自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 52話 マンガ 47話、48話 ナビエを無視するソビエシュ

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52話 コシャールはパルアン侯爵に中絶薬を手に入れるように頼みましたが・・・

◇お妃候補◇

12番目の王妃候補の

マレーニが訪れた時

ハインリはベッドに座り

自分の財産目録を

チェックしていました。

 

マッケナは頻繁に、

家柄がよく賢い令嬢たちを

ハインリに会わせましたが

彼は、彼女たちの誰にも

関心がありませんでした。

 

ハインリは、マッケナに

すぐに結婚する必要はないと

言いましたが

彼は、

ハインリが王妃を迎えるまで

続けると言いました。

 

世代交代が起きる時は、

色々な変化がもたらされ、

しばらくは

人々も変化に対して心を開くので

王妃が宮廷の様々な大小事を

自分のやり方で変えるのは

この時期が最適で、

これを逃すと

大変なことになります。

 

現にハインリのそばには

先代王妃のクリスタがいたし

宮廷人は

彼女のやり方に慣れていたので

ハインリが王になった後も

クリスタのやり方が

長い間定着してしまったら

新しい王妃が

自分のやり方で宮廷を変える時に

困ることになります。

マッケナは、

この点を心配していました。

 

ハインリは

きちんと顔を見て断る。

訳もなく

恨みを買う必要はないからと言って

マッケナと共に

マレーニのいる

応接室へ向かいました。

その途中で、ハインリは

新しい騎士の爵位を作ることを

マッケナに話しました。

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◇女の言い争い◇

応接室の近くまで行くと

中で鋭い声が行き交っていました

ハインリは忍び足で

ドアの隅に近づきました。

 

クリスタは

もう王妃ではないと言うマレーニ。

 

その地位は空席だけれど

そこに一番近いのは自分だと

主張するクリスタ。

 

その席に座れないクリスタは、

その席から一番遠いとマレーニ。

 

新しい王妃が来るまで

誰も自分にそんなことは言えない。

先代の王妃の自分に、マレーニは

そんなことを言うべきではないと

クリスタ。

 

クリスタがずっといると、

次の王妃が不便なので、

コンプシャの大邸宅へ

行けと言うマレーニ。

 

西王国は先代王の死後に

王座を継ぐため

先代の王妃に関する職責を

別に置いていませんでした。

先代王妃に権力が分散されるのを

防ぐためでした。

 

ハインリの兄が遺言で

妻を頼むと言ったのは

権力の頂上にいた人が

退く過程で生じる衝突を

憂慮したからでした。

 

マッケナは

クリスタの持っている権力を

取り戻すには

このくらいの度胸が必要だと言うと

ハインリは返事をせずに

ドアをノックしました。

ドアの向こうは

たちまち静かになりました。

ハインリを見た

クリスタとマレーニは

恥ずかしそうにしていました。

 

マッケナは、

ハインリとマレーニを

2人だけにしようとして

クリスタに目配せをしました。

けれども、ハインリは

クリスタが応接室を出て行く前に

先ほどのマレーニの言葉の

後ろの部分を全部聞いていたと

告げました。

マレーニは驚いて目を丸くしました。

クリスタもさほど

変わらない表情をしていました。

 

ハインリは

十分、現実的な悩みだけれど

マレーニが心配することではないと

言いました。

 

マレーニは

ニコッと笑って挨拶をした後

帰りました。

クリスタもきまりが悪くなり

席を外しました。

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◇王妃になって欲しい◇

マッケナは、ハインリが

マレーニと5分も話をしないで

帰したことが

気に入らないようでした。

 

ハインリは、

自分の心の中からナビエを

追い出すことができないのを

マッケナは知っていながら

令嬢たちを呼ぶのは

彼女たちに悪いと言いました。

そして、

戴冠式の準備や制度の整備など

できることからやろうと言う

ハインリに、マッケナは

ナビエを王妃として迎えるとなると

戦争は避けられないし

戦争をして連れて来た王妃を

歓迎する国民はいない

言いました。

 

ハインリは返事をしませんでした。

彼は寝室に入ると

紙とペンを取り出しました。

 

久しぶりに青い鳥が持ってきた

ハインリの手紙には、

ナビエに王妃になって欲しい。

そうなってくれれば、

とても嬉しいと書かれていました。

その他には、

ナビエに戴冠式に来て欲しいと

書かれていました。

ナビエは、カレンダーを見て

日程調整すれば、

行けるかもしれないと思いました。

けれども、

行けると返事に書きながら

事情で行けなくなると困るので

できるだけ行けるように

日程を調整すると書きました。

 

青い鳥の足に手紙を結び

よろしく伝えてと言って、

青い鳥の頭をなでようとすると

鳥は、ナビエの手を避けました。

 

ナビエは照れくさそうに

手を下ろすと

鳥はすまないと言っているように

翼を何回かバタバタさせた後

窓の外へ飛んでいきました。

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◇堕胎薬◇

久しぶりにハインリと

手紙のやり取りをしたせいか

数か月前、

友達が近くにいた時のことが

かすかな夢のように浮かびました。

 

寒くなって窓を閉めようとした時

応接室で侍女たちが

ナビエを探す声が聞こえてきました。

中へ入って来た侍女たちは、

ラスタの食事に

堕胎薬が混ざっていたことを

皇帝が発見したと伝えました。

どうして、

ソビエシュが気付いたのか

ナビエはわかりませんでした。

 

そして、ラスタは、

すでに微量ずつ、数回食べた。

ラスタは無事で

赤ちゃんは

身体が弱ったようだけれど

大丈夫だと報告を受けました。

 

ナビエは、ふと、

ラスタに薬を飲ませたのは

自分に近い人間ではないかと

思いました。

ラスタの赤ちゃんを殺して

他に利益を得る人はいませんでした。

ソビエシュも

そう考えているかと思うと

イライラしました。

 

今回も、ソビエシュは、

自分を呼び出すか、

彼自ら訪ねてきて、

自分に暴言を浴びせると

ナビエは思いました。

彼女は、ソビエシュに

ひどいことを言われても、

傷つかないようにと

自分に言い聞かせました。

 

けれどもソビエシュは

一緒に食事をする日まで

ナビエを呼びませんでした。

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◇無視◇

ソビエシュから

何の連絡もなかったので

ナビエは仕方なく

夕食の時間に東宮へ行きました。

 

ナビエは、

ソビエシュの寝室の前で

待機していた侍従に

自分が来たことを

ソビエシュに

知らせるように命じたところ

中へ入った侍従は戻ってくると

困った顔で

皇帝は何も言わないと、

ナビエに伝えました。

侍従の話では

帰れともいわないとのこと。

 

ナビエはもう一度

侍従に自分が来たことを

ソビエシュに知らせるように

命じましたが

しばらくして戻って来た侍従は

泣きそうな顔で

やはりソビエシュは何も言わないと

ナビエに伝えました。

 

ソビエシュは、

ナビエを呼んで

小言を言うのではなく

無視するつもりだということが

わかりました。

ナビエはため息をつきました。

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◇神経戦◇

西王国の戴冠式問題について

相談するためにやって来た

カルル侯爵は

ソビエシュが一方的に

ナビエを閉めだすという神経戦に

巻き込まれたことで、困り果て、

とても決まりの悪い思いを

していました。

 

ソビエシュは、

ドアを心配そうに眺めながら

ナビエが直接

手を出していないことは

わかっているけれども

ラスタのことを

悪く言っていたはず。

頭の良い皇后が、自分の一言で

バカなコシャールが

どのように出るか

見当がつかなかったのだろうか。

コシャールを引っ張って来て

事実を明らかにし

拷問しないだけでも

十分我慢している

ソビエシュは言いました。

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マンガでは、

ナビエを通すなと

侍従を通してソビエシュは

言っていますが

原作では、

ソビエシュは何も言わず

とことんナビエを無視しています。

それでも、

ドアが気になるところを見ると、

少しは良心が痛むのでしょうね。

 

ソビエシュの言う通り

ナビエは頭がいいので

自分の一言で

コシャールがどう出るか

知っていました。

だから、コシャールに

ラスタの悪口を言っていないし

常にコシャールの言動を

心配していました。

 

それなのに、

ナビエがラスタのことを

悪く言ったと

決めつけるソビエシュは

ナビエのことを理解していそうで

彼女のことを

何もわかっていなかったのだと

思います。

 

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