自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 320話 外伝 58話 ノベル ネタバレ 先読み ラスタを救うナビエ

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外伝58話 ナビエの所へ送られたラスタは、トラブルを起こしてばかりいます。

 

◇とんでもない誤解◇

ソビエシュは

なぜ、急に遠い狩場へ

行ってきたのだろうか。

 

考えれば考えるほど

おかしいので、

ナビエは仕事をしている時でも

時々、そのことを思い出しました。

 

今も、読書をしながら

それについて、

ふと思い出しました。

それに加えて、

ここ数日間

まともに眠ることなく仕事をしたのと

変なことに気を遣ったため

ナビエは急にお腹が痛くなり

トイレへ行きました。

 

ところがトイレから出ると

ラスタが

この世の終わりといった表情で

ナビエを見ていました。

 

ナビエは理由を尋ねようとしましたが

数日前、ラスタが

皇后様はトイレに行かないと

言い張っていたことを思い出しました。

ナビエはラスタに声をかけずに

知らんぷりをして

彼女のそばを通り過ぎました。

ところが、ナビエは寝室に入る前に

ラスタに声をかけられました。

 

ナビエは無表情のまま振り返ると

ラスタは、

これから出生の秘密を

打ち明けられる人のように

 

手を洗ってきたのですよね?

手だけ洗ってきたのですよね?

 

とナビエに尋ねました。

 

ナビエは、

周りに誰もいないのを確認してから

冷静に頷き、寝室へ入りましたが

後ろが気になって

仕方がありませんでした。

 

ナビエは、

寝室の扉にもたれかかりながら

なぜ、ラスタは

あのような誤解をしたのか

悩みましたが

答えは出ませんでした。

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◇ラスタの想像◇

しかし、

このままではダメだと思ったナビエは

自分がトイレに行かないと思った理由を

ラスタに尋ねました。

 

ラスタはヒヒッと笑いながら

 

ラスタは頭の中で

皇后陛下について

たくさん想像しました。

辛い時は、頭の中で

皇后陛下と話をしました。

随分助けてもらいました。

 

と誇らしげに話し、

お礼を言って頭を下げました。

 

私は何もしていないけれど。

 

ナビエは、まだ当惑していました。

何を想像したせいで

自分がトイレに

行かない人になってしまったのか。

ナビエはラスタに、

何を想像していたのか尋ねました。

 

ラスタは、

前に「ハ」と「ギ」の入った人と

仲が悪いと話したことがあるけれど

「シュ」の入った人とも

仲が悪いと言いました。

 

ナビエは

 

ソビエシュ?

 

と疑問に思いました。

 

ラスタは、

自分の知っている人の中で

一番悪い人の名前が

〇〇シュだと言いました。

 

ナビエは、

 

本当にソビエシュ?

 

と疑問に思いました。

 

ラスタは、

 

あいつは双子の男と呼ぶべきだ。

とにかく、ロテシュ・・・しまった!

双子の奴が

絶壁から突き落とすのです。

ラスタが悲鳴を上げながら

落ちていくと

急に空が光って

お姫様・・ではなく皇后陛下

ラスタ、私が助けてあげると

言いながら、飛んできて

手を取ってくださいました。

そして、天国で一緒に暮らそうと

言ってくださいました。

ラスタには白い羽が似合いそうだから

プレゼントしてくださるそうです。

 

と話しました。

 

ナビエは何と反応してよいかわからず

顔に熱が上がって来ました。

このように恥ずかしかったのは

生まれて初めてでした。

 

ラスタはにっこり笑いながら

皇后陛下の翼は黄金色で

本当にきれいだったと言いました。

 

童話みたいな話だけれど

こんなに恥ずかしいことが

あるだろうかと

ナビエは思いました。

 

無邪気に笑うラスタに

そのような想像をするなとは言えず

ナビエは黙り込んでいると

後ろでローラとジュベール伯爵夫人が

クスクス笑っていました。

 

一体、この子をどうしたらいいのか。

 

ラスタは、

話に続きがあると言いました。

ナビエは心の中で

 

止めて!

 

と叫びました。

 

ラスタは

彼女の代わりに、

皇后陛下が悪い奴を罰すると言って

手から風を吹きかけると

ロテ・・悪い奴は

風に当たって空に上がり星になった。

その星はすぐにウ〇チになって

落ちたけれど

それが流れ星の先祖だ。

と言いました。

 

想像は想像だけにして欲しいと思い

ナビエは

ラスタの口を塞ぎたくなりましたが

そんな想像をするくらい

ラスタに大変なことが

たくさんあったかと思うと

彼女の口を塞げば

縮こまってしまうと考えました。

 

ナビエが

どうすることもできずにいると

ラスタは目を輝かせながら

 

手から一度だけ風を送ってください。

ラスタを撃ってくれたら

悲鳴を上げて

飛んで行くふりをします。

 

と頼みました。

 

ナビエは心の中で

 

イライザ伯爵夫人、

一緒に笑わないで。止めて!

 

と訴えていました。

 

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◇消えたラスタ◇

ナビエは、新年祭の準備のために

何時間も仕事をしてから

西宮へ戻ると

 

今日は空へ行かなくても

大丈夫ですか?

 

ジュベール伯爵夫人が

笑いながら

ナビエをからかいました。

 

言わないでと言ったでしょう?

 

とナビエは彼女を

少し睨みつけると

ジュベール伯爵夫人は

口を塞いで背を向けました。

 

流されないようにしなければ。

体面を保たなければ。

 

ナビエは無理に無表情を作り

ジュベール伯爵夫人に

食事の支度を頼んだ後

応接間のソファーに腰を下ろし

ぼーっとしていると

ローラがナビエの前に座り込みました。

 

ローラは、下女長から

ラスタの姿が見えないと聞いたと

話しました。

 

ラスタは西宮所属の下女だけれど

ソビエシュから任された子だし

随分ぼーっとしているので

ナビエは少し心配になりました。

 

最近、下男と下女たちが

ラスタを少し遠ざけていること。

彼女が無知であることと

何日か前、サインを求められた時

字が分からなかったので

奴隷出身だという噂が流れた。

ラスタが使っていた

変な言葉も引き合いに出され

いじめられているようだ。

 

とローラは説明しました。

 

ラスタを探し回っているけれど

まだ見つかっていないとのこと。

どこへ行ったのかと

ローラは心配していました。

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◇ラスタと呼ぶ理由◇

ナビエは食事を済ませると

一人で静かに

散歩をしたいと言い訳をして、

庭へ出ると

ラスタをあちこち探してみました。

 

他の人たちが

見つけられないラスタを

自分が見つけられるとは

思いませんでしたが

それでも念のため

探してみることにしました。

 

アルティナ卿は

ナビエが下女1人を

探しているのが不思議なのか

ナビエの後を付いてきながらも

時々、彼女を横目で見ました。

 

なぜナビエがラスタを心配しているか

アルティナ卿が

ラスタの言葉を10分でも聞いたら

理解してくれると思いましたが

ラスタのとんでもない言葉を

ナビエの口から

アルティナ卿に伝えられなかったので

ナビエは、

ソビエシュから任されたからだと

言い訳をしました。

 

どれだけ探し回っていたのか

ナビエが

完全に一人になりたい時に行く

秘密の場所の近くへ来た時

ナビエは

アルティナ卿が一緒だったので

通り過ぎようと思いましたが

そこから鼻をすする音がしました。

 

その声を聞いたアルティナ卿が

 

あそこにいるようです。

 

と言って、

ナビエの巣の椅子が隠れている茂みを

指差しました。

 

アルティナ卿は

そちらへ行こうとしましたが

ナビエは、自分が行くと言って

彼女を止めました。

 

ナビエは茂みをかき分けて

中へ入りましたが

ラスタの姿は見えませんでした。

けれども、音はしていたので

もう少し詳しく見てみると

どうやって入ったのか

ラスタは茂みの中に

入り込んでいました。

 

ナビエがラスタの名前を呼ぶと

膝を抱えていた彼女は

顔を上げました。

目元が赤く

顔は涙でいっぱいでした。

 

その痛ましい姿が不憫で

もう一度ラスタの名前を呼ぶと

彼女は、涙をポロポロ流しました。

 

ナビエはできるだけ優しい声で

ラスタがそこにいる理由を

尋ねました。

 

ラスタは唇を震わせながら

目を伏せて

足元の芝生をちぎりました。

 

ラスタが逃げている時に

罠にかかったことや

文字がわからないことや

その他の彼女の言動を思い浮かべると

彼女が奴隷だという噂が

事実かもしれない、

だから何も言えないのかと

ナビエは思いました。

 

ナビエはため息をついて

彼女に近寄ると、

彼女の肩を叩いて

ラスタが奴隷出身でも構わない。

それは驚くべきことではないと

言いました。

 

そして、

 

あなたは変なことを言うけれど

それは悪いことではない。

下女長が心配しているので

行きましょう。

 

と声をかけました。

 

下女長がラスタのことを

心配していると聞いて

彼女は驚きましたが

下女長は

ラスタのことが好きだと

ナビエは言いました。

 

ラスタは、ナビエも

自分のことが好きか尋ねました。

 

当然だと冷たく言うと

今まで泣いていたのに

ラスタは笑って立ち上がりました。

豊かな銀髪に

落ち葉がたくさん刺さっていたので

ナビエは笑いを堪えました。

 

ラスタは

 

全然へこたれていない。

悲しくて泣いていたのではなく

悔しくて泣いていた。

ラスタが間違った行動をすると

皇后陛下の迷惑になると

下女長に言われたから。

そうでなければ

ラスタは相手をやっつけた。

ラスタは強いです。

 

と言って、

身体をクマのように膨らませて

両腕を垂らしたまま

両肩だけを上げました。

そして、

こんな感じと言っているように

意気揚々とナビエを見ました。

 

その姿は

戦闘の前にはさみを持ち上げた

ロブスターのように見えましたが

ナビエはラスタをなだめるために

 

勇猛だ。トラみたい。

雪原の白熊のようだ。

 

と嘘をつきました。

 

ラスタは、

ナビエが治める氷王国の

クマちゃんですと言いました。

 

ナビエがラスタを

連れて来るのを待っていた

アルティナ卿は

最後の言葉だけを聞いて

それは何なのかと

思ったようでした。

 

ナビエは唇を噛みしめて

さっさと前を歩きました。

 

ナビエは、

ラスタの話を聞きながら

歩いていましたが

ふと、気になることがありました。

 

彼女は、なぜラスタが

子供のように

自分のことをラスタと呼ぶのか

尋ねました。

 

ラスタは、

 

他の人たちは自分のことを

名前で呼ばない。

呼ぶとしたら

怒ったり叱ったりする時だけ。

だから、幼い頃

ラスタが自分のことを

ラスタと優しく

呼んであげなければいけないと

一人で考えた。

 

と大したことなさそうに

答えましたが

 

たった一人、

優しく呼んでくれた人が

いたけれど・・・

 

と言いました。

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◇噂話◇

新年祭が始まる前から

遠方からの貴賓たちが

1人2人と到着し始めました。

 

侍女たちは

外国からの貴賓の

噂話をしていましたが

とりわけ西王国の

ハインリ王子について

話をしていました。

 

ハインリ王子は

目が合っただけでも

惚れ惚れするくらいハンサム。

意地っ張りが半端でなくて

前国王だけでなく現国王も

彼を結婚させることができない。

浮気者だから結婚を嫌がっている。

 

その会話を聞いたのか

ベッドを整えるために

ナビエの寝室に入って来たラスタは

ハインリ王子は

とてもハンサムだそうだけれど

ソビエシュ陛下ほどではないと

言いました。

 

ソビエシュはラスタを

罠から救ってくれたので

彼女はソビエシュを

英雄だと思っているようでした。

 

ソビエシュは、

ラスタが罠にかかったことを

申し訳なく思っているようでしたが

ラスタの話を聞けば

ソビエシュに出会う前の

ラスタの人生こそ罠のようだと

ナビエは思いました。

 

ラスタはただの奴隷ではなく

逃亡奴隷のように見えるので

ナビエは、その問題を

解決しなければと思いました。

 

ラスタは、うっかり

ロテシュ子爵の名前を口にしたし

リムウェル領地の近くで

見つかったので

元の主人はロテシュ子爵ではないかと

ナビエは思いました。

 

新年祭が終わったら

ロテシュ子爵の所へ人を送り

それが本当かどうか調べたら

奴隷文書を

買ってこなければならないと

思いました。

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◇美しい王子◇

2日後、

ハインリ王子一行が到着しました。

 

ナビエは彼らを直接出迎えるために

自分の部屋で身なりを整えていると

侍女たちに、ハインリ王子の顔を

隈なく見て来て欲しいと

頼まれました。

 

侍女たちに、そこまで言われると

ナビエもハインリ王子が

どのくらい美しいか気になりました。

 

ソビエシュも大変な美男子で

幼い時から国民の間で

人気がありました。

ハインリ王子も同じ程度かと

ナビエは思いました。

 

準備を済ませると

ナビエは

白い薔薇の部屋へ入りましたが

いつものように無表情で

使節団を目で素早く調べました。

しかし、ハインリ王子を

探す必要はありませんでした。

一番前に立っている人が

一目見るなり、目に入りました。

 

柔らかいブロンドの髪

魅力的な

やや斜めに上がった片方の口元

滑らかな首筋。

一人抜きんでている背丈。

広い肩。

 

彼は、本当に美しいと

ナビエは思いましたが

その中でも

彼の神秘的な紫色の瞳が

一番美しいと思いました。

 

噂になってもおかしくないと

ナビエは感心しましたが

そんなそぶりは見せず

彼女は彼に挨拶をするために

彼の向かい側へ行くと

ナビエが口を開く前に

ハインリ王子は

騎士が忠誠を誓う時のように

片膝で立ち

ナビエに手を差し出しました。

 

彼女がその上に手を置くと

ハインリ王子は

騎士たちのように

下や正面を向くことなく

ナビエを見つめながら

彼女の手の甲にキスをしました。

 

やっと、

きちんとお目にかかれました。

お会いできて光栄です、皇后陛下

 

とハインリ王子は言いました。

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外伝56話で、ルベティは

ラスタのことを

「奴隷」と呼んでいましたが

ラスタが自分のことを

私でなく、ラスタと呼ぶのは

叱られる時以外

自分の名前を呼ばれないからだなんて

可哀そうだと思いました。

 

アレンはラスタを捨てましたが

彼女のことを

本当に愛していたのは

彼だけだったのではないかと

思います。

 

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