自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 30話 マンガ 26話 ラスタと一緒にトゥアニア公爵夫人の悪口を言う人たち

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30話 20年以上社交界の蝶として君臨してきたトゥアニア公爵夫人は敵も多いのですが・・・

◇上出来◇

トゥアニア公爵夫人は

取り巻きが非常に多く

人気も評判も高かったので

彼女の敵は

悪口を言うことができませんでしたが

トゥアニア公爵夫人の

悪口を言いたくて

仕方がありませんでした。

 

トゥアニア公爵夫人主催の

ティーパーティ

ラスタが彼女の前で

放った言葉が痛快だったので

トゥアニア公爵夫人の敵は

ラスタの応接室に集まり、笑いながら

トゥアニア公爵夫人への

悪口を言って大騒ぎをしました。

 

数時間、悪口を言って、

スッキリした彼らが出て行くや否や

ラスタは、

話に加わらないで、離れた所で

彼らを見守っていたエルギ公爵に近づき

感想を求めました。

 

彼はラスタを褒めて

これからは自分一人でやるように

言いました。

ラスタは、

こういうことは

あまり得意ではないと言いましたが

エルギ公爵は、

自分は騙されないと告げました。

 

その後、エルギ公爵が

外へ出て行こうとするので

ラスタは付いて行こうと

しましたが

彼はラスタに

付いてこないように言いました。

 

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◇2人の関係◇ 

一般市民も参加できる大衆舞踏会の

日程を決めるために

文化機関の館長と

話し合いをしている途中で

彼がトイレに行ったので

ナビエも業務室の外へ出て

少し回廊を歩くことにしました。

すると、遠くない所にある柱に

エルギ公爵がもたれかかり

立っていました。

 

ナビエを3時間待っていたと言う

エルギ公爵に

彼女は、彼が自分を待つ用事が

何かあったかと考えました。

 

ナビエはエルギ公爵に

要件を訪ねると

エルギ公爵は

自分がハインリの友人であることを

知っているかと尋ねました。

ナビエは知っていると

返事をしました。

しばらく、

気まずい沈黙が流れた後、

エルギ公爵は、

自分について、ハインリから

何を聞いたかと尋ねました。

しかし、

ナビエはハインリから

悪い噂を聞いていたので、

エルギ公爵に答えられないでいると

彼は、

ハインリは

彼のお気に入りの人には

自分の悪口を言うし、

軽い部類の人間だ。

ハインリは二重人格で

笑いながら人を傷つけるなど

彼の悪口を言いました。

 

ハインリとエルギ公爵は

親友なのに

なぜ、互いに相手の悪口を言うのか

ナビエは呆れました。

彼女は、エルギ公爵に

2人は親友同士ではないのかと

尋ねると、エルギ公爵は肯定し

ハインリがここへ自分を呼んだ、

彼が何年も前から立てていた・・・

と言いかけている途中で、

誰かが壁を叩きました。

 

振り返ると

ソビエシュが斜めに立ったまま

エルギ公爵を睨んでいました。

また外国人だ。また外国人だ

ソビエシュは呟いていました。

 

エルギ公爵は

ソビエシュに挨拶をすると

立ち去りました。

 

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◇嫉妬◇ 

彼が遠くへ行くや否や

ソビエシュはナビエに

皇后は外国人が好みなのだと

言いました。

そして、

エルギ公爵の後ろを指差しながら

口がうまいからと言って

いい男ではないと

ナビエに話しました。

ナビエは、

どんな男がいい男なのかと

ナビエは尋ねました。

ソビエシュは

自分だと答えました。

 

ナビエが眉をしかめて

ソビエシュを見つめると

彼は不満そうな顔で視線を外して

ため息をつきました。

そして、

行動に気をつけろというソビエシュに

ナビエは

美しい国内の青年を探してみると

言いました。

ソビエシュは

じっとナビエを見つめながら

「そうか。」と小声で呟いた後

行ってしまいました。

ナビエはため息をつきました。

 

ソビエシュの頭の中は

見当もつかない。

自分がラスタを連れて来るのは

構わないが

皇帝夫妻が2人共

浮気したという話を

聞きたくないというのか

ナビエは思いました。

 

そこへトイレに行っていた館長が

戻って来ました。

2人で業務室に戻りましたが

仕事に集中できず

翌日に、また話すことにしました。

 

館長が部屋を出て行った後

ナビエは一人で

ぼんやりと書類の束を見つめながら

ハインリ王子が何年も前から

立てていた計画は何なのだろうと

気になりました。

結局、彼女はハインリ王子に

聞いてみることにしました。

彼がエルギ公爵を呼んだのに

互いに相手を嘲笑うのも

おかしいと思いました。

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◇紅炎の星◇ 

ラスタが何度話しかけても

ソビエシュは

考え事をしていて

返事をしませんでした。

 

ラスタはぷりぷりしながら

自分の話を聞いてくれないと

愛嬌のある声で訴えたので

ソビエシュは謝りました。

ラスタは

国事のためなら

仕方がないと言いましたが

ソビエシュは首を横に振り、

エルギ公爵は皇后とも親しいのかと

尋ねました。

ラスタは、その質問をした理由を

尋ねると、ソビエシュは

昼間、2人が親しそうにしていたと

答えました。

 

ラスタは、自分のために

エルギ公爵が

ナビエを誘惑すると話していたのを

思い出して、

少し不快になりましたが、

エルギ公爵は

皇后と親しくない。

彼は私の友人だと答えました。

 

ソビエシュは、

皇后が誤解されないように

皇后の肩を持つラスタを

優しいと言いました。

ラスタは、

照れ臭そうに笑いながら

両手で顔を包むと、

ソビエシュは、

ラスタにプレゼントした指輪を

彼女がはめていないことを

指摘しました。

 

彼女の指は

子供の頃の苦労のために

それほど、

きれいではありませんでした。

彼は、彼女に

赤い宝石が埋め込まれた

銀色の指輪を覚えているかと

尋ねました。

そして、その赤い宝石は

紅炎の星だと話しました。

ラスタは、先日

ロテシュ子爵に渡した

3つの指輪の中に

ソビエシュの言う指輪が

確かにあったことを思い出しました。

 

ソビエシュは、ラスタに

指輪が気に入らないのかと尋ねた後、

あの宝石には

魔法がかけられていて、

ずっと身につけていれば

少しずつ

傷跡が消える効果があるので

気に入らなくても

つけているようにと言いました。

 

ラスタは、そうとは知らず、

その指輪を

可哀そうな下女にあげてしまった。

ラスタが、

もう一つ欲しいと言ったら

わがままかと尋ねました。

 

ソビエシュは、

今あるものは皇后が持っているので

また手に入ったらあげると

答えました。

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ソビエシュは自分本位な人だと思います。

彼にとって、ナビエ様は自分のもの。

真面目で、悪く言えば堅物な

ナビエ様は

絶対に浮気をするはずがないと

ソビエシュは

思っていたのではないかと思います。

ところが、

ナビエ様が自ら近づいたのではなく

ハインリ、カフメン大公、

エルギ公爵の方から彼女に近づいたのに

彼らと仲良くする姿が気に入らない。

もしかして、ナビエ様も

浮気をするのではないかと

不安になっているのだと思います。

自分が浮気をして、

ラスタを側室にしていなかったら

ナビエ様が

誰かと親しそうに話していても

そこまで、

過剰反応しなかったかもしれません。

 

ラスタと一緒にいるのに

ナビエ様とエルギ公爵のことで

深刻に悩んでいることから、

ソビエシュの嫉妬は

相当なものだと思います。

けれども、ラスタが

エルギ公爵から何かもらっても

嫉妬すらしなかったことは、

ラスタは、

ソビエシュの獲物にしか過ぎす

一時、心を奪われたけれど

ナビエ様の代わりに、

彼の欲望を満たす存在でしか

ないのだと思います。

 

外国人であれ、国内の青年であれ

ナビエ様が自分以外の男性と

親密になって欲しくないのは

ソビエシュが心の底では

ナビエ様を愛していて、

他の男性に取られたくないだけ。

自分は浮気しているくせに

身勝手だと思います。

 

ソビエシュ曰く、

自分以外の男性を知らないナビエ様に

口がうまいからといって

いい男とは限らないと忠告していますが

罠にかかったのは、

わざとではないにしても、

その後、

美しい容姿とはかなげな姿で

男を手玉に取って来たラスタの

術中にはまったソビエシュこそ、

人を見る目がないと思います。

 

この時点で、エルギ公爵は

ハインリが

本当にナビエ様を愛していることに

気づいているのでしょうか?

ハインリがナビエ様に

エルギ公爵の悪口を言うのは、

ナビエ様の気持ちが

エルギ公爵に傾かないように

心配しているだけだと思いますが

エルギ公爵は、

ハインリがナビエ様を愛することで

自分たちの計画が狂うことを

心配しているだけのように思います。

ところが、ハインリは

ナビエ様を深く愛してしまったために

自分の計画すら諦めました。

けれども、

最終的にエルギ公爵は

ソビエシュに復讐できたし、

ハインリは素晴らしい妻を手に入れ

自分の代わりに、

娘が東大帝国を手に入れました。

 

2人の行動の原点は、

ハインリの場合、

初めは兄、次はナビエ様への愛。

エルギ公爵は母親への愛。

後にナビエ様も、

愛するハインリを助けるために、

生まれたばかりの子供を置いて

敵陣に乗り込みました。

 

それに比べて、ソビエシュは

自分の事しか考えず、

人のために行動していません。

このことが、彼の敗因だと思います。

 

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