自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 63話 マンガ 57話、58話でカットされていたこと コシャールの壮絶な自白強要

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63話 一緒に視察に行きたいと言ったラスタでしたが・・・

◇見送り◇

ナビエは、

視察へ行くソビエシュを見送るために

宮殿の正門の内側に出て来ると

ラスタがいました。

ナビエは、いつものように

彼女に目を

向けないようにしていましたが

ラスタは、しきりに

ナビエを見て睨んでいました、

けれども、ナビエが

無表情でラスタを見ると

彼女は顔を赤くして

頭を下げました。

 

何かあったのかと

ナビエは不思議そうに

ソビエシュを見つめると

彼は、ラスタを横目で見ていました。

2人の間に問題でもあったのか、

しばらく気になっていたものの

ナビエは普段のように

無表情で立っていました。

 

ソビエシュが出発した後、

そっとナビエに近づいたラスタは

挨拶をした後、元気のない声で

ナビエのことが

うらやましい。

自分は皇帝を愛しているのに

気持ちを

抑えなくてはいけないけれど、

皇后は・・・

と言いかけているところで、

ナビエはラスタの話を遮ぎり

ソビエシュがラスタを

視察に連れて行かなかったことを

指摘しました。

 

ラスタは目を丸くして

どうして分かったのかと

いうような顔をしました。

ナビエは話す代わりに

指でラスタの眉のあたりを

軽く押さえ、

目の力を抜くようにと

忠告しました。

 

最初、ナビエの言葉の意味が

わからなかったものの、

後で、ナビエが

言おうとしていたことに気付き

顔が真っ赤になりました。

 

ナビエはラスタと

口を利きたくなくて

彼女の後に

自分の部屋へ戻りました。

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◇調査の中止◇

ナビエは、前の日に、

ソビエシュが、

ラスタの調査について

言及していたことを

思い出しました。

ナビエは残念に思いながらも

イライザ伯爵夫人とアルティナ卿に

調査を中止するように伝えました。

 

2人は、

もう少し続けた方がいいのでは

言いましたが、

ナビエはきっぱり断りました。

そして、ナビエは

パルアン侯爵にも

ロテシュ子爵の裏調査を止めるように

命じました。

 

パルアン侯爵の言葉から

今回は絶対に見つからないと

確信していたようで、

彼は、はっきり止めると

言いませんでした。

そして、最近、何度か

ナビエの悪口を聞いたので、

まだコシャールは

とても怒っていると話しました。

 

パルアン侯爵が困るほど

コシャールが怒っているのなら

ナビエが自重するように言っても

聞かないような気がしました。

ナビエが、

ソビエシュの顔色を

窺っていると言って

さらに暴れるような気がしました。

 

パルアン侯爵は

一旦、止めさせてみる。

コシャールを一人にすると

不安なので

後でまた立ち寄ると言って、

帰りました。

 

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◇襲撃◇

その時刻、

ナビエとパルアン侯爵が

心配していた通り、

コシャールの怒りは

爆発していました。

 

使いから

ロテシュ子爵が出かけたと

報告を受けたコシャールは

彼を追跡しました。

ところが、彼に追いつく前に

大男の一団が

コシャールの前に

立ちはだかりました。

 

そして、彼らの一人が

コシャールの胸倉をつかみ

彼がコシャールであることを

確認しました。

誰かが自分を狙って

男たちを送りこんだと

コシャールは思いました。

彼はニヤリと笑いました。

そして、あっという間に

その男を投げ飛ばしていました。

 

残りの男たちは驚き

全員、コシャールに

飛び掛かりましたが

命を懸けた戦場で

戦ってきたコシャールが

負けるわけがありませんでした。

しかも、コシャールは

剣を持っていました。

そして、一番うるさい男の

急所付近に剣を突き付けながら

誰に頼まれて

自分を襲ったか尋ねました。

 

男はしらばっくれていましたが、

コシャールが、

未来の子供たちに、

お別れを言えと呟いて、

剣に力を入れると

やせ細った中年の男で、

名前は知らないと白状しました。

 

コシャールは

剣で男たちの頭を殴り

気絶させた後

路地の奥に引きずり込みました。

 

そして、ロテシュ子爵が

歩いて宮殿へ向かっていると

使いから聞くと

宮殿へ向かいました。

◇強要◇

宮殿近くへ行くと

コシャールは

ロテシュ子爵を待ち伏せしました。

そして、彼を見るな否や飛び掛かり

人気のない道へ引きずり込みました。

ロテシュ子爵は全力でもがきましたが

コシャールを振り切ることは

できませんでした。

ロテシュ子爵は、

放せと叫びましたが、

コシャールは

ロテシュ子爵の前に短刀を持ち上げ、

うるさくすると、これで喉を塞ぐ

脅しました。

 

ロテシュ子爵がおとなしくなると

コシャールは彼を気絶させ、

彼を肩にかつぎ

廃邸宅へ連れて行きました。

 

コシャールは廃邸宅の内側にある

窓のない部屋へ

ロテシュ子爵を押し込み、

椅子に座らせ、ロープで縛り

猿ぐつわをしました。

そして、ロテシュ子爵の頬を叩き

彼を起こしました。

 

ロテシュ子爵が意識を取り戻すと

コシャールは

猿ぐつわを外しても悲鳴を上げるな。

そうしないと、耳が痛くなるよ

脅しました。

けれども、

猿ぐつわを外すや否や

ロテシュ子爵は悲鳴を上げたので

コシャールはためらうことなく

彼の耳を切りました。

 

ロテシュ子爵は

全身で悲鳴を上げましたが

その間に、コシャールは

再び猿ぐつわをはめました。

 

コシャールは半分ちぎれた耳を

床に投げ、

鼻歌を歌いながら

ロテシュ子爵をじっと見つめました。

彼は、正気に戻ると

コシャールを睨みましたが

彼が血の付いた手で

ロテシュ子爵の目元をこすった瞬間、

彼は、反抗してはいけないことに

気付きました。

 

ロテシュ子爵がおとなしくなると

コシャールは、

ロテシュ子爵が気絶するまで

殴りました。

痛みはひどいものの

死んだり、

身体障害にならない部位を選び、

死なない程度に殴りました。

 

コシャールは

ロテシュ子爵の頬を叩いて起こし

猿ぐつわを外しました。

今度は、ロテシュ子爵は

何も言いませんでした。

 

コシャールは

ロテシュ子爵が人を使って

自分を襲わせた理由を尋ねました。

ロテシュ子爵は

しらばっくれようとしましたが

コシャールの瞳を見て

口をつぐみました。

コシャールが

ラスタを狙っているという話を聞き

人を雇って、

彼を痛めつけようとしたことが

ばれていました。

 

コシャールは

ロテシュ子爵と向かい合って座り

にこっと笑いながら、

ラスタについて

自分の興味に値する

すべてのことを話すように

命じました。

 

最初、彼は、

ラスタは平民出身でと

ごまかしましたが、

コシャールが

ロテシュ子爵を殴ったり

気絶させる直前の

笑みを浮かべたので

ラスタが逃亡奴隷であると

言いました。

 

けれども、コシャールは

それは知っているので

他のことを話すように

命じました。

ロテシュ子爵は、 

赤ちゃんがいると打ち明けました。

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妹のためとはいえ、

コシャールが取った行動は

やり過ぎだと思います。

その結果、ソビエシュは

自分の子供を守るために

コシャールに、

ラスタの偽親を連れて来た濡れ衣を着せ

コシャールを追放し

ナビエ様と離婚することにしました。 

 

けれども、

ナビエはコシャールに

迷惑をかけられても

一切、恨み言は言わず、

彼が追放された時は

兄のことを気遣っています。

どんなに乱暴者でも

兄であるコシャールのことを

愛しているのでしょうね。

そして、ナビエの両親も

決してコシャールのことを

見捨てることはありませんでした。

トロビー家は

家族愛の強い家庭なのだと思います。

 

魔法使い消失現象について

調べに行くのに、

仕事もできない

側室を連れて行ったら、

他の人たちは、

あまり良い感情を持たないと思います。

ソビエシュは、

自分のイメージ管理を

大事にするために、

ラスタを連れて行かなかったのかは

わかりませんが、

連れて行かなくて正解だと

思います。

 

ラスタは、ソビエシュを見送る時に

シンプルな白いドレスを着ていると

書かれていますが、

これが、ラスタが結婚式の時に

皆に笑われるほど、

派手に着飾ったことに

生かされているわけですね。

作者さんの表現方法、

素晴らしいです。

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