自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 150話 マンガ 155話 手形の真実と早産

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150話 ラスタの使った手形について、ベア商会の会長の追求が続きます。

 

◇手形の交換◇

エベリーのネックレスについて

調べに魔法学校へ行っていた秘書が

戻ってきましたが

エベリーにネックレスを渡した

後援者のことを

学長は決して語ろうとしなかったと

秘書は報告しました。

 

ソビエシュは、

絶対に何かあると確信し

自分がウィルウォルへ

行くことにし

スケジュールを確認しましたが

ナビエがやっていた仕事を

自分がやるようになったため

休みの日が

ほとんどありませんでした。

 

ソビエシュが

カルル侯爵とスケジュールを

調整していると

別の秘書のピヌル伯爵が

ベア商会の使いの来訪を

告げにやって来ました。

 

古い手形に

偽造された疑いがあるので

金額の大きい手形を

新しい物と交換したいという

話を聞き

ソビエシュは快諾しました。

 ◇皇帝の手形◇

会長は、使いの者が

持ち帰った手形を

まずは特殊なメガネで

皇室手形であることを

確認してから

手形発行帳簿と使用内訳書を

取り出して

枚数と金額を確認することを

3回も4回も繰り返しました。

 

皇帝と皇后の手形の区別は

できませんが

ソビエシュに発行した手形は

発行枚数、支出、金額が

ぴったりと合い

ラスタが使った余地は

ありませんでした。

ラスタがナビエの手形を

自分の物として使ったことが

明らかになりました。

 

長い年月、

商会の主人をしてきた会長自身、

正義感より利益を優先させたことは

ありましたが

人のお金に手を付けたことは

ありませんでした。

 

ラスタは、

ナビエを追い出したばかりか

彼女のお金を自分の物として使い

名声を高め、称賛を受けました。

彼女は非難されるべきだと

会長は思いました。

 

会長は、ナビエのことを

人間味のある人だとは

思っていませんでしたが

嘘、偽りがなく

人を裏切ることもなく

信頼できる人だと思っていました。

 

ラスタが皇后になった時に

平民の立場では

平民出身の皇后が出たことを

嬉しく思っていましたが

罪のないナビエが

追い出されたことを

心苦しく思っていました。

 

けれども、

ラスタが皇后になっても

以前と変わったことは

何もなかったので

会長は時代の流れに乗り

自分の商会を大きくすることだけを

考えていました。

 

それなのに、彼は

隠されていた事実を

自ら暴いてしまいました。

 

ラスタを称賛する人々は

彼女の結婚式に、

ナビエが再婚した夫と出席したことを

恥も外聞もない、面の皮が厚いと

ひそひそ話していました。

会長自身も、ナビエのことを

少し厚かましいのではないかと

思いました。

 

けれども、ラスタが

ナビエのお金をばらまいて

ラスタが称賛を受けたのを

見ていたナビエは

どんな気持ちだったのだろうか。

 

結婚式のパレードの時

ラスタに人々が熱狂していた後を

沈黙の中、付いて行った

ナビエのことを思い出し

会長の目頭が熱くなりました。

 

会長は、

ジョエンソンを連れてくるように

秘書に命じました。

◇ 会長の指示◇

会長はジョエンソンに

ラスタが結婚式の日に

莫大な金額の手形を

すべて後援金として使うと言って

大騒ぎになったけれども

あの手形はナビエの物だったと

打ち明けました。

 

ジョエンソンは驚きました。

会長は徹夜をして調べたことを

彼に話しました。

 

ジョエンソンは、

恵まれた環境の中で

皇后になったナビエに

特別な感情はなく

皇后になるまで苦労をした

ラスタのことは

可哀そうだと思っていました。

 

けれども、

ナビエのお金を

彼女の前で使って

ラスタが人々の称賛を受けたこと、

骨の髄まで貴族のナビエが

ラスタのやることを

黙って見ていたこと、

自分の妹の失踪にも

ラスタが関与していることを

考えると

驚きを隠せませんでした。

 

会長は、皇室からの

報復があるといけないので

疑問を提起するだけでよい。

ベア商会とラスタ皇后とは

何の関係もないことを

はっきりさせるようにと言って、

ジョエンソンに

記事を書くように指示しました。

 

会長は、ラスタに対する信頼を

失ったので

彼女から手を引くことにしました。

◇早産◇

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朝、目覚めたラスタは

下女から手渡された新聞に

目を通すと手がブルブルと

震え身体全体に痙攣が広がりました。

ラスタの顔色が真っ青になりました。

新聞には、

ラスタの使った手形についての

疑惑の記事が書かれていました。

ラスタは、大きな悲鳴を上げて

倒れました。

予定より早く、

ラスタの出産が始まりました。

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ナビエ様がいなくなって

仕事量が増えたソビエシュ。

その中で

魔法使いの減少を食い止めるため

エベリーのネックレスの出所を

知りたいソビエシュ。

 

ソビエシュは

そちらに気を取られていたため

会長に言われるまま

すんなり手形を渡したのかなと

思いました。

 

ナビエ様は、会長の性格を

よく分かっていたのでしょうね。

西大帝国の商人に

ベア商会の手形を

しっかり確認するように

指示しただけで

会長がラスタの悪事を

暴くことになったのですから。

ナビエ様は本当に

すごい人だと思います。

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