自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 18話 マンガ14話、15話 ナビエとソビエシュ 薄情なのはどちら?

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18話 ラスタを特別パーティに参加させたいソビエシュにナビエは・・・

◇薄情なのはどちら?◇

ソビエシュは

ナビエが本当に

思いやりのない人間だと

思っているようで、

皇后は実に薄情だと言ったので

ナビエは「やっぱりね。」

と答えました。

 

ソビエシュがラスタのために

外国の貴賓を追い出せば

自分たちが

ないがしろにされたと思い

国際問題に

発展するかもしれないし、

その責任は

ソビエシュが負うことになる。

けれども、ラスタのために、

自分がお客さんを追い出せば

人々は、自分が

ソビエシュとラスタの前で

いい顔をするために

誤った行動をしたと非難するはず。

すでに、

ソビエシュがナビエの名を騙り、

ラスタに贈り物をしたために

同じような噂が流れてしまった。

 

ラスタに贈り物をしたことは

個人的に恥ずかしいだけで

非難されることではないけれど、

お客さんを追い出すことは

社交界と国民の間で

自分の評価を落とすことになる。

これは、おかしな行動ではなく

間違った行動でした。

 

自分を守りながら

ラスタをなだめるために

ナビエを薄情呼ばわりして

無理強いするなんて

ソビエシュは本当に頭がいい

ナビエは思いました。

 

ナビエは

薄情なのはソビエシュだ。

ラスタの恋人であるソビエシュが

できないことを

どうして、自分に

強要するのかわからないと

言い返しました。

 

ソビエシュの顎に力が入り、

ラスタは怯えた視線を

送っていましたが、

ナビエは少しも

すっきりしませんでした。

 

ナビエは、礼儀正しく

ソビエシュに挨拶をした後

わざとゆっくりした足取りで、

立ち去りました。

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◇特別パーティ◇

西宮へ到着すると

イライラしながら

ナビエの帰りを待っていた

侍女たちが、

またソビエシュに

何か悪いことを

言われたのではないかと

心配してくれました。

 

彼女たちを落ち着かせた後

ナビエは一緒に食事をしましたが

食べ物が喉を通らなかったので

軽食だけで軽くお腹を満たしました。

 

その後は、1人で机に座って

新年祭が終わった後の

日程を点検しました。

あれこれ仕事をしているうちに

パーティの時間になりました。

 

特別パーティが終わった後

大宴会場へ来るかどうか

ナビエはローラに聞かれました。

 

彼女と仲良しのアリシュテが

風邪を引いて

パーティに来られないので

ナビエが出席しなければ

ローラも顔だけ出して

早く帰るとのこと。

 

ローラが待っているなら

自分も行くと

ナビエは約束しました。

ナビエは特別パーティが開かれる

赤い薔薇の間へ行きました。

ソビエシュの姿はありませんでした。

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◇カフメン大公◇

ナビエは、

ソズ姫の所へ向かう途中で

カフメン大公と出くわしました。

ナビエは笑いながら、

パーティを楽しんでいるかと

尋ねました。

前日、彼に無視されたことを

思い出しましたが、

今日は、無視されませんでした。

けれども、

返事は帰って来なかったので、

料理は口に合ったかと

別の質問をしました。

しかし、彼は返事をせずに

ナビエを見つめました。

切れ長の目のせいか、

怖い印象でした。

 

彼が新年祭に招待されたのは初めて。

今まで、交流したこともない。

知っているのは砂漠の国の

大公であること。

魔法学園を首席で卒業した人。

そのカフメン大公に

ルイフトでは、

イモナとイモトは一つと

言われました。

王がイモト、王妃がイモナだと

知っているナビエは、

王と王妃が一つなのは不思議だと

言いました。

 

しばらく、

意外そうな目をしていた

カフメン大公は、

イモトの恋人がイモナの目に入れば

殺される。

自分のスープも好きに飲めないのは

実に愚かだと言われました。

 

ナビエは、

ラスタのことを言われていると

思いましたが、

東大帝国では

皇后がむやみに、

皇帝の側室を殺せば、

廃位はもちろん、

監獄に入れられる可能性が

ありました。

 

ラスタを殺して、

束の間の痛快さを感じても、

そのために、

自分の人生をかけるべきなのか

カフメン大公に

質問しようとしましたが

彼は別の場所へ行ってしまいました。

 

側室を連れて来たのは

ソビエシュで

側室になったのはラスタなのに

どうして自分が

惨めな女になってしまうのだろうと

ナビエは思いました。  

◇神秘的な紫の目◇

後ろから、「クイーン」と

ハインリ王子がナビエを呼びました。

そして、

少し話がしたいと言いました。

ハインリ王子の表情は

真剣で悲しそうに見えました。

いつものように

軽く笑うこともなく

ふてぶてしく

傲慢な態度でもありませんでした。

 

ハインリ王子は、

話をするために、

誰からも変に見られない場所を

選んだので、ナビエは

ハインリ王子が

意外と思慮深い男だと感心しました。

 

ハインリ王子は

ナビエが文通を通して、

友情を大切にしたいと書かれた

手紙を読んだと言いました。

彼女は、

自分が文通相手であることを

ハインリ王子が知っていたことに

驚きました。

 

彼は、

ナビエの言動で気づいたわけではなく、

ラスタと下女のシュレーヌは

手紙の前半の一部分しか

知らなかったので

皇后陛下の元侍女で、

つい最近ラスタの侍女になった

ベルディ子爵夫人が

手紙の内容を教えたのではないかと

推測した、と説明しました。

 

ハインリ王子について、

悪い噂ばかり聞いていたけれど、

賢いという話は聞いたことがなく、

それだけの情報から推測する彼を

かなり頭がいいと

ナビエは思いました。

 

しかし、彼の表情は暗いままで、

傷ついた顔をしていました。

ナビエはどうしたのかと尋ねると。

 

自分だけがナビエを

友人だと思っていた。

自分には気を許せる友人が

ほとんどいない。

いつも多くの人に囲まれているけれど

本当の自分はとても孤独だ。

西王国の王位継承者として、

誰にも本音を打ち明けられない。

常に他人の目を

意識しなくてはならない。

1人の人間として

皇后陛下と正直な会話ができて

嬉しかったと言いました。

 

ナビエは、ハインリ王子の考えが

あまりにも自分と似ているので

驚きました。

早くから皇太子妃として

生きてきたナビエは、

家族以外に本音を打ち明けられる人は

いませんでした。

 

続けて、ハインリ王子は、

皇后陛下は、自分と違い、

友情は

文通だけに留めておきたいと

思われていると言って、

泣きそうな顔でナビエを見つめ、

ため息をつきました。

その目を見ているうちに

ナビエは罪悪感を覚えました。

 

ただでさえ神秘的な

ハインリの紫色の瞳が

シャンデリアの光を浴びて

宝石のように輝いていました。

ナビエは文通だけでも

楽しめると言いましたが、

ハインリ王子は、

文通を抜け出せば

「ソビエシュの馬鹿やろう」と

ナビエの代わりに

悪口を言えると言いました。


ナビエは

笑いを堪えましたが、

ハインリ王子は

面白いことを我慢することほど

面白いことはない。

笑いたければ笑えばいいと

ナビエにアドバイスしました。

 

しかし、

ナビエが笑わなかったので

ハインリ王子は、

心が痛むと言いました。

そしてしばらく考えた後、

自分の文通相手が

ナビエであることと、

自分たちが本音を言い合える

友人であることは

秘密にしておく。

その代わり、

自分たちが出くわした時に

知らないふりをしないで欲しい。

2人だけで会おうなんて

言わないから

たまたま2人だけになった時に

私を避けないで欲しいと

真剣な目をして言いました。

 

ハインリの執拗な視線を浴びると

ナビエは心臓が爪で

押しつぶされるような

変な感じがしました。

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ラスタの機嫌を取るために

ナビエ様を薄情だと罵るソビエシュ。

子供の時から仲が良かったナビエ様に

これほどまでに

辛く当たるようになるなんて

恋に溺れて冷静さを欠き

本当に大事なものが

見えなくなっている男は

恐ろしいと思います。

後にナビエ様を失うことが

分かっていたら、

このような行動は

取らなかったでしょうね。

 

ナビエ様は、特別パーティが

始まる直前まで

新年祭の後のことを考えて

仕事をしていましたが

おそらくソビエシュは

ラスタのご機嫌取りを

していたのではないかと

思います。

(その場面はありませんが)

 

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