自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 203話 ソビエシュの苦しみ

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203話 グローリエムは常時泉が連れて行ってしまいました。

◇娘の行方◇ 

近くに森のある、村のない国境外で

ケガをしたベルディ子爵夫人を

見つけたけれども

子供はいなかった、

馬車はひっくり返っていたと

騎士は沈痛な面持ちで

報告しました。

 

強盗の一人が

赤ちゃんを捨てろと言ったのを

ベルディ子爵夫人が聞いていたことを

騎士が報告すると

ソビエシュは、

近くの森と村に人を送って

子供を探すように命じました。

 

赤ちゃんはどこへ行ったのか、

もしかしたら、盗賊が

赤ちゃんを殺すかも、

奴隷として売るかもしれない、

獣に嚙まれているかも・・

 

ソビエシュの頭の中に

あらゆる恐ろしい考えが

浮かんできて

それに耐えられなかった彼は、

お酒を持ってくるように

命じました。

 

ソビエシュが、5回目に

お酒を持ってくるように

命じた時

カルル侯爵は見かねて

ソビエシュがお酒を飲むのを

止めました。

 

そして、

大勢の人が、目の前で

皇女の血を抜いて

検査をしたのを見たので

検査結果が変わるはずがない。

 

仮にエルギ公爵が

神殿の検査結果を変えたとしても

本当の結果は、

彼自身もわからない。

ラスタが死んでしまったので

もう親子検査はできない。

 

エルギ公爵は

ソビエシュを混乱させるために

あのような言葉を

残していった。

悪い意図が見受けられる。

ソビエシュを恨んでいる者の

口車に乗ってはいけないと

進言しました。

 

エルギ公爵は

自分が捕まらないように

周到に準備してから

ソビエシュに鍵を渡しました。

それなので、ソビエシュは

カルル侯爵の言葉を

認めたものの

 

ローリエムが

自分の子供である可能性もある、

もし、そうであれば

自分で娘を殺したことになると言って

ソビエシュは

大きな恐怖を感じました。

 

近くの森と村をくまなく探しましたが

ローリエムは

見つかりませんでした。

ソビエシュは、昼の仕事と謁見を

完璧にこなしていましたが

夜は強いお酒を5-6本を飲み

寝室ですすり泣きしていました。

 

そして、森でグローリエムを

探していた騎士が、洞窟で

血の付いたグローリエムの服を

見つけました。

その服は

赤ちゃんが死んだと思わせるために

常時泉のボスが部下に命じて

わざと作らせたものでしたが

常時泉がグローリエムを

連れて行ったことを知らない騎士は

赤ちゃんが死んだと思いました。

 

ソビエシュは、

血の付いたベビー服を抱きしめて

ローリエムの名前を呼びながら

泣きました。

 

ソビエシュの耳元で

自分を信じて欲しい。

陛下の娘だと言っていた

ラスタの言葉が

グルグル回っていました。

 

自分の愛した赤ちゃんを

守れなかったことに耐えきれず

ソビエシュは、

赤ちゃん、自分も連れて行って

叫びながら

壁に頭を叩きつけました。

何度も叩きつけるので

秘書たちが彼を押さえつけ

1人の騎士が、

処罰されるのを覚悟で

ソビエシュを気絶させました。

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◇ソビエシュの苦しみ◇ 

ソビエシュは目を覚ますと

ナビエとグローリエムの

肖像画を見て

声を押し殺して泣きました。

 

涙の中で、

2枚の肖像画が一つになり

彼の夢見ていた完璧な家庭が

そこにありました。

 

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ソビエシュはナビエに

助けを求めました。

そして、ナビエは

死んでしまったのかもと

思いました。

 

ソビエシュは、

ローリエムを探しました。

一人ぼっちになって

天国へ行く道を探せないまま

父親を呼んでいるような

気がしました。

 

ソビエシュは、使用人に

お酒を持ってくるように

命じました。

お酒を飲むと

ナビエの幻影が現れ

もうお酒は飲まないで

言いました。

 

ソビエシュは

ナビエが生きていることと

彼女が幸せだという話を

聞かせて欲しいと

ナビエの幻影に話しました。

 

彼女の幻影が消えたので

ソビエシュは

あたりを見回すと

今度は、窓越しに

ナビエが回廊を歩いて行くのが

見えました。

 

ナビエは、ラスタのことで

ソビエシュと争った時と

同じ服を着ていて

冷ややかに帰っていくナビエに

ソビエシュは何度も

謝り続けました。

 

そんなナビエを

血に濡れた銀髪をなびかせた

ラスタが見下ろしていました。

 

口の周りが血まみれのラスタは

ソビエシュを見ると

ニヤリと笑り

下を指さしました。

そして、ナビエに向かって

屋根から飛び降りました。

 

ソビエシュは、

「ダメ!」と叫びながら、

窓から飛び降りました。

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自分の娘が死んでしまった、

自分が殺したも同然と

思っているソビエシュには

気の毒ですが

たとえ盗賊であっても

ローリエムを可愛がって

育ててくれるのであれば

子供は幸せに

なれるのではないかと思いました。

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