自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 216話 先読み ハインリのしたことを隠すナビエ

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216話 カルル侯爵の言っていた、この目的とは何なのでしょうか?

◇宮廷人への疑惑◇ 

ナビエは

ローズとマスタスの

言い争いを見た後で

自分の考えを整理し

彼女の執務室にマッケナを呼びました。

 

ナビエは、東大帝国から来た

宮廷人が何人いるか尋ね、

そして、彼らが

トラブルを起こしていることを

聞いたと、マッケナに話しました。

 

彼は、詳細な人数は

わからないけれども

隣国の皇族が

非公式に訪問する際に

連れて来るとされる人数と

同じくらい来ていると

答えました。

 

そして、トラブルについては

ナビエが東大帝国出身であることを

考慮してか、

ローズとマスタス同様

口論程度と答えました。

 

ナビエはマッケナに

東大帝国から来た宮廷人が

本当に宮廷人か

確認したかと尋ねました。

 

マッケナは、もちろん確認したと

答えました。

 

ナビエは、彼らの中に

魔法使いがいるのではと

マッケナに話しました。

マッケナは、

仮に魔法使いがいたとしても

彼らが能力を出さない限り

わからないと答えました。

 

ナビエは

魔力を奪う方法を知っているなら

魔法使いを見分ける方法も

知っているかと思いましたが

違いました。

 

いくら東大帝国の宮廷人が

尊大でも

1日に2度も3度も

喧嘩するほどではないと

ナビエが言うと

マッケナは、ハインリに相談すると

言いました。

 

ナビエは、

 

ソビエシュは、魔力の消失の痕跡を

探しに来たかもしれないので

良く調べることにしましょう。

 

とマッケナに伝えました。

それを聞いたマッケナは笑顔のまま

硬直しました。

 

マッケナは、魔力消失現象にハインリが関わっていることを、まだナビエは知らないと思っていたのでしょうね。

ハインリは、自分のために

戦争を諦めてくれたので

ナビエも、彼のために

彼のしたことを隠してあげようと

思いました。

 

一方、ソビエシュが

ナビエに

 

桃がぶつかったことを心配して来た。

ナビエに会いたくて謝りたくて来た。

 

と言ったのは

嘘だったと思いました。

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◇魔力消失現象の主導者◇ 

マッケナは、

ハインリがいると聞いた場所へ

彼を探しに行くと

頭の上に砂がパラパラ落ちてきました。

 

マッケナは上を見上げると

宝石が埋め込んである柱の縁に

木の枝をくわえたクイーンが

マッケナを見下ろしていました。

その周りには、

いくつかの、できそこないの

巣の跡がありました。

 

マッケナは、

 

最新流行の

シルクの巣を作ろうと思っていたのに

我慢ができなくて

自分で巣を作っているのですか?

 

とクイーンに話しかけました。

クイーンは、口にくわえていた枝を

吐き出し、下へ降りてきて

人間の姿に戻りました。

 

ハインリは、家は何軒も

あった方がいいと答えました。

ハインリは隠してあった服を着て

マッケナに何の用か尋ねました。

 

まずマッケナは

ハインリとマッケナが魔力消失現象を

主導したことを

ナビエが知っているのかと

尋ねました。

 

そして、先ほどの

ナビエとの会話について

一言も漏らさず、

ハインリに伝えました。

 

自分たちが魔力消失現象を

主導したことが

魔法使いたちにばれたら

彼らは何をするか・・・

 

とマッケナが言うと

ハインリは頷きました。

ハインリは深く考え込みました。

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◇密着監視◇ 

ナビエの前では、

ソビエシュが笑ったり

しかめっ面をしていました。

 

その隣では

カルル侯爵が

不機嫌な顔をしていました。

 

ナビエの隣では

ハインリが笑っているけれども

顎に力が入っていました。

 

ハインリとは反対側の

ナビエの隣に座っているマッケナは

カルル侯爵のシルクのスカーフを

見つめていました。

 

なぜ、

そんなことになったかというと・・

 

前の晩、ハインリは

東大帝国が西大帝国において

魔力消失現象に対する

わずかな糸口も

見つけられないようにするため、

東大帝国の騎士と宮廷人、

そして供の人たちとソビエシュを

密着監視することを提案しました。

 

騎士には騎士

宮廷人には宮廷人、

カルル侯爵はマッケナ

そして、ソビエシュはハインリ

 

が密着監視することになりましたが

カルル侯爵が

ソビエシュに

ぴったりくっついていたため

それに自然とナビエが加わり

5人一緒となりました。

 

とてもぎこちないので

ナビエはため息をつくと

ソビエシュが笑顔で

 

ナビエ様

 

と言いました。

 

彼女はできる限り感情を抑えて

 

ソビエシュ様

 

と言うと

今度はハインリがナビエ様と言い

ナビエがハインリ様と言うと

ハインリはソビエシュ様と言う始末。

 

そしてハインリはナビエのことを

奥さんと呼び

彼女の口元を

何かで拭く振りをしながら

 

ここに私への愛が付いている。

 

と言うので、カルル侯爵は

むせてしまい、

ソビエシュは笑ってはいるものの

目から、火の玉が出てきそうに

見えました。

 

そして、ハインリは急に

暑いと言いながら

腕で髪をかき上げました。

持ち上がった上着の下に

ベストが見えました。

その胸元には妖精の涙が

光っていました。

 

すると、向かい側で

大きな音が聞こえ

ソビエシュが苦しそうな顔で

頭を抱えていました。

 

ソビエシュは苦しみながらも

彼は妖精の涙を

見つめていました。

 

ソビエシュが

記憶を失っているのなら

その宝石についての約束を

覚えているはずがないのに

なぜ妖精の涙を睨んでいるのかと

ナビエは思いました。

 

ふとナビエは、

宝石にまつわる伝説を

思い浮かべました。

 

相棒を失った妖精が悲しみながら自ら永遠の眠りにつくという 伝説です。

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自分のためにハインリは

戦争を諦めてくれたから

彼のために

彼がしたことを

隠してあげようと思うナビエ。

ナビエのハインリへの愛は

今後、ソビエシュが何を言っても

揺らぐことはないのかなと思います。

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