自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 15話 マンガ13話 ラスタは頭が悪くて厚かましい

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15話 クイーンが来なくなってから2日経ちましたが、それは、ラスタの下女が、自分がハインリ王子の文通相手だと嘘をついてからであることに、ナビエは気づきました。

◇クイーンが来ない◇

ラスタの下女の噂を聞く

数時間前まで

クイーンはナビエの部屋で

遊んでいたので

彼女は、

クイーンが来なくなったことを

残念に思いました。

 

しきりに窓を眺めるナビエに

イライザ伯爵夫人は

クイーンのことを考えているのかと

尋ねましたが

今、クイーンに会いたいと言うと

ハインリ王子に会いたいと

聞こえるのではないかと思い

ナビエはぎこちなく笑うだけで

返事をしませんでした。

 

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◇招待客の調査◇

特別パーティの前日は、

招待客との顔合わせのために

晩餐会が開かれました。

ナビエは、その前に執務室へ行き

特別パーティに招待した人に

関する資料に目を通しました。

 

カフメン大公は

ルイフトという砂漠の国の

大公としてではなく

魔法学園を

首席で卒業した留学生としして

招待されていました。

ナビエは、

ルイフトの宮廷作法について

何も知らないので困りました。

 

ある冒険家が書いた「探訪記」が

唯一の関連書籍だけれど、

カフメン大公がその本を読んだ後に

笑いながら

妄想小説と言っていたそうなので

実情は違うとナビエは思いました。

 

カフメン大公は何年間か

留学生活を送っていたので

自分たちのやり方で

もてなすしかないと

ナビエは思いました。

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◇晩餐会◇ 

部屋の中に入ると、

真っ先にラスタが目に入り、

「お姉さま」と呼ばれたので、

ナビエは驚きました。

彼女は、

皇后陛下と言い直して笑うと

ナビエは顔をしかめそうになりました。

 

ラスタは特別パーティに招待された

20人の中にいなかったので、

ソビエシュが連れて来たと

ナビエは思いました。

 

ソズ姫はナビエに向かって、

「あの女は何なのか」という顔をし、

ハインリ王子は

目で挨拶をしてきたので、

ナビエは微笑みました。

 

ソズ姫はナビエの隣に座ると、

彼女にしか聞こえない声で、

ハインリ王子が浮気者だという噂は

本当だった。

彼は、皇帝の前で

人間シュークリームのように

ラスタに接していたという話しました。

 

ナビエは

ハインリとソビエシュとラスタを

観察してみたところ

ハインリは

いつものように曖昧な様子、

ソビエシュは、

いつもより鋭い雰囲気、

いつもより顔の赤いラスタは

時々2人を交互に見て

この状況を楽しんでいるように

見えました。 

 

ソズ姫は、

ハインリ王子の態度が、

先ほどとは違うと囁きました。

ナビエは、今度はあえて

彼らの方を見ないようにしました。

 

まもなく、招待客が集まり

食事が始まりました。

ところが、しばらく経つと、

ラスタが手紙の内容を

半分も理解していないのを

ハインリ王子が指摘したことで

彼とソビエシュの

言い争いが始まりました。

 

ハインリ王子は、

下女もラスタも、とても不愉快だ、

西王国や自分を軽んじているのか。

もしかして、皇帝が

ラスタにやらせたのかと非難しました。

 

ソビエシュは、

ラスタは

少々、混乱したと言っている。

手紙の内容など紛らわしいものだと

ラスタを庇いました。

 

しかし、ハインリ王子は

ラスタの口真似をして、

手紙の内容を半分もわからないのは

話にならないと、はっきり言ったと

可愛らしく反論したので、

ソビエシュの顔が

真っ赤になりました。

 

続いてハインリ王子は、

ラスタが

10を聞いたら半分忘れてしまうほど

とても頭が悪いのであれば、

自分の失敬を認めると言うと、

一瞬にして、

雰囲気が険悪になりました。

 

ハインリ王子は、

ラスタが嘘をつくはずがないと思い

今日は、甘く優しく接したのに、

ラスタも下女も、

ある時を境にして、

手紙の内容を覚えていない。

これは不自然ではないかと話すと

周囲の人々は頷いたので、

ラスタは耳まで赤くなりました。

 

ハインリ王子を睨みながら

話を止めるようにと叫ぶソビエシュに

ハインリ王子は、

この問題を

静かに解決しようと思ったのに

事を荒立てたのは皇帝だと

言いました。

 

ソビエシュは、

自分の女性が

苦境に立たされた時に

保護するのが騎士道だ。

つまらないいいがかりを言って

可愛そうな人を罵倒するのが

西王国の騎士道なら

これについて話すことは何もない

反論しました。

 

それに対してハインリは

自分の女性が

他の人に名を騙られたので

彼女を守るためにやっている。

もちろん、詐称された方は

女性ではなく、

男性かもしれないけれどと言って、

ナビエの方を見たので

彼女は心臓がドキッとしました。

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◇ナビエ、口を開く◇ 

その時、それまで

沈黙を守っていたラスタが

突然、「ひどい。」と言いました。

そして、可憐で清純な姿で

すすり泣きながら

自分は手紙の内容について

きちんと話したのに

ハインリ王子が

嘘だと言い張っているのは、

自分は、王子が望むような

身分が高く

教養のある女ではないからだ。

ラスタに示してくれた友情は

すべて嘘だったのかと尋ねました。

 

ハインリは

肩を震わせながら笑い

自分がおかしくなりそうだと

言いました。

 

続いてラスタは

皇帝の顔色を気にして、

ラスタを嘘つきにするのかとも

言いました。

 

ラスタの空気を読まない言動は

無知や純粋な気持ちから

出るものだと思っていたけれど、

今の様子から、

彼女は驚くほど頭がいいと

ナビエは思いました。

 

ハインリはラスタのことを

今まで会った全ての人の中で

一番厚かましいと言いました。

するとラスタは

自分たちの友情を考えて、

ラスタを傷つけないで欲しいと

言って、すすり泣き始めると

何人かの貴族が

不快そうな顔をしました。

 

あまりにも

ラスタが堂々としているので、

真実を知らない人は

どちらが正しいのか

わからないようでした。

皆が事態を見守っている中、

カフメン大公だけは

優雅に食事をしていました。

 

彼の手の動きをぼんやりと見ながら

ナビエは、

自分がハインリ王子の

文通相手であることを

明らかにした方が良いのかと

悩みました。

 

ハインリ王子の肩を持つと

ラスタだけでなく

彼女の肩を持ったソビエシュも

滑稽だ。

けれども、ラスタのせいで

ハインリ王子が

困難な状況になるのは

見たくない。

ラスタが主張している友情は

クイーンを通じて

私とハインリ王子が

築いたものだからと考えていると

機械のように食事をしていた

カフメン大公が驚いた顔で

ナビエの方を見ました。

ナビエは、

カフメン大公と目が合ったので

頷きました。

 

カフメン大公はそれには応ぜず、

ナビエをじっと見て、

ラスタを見つめ、

ハインリ王子を見た後

小さく鼻で笑いました。

 

ナビエは

訳が分かりませんでしたが、

今は、カフメン大公の

異常行動を

気にしている場合ではないので

誰の肩を持つべきか判断した後、

ナビエは、

誤解は自分が正すと言いました。

人々はナビエの方を向きました。

ラスタは、目を大きく見開いて

ナビエを見つめていました。

 

ラスタは、

文通相手が自分であることも

ベルディ子爵夫人から

聞いているはずなのに、

一体、どういう根拠で、

自分の目の前で自分のふりをしても

彼女のために

自分が黙っていると思ったのだろうかと

ナビエは考えました。

そして、

できるだけ淡々とした表情で

ハインリ王子と

文通をしていた人を知っている。

それは、ラスタではないと

ソビエシュに向かって言いました。

 

ソビエシュの顔は真っ青になり

ラスタは裏切られたような顔で

ナビエを見つめ

ハインリ王子の顔は明るくなりました。

 

ソビエシュは、

ラスタが嫌いだからと言って

ハインリ王子の肩を

持つ必要はないと言いましたが、

ナビエは真実を言っただけだと

反論しました。

 

皇帝は、ラスタの言葉しか信じないと

ハインリ王子が皮肉を言うと、

ソビエシュは

自分の女の名誉を汚したと言って、

ハインリ王子に決闘を申し込みました。

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原作の113話で、

カフメン大公が

人の心が読めることが判明しますが

この時のナビエ様は

そのことを知らないので

カフメン大公がなぜ驚いたのか

分かるはずがありません。

 

カフメン大公は

食事に集中することで

聞きたくない他の人の心の声を

できる限りシャットアウト

していたと思いますし、

ラスタの嘘やハインリの

意地悪な考えに呆れていたかも

しれません。

 

そして、まさかナビエ様が

ハインリの文通相手だとは

思っていなかったのに、

冷ややかな表情と

不愛想な本当の声に反して

くすぐったくて穏やかな

ナビエの心の声が、

本当のことを打ち明けるべきかどうか

迷っていたのを聞いたカフメン大公は

二重の驚きだったのではないかと

思います。

 

ラスタは、奴隷時代に

美しい容姿と

自分は無知で可哀そうと見せることが

自分の武器になることを

知りました。

 

彼女が泣いてばかりいるのも

人の同情を

引くためなのでしょうけれど

残念ながら、

色々なタイプの人間を

知っているハインリには

通じませんでした。

 

ハインリがラスタに、

かましい、頭が悪いと言った時、

スカッとしました。

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