自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 264話 外伝 2話 ノベル ネタバレ 先読み ソビエシュとアレイシア

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外伝2話 いまだにソビエシュは、幻想を見続けています。

 ◇アレイシア◇

幻想は忘れていたり

辛かった過去を

見せてくれることがありました。

 

ソビエシュは先代皇后である

母親の肖像画を見つめていました。

傲慢な印象を与えているけれども

頻繁に泣いていたので

彼女の目元は腫れていました。

 

ソビエシュは目を閉じると

遠い過去の幻想が

浮かび上がりました。

 

ソビエシュはパーティ会場にいました。

 

皇帝が

クロム公国から来たアレイシアから

目を離さない、

皇后は気の毒だ。

 

と2人の貴婦人が話をしていました。

 

上座では、

ソビエシュの父親が足を組んで座り

酒を飲んでいました。

赤毛の美女のソフィア伯爵夫人が

父親の横に寄り添っていました。

 

もう一つの上座には

多くの人に同情されている

ソビエシュの母親が座っていました。

 

そして、父親の視線の先では

金髪で青い目のアレイシアが

騎士とダンスをしていました。

 

アレイシアは楽しく踊った後

ベランダに出ました。

彼女はドレスに絡まった

髪の毛を取ろうとすると

真珠のボタンが一つ取れて

床に落ちました。

それを、黒い髪と黒い瞳を持つ

東大帝国の美しい皇帝

オシス皇帝が拾い

アレイシアに渡しました。

そして、彼女を見つめました。

 

人々は、皇帝のことを

悪魔と取引して

美しさと能力を手に入れた人、

だから彼と会った女性は

皆、目を奪われると

噂していましたが

アレイシアは信じていませんでした。

しかし、実際に彼と目が合うと

自分は悪魔に魅入られたと思いました。

 

初めてベッドの上で

オシス皇帝の裸を見た時

アレイシアは罪悪感を覚えましたが

どうせ、この男は浮気者だし

自分とも長くは続かないと思い

皇后への罪悪感を横へ押しのけ

アレイシアは、オシス皇帝と

短くて激しい愛を

分かち合うことにしました。

 

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 ◇皇帝の息子◇

雪の降る日、

アレイシアはプレゼントを持って

オシス皇帝を尋ねると

初めて皇帝の息子を見ました。

 

その隣には、

彼よりも少し幼い女の子がいて

オシス皇帝と

楽しそうに話をしていました。

 

きっとナビエですね。

 

アレイシアは木の陰から

初めて見る皇帝の表情を

我を忘れて

見物していました。

 

窓が開いていて

冷たい風が入ってくる中

アレイシアは三脚の前に座り

皇帝の絵を描こうとしましたが

うまくいきませんでした。

 

そこへ皇帝がやってきて

自分の着ていたマントを脱いで

アレイシアの肩にかけました。

そして、暖かい所でやるように

と言って

人々が見ているのも

お構いなしに

アレイシアをマントで包んだまま

抱き上げ

自分の部屋へ連れて行きました。

 

アレイシアは皇帝の胸の中で

ショックを受けた目で

自分の方を見ている

皇帝の息子を見ました。

愛する人に似ているけれども

他の女性が与えた灰色の瞳が

アレイシアを非難していました。

 

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◇アレイシアの意地悪◇ 

ある日、アレイシアは

皇帝が貸してくれたマフラーに

自分の好きな香水をかけて

部屋を出ました。

皇帝の首にそのマフラーを巻き

 

陛下のそばに

私がそばにいると思ってください。

 

というつもりでした。

 

どこからか泣き声が聞こえてきたので

そちらへ行ってみると

皇后が泣いていました。

そして、母親の膝に顔を埋めて

皇太子も泣きながら、

彼女を慰めていました。

 

母親をとても愛している様子の

皇太子を見て

アレイシアは

自分も皇帝との間に

自分たちに似た子供を

持つことになるのかと思いました。

 

すると皇太子は

 

自分が皇帝になったら

お母さまを苦しめた人たちを

誰も許さない。

側室は全員、刑務所に閉じ込め

生きることも死ぬことも

できないようにする。

 

と母親に言いました。

 

アレイシアはぞっとしました。

将来、莫大な権力を握る子供の言葉を

笑って聞き流すことは

できませんでした。

皇帝の子は一人だけなので

あの子は自分を

殺すこともできると思いました。

 

その時、皇太子は

嫌悪感を露わにして

アレイシアを見ました。

 

アレイシアは

愛する男に

そっくりな顔をしているのに

あのような視線で自分を見る

皇太子が憎くなりました。

 

顔を背けた皇太子に

怒りがこみ上げてきたアレイシアは

どうして、

自分にそんなことを言うのか

問い詰めようとしましたが

 

それ以上近づくと

監獄に閉じ込める!

 

と皇后が冷たく警告しました。

 

アレイシアは、

そのまま引き下がりたくなかったので

 

美しい皇太子さま

私があなたに弟を作ってあげる。

 

とソビエシュに言いました。

 

そして、皇后には

 

子供は早死にする。

皇太子殿下にも

弟が3-4人いた方がいいでしょう。

 

と言いました。

 

そして、ソビエシュに

 

あなたが皇帝になる前に

私はこの国を去る可能性が高い。

 

と言いました。

 

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◇ソビエシュの嘘◇ 

皇后と皇太子に意地悪を言って

気分が良くなり

朝寝坊をしたアレイシアは

自分を睨みつけるだけだった

皇太子が、泣きながら

自分を指差しているのを

知りませんでした。

 

あの女性が

中絶薬入りのクッキーを

お母さまにプレゼントして

私が誤って

食べてしまいました、

お父様。

 

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ソビエシュは目を覚ますと

カルル侯爵が心配そうな顔を

していました。

 

そして、

ナビエが行方不明になっていることを

ソビエシュに伝えました。

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これまで名前しか出てこなかった

アレイシアが登場しました。

かなり気の強い女性のように

思われます。

 

ソビエシュは、

父親の浮気に苦しめられ

いつも泣いていた母親を

すぐそばで見ていていました。

母親のために泣いて

彼女を慰めていたソビエシュが

母親を思うあまり

嘘までついたのに

母親と同じ立場の

ナビエを苦しめたことが

理解できません。

 

ソビエシュの父親が

そうであったように

恋に溺れてしまうと、

何も見えなくなって

しまうのでしょうね。

そして、側室に飽きると

ひどい仕打ちをすることも

父親と同じだと思いました。

 

原作の第1話に

ソビエシュの父親は

皇帝の座を譲位したと

書かれているので

ソビエシュの両親は

生きていると思いますが

ソビエシュがラスタに溺れて

ナビエを追い出したことを

どう思っているのか

知りたいと思いました。

 

 

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