自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 137話 マンガ 145、146、147話 ハインリの裏の顔

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137話 とうとうハインリの別の顔を知ってしまったナビエでしたが・・・

◇暗殺者を雇う◇ 

ラスタは、宮医による

額の傷の治療が必要なくなると

リムウェル(ロテシュ子爵の領地)

の近くのムアールという田舎に

静養に行きたいと

ソビエシュにお願いしました。

 

ソビエシュは、

ムアールの貴族の別荘を購入し

護衛をたくさん付けて

ラスタを送り出しました。

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ムアールに到着した翌日

ラスタは、

下女を自分の代役に立てて

別荘を抜け出し

前もって準備していた馬車に乗り

隣の村へ出かけました。

そこで、ラスタは、

かつて自分を

ロテシュ子爵の所から

逃がしてくれた

フィックスに会いに行きました。

 

彼は、ラスタがいなくなったことで

ロテシュ子爵から八つ当たりされ

片目を失っていましたが

ラスタを庇い

秘密を守っていました。

そのくらい自分のことを

愛しているなら

彼のことを信じられると

ラスタは考えました。

 

まだラスタのことを

愛していたフィックスは

ラスタに会うと嬉しくて、

すすり泣きました。

ラスタが、まだロテシュ子爵に

脅迫されていると伝えると

彼は悪態をつきました。

 

ラスタは涙を流しながら

自分を助けてくれるのは

あなたしかいないと言って

腕の立つ暗殺者を雇って欲しいと

フィックスに頼みました。

 

本当は質が悪いのに、純粋で弱々しく見せて男を騙すラスタ。

フィックスは、

おとなしくて弱い奴隷が

暗殺者を雇うことに驚きながらも

あちこち探し回って

暗殺者ギルドと

暗殺者の別名を突き止めました。

 

数時間後、ラスタは

領地の辺境にある

暗殺者ギルドを訪ねました。

 

顔を覆面で隠しているけれども

目つきが鋭く冷酷な暗殺者に、

ラスタは、お金さえ払えば

何でもしてくれるかと

尋ねました。

 

暗殺者は頷いたので

彼がどれだけ薄情で

腕前がいいのか試すために

ラスタはフィックスを殺すように

頼みました。

 

ギルドはラスタに

しばらく待つようにと言って

出かけました。

 

秘密を守るためかもしれませんが、自分を助けてくれた人を殺す命令を出すなんてひどいと思います。

数時間は経ったと思われる頃

ギルドは大きな袋を持って

帰ってきました。

彼が近づくと、

血なまぐさい匂いがしました。

 

ギルドが袋の中を

ラスタに見せると

その中には、切断された

フィックスの頭が入っていて

ラスタは我慢できなくて

吐いてしまいました。

 

しばらくして

ようやく

落ち着くことができましたが

まだ、

心臓はドキドキしていましたし

罪悪感と恐怖心が

ラスタを襲っていました。

 

けれども、

冷静で手際の良い

この男を利用すれば

憎いルベティを殺すことなんて

大したことないと思うと

喜びを感じました。

 

可愛くてはかなげな容貌と仕草とは裏腹に、根っからの悪人のラスタ。

 

しかしラスタは

考えを変えました。

ルベティは、

いつも卑しい奴隷と言って

自分を無視していたので

彼女を卑しい奴隷に

することに決めました。

◇明らかになったこと◇

2日前の夜

幽霊が怖いと言っていたハインリが

部下を引き連れて

平然と行動をしていたのを見た

ナビエは、夕食時

ハインリを観察していました。

あの晩、ナビエは

ハインリに声をかけずに

自分の部屋へ戻りました。

 

ナビエは、ハインリに

まだ幽霊が怖いかと尋ねると

 

とても、怖い。

クイーンがそばにいると

落ち着くと答えました。

 

その態度は愛らしく

微笑みは魅力的でしたが

ハインリが

猫をかぶっていることがわかり

ナビエは目を細めました。

 

彼が、必要に応じて

自分のイメージを作り

自分に対する態度と

他の人に対する態度が違うことが

ナビエに明らかになりました。

◇スパイの報告◇ 

翌日、ハインリは

前の晩のナビエの様子が

いつもと違うこと、

何か言いたそうだったことについて

考えていましたが

東大帝国へ送ったスパイが

戻ってきたので

考えるのを中断しました。

 

スパイは

 

東大帝国の魔法使いが減っていること。

巧みに魔力を扱う魔法使いから

魔力を抜こうとすると

逆に魔力が強くなると報告しました。

 

能力の低い魔法使い10人より

能力の高い魔法使い1人の方が

役に立つことが多いので

ハインリは顔をしかめました。

彼が計画している戦争は

先送りにする必要が

あるかもしれないと思いました。

 

そして、スパイは

ソビエシュが新しい側室を

迎えたこと。

彼女は魔法使いではないけれど

魔法使いの助手をしている。

魔法学園にいた時に魔力を失った。

彼女は自分たちの計画に

関連のある人ではないか

報告しました。

 

ハインリは、

その女性の名前を聞いて

ナビエが世話をしていた

孤児であることに気がつきました。

 

ソビエシュが

エベリーを連れて行った理由は

わかりませんでしたが

魔法使いの魔力を奪って

副作用が発生したことと

エベリーの件を合わせて

考えることで

魔法使いの減少問題が

人為的に行われたことに

気づくかもしれないと思いました。

 

ハインリは

東大帝国で、宮廷魔法使いの

魔力を奪うことを中止し、

東大帝国の皇室に

追加で魔法使いが

増えないようにしろと命令しました。

 

スパイは、

今までのように

ハインリが攻撃的な命令ではなく

防御と回避の命令をしたことで

ナビエは良い皇后だけれど

彼女のせいで、ハインリが

昔から計画していたことが

進まないのではないかと

心配しました。

 

ハインリは、マッケナも

同じ考えなのかと

意見を求めました。

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今回のお話を読んで

ラスタは外見の美しさ

弱々しく、はかなげな

雰囲気を武器にして

男性を誘惑し、時には彼らを

手玉に取っていたのだと

思いました。

跡継ぎのためとはいえ

ソビエシュは、

とんでもない女を

皇后にしてしまったと思います。

ナビエ様は、明らかに完璧な皇后。

でも、子供はどうなるか分からない。

それに、ラスタが

このまま皇后でいれば、

東大帝国にとっても良くない。

ソビエシュは、

とりかえしのつかない

大失敗をしたと思います。

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