねるように

指示しました。

何人かは、口をつぐみ

何人かは怖気づいて

事実を打ち明けました。

 

ラスタは

口をつぐんでいた女性たちを

追加で採用し

一番上手に嘘をついた下女を

エベリーへ送りました。

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◇エベリーのネックレス◇ 

一度も下女を持ったことのない

エベリーは

すでにソビエシュが送ってくれた

下女だけでも大変負担なのに

ナビエを追い出したラスタが

下女を送って来たので

忌まわしいと思いました。

 

怪しいと思ったけれども

魔法使いになれなかった上に

後ろ盾のないエベリーは

ラスタの好意を

拒絶することができず

その下女と

過ごすことになりました。

しかし、

彼女に言いがかりを

つけられないように警戒しました。

 

ある日、ラスタが送った下女は

エベリーが首にかけている

ネックレスに目を留めました。

そのネックレスは

エベリーに魔力を返すために

マッケナがハインリの

命令を受けて

特別に作ったものでした。

 

マッケナはそれを後援者に送り

後援者は魔法学園の学長に送り

それを、エベリーは

学長から受け取りましたが

エベリーは、その事実を

知りませんでした。

 

ラスタが送った下女は

皇帝がエベリーに送ったものを

調べるように

命令を受けていました。

 

エベリーは、

ネックレスを魔法学園から

もらったと言いましたが

ネックレスは高価そうなので

下女は

ソビエシュからもらったものだと

確信しました。

そのことをラスタに報告すると

彼女も同じ意見でした。

ラスタは下女に

ネックレスを盗むか

壊すように命じました。

 

そして、エベリーが

ソビエシュと会ったかどうか

下女に尋ねると

エベリーの仕事先までは、

付いていけないと答えました。

ラスタは怒りを抑えて

下女を追い出しました。

 

デリスの兄が訪れて以来

ソビエシュとは

ますます疎遠になりました。

 

依然として子守歌を

歌いに来るし

食べたいもの、欲しい物を

買ってくれるし

1日1回宮医を送って

検診を受けさせてくれるし

欲しい物があれば何でも言えと言って

贈り物もくれるけれど

以前ほど

ソビエシュは温かくないと

ラスタは思いました。

その原因はエベリーだと

思いました。

 

ソビエシュは典型的な貴族である

ナビエを嫌いになり

純粋で新鮮な自分を

好きになったので

今度は、無知な自分を嫌がり

賢い人を選ぶかもしれないと

思いました。

 

ラスタは、赤ちゃんが

早く生まれるといいのにと呟くと

イスクア子爵夫妻(ラスタの偽親)

が訪ねて来たと

ベルディ子爵夫人が告げました。

 

彼らは偽の親でも

ラスタの面倒を見てくれるので

彼女は彼らに慰めてもらいたいと

思いましたが、彼らは

妹を探してくれたと尋ねました。

 

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自分の地位が脅かされる

恐怖心から

嘘をつくのが上手な下女を

エベリーに送ったラスタ。

 

ラスタから見れば

自分を守るために

やっていることですが

自分の首を絞めていることに

気づいていません。

 

自分で何とかしようとしないで

おとなしくしていれば良かったのに

自分の力で皇后の座に

登り詰めたと考えているラスタは

自分の力で何とかする考えから

抜け出せないのかもしれません。

 

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