自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 原作 2話 あらすじ マンガ 2話、3話 ラティルがカリセンへ行くことを初めは反対したレアン

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

ハーレム 2話 カリセンの使節団から匿名の手紙を受け取ったラティルでしたが・・・

◇手紙の内容◇

ヒュアツィンテからの

手紙だと確信したラティルは

ドキドキしながら封を切りました。

もしも、

別れの手紙だったらどうしようと

不安もありました。

便箋を出す時間が

あまりにも長く感じられました。

その間に

字が逃げてしまうのではないかと

恐れていました。

ラティルは舌を噛みながら

手紙を読んだ後、

便箋をビリビリに破きました。

 

手紙には、

 

カリセンに来るように

手紙では詳しい話ができないから。

 

と書かれていました。

 

乳母は、

 

何文字以上は

字が書けないくらい

手にケガでもしたのか?

代わりに手紙を書く人は

いるでしょうに。

 

と癇癪を起しました。

 

どうしたらわからないと言う

ラティルに

乳母は返事を書くように言いました。

 

何て書いたらいいのかと

ラティルは乳母に尋ねると

 

節操のない奴。

お前のような者が皇帝になるなんて

お前の国の国民が可哀そうだ。

 

と答えたので

ラティルは笑いました。

 

乳母は、再びラティルに

返事を書かないのかと尋ねました。

彼女は

 

分からない。考えている。

決定が難しい。

 

と答えました。

 

3時間後、ラティルは

決断を下しました。

 

f:id:myuieri:20210927052024p:plain

◇カリセンへ行く条件◇

ラティルは皇帝と一緒に

夕食を取っている時に

カリセンへ行くことを告げました。

 

ヒュアツィンテに会いに行くのかと

皇帝に聞かれたラティルは

父親が自分と彼の仲を

知っていたことに驚きました。

 

皇帝は

 

ヒュアツィンテは良い青年だけれど

お前とは似合わない。

切れてしまった縁に

未練を残す必要はない。

父はかえって良かったと思う。

彼と結婚したら

遠い他国へ行かねばならない。

父は、娘が自分のそばに

長くいて欲しい。

私の目の届くところで

私の権力が及ぶところで

愛されて生きて欲しい。

 

と言いました。

 

そして、側室になってでも

ヒュアツィンテと

結婚したいなどと言うなと

告げました。

 

ラティルは首を振って

そんなことは

考えてもみなかったと言いました。

 

それでもカリセンへ行くと言う

ラティルに、皇帝は

彼女を捨てて

他の女性と結婚する男を

訪ねる理由を聞きました。

 

悪口を言いに行くのなら許すと言う

皇帝にラティルは

なぜヒュアツィンテが結婚するのか

理由を聞けば

今よりも気が楽になると答えました。

 

何を言っても

ラティルが言うことを聞かないことを

皇帝は分かっていました。

 

彼は、

ラティルがカリセンへ行くことを

許す条件として、

 

1つ目は、ヒュアツィンテと会ったら

彼の足を踏みつけること。

その理由を聞かれたら

皇帝が命じたと話しても良いこと。

 

2つ目は祝賀使節の代表として

カリセンへ行き、

お前のような奴は気にしないと

示してくること。

 

を挙げました。

 

皇帝は、こんなことになるなら

ヒュアツィンテの留学を

許さなければ良かったと

ぶつぶつ言いました。

 

ラティルは

父親の言う通りにすることにしました。

 

f:id:myuieri:20210820060950p:plain

◇出発の準備◇

それから3週間、

ラティルは祝賀使節の代表として

色々なことを指示しました。

 

婚約者が他の女性と結婚をするのに

自分の手で

お祝いの準備をしていることに

癇癪を起すこともありました。

ヒュアツィンテへの贈り物は

見る度に、床に叩きつけて

踏みつけたい衝動に駆られました。

 

けれども、自分は

他国へ行く使節団の代表。

贈り物を壊したところで

一時、痛快になるものの

後始末にお金がかかるだけと

自分に言い聞かせて

落ち着いて仕事を進めました。

 

その姿を見た帝王は

ラティルには結婚しても

遠くへ行かないで欲しいと

言いました。

 

侍従長も、

皇女には皇帝のそばで

たくさん学び

タリウム帝国の大黒柱として

堂々と成長して欲しいと

言いました。

 

けれども、

ラティルとヒュアツィンテの

仲を知っているレアンだけは

妹をヒュアツィンテの

結婚式に行かせることを

残酷だと言って

何度も父親に抗議しました。

 

しかし、

 

どうせ叶わないのなら

一度、自分の目で

見て来た方がいいだろう。

何年も恋していた相手だし

2年間、

彼の無事を祈りながら

神殿に通っていたので

しっかり終わらせた方がいい。

 

と結論付けました。

 

そして、

祝賀使節団が出発する日

白馬に乗り

威風堂々としている皇女の姿を

使節団は満足げに見上げました。

 

山賊や盗賊に襲われたり

野営することもなく

一行は15日後

無事にカリセンに到着しました。

f:id:myuieri:20210420060334j:plain

◇再会◇

カリセンの首都に到着すると

ラティルは悲しみを堪えました。

 

ヒュアツィンテと結婚するために

華やかな黄金の馬車に乗り

カリセンの国民の歓呼を聞きながら

ここへ来るはずだったのに

彼の結婚を祝うために

ラティルはやって来ました。

 

馬車の中は

ヒュアツィンテの

花嫁になる人のために

ラティルが選んだ贈り物で

いっぱいでした。

彼女は心臓が張り裂けそうな

気分でした。

 

騎士団長が

ラティルを心配して

声を掛けましたが

今何か言えば

悪口が出るに違いないので

温室育ちの騎士団長では

手に負えないと

ラティルは思いました。

 

ラティルは

しばらく立ち尽くしていましたが

両手で頬をポンと叩いて

 

結構です、もう行きましょう。

 

と指示しました。

 

けれども、宮殿に就き

タリウム帝国の代表者として

カリセンの責任者と

挨拶をした時、

彼が

 

皇女様がおいでになるとは

存じませんでした。

 

と笑いながら話した時、

 

新郎の元恋人が

祝賀使節使節団として来たので

当惑しているのか?

 

と、彼の胸倉を

つかみそうになりました。

 

そうではない。

彼らは私とヒュアツィンテが

恋人同士だったことも

知らないだろう。

 

と考え、

しきりに動いている拳を

コントロールすることに

成功しました。

 

ラティルは、

ヒュアツィンテ陛下とは

彼が

タリウム帝国にいた時からの

知り合いなので

自分が来れば喜ぶと思うと

話しました。

 

責任者は、もちろんだと

言いました。

 

彼は、

ラティルと使節団の数人だけが

ヒュアツィンテに会える場所へ

連れて行き

残りの人たちは

荷物を整理しに行きました

 

回廊を歩いている間

責任者は色々な話をしましたが

ラティルは半分しか

聞いていませんでした。

急にここへ来たことを後悔し

足取りが重くなりました。

 

ヒュアツィンテに会ったら

何て言おうか?

おめでとう?

でも、どうして

勝手に心変わりしたの?

心変わりするなら

私が長い間待つ前に

してくれればよかったのに。

あなたと過ごした時間が

もったいない?

 

まずは父親に言われた通り

ヒュアツィンテの足を

踏みつけようと思いました。

 

ついに責任者は

ある扉の前で立ち止まり

扉を開きました。

 

ラティルはお礼を言って

部屋の中に入りました。

ラティルは部屋を見回すと

ヒュアツィンテが

ぼんやりと彼女を

見つめていることに気がつきました。

 

ラティルは、習慣的に

彼の所へ駆け寄って

抱かれるところでしたが

自分を捨てた男に

未練を見せたくなかったので

我慢しました。

 

しかし、扉が閉まるや否や

ヒュアツィンテが

先に駆け付けて

ラティルを抱きしめました。

 

大きな両腕で

しっかりと固定されたので

ラティルは固まってしまいました。

愚かにも、

わずかな希望が湧き出て来たので

ラティルは彼を押し出しました。

 

そして、これから5分あげるので

自分を呼んだ理由を説明するように

命じました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

結婚をしても

自分のそばにいて欲しいと思うのは

父親の自分勝手な欲ですが

後にラティルを

皇太女に選んだことを考えると

彼女は、他国へやってしまうには

惜しい存在だと

思っていたのかもしれません。

 

自分を捨てた婚約者の結婚式に

出席することほど

辛いことはないと思います。

それでも、

皇女としての責任を果たした

ラティルは健気だと思います。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain