自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 48話 マンガ 44話 ナビエは大切な人、太陽のような方

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

48話 マンガでは描かれていない、地下墓地でハインリとクリスタが会話するシーンが出てきます。

◇約束を破る男◇ 

ロテシュ子爵の息子のアレンは、

ラスタが一時期、愛した男で

彼女を捨てた男で

ロテシュ子爵の所にいる

赤ちゃんの父親でした。

秘密を守ると言いながら

過去に関わった人全てを

連れて来るロテシュ子爵に

約束が違うと言って

ラスタは怒りをぶつけました。

 

ロテシュ子爵は

子供を閉じ込めて育てると

約束していないと

言いました。

 

彼は、

社交界で赤ちゃんのことが

話題に上らないようにするし

アレンとルベティが

ラスタが皇帝の側室だと知っても

口止めすると言いました。

 

それでも、ラスタは

興奮が収まりませんでした。

一度、約束を破った男を

信じることができませんでした。

 

ロテシュ子爵は

アレンが息子のアンの面倒を

よく見ているから

2人を引き離すことが

できなかったと言い訳をしました。

ロテシュ子爵の話から

ラスタは

息子の名前がアンであることを

知りました。

 

ロテシュ子爵はラスタに

息子に会ってみたくないかと

尋ねました。

ラスタは、

きっぱりと拒否しましたが、

表情は違っていました。

 

それを見たロテシュ子爵は

低い声で笑いました。

f:id:myuieri:20210830051609j:plain

◇赤ちゃんに苦しめられる◇

ロテシュ子爵が帰った後、

ラスタは唇を嚙みしめながら

部屋の中をグルグル回りました。

 

お腹に赤ちゃんがいた10か月間

ラスタは心から

子供を愛していたのに、

出産の苦痛が終わるや否や

赤ちゃんが殺され

その死体を見たラスタは

半分、気がおかしくなりました。

その状態で、

数か月間生きていたけれど

あまりにも辛かったので

死ぬつもりで

ロテシュ子爵の領地から

逃げました。

それなのに、

彼女を捨てた恋人が

赤ちゃんを育てている。

 

ラスタは

一度も顔を合わせたことのない

赤ちゃんに振り回されるのに

疲れてしまいました。

赤ちゃんが彼女の足を

引っ張っているように感じました。

 

それと同時に

このように考えることは苦しいし

すまないという気持ちもありました。

ラスタは、座り込んで

涙を流しました。

f:id:myuieri:20210202052108j:plain


◇贈り物◇

赤ちゃんが生まれるのは

どんな気持ちなのかと、

ナビエが尋ねると、

一瞬にして侍女たちは

凍り付いてしまいました。

 

侍女たちの様子から、

ナビエは、誤解を招くような発言を

したのではないかと思い

読んでいた本の中に、

そんな話が出てきたと

言い訳をしました。

 

イライザ伯爵夫人は

赤ちゃんが欲しいかと

慎重にナビエに尋ねました。

ナビエは笑いながら

首を振りました。

 

ラスタの赤ちゃんと

自分の赤ちゃんの

年の差が離れた時に起こり得る

様々な不祥事に備えて

自分も早く

赤ちゃんを産むべきだと

考えていたものの、

今の自分とソビエシュの間に

赤ちゃんを持つことは難しいと

ナビエは思いました。

 

ナビエがいくら否定しても

ぎこちない雰囲気は

解けなかったので

彼女は、侍女たちに

ラスタの赤ちゃんへの贈り物を

用意したかと尋ねました。

 

侍女たちは、何を贈るつもりか

それぞれ意見を出しました。

じっと話を聞いていた

イライザ伯爵夫人は、

ナビエは何を贈るつもりなのかと

尋ねました。

彼女は、

装飾用の宝剣を贈ると答えました。

ローラは高価な贈り物をすると聞いて

飛び上がって怒りました。

 

実は、ナビエは、ある意図があって、

それを用意しましたが、

仮面舞踏会の前に情報が洩れて

ラスタが似たようなドレスを

着て来たことを思い出し

口にするのを止めました。

f:id:myuieri:20210416051648j:plain

◇地下室で◇

新王は

先王の葬儀と同時に

自分の戴冠式の準備も

する必要がありました。

王妃がいれば、

仕事を分担できるけれど、

ハインリは独身なので、

すべて自分で準備しなければならず

忙しく過ごしていました。

 

夢中で1日を過ごしたハインリは

1人で兄を思い出したい衝動にかられ

兄の棺を安置している

地下の仮の墓へ行きました。

しかし、そこには

すでにハインリの兄嫁の

前王妃クリスタが来ていました。

ハインリは、彼女に近づきました。

クリスタは泣いていたのか

目が真っ赤でした。

 

ハインリは、

懐からハンカチを取り出しました。

クリスタはお礼を言いながら

手を差し出しましたが

彼女がハンカチに手を触れる直前

謝りながら

ハンカチを引っ込めました。

彼が懐にしまったハンカチに

彼のではないイニシャルが

刻まれているのを見て、クリスタは

他の人のハンカチかと尋ねました。

ハインリは

大切な人のハンカチ、

太陽のような方だと答えました。

 

ハインリは、

別のハンカチを取り出し

クリスタに差し出しました。

彼女は、ハンカチで涙を拭きました。

 

ハインリは、

兄にクリスタのことを頼まれているので

もし、誰かがクリスタに

迷惑をかけるような言動をした場合は

すぐに知らせるように告げました。

クリスタはお礼を言いましたが

彼は、口先だけでなく

本当に頼んでいると言いました。

クリスタは気まずい表情で頷きました。

 

ハインリは、

もう少しクリスタと話をした後

先に地下室から出ました。

そして、戴冠式が終わるまで

臨時で使っている部屋へ行きました。

f:id:myuieri:20210828143424j:plain


◇望んでいる人◇

書類の山に埋もれているマッケナは

身体が10個あっても足りない時に

ハインリが彼を

東大帝国へ送ったことに抗議しました。

ハインリは、

マッケナに返事をすることなく

机の上の、

戴冠式への招待状を見ました。

 

東大帝国へ送る招待状の宛名を

調べているハインリに

マッケナは

東大帝国の皇后が来ることを

期待しているのかと尋ねました。

ハインリは、

人は真実を言われると

もっとイライラすることがあると

答えました。

 

マッケナは、

彼女は強大国の皇后だから

絶対にハインリの

王妃にはなれない。

諦めるしか方法はない

真剣に忠告しました。

ハインリは、

マッケナは頭がいいので

頑張ってみろと言いました。

 

無理な要求をされたマッケナは

訳もなく招待状に目を通し、

手を動かしていましたが

初恋に酔っている

異母兄弟が気になり、

顔を上げました。

ハインリは何か考えていましたが

マッケナは、その顔を見て

背筋がゾッとしました。

 

ハインリは

とても理性的な性格でしたが

理性的というのが

平凡な行動だけをするという

意味ではありませんでした。

ハインリは、時々

人がやらない危険で冒険的なことを

極めて理性的な方法で

やり遂げたりしました。

その都度出てくるのが

今のハインリの表情でした。

 

爆弾が爆発する前に、

マッケナは彼を呼び、

何週間も前から

ずっと考えていた

ハインリの結婚式の準備をすることを

提案しました。

ハインリは

相手がいないのに誰と結婚するのか。

自分の望む人は遠くにいる

言いました。

 

マッケナは、意外と近くに

ハインリに合う人がいるかも、

しれない。

西王国の令嬢の中にも、

ナビエに似た人が

いるかもしれないと言いました。

 

しかし、ハインリは

自分が望んでいるのはナビエで

彼女と、どれだけ似ているかは

意味がないと言いました。

 

f:id:myuieri:20210901173726j:plain

◇赤ちゃんを祝うパーティ◇

ラスタの赤ちゃんを祝う

パーティの当日。

側室の子とはいえ

皇帝の初めての赤ちゃんなので

訪れる客は多く、

飾られた馬車を見れば

乗っているのは家門の主人か

要人のようでした。

 

彼らもソビエシュのように

ナビエが一生

子供を持つことができないと

思っているので

ラスタの赤ちゃんに

自分たちを

良く見せる必要があると

考えているのだろうかと

ナビエは考えました。

 

もっとも、

そんな風に考えていなくても、

皇帝の初めての子だし、

ソビエシュの寵愛さえ失わなければ

その赤ちゃんは

大公や公爵爵位を授けられ

高位貴族になるはずなので、

彼らは

無視することはできませんでした。

 

ナビエはため息をついて

自分の部屋へ戻った後

夕方になると

服を着替えて

パーティ会場へ行きました。

 

ラスタは、

ふわふわのソファーに座り

ソビエシュは

彼女のそばに立っていました。

ソファーの後ろと横には

すでに、贈り物が山積みされ、

その後も、

贈り物は増え続けました。

 

ナビエは、贈り物を持って

ソビエシュとラスタに

近づきました。

ナビエを発見したラスタは

天使のように笑いながら

立ち上がり、

ナビエが来たことを喜びました。

しかし、

ソビエシュは緊張している様子で

周囲の人たちからは

好奇に満ちた視線が感じられました。

 

ナビエは何も言わずに

贈り物を差し出しました。

宝剣を派手な鞘に収めた後

きらめく紙に包み

リボンをかけたので

どんな贈り物なのか

外からは分かりませんでした。

 

ラスタは、

ナビエの贈り物は何なのか

気になるようでした。

そして、ナビエからの贈り物を

他の人に見せたいようで、

もじもじしながら

ソビエシュの顔色を窺った後

そっとリボンをほどきました。

包みを開くと、

ラスタの目が少し大きくなりました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

この時点で、マッケナは、

ハインリが絶対にナビエ様と

結婚できないと思っています。

おそらく、ハインリも

同じように考えていたと思いますが

ハインリは、

どうしても諦めきれませんでした。

だから、ナビエ様のような人に

王妃になって欲しいと言い続けました。

そのおかげで、ソビエシュが、

ナビエ様と離婚するという

暴挙に出た時、

望みを叶えることができました。

 

そのシーンは出て来ませんが、

たとえ不可能に思えても、

本当に手に入れたいと思うものは

手に入れることができると、

ハインリは

息子と娘に話していると思います。

ハインリの一途な愛が

奇跡を起こしたのだと思います。

 

マッケナはハインリのことを

異母兄弟と言っています。

43話で、マッケナは

ハインリと彼の兄は同腹

自分は庶子だけど従弟で

王のことを

大っぴらに兄と呼べなかった、

とあります。

そして、原作60話でも

マッケナは庶子だけれど

王の血を受け継いでいると

書かれています。

そして外伝の14話で

マッケナはカイとラリのことを

甥、姪と言っています。

外伝40話で大きくなった

ナビエの娘ラリが

マッケナのことを

叔父様と呼んでいます。

庶子なので

対外的に従弟としているのか。

ハインリとマッケナの関係が

気になります。

 

 

 

f:id:myuieri:20210206060839j:plain