自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 外伝 62話 ノベル ネタバレ 先読み ラスタへのプロポーズとナビエの衝撃

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外伝62話 ナビエをなぐさめようとして、鳥の姿になったハインリでしたが・・・

◇エルギ公爵への手紙◇

ハインリが

何かを一生懸命書いているので

マッケナは、

何をしているのか尋ねました。

ハインリは、エルギ公爵へ

手紙を書いていると答えました。

 

マッケナは、

目をぱちくりさせた後

顔をしかめて

なぜなのかと言いたそうな目で

ハインリを見ました。

 

ハインリは、エルギ公爵に

助けてもらうつもりだと答えました。

 

マッケナは、

エルギ公爵が

好きなストーリーではないと思うと

反論しましたが

ハインリは蜜蝋で密封した手紙を

マッケナに渡しながら

 

でも、東大帝国で

ソビエシュ皇帝がいる。

来るべきだ。

 

と答えました。

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◇特別パーティ◇

新年祭の特別パーティの出席者は

前日、顔合わせのために

一緒に夕食を

取ることになっていました。

 

ソビエシュとガリヌエラの噂で

頭が痛かったナビエは

部屋に閉じこもって

仕事をしたかったけれども

このような席を避けるのは大変なので

ナビエは適当な服装をして

夕食の席へ行きました。

 

ソビエシュがガリヌエラを

連れてくるのではないかと

ナビエは思いましたが

幸いなことに

彼女は来ていませんでした。

 

けれども、皆、

噂について知っているためか

最初、食事の席は

少し重苦しい雰囲気でした。

しかし、時間が経つにつれて

20人のお客さんが

色々な話をしてくれたおかげで

軽い雰囲気になっていきました。

 

ナビエは話しかけてくるお客さんに対し

最大限、明るく答えながら

頭の中から、ソビエシュの問題を

払いのけようとしました

 

そして、隣に座ったサズ姫と

わすかに言葉を交わした時に

ルイフトからの客で

魔法学園の首席卒業生の

カフメン大公を発見しました。

彼は眉をひそめたまま

ソビエシュとハインリを

交互に見ていました。

 

そうしているうちに、

ナビエと目が合うと

何気なくうなずいて

視線を落としました。

 

どうしたのだろう?

2人と何かあったのだろうか?

それとも、

ソビエシュとハインリの言葉の中に

気に入らない内容が

あったのだろうか?

 

ナビエは、わざと2人を

見ないようにしていましたが

自然と

ソビエシュとハインリを見ました。

 

ナビエの視線を感じて

ソビエシュは顔を上げました。

2人は黙って

互いの顔を見つめましたが

先にソビエシュが頭を下げて

食事に集中しました。

 

ハインリは、じゃがいもを

フォークで刺すのに

悪戦苦闘していましたが

ナビエが見つめていることに気づくと

視線を上げ、

目が合うと

かすかに微笑みましたが

その瞬間、ナビエは

噴水台で横になっている

裸のハインリを思い出し

ナビエは視線を避けました。

 

すると絶妙なタイミングで

カフメン大公が咽たのか

グラスを置いて、咳き込みました。

驚いたナビエはカフメン大公に

 

大丈夫ですか?

 

と尋ねました。

彼はハンカチで口を押えながら

頷きましたが

ナビエの顔を見ると

はっとして、視線を震わせました。

 

どうしたのかと、ナビエは思いました。

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◇ターゲットは兄◇

ナビエが貴賓と夕食を楽しんでいる間

ラスタは、人手不足の南宮へ

今回も行くと立候補しました。

下女長は、

数日前、ラスタが南宮へ行った時に

貴賓の部屋をめちゃくちゃにしてきたと

言いましたが

ラスタは、元々、その部屋は

ゴミだらけだったと主張しました。

 

下女長は、

それは違うと反論しましたが

ラスタはイエス伯爵も

自分の味方をしてくれたと

主張しました。

 

エス伯爵は誰なのか

下女長は首を傾げましたが

とりあえず、

ラスタの望み通りにすることにして

別の部屋へ行かせることにしました。

そして、ガリヌエラの部屋へは

行かないようにラスタに命じました。

 

下女長は

ラスタが西宮で、

他の宮人たちと交われないことを

残念に思っていました。

 

ラスタは、とんでもないことを

よく話すけれど

明るくて純粋な子のようでした。

 

そんな彼女が

奴隷だったという噂一つのせいで

人々の中に入れないことを

下女長は、気になっていました。

 

ラスタは、

自分の噂が広まっている西宮を嫌って、

南宮へ行きたがっていると

下女長は誤解して

ラスタを

南宮へ行かせることにしましたが

彼女は、そんなことも知らずに

喜んで南宮へ歩いて行きました。

 

頭の中で

 

ガ・・何だっけ?

とにかく、あの女の兄さんが

何かする侯爵だ。

 

と、色々、計算していました。

 

ラスタは言われた通り

ガリヌエラの部屋ではなく

その反対側の

クランティア侯爵の部屋へ行きました。

 

今回は、

部屋の中を滅茶苦茶にする代わりに

何か弱点はないかと探しましたが

これといったものがなかったので

わざとゆっくり掃除をして

時間を潰しました。

 

そして、クランティア侯爵が

部屋の中へ入ってくると

持っていたティーカップ

わざと激しく落として壊しました。

 

その音を聞いたクランティア侯爵は

気分を損ねた様子で

どうしたのかと尋ねると

ラスタは哀れな表情をして

目を大きく見開いたまま

視線を上げました。

 

腹を立てていたクランティア侯爵は

驚いて後ろに下がりました。

 

ラスタは、ここへ来る前に

ロウソクで床をこすっていたので

手が滑ったと言って

謝りました。

 

ラスタは瞳孔が大きくなった

猫のような顔をしていたので

クランティア侯爵は

しどろもどろになりました。

 

ラスタはすぐに片づけると言って

急いで床にしゃがみ

ガラスを手で握ると

 

痛い!

 

と叫んで立ち上がりました。

本当に痛かったので

涙が一滴出てきました。

 

傷だらけの手に血が滲んでいたので

クランティア侯爵は

自分の手がケガをしたかのように

ソワソワしました。

 

ラスタは、

他の人に片づけてもらうと言って、

クランティア侯爵に謝り

一礼した後、

少しの余地も与えずに

急いで部屋の外へ出て行きました。

 

クランティア侯爵は

心臓を押さえて

驚いた心を落ち着かせました。

天使が羽をたたんだら

あのような姿ではないかと思いました。

ティーカップが割れた瞬間から

彼の心臓が激しく脈打っていました。

しかも、ラスタの指は

彼と同じくらい傷ついていました。

 

クランティア侯爵は

 

そこの銀髪、待って!

手を治療するから。

 

と言って、ラスタを追いかけました。

 

その様子を、

兄に会いにやって来たガリヌエラが

目撃しました。

 

行動に気を付けなければならない

この時期に

兄が銀髪の下女を追いかけていることに

呆れて、苦笑いしましたが

ガリヌエラは、その下女が

自分の部屋を滅茶苦茶にした女だと

気がつきました。

 

ガリヌエラは彼女が

自分に激しい敵意を持っていることに

気がつきました。

 

ガリヌエラは、何かあると言って

護衛に、彼女が正確に誰なのか

調べるように命じました。

 

あの女が、

なぜ兄に近づいてまで

自分を酷い目に遭わせたいのか

ガリヌエラは知りたいと思いました。

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◇邪魔をする人◇

ク・・何とか侯爵を

どこか人のいない所へ導いて

放って来ようか。

そうすると、ナビエ様に

火花が飛ぶかもしれない。

それなら、彼を自分に夢中にさせ

愛が最高潮に達したらすぐに

彼を振ろうか。

長期戦は自信がないけれど

短期戦なら自信がある。

 

それとも、

ク・・何とか侯爵と妹を

仲違いさせようか。

 

ラスタは

ク・・何とか侯爵を誘いながら

じっくり考えました。

 

その時、

ク・・何とか侯爵以外の話し声が

割り込んできました。

ラスタは木にぴったりと身体を寄せて

その声に注意を払いました。

正確に何を言っているかは

わかりませんでしたが

ク・・何とか侯爵に

他に用事があると

告げているようでした。

 

しばらくして会話が終わると

周りが静かになりました。

ラスタは

自分を妨害した人を見つめました。

エミール伯爵でした。

 

彼女が、イエス伯爵と声をかけると

 

エミール伯爵です。

白熊ちゃん。

 

と訂正されました。

 

ラスタは、

彼に何をしているのかと

尋ねると

クランティア侯爵が白熊ちゃんに

付きまとったからと答えました。

 

ラスタは、

面倒な人には

自分から消えろと言う、

今は面倒ではないと言いました。

そして、なぜ自分の邪魔をしたのか

尋ねました。

 

エミール伯爵は

 

色仕掛けで誘惑する主人は

あまり良い主人ではない。

ハインリ王子は

あまり良い主人ではない。

 

と答えました。

 

ラスタが、

 

その通りです。絶対に違います。

 

と同調したので、

エミール伯爵は驚きました。

 

ラスタは、数歩歩いて

エミール伯爵を振り返り

手で遮るようなポーズをすると

 

ラスタに構わないで。

 

と告げました。

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◇誤解◇

その時刻、

ガリヌエラの護衛は

ラスタが西宮所属の下女であると

報告しました。

 

ガリヌエラは

皇后がラスタに命令したようだと

護衛に言いました。

 

鉄のような皇后と言われているのに

卑怯な手を使うと

護衛が非難すると

ガリヌエラは

 

愛だけが人を幼稚にさせるのではなく

嫉妬も人を幼稚にさせる。

 

と言いました。

 

ガリヌエラは、

 

今は自分が頭を下げるべき時なので

知らんぷりしてやり過ごす。

いえ、それよりも、

それが確実になるまで、ここを出る。

 

と告げました。

 

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噂の真相

新年祭の最後の日、

ベルティ子爵夫人から

ガリヌエラが帰ったことを聞いて

ナビエは驚きました。

 

ソビエシュとの噂が本当なら

彼のために、

嘘なら、堂々とした姿を見せるために

もう少し、宮殿に

留まると思っていました。

 

イライザ伯爵夫人は

噂はデマだったのかと

ナビエに聞きました。

 

ローラは言いたいことが

山ほどあるけれども、

我慢をして

むっとした顔で

チェス盤を睨んでいました。

 

ナビエは、

 

そうですね。

 

と答えました。

 

噂がデマだったら良いことだけれど

ソビエシュが

自分を冷ややかに見つめながら

ガリヌエラと

手を組んでいた姿は

しばらく忘れられないと

ナビエは思いました。

 

重苦しい雰囲気を変えたいのか

ジュベール伯爵夫人は

わざと明るい声で

ナビエに、何色のドレスを着るか

尋ねました。

 

ナビエは

ソビエシュとガリヌエラのことを

考えるのを止めて

ドレスの色について

侍女たちと話をしていると

ローラが思い出したように

エミール伯爵がラスタに

海の宝石を贈ったと話しました。

 

その話が終わるや否や

あちこちから笑い声が上がりました。

 

ナビエは、

エミール伯爵が本当に

ラスタのことを

よく思っているようだと話すと

侍女たちは、

 

エミール伯爵が

ラスタを追いかけていることは

知る人ぞ知る。

 

エミール伯爵は評判が良い。

 

と口々に言いました。

 

エミール伯爵は

パーティ会場でも

多くの人たちと均等に交流し

問題を起こすことなく

仲良く過ごしていました。

 

誰とも踊らなかったのは

ラスタを気にしていたからなのか。

 

不思議であり面白くもあったので

ナビエは、

ガリヌエラのことは横に置いて

ラスタとエミール伯爵の話に

耳を傾けました。

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◇白い布のような人◇

新年祭が終わり

ラスタが皇后所属の下女であることを

エミール伯爵が知った後、

彼女が洗濯物を干すのを

手伝っているエミール伯爵に

ラスタは

 

皇后陛下まで、伯爵のことを

知ってしまったじゃないですか!

 

と抗議しました。

 

自分のことが恥ずかしいのかと

尋ねるエミール伯爵に

ラスタは、

伯爵に興味がないと答えました。

 

伯爵はラスタに

他に好きな人がいるのかと聞くと

彼女は、もう男を信じないと

答えました。

 

鈍感だけど

真面目で優しいと思ったアレン、

自分を救ってくれたソビエシュや

みんな・・・・

 

とラスタは思いました。

 

エミール伯爵は

 

私を信じるのではなく

結婚誓約書を

信じるのはどうでしょうか。

まず誓約書を信じて

私を信じられるかどうか見るのは

どうでしょうか?

 

とラスタに尋ねました。

 

ラスタは洗濯物を握りしめたまま

困惑して

エミール伯爵を見つめました。

 

ラスタは

エミール伯爵の頭が

おかしいと思いました。

彼と出会ってから

1か月も経っていないのに

結婚の申し込みをされたことに

驚きました。

驚きのあまり

洗ったばかりの

洗濯物の端が地面に触れて

土で汚れても気が付かないほどでした。

 

エミール伯爵は

白熊さんに惚れたと

数百回も言ったと告げました。

 

ラスタは、

結婚の約束だけして逃げたら

どうするのかと尋ねると

エミール伯爵は

この場で結婚の誓約を交わすと

言いました。

 

ラスタは眉をひそめながら

彼を見つめ

洗濯物を籠の中へ入れました。

エミール伯爵は

洗濯物にかけておいた白い布よりも

白く笑っていました。

 

その笑いに、

しばらく、ラスタの心は揺れましたが

それと同時に

彼がもっと憎たらしく思えました。

 

自分が生きて来た人生は

土で汚れた布を冷水で洗うようなもの。

けれども、彼の人生は

日差しを浴びながら

白く澄んで揺れるだけだったのだろう。

だから、

出会って1か月も経たないうちに

プロポーズをしたと思いました。

 

ラスタは、自分は貴族ではないので

結婚は不可能だと言いました。

 

なぜ不可能だと思うのかと

エミール伯爵が尋ねると

ラスタと結婚したら

家族の縁を切られると言いました。

 

エミール伯爵は

そうなったら残念だけど

仕方がない。

後で気持ちも和らぐだろうと

答えました。

 

家族の縁を切られたら

今みたいに派手に生きられないと

ラスタが言うと

エミール伯爵は、そうなっても

伯爵のままだと答えました。

 

ラスタが表情をしわくちゃにすると

エミール伯爵は

 

白熊さんも

私に心が揺れているのを知っています。

恐いのは、私の身分ですか?

心変わりですか?

 

と真剣に尋ねました。

 

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◇下女長の思いやり◇

ラスタは、空の籠を持って

自分の部屋へ向かって歩いていると

部屋の前に

下女長が立っていました。

 

彼女に挨拶をした後

部屋の中へ入ろうとしたラスタを

下女長は捕まえました。

 

先ほど、

ラスタの所へ行った下女長は

ラスタとエミール伯爵の話を

聞いていました。

 

彼女は、

 

あなたが奴隷だという噂が広まり

宮殿の人たちは

あなたを無視している。

ここへ留まれば苦労するだけ。

そんな噂のない、

遠い北王国へ行って

そこで気楽に暮らすように。

 

と、助言しました。

 

ラスタは、皇后が好きだと

言いましたが、下女長は

皇后もラスタのことが好きなので

彼女が気楽な道を歩めば

かえって喜ぶと言いました。

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◇自分で決めること◇

ナビエが直接新年祭に

招待したものの

それほど親しくないエミール伯爵が

ナビエを訪ねてきたので

彼女は驚きました。

 

けれども、

ラスタのことを好きな男だと

侍女たちが話していたので

名前だけは馴染んでいて

ナビエも彼に

好感を抱いていました。

彼女は、冷たく話すのに

苦労しました。

 

エミール伯爵は

ラスタのことを心から愛していると

ナビエに伝えました。

 

侍女たちが近くにいたら

悲鳴を上げただろうと

ナビエは思いました。

 

彼女は、愛を囁くには

早すぎるのではと言いました。

 

エミール伯爵の驚いた顔を見て

ラスタも同じことを言ったようだと

ナビエは思いました。

 

エミール伯爵は

 

ラスタさんは皇后陛下が大好きです。

ラスタさんを説得して欲しいという

お願いはしません。

ラスタさんが陛下の命令で

私の所へ来るのは

絶対にいけないことだし、

これはラスタさんが決めることだから。

きれいな下女に

色目を使っているわけではありません。

これを申し上げたかったのです。

 

と言いました。

 

エミール伯爵が帰った後、

ナビエはラスタに

彼の言葉を伝えました。

皇后の前で

彼はあのような嘘を

ついたりしないだろうと

ナビエは思いました。

 

ナビエの言葉を聞いたラスタは

べそをかいて

カーペットを見下ろしました。

彼女も、エミール伯爵に

全く気がないわけではなさそうでした。

 

しばらくして、ラスタは

ナビエは自分にどうしてもらいたいか

尋ねました。

 

ナビエは、ラスタが決めることだと

答えました。

 

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◇衝撃◇

ラスタは考えてみると答えましたが

一か月を過ぎても

返事ができませんでした。

 

以前の彼女は

ただただ楽しそうに

飛び回っていましたが

今はじっくり考え込んで

空や野原を眺めていました。

だからといって

全く走り回らないわけでは

ありませんでした。

 

彼女が結論を出す前に

ブルーボヘアンの

エルギ・クローディア公爵と

ガリヌエラがやって来ました。

 

忙しいと言って

新年祭へ来なかったエルギ公爵が

なぜ、突然やって来たのか

ナビエは分かりませんでした。

そして、

ガリヌエラが戻って来たことも

全く意外なことでした。

 

ナビエは、治まっていた噂が

再熱しそうな予感がしました。

 

そして、ガリヌエラは

なぜか謁見を申し出ていたので

顔を見て歓迎をしなければ

なりませんでした。

 

二人で来るのに一人だけ歓迎するのも

おかしいので

エルギ公爵へも

歓迎の挨拶をすると伝えるように

ナビエは指示しました。

 

ナビエは二人を迎える前

鏡を見て身なりを整えながら

何度も重いため息をつきました。

 

白い薔薇の部屋へ行く途中で

ナビエは、

ソビエシュがガリヌエラを呼んだのかと

尋ねました。

彼は知らないと答えました。

 

それなら

自分の国の仕事のために

来たのだろう。

あまり深く考えるのは止めようと

揺れる気持ちを抑えながら

ナビエは部屋の中へ入りました。

 

エルギ公爵とガリヌエラは

玉座の前にいて

ナビエとソビエシュが来ると

礼儀正しくお辞儀をしました。

 

ここまでは

何事も起こりませんでしたが

ガリヌエラが

 

皇帝陛下、

わたしはニ度とここへ

戻ってくる気はありませんでした。

一夜の絆は一日で終わらせるのが

正しいと思っていましたから。

でも、

戻ってくるしか

仕方がありませんでした。

陛下と私の間に子供ができました。

 

と言ったので、

全ての人々が衝撃を受けました。

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ガリヌエラは

皇后の座を手に入れるために

ソビエシュを策略にかけ

まんまと妊娠することに成功した

悪女で

エミール伯爵は

ラスタが奴隷であることを

全く気にすることなく

彼女に純愛を捧げる男性という

印象を受けました。

 

土で汚れた布を

冷水で洗っても

きれいになりません。

ラスタは自分の人生を

いくら洗っても白くならない

汚れたものと

思っているのではないかと

思いました。

 

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