自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 61話 マンガ 56話でカットされていたこと ラスタが口にできなかった言葉

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61話 しきりに手帳に何かを書いていたラスタでしたが・・・

◇ラスタの教育陣◇

ソビエシュが

ラスタに付けた先生のうち数人は

ナビエの元教育陣と聞き

イライザ伯爵夫人は

怒りをぶちまけました。

 

宮廷作法をあまり知らないラスタに

先生が付くことを予想していたものの

ナビエの教育陣を

そのまま付けるとは

ナビエも思っていませんでした。

 

副官はナビエが皇太子妃の時の

教育陣ではなく

トロビー家にいた時の教育陣だと

説明しました。

 

副官が出て行くと

イライザ伯爵夫人は

なぜ、

ラスタはナビエを真似るのかと

冷たく言いました。

ナビエは、

ラスタは自分のように

なりたがっていると

イライザ伯爵夫人に答えました。

 

社交界では

気に入ったロールモデルの教育陣を

そのまま連れて来るのは

珍しいことではありませんでしたが

自分の夫を奪った女が

それをしたかと思うと

ナビエは不快になりました。

どこまでラスタは

自分の真似をするのだろうかと

思いました。

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◇秘密の赤ちゃん◇

ナビエはアルティナ卿に

ルベティと

ロテシュ子爵についての調査の

進行状況を尋ねました。

まだ、

これといった成果がないと答える

アルティナ卿に、

ナビエは、

それも当然だと思い頷きました。

 

けれども、アルティナ卿は

引っかかる点がある。

ロテシュ子爵家で働いていて

首になった

下人と下女の数がかなり多いこと、

彼らの一人から

ロテシュ子爵家に秘密の区域があり

そこで赤ちゃんを

育てているけれど

誰も、その顔を見ていないという

話を聞いたと報告しました。

 

ナビエは、

子供を隠して育てていることに

興味を覚えました。

その赤ちゃんが

ロテシュ子爵の秘密だけではない

というのは

考えすぎかと思いました。

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◇変化◇

デビュタント舞踏会の4日後、

ロテシュ子爵は

ラスタとルベティのドレスが

同じだったことを、

無理矢理、ルベティから

聞きだしました。

ラスタがドレスを

選んだことを知らないルベティは

ラスタが、

わざと同じドレスを着て来たと思い

怒りを爆発させました。

 

翌日、ロテシュ子爵は

ラスタへ会いに行き、

ルベティを笑い物にしたことを

抗議しました。

 

しかし、ラスタは

ロテシュ子爵が怒っても、

今までのように

感情を露わにすることなく

最大限、感情を隠し、

仮面でも付けているようでした。

ロテシュ子爵は、

ラスタにそんな姿は似合わないと

言いましたが

彼女は冷たい表情をし

意に介しませんでした。

そして、ロテシュ子爵を睨みつけ

きちんと彼の息子と娘の管理をしろと

叱りつけました。

 

ロテシュ子爵は、

ラスタに数日間会わないうちに

どうして、こんなに

話し方が変わってしまったのかと

思いました。

 

ラスタは、

ルベティのような口の軽い子を

皇后のそばに置かないようにと

警告しました。

ルベティはそんな子ではないと

ロテシュ子爵が反論すると

ラスタは

自分の子供の欠点は

見逃すものと言い返しました。

 

それに対しロテシュ子爵は

自分の子供の面倒を

見たこともないラスタが言う

言葉なのかと非難すると、

ラスタの顔がビクビクしました。

ロテシュ子爵は

安堵のため息をつきました。

先ほどのラスタの態度よりは

感情を露わにされた方が

ましだと思いました。

 

 

ラスタは、

たとえ皇帝の寵愛を失っても

お腹の中には

皇帝の血を受け継いだ

赤ちゃんがいる。

皇帝は自分が奴隷出身だと知っても

受け入れてくれた。

だから、自分の過去を知っても

受け入れてくれるかもしれない。

けれども、ロテシュ子爵は違うと

言いました。

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◇冷たい皇帝◇

ソビエシュはラスタの所へ向かう途中、

ロテシュ子爵を見つけました。

彼はソビエシュを見ると

慌てて挨拶をしました。

 

ラスタは奴隷時代に

随分苦労をしたため

手も足もガサガサで傷だらけなのを

ソビエシュは知っていました。

そのラスタを

ロテシュ子爵は奴隷にし

危うく、社交界から

葬り去るところでした。

その彼が、ラスタに会いに行くのを

ソビエシュは気に入りませんでした。

 

ソビエシュは、

ロテシュ子爵が頻繁に

ラスタの所へ

来ているようだと言って、

不快な態度を露わにしました。

ロテシュ子爵は、

それを否定しましたが、

ソビエシュは

反論することも許しませんでした。

 

ロテシュ子爵は

ソビエシュに謝りながら

自分はラスタを助けていると

言い訳をしました。

それに対し、ソビエシュは

ロテシュ子爵のような者が

そんなことをするのかと

質問したので

ロテシュ子爵の自尊心は

傷つけられました。

そして、ソビエシュは

ラスタは自分が面倒を見るので

余計な干渉をしないようにと

命令しました。

 

ソビエシュは汚れた物を見るように

ロテシュ子爵を横目にして

通り過ぎました。

ラスタに助けられて

社交界で名を馳せても

皇帝に嫌われたら

意味がありませんでした。

相変わらず、ソビエシュが

ロテシュ子爵を冷ややかに見るので

彼は心配でした。

◇自慢の恋人◇

ソビエシュは

肘掛け椅子に座っている

ラスタのお腹が

少し膨らんでいるのを見て

動悸がしました。

あの中に、

自分の子供が入っているかと思うと

感動しました。

 

子供を授かったのが

皇后だったら良かったのにと

思いましたが、

ソビエシュは首を振って

その考えを払いのけました。

彼は、

そんな素振りはしないものの

ナビエは不妊ではないかと

半分疑っていました。

 

ソビエシュが近づくと

ラスタは彼の腰を抱きしめ

彼のお腹に頬を当てました。

 

ラスタの話し方が

以前と少し変わったことに

気付いたソビエシュは

前の話し方も可愛かったと

言いました。

 

ラスタは

勉強は楽しい。

自分は陛下が誇れる恋人になると

言いました。

 

ソビエシュは、

ラスタはすでに愛らしい恋人だと

言いました。

ラスタはもう一度、誇れる恋人だと

言うと、

ソビエシュは軽く笑いながら

皇帝である自分が

あえて誰にあなたを

自慢すべきなのかと言いました。

 

皇帝は皇后にも

愛しいだけでいいと言うのか、

ラスタは聞きたいと思いました。

けれども、どうしても

その言葉を口にすることは

できませんでした。

 

ラスタは口をモグモグさせながら

ソビエシュの顔色を窺っていると

彼の顔色が

いつもより暗いことに気付きました。

 

ソビエシュは、

誰かがラスタとロテシュ子爵の関係を

探っているので、

子爵と会うのは極力控えるように。

子爵がラスタを脅しているなら

適当な罪名を付けて

処罰したり、追放するから

必ず自分に言うようにと伝えました。

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皇后陛下に対しても

愛らしささえあればいいと

お考えですか?」というセリフを

マンガで読んだ時

ソビエシュが、臣下の誰かに

それを言われたのを、

ソビエシュが回想して、

深刻な顔をしているのかと

思いましたが、

原作を読んで、そのセリフは、

ラスタが、ソビエシュに

聞きたかかったことであることが

分かりました。

 

ラスタが、誇れる恋人になると

言っているのに対し

ソビエシュは、

すでにラスタは愛しい恋人だと

言っています。

ラスタは、もう一度

誇れる恋人になると言いますが

ソビエシュは

その必要はないと言っています。

 

ラスタが、どんなに頑張っても

ナビエ様以上の女性にはなれない。

ラスタが誇れる恋人にならなくても

構わない。

ラスタは、ナビエ様で満たされない

ソビエシュの欲望を満足させ、

跡継ぎの手段になるだけでいい。

ソビエシュは、そのように

考えているのではないかと

思います。

 

けれども、ナビエ様が去った後は、

ラスタを愛らしい恋人とも

思えなくなり、

自分で皇后にしておきながら、

ラスタの態度を非難し、

ついには彼女を死に至らしめる。

一度でも愛した人を

そのような目に遭わせるソビエシュは

残酷な人だと思います。

 

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