自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 154話 ネタバレ 先読み 小説 あらすじ ナビエの妊娠とラスタの嘆き

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154話 宮医に妊娠したと言われましたが、誤診の恐怖を拭い去ることができないナビエです。

◇妊娠確定◇

毎日のように色欲に燃える

欲情ワシのハインリでしたが

万が一のことを考えているのか

夫婦のベッドに横になっても

自分の懐にナビエを入れて

抱きしめるだけでした。

その一方で、

ナビエの妊娠のことや

赤ちゃんの話は一切しませんでした。

本当にハインリは優しいです。

再び宮医の診察を受ける前の晩

ナビエはハインリの胸に

耳を当てて

彼の心音を聞いていると

少しずつ、落ち着きを

取り戻しました。

 

いつのまにかハインリは

ナビエにとって

大きな意味のある人と

なっていました。

 

ナビエは自分でも

意識しないまま

ハインリの素肌を

刺激していたので

辛くなったハインリは

 

私を殺す気ですか?クイーン

残酷です。

 

と呟いて、部屋の外へ

出て行きました。

 

ナビエは、ハインリの

ぬくもりのある枕を抱きしめると

少しずつ眠りに落ちていきました。

 

翌日、再びナビエの診察をした

宮医は

妊娠が確定したことを

報告しました。

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ハインリは、片手で

ナビエの手を握りしめ

もう片方の手で

ナビエを抱きかかえながら

すすり泣いていました。

 

初めは頭の中が

空っぽだったナビエでしたが

徐々に考えが戻ってくると

もう一度

宮医の診察を受けたくなりました。

 

ハインリは何度も

ナビエの頬にキスをし

今度は抱き上げて

彼女の顔にキスをし

彼女を椅子に下すと

クイーンに変わって

踊り出しました。

 

上手とは言えない

クイーンの踊りを見ているうちに

ナビエは緊張が解けて

笑いだしました。

そして、

 

私は妊娠したんだ。

お母さんになるんだ。

 

と考えると、胸がいっぱいになり

目頭が熱くなりました。

 

そして、

 

この子は

私が命を作り出すことができる

偉大な存在であることを

教えてくれた。

私の命で、この子を育てることに

恐怖を感じるけれど

この子が大きくなって

一人前の人間になると思うと

私自身、そして全ての親が

偉大だと思う。

 

と、以前とは違った観点で

考えられるように

なりました。

 

2週間前には

いるかいないかわからなかった

子供が

2年後には大きくなっていると思うと

ナビエの目から

涙がこぼれました。

 

クイーンは翼を広げて

ナビエのお腹と腰を

覆いました。

 

ハインリは

 

自分とナビエの血の混じった子供が

生まれるなんて

考えるだけで胸がいっぱい。

子供は、その存在だけで

自分とナビエを宿している。

 

と言いました。

◇赤ちゃん鳥の巣◇

その日、ハインリは

1日中、ネジが抜けたかのように

些細なミスを

繰り返しているにもかかわらず

ヘラヘラしていたので

マッケナは不愉快でした。

 

彼は、ナビエに

ハインリの気分が良さそうだけど

何かあったのか?

と尋ねました。

ナビエは、首を横に振りました。

 

しばらくしてから、

ハインリはナビエの妊娠を

公表しようとしましたが

彼女は絶対ダメだと言いました。

 

子供が生まれる前に

脅威になる人は、事前に選んで

権力を削る必要がありました。

ナビエの不妊説を広めることで

クリスタの残りの勢力を観察し

今はクリスタ側でも

改善の余地がある人と

全く使えない人を

区別するつもりでした。

 

しかし、

ナビエのスケジュールを見た宮医が

仕事を減らす必要があると

言ったので

マッケナには、

ナビエが妊娠したことを

伝えました。

 

マッケナはナビエの妊娠を

大喜びしたものの

自分の仕事が

増えることについて

ふくれましたが

 

生まれてくる赤ちゃんのために

前もって、自分が巣を作る。

赤ちゃん鳥は小さくて弱いので

巣を繊細に作らなくてはいけない。

 

と言いました。

 

赤ちゃんのために巣が必要なのですね・・・

◇真実を教えた青い鳥◇ 

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ベルディ子爵夫人が

いきなりやって来て

ラスタが赤ちゃんを

床に投げつけたというので

ソビエシュは眉をひそめました。

 

しかし、いつもと違う

赤ちゃんの泣き声に

ソビエシュは赤ちゃんの身体を

調べ始めました。

傷はありませんでした。

 

この子はどうしたんだ?

 

とソビエシュが怒鳴ると

ベルディ子爵夫人が

ラスタが赤ちゃんを

床に投げつけたと

何度も繰り返し言いました。

 

そこへ、ベルティ子爵夫人を

追ってきたラスタが

 

彼女の言うことを信じないで!

ベルティ子爵夫人は

狂っています。

赤ちゃんを投げたのは彼女です。

 

ベルティ子爵夫人は

きっぱりと否定しました。

しかしラスタは

ベルティ子爵夫人を

睨みつけながら

 

赤ちゃんを投げて

ラスタに怒られると思った

ベルティ子爵夫人は

赤ちゃんを抱いて逃げました。

あの女は私たちの姫を

殺そうとした。

皇女を殺そうとした者は

死刑にしなければなりません。

 

と叫びました。

そして、

 

ラスタが私たちの赤ちゃんを

投げるなんて

そんなとんでもないことを

すると思いますか?

 

と哀れな声で言いながら

赤ちゃんの方へ手を伸ばしました。

 

ソビエシュは

 

ラスタは思っていたよりも

残忍なところはあるけれど

自分の子供を投げるだろうか?

けれども、ベルティ子爵夫人は

子供を投げる理由がない。

 

と考えていると

寝室から、鳥の裂けるような

鳴き声が聞こえました。

折しも宮医がやって来たので

赤ちゃんが診察を受ける間

ソビエシュは寝室から

鳥籠を持ってきました。

 

鳥は、ラスタを見るや否や

鼓膜を裂くほどの

鋭い鳴き声を上げて、

さらに騒ぎ立てました。


ラスターは恐れおのいて

後ずさりしました。

鳥の鳴き声は

 

でもまさか・・・

 

と思っていたソビエシュに

確信を与えました。

ソビエシュはラスタに

帰るように命令しました。

 

ラスタは

まだ何か言おうとしましたが

ソビエシュは彼女に

冷たく帰るように命じました。

 

ラスタは、

 

ナビエを裏切り

行き場のなくなった女を

自分が面倒みてあげたのに

 

ソビエシュの前に跪いて

すすり泣いている

ベルティ子爵夫人を見て

腹が立ちましたが

今はどうすることも

できませんでした。

 

よく考えてください。

私は姫のお母さんだから

姫を傷つけることはありません。

 

ラスタは何とか平静を保ち

西宮へ戻りました。

 

ソビエシュは、ベルディ子爵夫人が

子供を育てたことがあることを聞き

彼女に、姫の乳母になるように

命じました。

 

幸いなことに、赤ちゃんは無事でした。

ソビエシュは、すぐにでも

ラスタを追い出したいところでしたが

結婚して1年も経っていないし

子供を産んだばかりの

ラスタを追い出したら

ラスタのことを嫌いな人でも

ラスタに同情すると思いました。

 

ラスタが赤ちゃんを投げたことを

公にすれば

彼女を一生刑務所に閉じ込めることも

できますが

そのことを成長した姫が聞いて

ショックを受けることも心配でした。

 

おとなしくしていれば

前皇后として、一生、

豪勢に暮らせたのに

バカなことをしたものだ。

 

とソビエシュは言いました。

 

これまで、ソビエシュは

ラスタの罪を

一つ一つ書類にして

保管してきました。

他の人なら見逃さないような罪も

ソビエシュは我慢してきましたが

とうとう、その書類の束に

火がついてしまいました。

赤ちゃんを投げた行為は

ソビエシュの我慢の一線を

越えてしまいました。

 

絶対にただでは離婚しない。

 

とソビエシュは言いました。

◇ラスタの嘆き◇ 

西宮へ戻ったラスタは

悲鳴を上げながら部屋の中の物を

壊しました。

そして、泣いているうちに

赤ちゃんへのすまない気持ちが

強くなりました。

赤ちゃんが落ちたカーペットの上に

跪き、頬をつけて、すすり泣きながら

 

お母さんはわざとやったんじゃない。

私の娘なのに、恋人なのに。

 

と言いました。

そんな時、

ドアをノックする音がしたので

ラスタは、入らないようにと

大声で言いましたが

ロテシュ子爵が

部屋の中に入って来ました。

 

どうして来たの?

命令です、出ていけ!

 

とラスタが叫ぶと

ロテシュ子爵は、ラスタの父親が

訪ねてきたと言いました。

 

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ナビエの妊娠が確定しました。

堕胎薬の入ったクッキーを

食べたせいで

ソビエシュに不妊だと思われ

離婚の原因にもなったので

本当に良かったです。

魔力石のベッドの効果も

あるかもしれませんが

欲情ワシのハインリの

おかげかなと・・・

 

それに比べて

ソビエシュとラスタの未来は

暗雲しかたちこめていないように

思います。

 

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