自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 130話 マンガ 140、141話 ハインリの身体だけを愛しているナビエ?

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130話 冒頭からラスタの登場です・・・

 

◇招待客は男性貴族だけ◇

ラスタから

招待状を受け取り

ティーパーティにやって来た

貴族の男性たちは

慌てました。

 

テーブルの上には

誰もが感嘆するような

美味しそうな料理がたくさん

並べられていましたが

貴婦人や令嬢は

1人もいなかったからです。

 

後から来るのか、

自分が来るのが早すぎたのかと

貴族の男性たちは

様々な推測をしました。

 

そんな中、

紫色のドレスを着た

ラスタが現れると

貴族の男性たちの目が輝き

思わず感嘆の声を上げました。

 

一人だけ

紫色のドレスを着たラスタは

野草の中の

ライラックのようでした。

 

ラスタは、男性貴族たちに

「楽しく過ごしてください。」

と言い終えると

ブドウを一粒、口に入れました。

貴族の男性たちの視線が

ラスタの口に注がれました。

 

ラスタはブドウを食べる代わりに

赤みがかった唇で

紫色のブドウの粒を

もぐもぐさせながら

吸い込みました。

ブドウの粒は、

ゆっくりと口の中に消えました。

その姿は、どこか卑猥な想像を

させました。

それを見守っていた男性貴族たちは

唾を飲みました。

 

ラスタは

「美味しいですね。」

と言った後、テーブルの上座に

座りました。

そして男性貴族たちに、

ぼんやり立って自分を見ていないで

座るようにと勧め、笑いました。

 

ラスタは、男性について

よく知っていると思いましたが

真剣に心をつかむ方法は

わかりませんでした。

しかし、短時間で

男性の心をつかむ方法に

長けていました。

 

ラスタの経験上、

貴族の男性たちは、

貴族の女性たちのことを

俗物的で計算高いと思っていて

貴族でない女性たちこそ

純粋な愛を与えることができると

思っていると

ラスタは考えていました。

 

ラスタは彼らの望み通りの姿を

見せれば十分だと思っていました。

しかし、この行動は

すぐに社交界

ラスタの悪い噂を広めました。

 

社交界では

男性だけのパーティー

女性だけのパーティー

珍しいことではないけれど、

女性が

男性だけを招くパーティー

東大帝国で歴史上、

一度もありませんでした。

少なくとも、

ラスタが男性だけを招いた

ティーパーティーの

話を聞いた人たちは

そう思いました。

 

社交界では、

男性と女性ではなく

利益や派閥で

グループができていました。

 

ラスタに排斥された女性貴族たちは

彼女に招待された男性貴族たちと

同じ家門なので

男性貴族たちは、

当然、女性貴族たちの

肩を持ちました。

ラスタに魅了された人たちでさえ

彼女をかばうことはしませんでした。

 

愛より家門を選んだアレンに

ラスタは傷つけられたのに、

再び同じミスを犯しました。

家門同士が団結する貴族の習性を

ラスタは完全に

理解していませんでした。

 

ラスタが、

エルギ公爵と一緒にいることが多いのも

ラスタの行動に関する問題に

つながりました。

 

保守的な貴族の間では

様々な悪い噂のある平民出身の皇后が

正統なナビエ皇后を追い出したことに

不満を持っている者たちが

たくさんいました。

 

彼らは、イスクア子爵夫妻が

ラスタの生みの親だったと聞いても

びくともせず、

貴族の血筋でも

平民の中で育ったのだから

彼らは、ラスタのことを

平民だと思っていました。

 

それなのに、皇后になってから

やったことが

男たちを集めて遊んだこと。

いつも一緒にいるのは

浮気者で有名な外国の王族。

ラスタは

東大帝国の皇室の相応しくないと言って

彼らは憤慨しました。

 

彼らの背後には

友人を追い出されて非常に怒っている

パルアン侯爵がいて、彼は、

外国の没落貴族に

もっともらしい地位を与えて

東大帝国で貴族待遇をしていることを

疑問視し、

皇太子が生まれても

没落貴族の血筋だと言って、

権威的な貴族をそそのかしていました。

 

ラスタの悪い噂が流れていることを

心配したラント男爵は

エルギ公爵のことや

ティーパーティのことについて

できるだけ、やんわりと

ラスタに注意をしましたが

彼女は、誤解する方が悪いと言って

ラント男爵の言うことを

聞きませんでした。

 

ラント男爵は、

ラスタへの注意を

ソビエシュに頼みました。

彼もラスタの悪い噂を聞いていたので

その日の夜、ソビエシュは

ラスタに行動に気を付けるように

注意をしました。

ラスタは、悔しかったものの

「はい」と答えました。

 

しかし、エルギ公爵は唯一

結婚祝いをくれた

大事な友達なので

友達でもない人が

その彼を遠ざけろと言うことに

腹が立ちました。

 

ラスタは、これはすべて

エベリーのせいだ。

ソビエシュが、エベリーのことを

大切にしているので

貴族たちが、ラスタについて

あれこれ噂をしている。

ソビエシュが

貴族たちに、たわごとを言うなと

一喝すれば終わりなのにと言いました。

 

その結論は少しおかしいと

ベルディ子爵夫人は思いましたが

強いて口に出すことで

ラスタを不快にさせませんでした。

 

アリアンも新米の下女たちも

誰もラスタを慰めませんでした。

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◇お姉さん◇

誰からも慰められることなく

一晩中悩んだラスタは

翌日の朝早く

エルギ公爵に会うついでに

エベリーに会いに

南宮へ行きました。

エベリーはラスタを見るや否や

無礼な態度を取ったので

ラスタは、気分が悪くなりました。

 

ラスタはナビエの真似をして

冷たく威厳を持って

眉をしかめました。

ナビエと似ている話し方を聞いて

エベリーの顔は暗くなりました。

 

ラスタは

自分が皇后だと聞いているはずなのに

どうして、

そんなに無礼な態度を取るのか。

監獄に入りたいのかと

エベリーを脅しました。

 

そんなことをしたら

ソビエシュがただでは置かないと

エベリーは答えました。

 

ラスタは、礼儀をわきまえない

無礼な女が

自分の夫の名前を出して

生意気な態度を取ったことに

耐え難いほど腹が立ちました。

 

ラスタは平気を装いながら、

皇帝が皇后である自分の味方をするか

平民であるエベリーの味方をするか

区別もできないようだと侮辱し

エベリーを睨みました。

そして、ベルディ子爵夫人に、

すぐにこの女を皇后冒涜罪で逮捕しろと

命じようとしたところ

エベリーは冷ややかに笑いながら

ラスタを「お姉さん」と呼び、

もうすぐ姉妹になるのだから

そんなにきつく当たらないで

言いました。

 

エベリーは同じく南宮に滞在している

外国からの貴賓に、

ラスタが側室だった時に

ナビエのことを姉と呼んだ話を

聞いていました。

 

その言葉を聞くや否や

ラスタは仰天して

なぜ、私があなたの姉なのか

と叫びました。

 

ラスタの腕に鳥肌が立ちました。

他人の夫を奪いたくて

他人の家に居座っている生意気な女が

自分に親近感を覚えていることに

身の毛がよだちました。

 

しかも、エベリーが、

夫を共有すれば

姉妹になると聞いたけれど、

違うのかと皮肉を言ったので、

ラスタは

皇帝と元皇后は政略結婚だったから

2人の間に

初めから全く愛情はなかった。

だから、元皇后と自分は姉妹になる。

けれども、皇帝と自分は

恋をして結婚をしたから、

エベリーとは姉妹にならない

ラスタは言いました。

 

エベリーは

ソビエシュとナビエの間に

愛情がなかったことが

どうしてラスタにわかるのかと

尋ねました。

 

ラスタは、自分の方が

エベリーよりも

ソビエシュと長くいたので

当然、

よくわかっていると答え、

だから、姉と呼ぶな。

エベリーなんかに

そんなこと言われたくない

言いました。

しかし、エベリーは、

お姉さんを連呼しました。

 

ラスタはベルディ子爵夫人に

エベリーを連れて行くように

指示しようとした時

騒ぎを聞きつけて

イスクア子爵夫妻がやって来ました。

 

イスクア子爵は

南宮でゴシップの種になっている

エベリーが

自分たちの偽の娘に

無礼に接するのを見て、腹を立て

エベリーの頬を殴りました。

 

イスクア子爵夫妻は、

汚らわしい口で

娘に親しそうに話すな。

一体、誰の子だから

こんなに礼儀を知らないのか。

きちんと教育を受けていたら

この年齢で

皇帝の妾になるといって

身体を売ったりしなかっただろう

エベリーを侮辱しました。

 

エベリーは怒りを感じていましたが

ラスタは微笑みました。

イスクア子爵夫妻が、

実の娘を探してくれと

言わない時は、誰が見ても

彼らは自分の両親だと

ラスタは思いました。

 

ラスタは2人をなだめた後

彼らの背中を押して

別の所へ行きました。

孤児院で育ったエベリーは

イスクア子爵夫妻の侮辱に

大きく傷つき、涙を流しました。

 

エベリー、可愛そうです。

◇身体だけを愛している◇

ナビエは大神官やソズ姫と

贈り物をやり取りしながら

それとなく自分の人脈を

西大帝国の人たちに

露わにしていました。

ナビエが手紙を交わす国の中には

西大帝国と仲の悪いところも

ありました。

 

ナビエに副官たちが付いてから

皇后の仕事は

恐ろしいほど早く進みました。

ナビエに対する副官たちの感想は

 

機械みたい。

顔色一つ変えず

5分間隔で書類をめくる

 

でした。

 

閣議の時に

ナビエが笑いながら

カトロン侯爵を抑えたことは

すでに有名になっていました。

 

人々は、言葉だけで聞いていた

鋼鉄のような皇后の姿を

不思議に思いながらも

喜んでいました。

敵でなければ

仕事ができる皇后を

嫌がる国民はいませんでした。

 

ナビエの仕事の処理速度と能力を

一番喜んでいたのは

マッケナでした。

以前、彼がナビエに頼んだ書類は

検討が済めば

すぐに適用できる状態だったので

マッケナは、スキップをして

踊りを踊るような勢いで

喜んでいました。

 

しかし、そのような

マッケナの姿を見ても

ハインリは暗い表情をしていました。

 

マッケナは

自分の仕事が楽になったのが

気に入らないのかと

ハインリに尋ねました。

彼は、

マッケナのせいではないから

心配しないようにと答えました。

 

マッケナは何かあったのかと

ハインリに尋ねました。

彼は、ナビエが

自分の身体だけを

愛しているような気がする

悩みを打ち明けました。

 

身体だけでも愛してくれて

良かったではないかと

冷たくマッケナが言うと

ハインリの目が細くなりました。

 

彼は、マッケナが結婚しても

そんなことが言えるのか

非難すると、彼は

ハインリのせいで

結婚への道が閉ざされた。

家に帰る時間がなければ

結婚もできないと答えました。

 

コシャールと共に

一番人気のある

婿候補のマッケナが

どうして結婚できないのかと

ハインリが尋ねると

マッケナは、

結婚式を挙げる時間がないと

答えましたが

それ以上、皮肉を言えず

真剣に助言しました。

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悪い噂のある

平民出身の皇后でも

それを払拭するくらい

皇后としての務めをきちんと果たせば

貴族たちの気持ちも変わっていくと

思います。

 

けれども、ラスタは

宮廷での流儀を全く無視して

奴隷時代に身に着けた

男性を誘惑する方法を

実践してしまいました。

一国の皇后がすることとは

思えません。

ラスタは、

ソビエシュが貴族たちを

叱責すれば済むと思っていますが

明らかにラスタが悪いのに

やたらと貴族たちを抑え込めば

反発を買うだけ。

生まれてくる子供のことを考えると

ラスタを注意することしか

できなかったのだと思います。

 

マッケナが喜んでいる姿は

あまり見たことがないような

気がします。

スキップして

踊りを踊るような勢いで

喜ぶマッケナ。

マンガではどんな風に描かれるのか

楽しみです。 

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