自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 197話 ラスタの爆弾発言と判決

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197話 裁判で、ラスタはとんでもない発言をしましたが・・

 ◇ソビエシュは不能?◇

一瞬にして静寂が

訪れました。

ソビエシュの表情は

氷のようでした。

 

ラスタはソビエシュを

指さしながら

皇帝は、自分が不能であることを

隠すために

皇后が不妊であると言って

自分に他の男の子供を生ませた

叫びました。

 

ナビエは口をギュっと閉じて、

笑うのを我慢していました。

隣のハインリを見ると

ソビエシュが本当に不能なのか

ナビエに聞きたいけれども

聞けなくて苦しそうでした。

 

ナビエは

ハインリを見ないふりをしていると

母親が、ソビエシュが不能なのか

ナビエに尋ねました。

 

 

母親は何度もナビエの腕を

つつくので

彼女は、

ハインリに聞こえないように

ソビエシュは不能でないと

答えました。

 

ラスタは、

ソビエシュのために

仕方なく、子供を授かった。

これは、すべて彼がやらせた

叫びました。

ハインリはラスタの度胸は

半端ではないと舌打ちしました。

 

ラスタは、

ナビエ皇后は

皇帝と一緒にいる時は

子供ができなかったのに

隣国の男性と結婚したら

すぐに子供を授かった。

自分も子供を2人産んでいるので

これこそ、皇帝に

種がないと言う証拠だと言いました。

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 ソビエシュは無表情で

反論もせず

ラスタを眺めているだけでしたが

ナビエは、彼が

とても怒っていることが

わかりました。

◇判決◇ 

ジョエンソンは

今は自分が発言する時間なので

ラスタが妄想を繰り広げるのは

後にして欲しいと言いました。

 

そして、ジョエンソンは

ラスタの実父と名乗り

彼が奴隷だったと記録が

残っていて

ラスタという娘のいる、その男が

ラスタに呼ばれて家を出た後

失踪したのを知っているかと

判事に尋ねました。

 

ラスタは、

そんなことはないと

抗議しましたが

今度は、カルル侯爵が

その男を証人として

準備したと言いました。

 

その男は

ラスタに呼ばれて宮殿へ向かう途中

誰かに連れ去られ

死ぬところだったのを

近衛兵たちに助けられたと

証言しました。

 

父親を捕まえたのはソビエシュなので、父親の証言は嘘ではないかと・・・

ラスタはナイフで刺されたように

苦しげな表情をしました。

 

そして、宮殿の騎士や下女たちが

ラスタが逃亡する際に

アリアンを殺害しようとしたことを

証言しました。

 

次に、ラスタに雇われた暗殺者と

名乗る男が

トロビー公爵夫妻の暗殺依頼を

受けたけれども

やっていないと告白しました。

 

ラスタは、悲鳴を上げながら

全部違うと否定しました。

 

判事はソビエシュに

ラスタが皇后として持つ

免責権を行使するのか

冷たく尋ねると

ソビエシュは

罪人に判決を下すように

命じました。

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 ラスタは、顔を真っ赤にして

皇帝が不能であることを

隠してあげたのに

それを隠すために

ナビエ皇后を捨てたことも

隠してあげたのに

自分を利用して捨てるのかと

叫び続けました。

 

判事は、これまでの罪に

神聖な法廷を冒涜し

皇帝を侮辱した罪を加えて

ラスタに幽閉の刑を下しました。

 

ラスタは近衛騎士たちに

連れていかれ

ソビエシュは

ラスタがいなくなった場所を

見ていた後

無表情で出て行きました。

ナビエとハインリも

帰ることにしました。

 

ラスタの爆弾発言は

彼女の刑罰を変えませんでしたが

もしも、次の皇后が

子供を産まなければ

人々は、

ソビエシュが本当に不能だと

疑うだろうと

ナビエは思いました。

 

自分の子供ではなく

他の子供が後継者になれば

権力が2分されることになる。

ハインリの兄には

子供がいなかったので

権力が不安定で

ハインリは兄のために

国外をさすらっていました。

ソビエシュの後継者になる人は

ハインリのように、

してくれるだろうかと

ナビエは考えました。

◇カフメン大公の調査◇ 

「こちらを見ている?」

例の声の主の

心の声が聞こえてきました。

 

ある調査官と目が合った時、

そういえば王妃も、

あの男と関わっていなかったか。

王妃が追い出された時は

あの男が、いきなり

皇帝の肩を持って・・・ 

心の声が聞こえてきました。

 

カフメン大公は

わざと他の調査官に目を向けると

その調査官の、

念のため、イマリさんに

聞いてみなければと言う

心の声が聞こえてきました。

 

イマリは

クリスタがとても大事にしていた

侍女でしたが

結婚して間もなかったため

クリスタに付いて

コンプシャへは行きませんでした。

 

カフメン大公は

イマリを訪ねました。

彼女は、カフメン大公が

クリスタの死の一因となったと

思っていたので

彼の顔を見るなり冷遇し

家の中へも入れてくれませんでした。

 

カフメン大公は、

そんなことはお構いなく

イマリに、

個人的に皇后陛下への襲撃について

調査をしているけれども

調査官の一人が、イマリの名前を

出したと言いました。

 

すると、

またイルリドが酒に酔って

他の人にその話をしたのかと言う

イマリの心の声が聞こえてきました。

 

イルリドもクリスタが

大事にしていた侍女で

彼女はコンプシャまで

クリスタに付いて行きました。

 

カフメン大公は

イルリドを訪ねましたが

彼女は誰にも会いたくないと言って

彼を拒絶しましたが

カフメン大公は

イマリから言付けがあると

伝えました。

 

イルリドはイマリ以上に

カフメン大公に

敵対心を持っていて

彼女の心の声は

カフメン大公への悪口を

言い続けていましたが

その中から

イルリドがクリスタの死後

コンプシャへ戻り

あの方に会ったことが

分かりました。

 

あの方が誰なのか

最期まで分かりませんでしたが

あの人が、ズメンシア老公爵か

リバティ公爵か

カトロン侯爵ではないかと疑い

カフメン大公は

コンプシャへ向かいました。

 

しかし、コンプシャの邸宅は

きれいに片付けられていたので

カフメン大公は

がっかりしました。

人の名前と地名を頼りに

ここまで来てしまったけれども

まともに調査をしているのか

自信がありませんでした。

 

イルリドがコンプシャで

あの方に会い

それがきっかけとなり

ナビエへの良くない計画に

参加することになったとしても

はたして、あの方が、

再びこちらへ来ることがあるのか・・

 

カフメン大公が

邸内をゆっくり歩き回っていると

入り口付近で誰かの心の声が

聞こえてきました。

 

これだけきれいに

片付けられていたら

痕跡を見つけるのも大変だと思う。

 

カフメン大公は

慌てて回りを見渡しましたが

隠れる場所がありませんでした。

 

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ソビエシュがラスタの父親を

地下監獄の奥深くに

閉じ込めた時に

ラスタが父親を呼んだ日に

彼がいなくなったことを

利用できるかもしれないと

ソビエシュは言いましたが

裁判で、ラスタに

濡れ衣を着せるとは

思いませんでした。

 

父親のことを抜きにしても

ラスタの判決は

変わらないと思いますが

恋が冷め、

自分の名誉が汚されると

ここまで残酷になれるものなのかと

思いました。

 

それに比べて

カフメン大公の

ナビエ様への愛は一途で

報われない愛に苦しむ彼が

可哀そうだと思いました。

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