自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 316話 外伝 54話 ノベル ネタバレ 子供たちの進む道

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外伝54話 リュウリュウにやきもちを焼かせたかったラリでしたが・・・ 

 

リュウリュウ

ラリが自分を刺激するために

わざと

リルテアン大公の息子の話を

したことはわかっていましが

皇族はほとんど政略結婚をするし

ラリは東大帝国の皇位

望んでいるので

自分が何度も拒否をすれば

ラリはリルテアン大公の次男を

選ぶかもしれないと考えました。

 

リュウリュウは龍に変わって

東大帝国へ飛んで行きました。

マッケナは二代に渡り、

ハインリに仕えるなんて

とんでもないと思いました。

 

リュウリュウは、東大帝国に到着すると

人間の姿に変わり

リルテアン大公の家を訪れましが

騒ぎが起こっていました。

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東大帝国から戻ったリュウリュウから

リルテアン大公が処刑されたことと

大公妃と二人の子供が

追放されたことを聞いて

マッケナは驚き、

急にそうなったことを

不思議に思いました。

 

一体何があったのかと

マッケナは

リュウリュウに尋ねましたが

彼は笑っていました。

マッケナが、その理由を尋ねると

リュウリュウは慌てて

手で口を覆いました。

 

マッケナは、ラリが

リルテアン大公の息子たちと

結婚することがないと思って

リュウリュウが笑っていると

分析しましたが

そのことで彼は傷つきました。

 

マッケナは

リルテアン大公一家が

追放されたことで、

ラリを後継者にするために、

わざと正統な血筋の者を

追い出したと

責められるかもしれない。

ラリかカイが

本当に即位することになったら

致命的だと心配しましたが、

リュウリュウは、

そうではないと否定し、

東大帝国の皇帝が

リルテアン大公を処刑したのは

彼が元皇后の娘を見つけたといって

その子を連れて来ると話したところ

さらに皇帝の気がおかしくなり

処刑しろと命令を下したようだ。

姫の話が出てくるだけで

皆殺しにしてやると

歯ぎしりしているそうだ

説明しました。

 

ソビエシュは、

本当に娘を見つけたけれど、

娘が静かに暮らせるように

彼女を守るため

狂ったふりをしている。

姫の話が出ただけで

皇帝が発作を起こしたと噂になれば

誰も、姫を連れてこないだろうし

ラリかカイが後継者になる時も

血筋を優先しないだろうと

マッケナは考えました。

 

しかし、ソビエシュとハインリは

性格は正反対だけれど

イメージ管理を

徹底しているところは

似ていました。

ソビエシュは、狂気が現れた時も

イメージ管理を大切にしていたのに

それを捨ててまで自ら悪名を

名乗ったのでした。

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シャルルは

3人で平等に分けようと言って

東大帝国が管理していた

リルテアン大公家の全財産を

取り出せる鍵を差し出しました。

外国へ行っても

財産を請求することができるもので

人を通して、ソビエシュから、

渡されたものでした。

このことで、シャルルは、

ソビエシュが狂って

父親を処刑したのではなく

父が姫を捕まえようとしたことと

母が姫の噂を広めたことを

怒ったからだと

シャルルは考えました。

 

鈍そうに見えたけれど

お金を取ることにかけては

ちゃっかりしていると

母親から冷たく非難されたシャルルは

馬車の扉を開けて、

母と弟に別れを告げました。

 

レイルは、シャルルが

一番多くのお金を取ったから

1人で行くのだと非難し、

大公妃は、

シャルルが継承権を放棄したから

こんなことになった。

父親が死んだのは

シャルルのせいだと非難しました。

 

シャルルは反論したかったけれど

口喧嘩が得意ではないし、

これ以上話しても

自分が損をするだけだと思いました。

 

シャルルが

皇位継承権を永久に放棄して以来、

両親は、彼をダメな息子扱いし

レイルが生まれてからは

シャルルをバカにしました。

 

父親が処刑されたのは

とても悲しいけれど

親の野心が大きい以上

いつでも起こり得たことだと

考える自分は親の言う通り

情のない悪人かもしれないと

シャルルは思いました。

 

シャルルは2人に別れを告げて

歩き出すと、

大公妃とレイルは

後ろからシャルルを罵倒し、

自分たちは間違っていないことを

世の中の人たちに示すとも

言っているようでした。

 

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シャルルはしばらく歩いた後

これからどうしようかと

考えましたが、答えは出ず、

再び歩き出しました。

そうしているうちに足の皮が剥け

膝がズキズキしてきました。

これ以上歩くのが

辛くなったシャルルは

旅行者のために路上に建てられた

小さな小屋の中へ入りました。

 

先客に挨拶をすると

できるだけその人から離れましたが

暖炉の前でウトウトしているのが

シシであることに気がつき、

彼女の名前を呼びました。

彼女の表情から

首都で何が起こっているか

全て知っているようでした。

 

シャルルは、

どこへ行けば良いのかわからないので

ただ歩いていたと言いました。

シシも、

養父母の所へ帰りたくないし

乳母が一緒に暮らそうと言ったけれど

その人も母親ではないので

どこへ行けば良いかわからず

ただ歩いていたと言いました。

 

シャルルはシシが

馬車事故でケガをした補償について

真剣に医師や弁護士と

話していたのを見て

本当に賢い子だと感嘆していました。

このような子が

父に利用されるのが嫌で

彼の本音をシシに

教えてあげました。

 

シャルルは

どこへ行くか

一緒に探してみないかと

シシに提案しました。

 

シシは

自分を信じて

そんな提案をするのは愚かだ。

父親があんなことになっても

お金は持っているようだけれど

護衛はどこに行ったのか。

1人で歩くなら貴族の服ではなく

普通の服を着て欲しいと

内心嘆きました。

 

しかし、シャルルがシシの名前を

呼ぶと、彼女はため息をつきながら

承諾しました。

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東大帝国の皇帝が、娘のせいで

頭がおかしくなったと

人々が話しているのを聞いた

モテは、自分を切望していた

ソビエシュを思い出し

自分の話を聞きたくないのではなく

自分の話が出ないように

しているのだと思いました。

 

モテは耳に入ってくる話に

知らんぷりしようと思いましたが

剣を振り回しても

肩が重く感じられたし、

まだ皇女から連絡がないのに

父が狂ったという話が

四方から聞こえてくるので

頭がおかしくなりそうでした。

 

そんな中、

大公妃が夫の汚名を晴らすために

姫を探し回っているという

噂が広まっていました。

 

モテが

カフェで飲み物を飲んでいた時にも

お姫様だと名乗って

大公妃を訪ねる人がいると

後ろでひそひそ話しているのが

聞こえて来たので重いため息をつくと

東大帝国にいると思っていた

シシがモテの名を呼びました。

モテは驚きと嬉しさで

立ち上がりました。

 

シシが娘でないと知って

ソビエシュが彼女を

追い出したのかと心配しましたが

シシはモテを抱きしめると、

彼女が女の子だと知っている。

だから諦めた。

けれども、

モテを愛したほど他の人を

愛することはできない。

初恋はそんなものだと言いました。

そして、モテに

必ず言わなければ

ならないことがあると言いました。

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あっけなくリルテアン大公が

亡くなってしまいました。

彼の処刑について

カイを暗殺しようとしたことが

絡んでくるかと思いましたが

それもありませんでした。

 

おそらくリルテアン大公夫妻は、

あまりシャルルに関わることなく

ずっと乳母に教育を

任せていたのではないかと思います。

そして、

乳母に任せっきりにしていたら

シャルルが

皇位継承権を放棄してしまったので

帝王教育とはほど遠い

野心満々の教育を

レイルにしてしまったのではないかと

思います。

 

シャルルの性格が良くなければ

おそらくソビエシュは

彼に財産を渡さなかったと思います。

 

そんなことも知らず

息子のことをけなす大公妃は

ひどい母親だと思います。

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