自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 254話 先読み ハインリへの愛情

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254話 ナビエの父親がソビエシュの代理人として選ばれました。

◇一番の適任者◇ 

ソビエシュの業務の代行を頼まれ

戸惑うトロビー公爵にソビエシュは、

彼を選んだ理由として

 

1人は高齢で

2人は他国の王族と結婚し

その国で暮らしている。

もう1人は、

違う国で生まれて育ったから

東大帝国の慣習すら知らない。

 

と言いました。

 

トロビー公爵は

自分の娘も西大帝国の皇后だと

言うと、ソビエシュは

 

あなたが

結婚をしたわけではない。

私はあなたにとって

好ましい婿ではなかったけれど

あなたは私のそばに残り

傍系の皇族として

常に忠誠心を見せてくれた。

 

と言いました。

 

そしてソビエシュは

トロビー公爵の評判を調べ

秘書たちとも相談し、

彼らもトロビー侯爵が

一番の適任者であることに

同意したと、伝えました。

 

トロビー公爵は

プレッシャーを感じていましたが

彼から見ても、

それが一番良い選択だと

分かっていました。

ただ、ソビエシュと

ナビエのことがあったので

受け入れがたいだけでした。

 

断るのであれば

自分もシャルルのように

相続権を放棄するしか

ありませんでした。

 

ソビエシュは、

わざとトロビー公爵と

一緒に行動したので

彼は、ソビエシュの

病状を観察できました。

トロビー公爵の目から見ても

ソビエシュは対外的な活動を

できない状態でした。

 

それでも、トロビー公爵は

簡単に返事ができませんでした。

 

皇帝陛下は若いので

状態が良くなれば

結婚して子供をもうければよい。

自分も元の位置に戻ればよい。

 

けれども、結婚しても

子供が生まれなかったら

傍系の自分の側から

皇帝を出すことになる。

 

ナビエは西大帝国の皇后だし

コシャールは

皇帝陛下と同じような年齢なので

除外。

すると、

コシャールとナビエの子供の誰かが

後継者になるかもしれない・・

 

もしかしたらソビエシュは、

元皇后のナビエの子供が

跡継ぎになることを

望んでいるのかもしれないと

トロビー公爵は思いました。

 

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◇ハインリへの愛情◇ 

もしも父親が

ソビエシュの代理人になったら

どうしよう?

 

ナビエはハインリに相談したいのに

彼は夜になると

赤ちゃんたちを夫婦の寝室へ連れて行き

鳥になって

赤ちゃん鳥たちの世話をするので

話ができませんでした。

 

ナビエは枕を叩きながらハインリの背中を狙っています。

 

2時間後、赤ちゃん鳥たちは

ハインリの世話を受けて

お腹いっぱいになり

満足げに眠りました。

 

そのふっくらしたお腹を

ナビエはそっと撫でてあげると

赤ちゃん鳥たちは

足の指を伸ばしました。

その姿を見て、

ナビエは涙が出てきました。

 

人間に戻ったハインリが

ナビエを後ろから抱きしめ

彼女の首筋、こめかみに

キスをすると

ナビエが泣いていることに

気付きました。

 

ナビエは涙を拭きましたが

ハインリに抱きしめられ

彼の心臓の鼓動を聞いていると

また涙が出てきました。

彼女は、

 

ハインリ、

私のそばを離れないでね。

 

と本音を言ってしまいました。

 

その言葉に

ハインリは凍り付いてしまいました。

 

ナビエは、ハインリと結婚をする時に

彼が側室を作っても

傷つかないようにすると誓いましたが

今は、そんなことを考えただけでも

苦しくなりました。

 

もしも、ハインリが心変わりをして

別の女性を連れてきて

側室にすると言ったら・・・

 

急にナビエが怖い顔をしたので

ハインリが心配すると

ナビエは手を下に伸ばし

彼の大事なところを握り

 

もし、あなたが浮気をしたら

あなたのくれた魔法を

ここに返します。

 

と低い声で警告しました。

 

ハインリは、

絶対にそんなことはないと

言いました。

 

ナビエ様、怖いです。

 

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◇ナビエの計画◇

父親からの手紙が届くと

ナビエは、父親の皇帝代理が

現実味を帯びてきました。

 

トロビー公爵が皇帝代理をすれば

東大帝国と西大帝国は

今より仲良くなるのではと

ローラが話すと

ナビエは、

実は考えていたことがあると

告げました。

 

閣議に出席したハインリを見て

大臣たちは安心しました。

そして、トロビー公爵が

東大帝国の皇帝代理をすることと

東大帝国と西大帝国が揃って

連合を脱退することを聞き

どよめきが起こりました。

 

全ての国が加盟している連合から

脱退すれば

交易で大きな不利益を被ることを

心配する大臣もいましたが

他の国々は

魔法使いを作る方法を知りたくて

ハインリに

ものすごい数の伝書鳥を

送ってきているので

ナビエは心配していませんでした。

 

ナビエは、

東大帝国と西大帝国が手を組み

月大陸連合に匹敵するような連合を

作るつもりだと言いました。

 

今まで東大帝国と西大帝国は

微妙に中が悪かったけれども

父親は同意するだろうし

ソビエシュもナビエと対立しようとは

思わないだろうと

ナビエは考えていました。

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ナビエがあからさまに

愛情表現をすると

固まってしまうハインリが

可愛いです。

 

ソビエシュの裏切りのため

傷ついていたナビエは

ハインリを深く愛さないように

しよう、

ハインリが側室を持っても

傷つかないようにしようと

思っていたのに

ハインリの愛のおかげで

ナビエの頑なな心が和らぎ

彼の欠点も含めて

彼を愛するようになったのは

すごいことだと思います。

 

私のそばを離れないで

 

この言葉はハインリにとって

最高に嬉しい言葉だと思います。

これで、ハインリの不安が

なくなると良いなと思います。

そして、ナビエが怖いので

絶対に浮気なんて

するはずがないと思います。

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