自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 266話 外伝 4話 ノベル ネタバレ 原作 小説 あらすじ エインジェルに助けられたナビエ

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外伝4話 無人島にいるナビエとカフメン大公を助けに来たのは あのエインジェルでした。

 

◇またもやエインジェル

第4騎士団の船の上で

ナビエは、海風と

第4騎士団の騎士たちの

視線が痛くてたまりませんでした。

 

ナビエが騎士たちの方を向くと

彼らはサッと視線を避けました。

 ナビエは彼らの白い制服を見ると、

ため息が出るし

彼らも困惑しているようでした。

 

エインジェルだけは

こんな偶然があるなんて不思議だ。

自分と皇后の間には運命がある

言って喜んでいました。

 

そして、なぜ島にいたのかと

ナビエに尋ねたので

彼女は海に落ちたと答えました。

 

すると、皇后は鳥ではないので

疲れて休んでいたわけでは

ないですよねと言いました。

 

ナビエが睨みつけると

エインジェルは笑いながら

皇后が鳥なら白鳥だろうかと

尋ねたので、ナビエは

キツネくらいは一口で飲み込める

ハシビロコウだと

答えました。

 

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エインジェルが似ているかもと

言ったので

ナビエは彼の口を

扇子でたくさん叩いてやりたいと

思いました。

 

夕食後、ナビエは甲板に出ると

後からついてきたカフメン大公が

エインジェルには用心した方がいいと

告げました。

 

ナビエは、彼の考えていることが

わかるかとカフメン大公に尋ねると

 

ナビエ様は、

なぜ火大陸へ向かっているのか?

ルイフトの大公と一緒にいるから

ルイフトへ行くのだろう。

やはり氷の魔法使いが足りなくて

直接出てきたのか。

今日は私を凍らせてくれないのかな?

目が神秘的だ。

ハシビロコウか・・・

 

と答え、最後の意味はわからないと

言いました。

 

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エインジェルが2人に

デザートを持ってくると

ナビエの隣に立ちました。

 

そして、2人が海に溺れて

2人共助かったのは運が良い。

海賊に助けられれば

一生、雑用をしながら

生きることもあると

エインジェルは言いました。

 

ナビエは返事の代わりに

黒い海を眺めました。

 ◇両親の裏切り◇

東大帝国の皇宮で

夢のような日々を送っていた

アレイシアは

皇后に中絶薬入りのクッキーを

食べさせようとしたという

濡れ衣を着せられました。

 

自分はやっていないと主張しても

誰も信じてくれず

両親のいるクロム公国へ

帰るしかありませんでした。

 

両親は家門に泥を塗ったと

アレイシアを非難しましたが

数日後、彼女のことを

可哀そうに思ったのか

慰めてくれました。

 

そして、そのことが

国家間の問題に

飛び火するといけないので

誤解を解くために

皇帝に、手紙を書くように

勧めました。

 

アレイシアは

中絶薬の入った食べ物のことは

何も知らないと手紙に書くと

東大帝国での楽しい思い出が蘇り

涙が出てきました。

父親は娘を気の毒に思ったのか

ホットチョコレート

持ってきてくれました。

 

誰が何と言おうと

自分たちはあなたを信じていると言って

アレイシアを

抱きしめてくれました。

 

父親の優しい声を聞いているうちに

眠くなったアレイシアは

これからは善良に生きる、

他人の家庭に関わらない、

自分を睨んでいた

少年の恨みに満ちた瞳を脇へ追いやり

眠りにつきました。

そして、目が覚めると

彼女は海の真ん中にいました。

 

両親に捨てられたアレイシアは

泣き崩れました。

何時間も泣いて

日が昇るころ、眠りにつきました。

もしも助かったら

誰にも利用されて暮らさないと

誓いました。

◇海賊船◇ 

次に目が覚めた時

彼女は海賊船に乗せられていました。

 

恐怖で怯えているアレイシアに

少年が箒を渡して

掃除をするように指示しました。

 

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アレイシアが海賊船に囚われてから

2年経ちました。

 

彼女に箒を渡した少年は青年となり

アレイシアの仕事の

邪魔をしていました。

その彼の腰に短刀が差してあるのに

彼女は気が付きました。

 

なぜ、青年が短刀を持っているのか

尋ねると

海軍大将に会いに行くのに

付いてくるように言われたと

青年は答えました。

 

ブルーボヘアンの海軍大将は冷酷で

海賊を捕まえる度に

絞首刑にすると噂を聞いていたので

アレイシアは

彼に行かないように忠告しましたが

青年は言うことを聞きませんでした。

そして、翌日、彼女は

青年が1人で逃げたという

話を聞きました。

 

数日後、青年の首に

白いロープがかけられ

彼は絞首刑台の上に立っていました。

その前には、

悪名高い海賊団のナンバー3と書かれた

看板が置かれていました。

 

ブルーボヘアンのクローディア大公が

海賊討伐がうまくいっているか

確認をしに来たため

自分の部下を犠牲にしたくない

海賊船の船長が

青年をブルーボヘアンの海軍大将に

差し出したのでした。

 

青年の足元の床が落ち

アレイシアが泣く度に

果物やお菓子をくれた青年が

足をバタバタさせて

苦しんでいました。

その姿を海軍大将と王族が

退屈そうに見ていました。

 

アレイシアの横にいた海賊が

自分が犠牲になるから

アレイシアを逃がしてくれ、

粘り強く最後まで生き残ってくれと

伝えてという青年の言葉を

アレイシアに伝えました。

 

アレイシアは人込みをかき分けて

青年のいる方へ行きました。

彼と目が合った途端

彼の身体がぐったりしました。

 

彼女は悲鳴を上げながら

海軍大将を睨みつけました。

彼は、アレイシアを引きずり出すよう

兵士たちに目配せをしました。

 

兵士たちに捕らえられた

アレイシアはもがきました。

その瞬間、

 

海軍大将の隣に

退屈そうに座っていた王族が

「ちょっと」と言って手を上げました。

 

人々がざわめく中

青年の身体が揺れて、アレイシアは

再び彼と目が合いました。

彼の言葉を思い出した彼女は

兵士たちを振り切り

王族に駆け寄り

海賊に捕まっていたので

助けて欲しいと叫びました。

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エインジェルに何を言われても

負けていないナビエは

カッコいいと思います。

自分は白鳥ではなく

ハシビロコウだというナビエは

ハインリをいじめたエインジェル

本当に飲み込んでやりたいと

思っているのかもしれませんね。

 

ラスタが死んだ後

エルギ公爵がやって来て

アレイシアの話をした時

ソビエシュは

彼女の両親が自殺に見せかけて

海に流したという話を

思い出していました。

 

さらっと書かれていたので

それほど重要ではないと

思っていましたが、外伝で

それが取り上げられるとは・・・

 

作者さんは、お話のあちこちに

さりげなく、重要なことを

散りばめるのが上手だと

思います。

 

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