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以前、人間には
6HN(シックスヒューマンニーズ)
という
6つの感じたいと思う感情があることを
書きました。
1.安定感
危険を避ける。
確実なことを好む。
変化を避ける。
2. 不安定感(自由)
変化を求める。
予想のつかないもの
サプライズ、ワクワクが好き
3. 重要感
認められたい。
大事にされたい。
ほめられたい。
4. 愛つながり
愛されたい
誰かとつながっていたい
所属感
5. 成長
成長したい。
進歩したい。
6. 貢献
誰かの役に立ちたい
誰かのためになりたい。
この6つの感情のうち
3つを満たせば中毒になるそうですが
ナビエは
皇后の位に就いていることで
安定感を満たし
皇后として認められていることで
重要感を満たし
ソビエシュからの
愛は感じられなくても
皇后として愛され
信頼されていることで
愛つながりを満たし
皇后として
国民のために働くことで
貢献を満たし
そして、
国交のなかったルイフトとの
貿易に挑戦したり
本を読んで
知識を高めていることから
不安定感と成長を
満たしていました。
つまり、ナビエは
皇后の座に就いていることで
6つの感情全てを満たしていたので
皇后の座なしでは
生きていられない状況に
なっていたと思われます。
だから、
ソビエシュがラスタに溺れて
ナビエにひどい仕打ちや
理不尽なことをしても
彼女は皇后の座にいる限り
耐えられたと思います。
ところが、最初に
ルイフトとの国交の可能性が絶たれ
不安定感が
満たされなくなりました。
そして、
ナビエと離婚をすると
ソビエシュが
ラスタに話しているのを聞いた時
安定感、重要感、貢献が
満たされなくなりました。
個人的には
クイーンがいたので
愛つながりは保っていたし
勉強をしているので
成長もしていますが
皇后としての愛つながりは
失われてしまったし
皇后でなくなったら
勉強への意欲も
なくなっていたかもしれません。
子供の頃から
ナビエの6HNを満たしていたものを
全て失うことになったので
原作の69話で
皇后ではないナビエは何なのか。
皇后でないナビエは
どうやって生きていくのか。
とナビエが考えたように
ナビエは生きていく目的を
失ってしまいました。
ハインリとクイーンがいなければ
ナビエは自ら命を絶ってしまったかも
しれません。
王妃になって欲しいという
ハインリの申し出に
飛びついたナビエは
自分のことを計算高いと
考えましたが
ナビエが生きていくために
必要な選択だったのです。