自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 43話 マンガ 38話、39話 カフメン大公の魔法で騎士が倒れる

 

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43話、カフメン大公がソビエシュの顔を殴ってしまいました。

 ◇争いと常識◇

ソビエシュは

少しよろめいたものの

反動を利用して

カフメン大公を殴ろうとしました。

彼は手でソビエシュの拳を

防ぎましたが、

指が2本後ろに折れました。

ナビエは2人の間に入り

彼らを止めました。

幸いなことに、

2人は互いに睨み合いながら

後ろに下がりました。

 

遅れてやって来た

侍従と騎士たちが

カフメン大公を取り囲み

彼に剣を向けました。

 

ナビエは、剣を下ろすように

命じましたが

皇帝の安全を最優先する騎士たちは

ナビエの命令を聞きませんでした。

ソビエシュが

剣を下ろすように呟くと

騎士たちは命令に従いましたが

剣を鞘に納めず

いつでも攻撃できるように

カフメン大公の動きを

注視していました。

 

このような雰囲気の中でも

カフメン大公は依然として不愛想で

余裕で手を広げると

自分の専門は魔法なので

この距離からも攻撃できると

言いました。

 

その言葉に驚いた騎士たちは

カフメン大公との距離を縮めました。

すると騎士の一人の足元で

電気のようなものが

白い光を出しました。

騎士は驚いて後ろに下がると

倒れてしまいました。

 

カフメン大公は手を広げたり

握ったりを繰り返しながら

騎士たちを冷たい目で

睨みつけました。

彼の拳の上で白く鋭い光が

ブーンと音を立てていました。

カフメン大公は

電気系の魔法が得意なようでした。

騎士たちはうろたえました。

 

剣を下ろせと言ったと、

ソビエシュが舌打ちをして

手を振ると

騎士たちは剣を下へ向けました。

 

ソビエシュはカフメン大公を

恐れている様子はなく

鋭い視線で彼を見ながら

少なくとも大公は

皇后に気があるようだと

嘲笑うように言いました。

 

カフメン大公は、

ソビエシュに人の心があるのか。

不倫相手とその赤ちゃんに

優しくしろと言うことが

人の常識なのかと尋ねました。

 

ラスタは不倫相手ではなく

正式な側室だと

ソビエシュが反論すると

カフメン大公は、

それを承認したのは

ナビエではないと言いました。

 

ソビエシュは、火大陸に

ハーレムの文化があることを

知っていたので

ルイフトの皇帝は

政略結婚の相手でも

1人の女性だけを一途に愛するのか?

それなら文化の違いだと思い

理解すると皮肉を言いました。

カフメン大公は眉間に

シワを寄せました。

 

ソビエシュは、

大公が、なぜ、

こんなことをしたかわからないけれど

感情に流されて

問題を起こす人のようだから

本当に信頼できない。

大公の面子のために、

牢獄には入れないけれど

交易のことは考え直すと言いました。

 

ソビエシュと部下たちが去った後

ナビエとカフメン大公と

アルティナ卿だけが

残りました。

 

ナビエはすまないと思って

カフメン大公を見上げると

彼は、

申し訳ないと思う必要はない。

とっさの感情に勝てなかった

自分の失敗だと言いました。

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◇兄の危篤◇ 

ハインリは自分の部屋に戻ると、

マッケナから手紙を渡されました。

そこには、

兄のウォートン3世が危篤なので

早く帰ってくるようにと

書かれていました。

ハインリは重いため息をつきました。

 

ハインリは、

ナビエと結婚できる確率は

どのくらいだろうかと

マッケナに尋ねました。

マッケナが質問を問い返すと

彼は何でもないと答えました。

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◇元気のないクイーン◇ 

カフメン大公は

自分の失敗だから

気にしないようにと

ナビエに伝えましたが

ルイフトとの国交責任者は

ナビエなので

気にしないわけにはいきませんでした。

 

ナビエはソビエシュにも

怒りを冷やす時間が必要だと思い

彼を訪れるのは

翌日にすることにしました。

 

ナビエは部屋へ戻るとすぐに、

ソビエシュとカフメン大公が

ナビエを挟んで戦ったのは

本当かと

ローラに聞かれました。

それと同時に

イライザ伯爵夫人は

ナビエが夕食を済ませたかどうか

尋ねました。

 

ローラには

少し誤解があっただけと伝え

イライザ伯爵夫人には

食欲がないので

スープだけもらうと答えました。

 

イライザ伯爵夫人が出て行き、

ローラが満足のいくまで

おしゃべりをした後、

彼女はため息をつきながら、

カフメン大公が

皇后のことを

好きになってくれたら嬉しい。

そうすれば皇帝も

皇后の大切さに気づくだろうと

呟きました。

 

ハインリが急いで帰ったことから

その夜、

彼が手紙を送ってくれるかもと

ナビエは考えていましたが

手紙は来ませんでした。

ただ寝る前にクイーンが

やって来ました。

クイーンは、

いつもより暗い目で

ナビエをじっと見つめました。

 

ナビエは、心配して、

クイーンの頭を撫でると、

クックッと力なく鳴いた後

飛んで行きました。

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◇国の利益か愛か◇

翌日、ナビエは朝食を取った後

カレンダーとスケジュール表を

確認し、

ソビエシュが本宮へ行く前に

東宮を訪ねれば、

ピリピリしそうにないと考え、

彼の元を訪れました。

そして、前日、ソビエシュが

ルイフトとの取引を

考え直すと言ったのは本当かと

確認した後

ナビエは、

ルイフトとの交易の利点を話し

交易の話を進めるように

説得しました。

けれども、ソビエシュは

それに応じませんでした。

 

ソビエシュはナビエに背を向けて

鏡に映るナビエを見つめていました。

彼女も彼を凝視しました。

 

ソビエシュは、前日

自分が殴られたのに

心配もしてくれないと言いました。

 

ナビエは、大丈夫かと即座に尋ねると

ソビエシュは鼻で笑いました。

そして、

ナビエの言う利益は

東大帝国が求める利益なのか

それとも、ナビエが望む愛なのかと

尋ねました。

そして、彼女に近づき、

ナビエと視線を合わせると

彼の黒い瞳いっぱいに

得たいの知れない感情が

チラついているのが分かりました。

そして、彼の瞳に

徹底的に練習をしてきたせいか、

無表情で立っているナビエの姿が

映っていました。

彼女は困惑しているのに

ソビエシュの目に

映し出された自分は

冷たく見えました。

 

ソビエシュは、

どちらなのかと尋ねると、

ゆっくりと手を上げ

ナビエの髪を耳の後ろに

やりました。

 

ナビエは視線を避け、

ソビエシュは誤解している。

でも、たとえ自分が

愛を求めていたとしても

おかしいのではないか。

堂々と側室を連れて来て

パーティの間中

ずっと一緒にいたソビエシュが

なぜ自分の恋を執拗に邪魔するのか

わからない。

こういうことは、自分にではなく

ラスタにだけやるようにと、

言いたかったことを言いました。

 

ナビエの言葉が終わるや否や

ソビエシュは近くのテーブルを

ドンと叩き、

どうしてそんなことが言えるのか。

側室は側室であり

皇后はナビエだと叫びました。

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マンガで

ソビエシュとカフメン大公の

対峙のシーンは、

ハインリが手紙を読むシーンが間に入り

38話と39話に分かれて

掲載されていますが

原作では、続けて書かれています。

そして、マンガ38話で

ハインリが、

ナビエ様に興味を持ち始めた理由が

書かれていますが、

原作では16話に描かれています。

 

ラスタがトゥアニア公爵と

楽しそうに話していたのを見ても、

ソビエシュは嫉妬しなかったし、

2人が話しているのを

遮ることもしなかったのに、

ナビエ様が

カフメン大公と話していると、

邪魔をしに来る。

ソビエシュは自分よりも

ラスタのことを

愛していると思っている

ナビエ様から見たら、

変だと思うのも当然だと思います。

ソビエシュは、

ナビエ様が満たしてくれない部分を

ラスタによって満たしていると

思いますが、

妊娠さえしなければ、

ラスタが他の人の所へ行っても

構わないぐらいの

気持ちだったかもしれません。

 

けれども、ナビエ様は違いました。

他の男性がナビエ様のことを

好きになっただけなら、

やきもちを焼く程度で

済んでいたけれど、

ナビエ様は

他の男性の妻になってしまった。

自分には何でもできると思っていた

ソビエシュなのに、

彼女を取り戻すことはできない。

ナビエ様を失ってから、

ようやく彼女の大切さに

気付いたソビエシュは

救いようのない愚か者だと思います。

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