自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 原作 20話 あらすじ マンガ 21、22話 タッシールはドーベルマン、ゲスターはゴールデンレトリバー

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20話 ラナムンはカルドンに、前の晩のことを打ち明けました。

 

◇禁断の恋?◇

ラナムンはため息をついて、

 

一体、私を見て、どうしてそのまま

眠ることができるのだろう?

 

と言いました。

 

プライドが傷ついている様子の

ラナムンを見て、

 

陛下が、あのプライドの塊を

初日からズタズタにされたのか。

 

カルドンは内心、舌打ちして、

面白がりましたが、

重要なのは、

落ち込んでいるラナムンを

元通りにすることでした。

 

カルドンは、

 

政務で忙しくて

疲れていたのでしょう。

誰を訪ねても、

そのままお休みになったはずですよ。

大事なのは、

一番最初に、坊ちゃまの所へ

来られたことです。

むしろ、最後までいかずに、

ラナムン様を抱いて寝たことは

寵愛の証拠ではないですか?

ラナムン様を、

そのような相手としてだけ、

見ていないのですから。

 

と言って慰めました。

 

カルドンが一生懸命話しても、

あまり反応しなかったラナムンが、

急に伏せていた目を、

うつろに開けました。

目が合うと、その圧倒的な顔に

カルドンは一瞬びっくりしました。

見る度に、感じることだけれど、

実に偉そうな顔でした、

 

そして、

ラナムンはカルドンに近づくと

片腕で、彼の横の壁をドンと突き、

恍惚とした視線を送りました。

 

カルドンは、

数多くの令嬢が愛する瞳に、

正面から見つめられて、

訳もなく恥ずかしくなり、

うろたえ、声が震えました。

 

どうだろう?

 

ラナムンが低い声で尋ねました。

 

うろたえているカルドンに

ラナムンは

 

感想は?

 

と尋ねました。

 

カルドンは目をパチクリさせました。

ラナムンの表情は、

いつものように冷ややかになりました。

 

この角度から見るとどうなのかと

尋ねている。

 

ようやく、

ラナムンの意図に気付いたカルドンは、

 

緊張します。

心臓がドキドキして恥ずかしいです。

こんなに近くで見ると、

本当に美しい方です。

今すぐにでも、

唇を重ねたいくらいです。

 

とありとあらゆる

お世辞を言いました。

 

ラナムンが、

自分の性的魅力について

少し動揺しているようなので

彼のプライドを回復させようと

思ったからでした。

 

その時、

 

わあ、偽装結婚

 

と言う声が聞こえました。

タッシールが、2人を見て

ニヤニヤしていました。

 

ラナムンは腕を下げて

後ろを振り向くと、

タッシールは再び

 

禁断の恋か?

 

と、戯言を言いました。

 

カルドンは、周囲の温度が

急に下がったような気がしました。

ラナムンの顔は見えませんでしたが、

彼は不快に思っているようでした。

 

ラナムンの

冷たい視線を浴びたタッシールは

両手を合わせ、許しを請う振りをして、

どこかへ行ってしまいました。

 

カルドンは、

 

私のせいではありません。

私はじっとしていました。

 

と主張しました。

 

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◇商団の駆け引き◇

くすくす笑いながら

逃げるタッシールの後を追いかけ、

 

今、他の側室を

からかって、

面白がっている時ですか?

 

と、タッシールの侍従のヘイレンは

舌打ちをしました。

 

それに対してタッシールは、

 

面白いじゃないか。

窮屈だから、こんな所でも

楽しみを探さなくちゃ。

 

と言いました。

 

ヘイレンは浮ついたごろつきのように、

フラフラ歩くタッシールを

追いかけながら、

 

ここへ遊びに来たのですか?

陛下の恩寵を

貰いに来たのではないですか?

これは絶好のチャンスです。

どうか真剣になってください。

 

と小言を言って、

深いため息をつきました。

 

元々アンジェス商団では、

このような形で

皇家と関わる計画は

ありませんでした。

 

アンジェス商談の頭首は

息子だけ3人いるので、

レアン皇太子に何もない限り、

皇位に就くことは確実でした。

 

逆に、アンジェス商団のライバルの

アングル商団は

娘だけ3人いるので、

レアン皇子が生まれた時から、

3人のうち1人は

絶対に側室にすると

狙っていました。

 

アングル商団の娘の1人が

祭りの時に、

遠くから皇太子を見て

恋に落ちたので

商団のために側室になれと、

説得する必要もありませんでした。

 

アングル商団の頭首は、

娘に皇后教育を受けさせ、

将来、皇太子の婿を見るために

努力しました。

 

しかし、レアン皇太子が退いたため、

状況は完全に反転してしまいました。

レアン皇太子を後援した

アングル商団は、

一瞬のうちに、糸の切れた凧と

なってしまいました。

 

キジの代わりに鶏をと、

密かにトゥーラ皇子を

支援しようとしたけれど、

彼も半年も持ちませんでした。

 

アングル商団の頭首は、

それでも、

ひるむことはありませんでした。

 

アンジェス商団の頭首が、

アングル商団の頭首が

焦っているのを笑いながら、

 

あなたの娘は絶対に側室になれない。

私の息子は側室になるかもしれない。

 

とからかうと、

アングル商団の頭首は、

女帝は側室を持たないから

平民である

アンジェス商団の息子たちが、

側室になるはずがないと、

鼻高々に主張しました。

 

ところが、ラティルが

戴冠式を行うや否や

ハーレムを宣言したので、

アングル商団の頭首は

頭を抱えて寝込んでしまいました。

 

逆に、準備をしていなかった

アンジェス商団の頭首は、

急に、

長男を入れるか、次男を入れるかで、

大騒ぎとなりました。

 

天から降りてきた

チャンスなんです。

 

この状況を初めから終わりまで

見守っていたヘイレンは、

タッシールに文句を言うしか

ありませんでした。

 

このことで、アングル商団は、

アンジェス商団を見ると

唾を吐くほどになりました。

アングル商団は、

タッシールが

皇帝の寵愛を受けられなかったら、

喜んで

お祭りをするような人たちでした。

 

タッシールは平然と

笑っているばかりでした。

 

彼は、

 

チャンスが来た時に

魚は釣らなければならない。

けれども、陛下は私の所へ

来ていないのに、どうしろと?

 

と尋ねるタッシールに、ヘイレンは

 

化粧をなさって、

目の下にクリームを塗って、

その印象を・・・

 

と頭を掻きむしりながら、

 

とにかく策を講じてください。

 

と言いました。

 

わかったと面倒くさそうに

答えたタッシールは

ハーレムの門を出ました。

 

驚いたヘイレンはタッシールに

逃げるのかと尋ねました。

 

彼は、

 

宮殿を見物するだけ。

ハーレムの外へ出てはいけないと

言われていない。

 

と答えました。

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◇嘘はつけない◇

ラティルは図書館へ向かっていると、

侍従長が、

ラナムンに贈り物をするかどうか、

慎重に尋ねました。

 

なぜ、いきなり贈り物なのか、

ラティルはきまり悪そうに

侍従長を見ました。

 

侍従長によれば、

最初に恵みを受けた側室には

贈り物をするのが慣例とのこと。

 

初夜を一緒に過ごしたのは

事実だけれど、

初夜をしたわけではないので、

ラティルは困りました。

抱きしめて寝ただけで、

贈り物をするものでは

ありませんでした。

 

けれども、ラナムンに

恥をかかせるわけにはいかないので

ラティルは、贈り物をするように

侍従長に指示しました。

 

彼は嬉しそうに笑いながら

返事をした後、

素敵な贈り物を用意すると言って

退きました。

ラナムンが功臣の息子のせいか、

侍従長はラナムンが

一番好きなようでした。

 

ラティルは

久し振りに本でも読んで

心を落ち着かせようと思い、

図書館へ入ったところ、

思いがけなく、

ゲスターを発見したので、

笑いました。

 

いつも彼は、

日当たりの良い窓辺に

片足をかけて座り

読書に耽っていましたが

まさか、今日も来るとは

思ってもみませんでした。

 

ラティルは、

 

今日のような日も、本を読むの?

 

と、彼に近づいてからかいました。

 

ゲスターはいつものように、

ラティルを見ると真っ赤になり、

目も合わせられないまま、

キョロキョロして、

逃げ道を探している様子でした。

 

もう逃げなくてもいいでしょう?

 

ラティルの言葉に戸惑ったゲスターは

さらに顔を赤くして、

呼んでいた本を盾であるかのように

抱きしめて、下を向きました。

彼は昔と変わっていませんでした。

 

ラティルは、乳母が

ゲスターに良くしてくれと

言っていたのを思い出し、

彼の横に座りました。

 

驚いたゲスターは

やっと顔を上げて、

ラティルを見ました。

薄茶色の瞳が揺れていました。

 

ラティルは、再び

 

もう逃げなくてもいいんじゃない?

 

と言いました。

 

かつてゲスターは

ラスタを見て逃げたため

不審者と誤解され、

近衛兵に捕まったことがありました。

なぜ逃げたのかと追及されると、

ゲスターは

ラティルのことが好きだと

告白しました。

 

ラティルは、

それを引き合いに出して、

彼をからかっているのでした。

 

ゲスターは、

逃げたことはないと弁解しましたが

思い当たる節があるのではと、

ラティルに指摘され、

彼は逃げたことを認めました。

ラティルは笑い出しました。

 

彼女は

ゲスターが落ち着くのを待ってから

 

昨日、私が行かなくても

寂しくなかったよね?

 

と尋ねました。

 

彼は、

まともに話すことができなくて

視線を逸らしました。

顔が赤くなったのに

悲しくなかったと言えないのは、

残念だったと思っているようでした。

 

その表情を見たラティルは、

もっとゲスターを

からかってみたくなりましたが、

泣きそうなので、

軽く𠮟ることにしました。

 

あなたはどうして性格が変わらないの?

 

こんな私は嫌いですか?

 

いいえ、小さい頃から

可愛いと思っていた。

 

陛下はいつも素敵でした。

 

それで好きだったの?

 

ラティルの言葉に、

ゲスターは泣きそうになりました。

 

ラティルは

もういたずらは止めなければと思い

ゲスターの手を握りました。

彼はためらいながらも、

握り返してきました。

 

ラティルは、

 

ゲスターのことが心配なこと、

誰かにいじめられても泣かないように。

泣いてもいいから、

自分に教えるように。

他の側室たちは性格が悪そうだから。

 

と忠告しました。

 

ゲスターは、皆優しいと

反論したものの、

まだ、まともに話した人はいないと

打ち明けました。

 

ラティルは、

彼らと話をすれば、

性格が悪いのが分かるので

問題が起きたら、我慢しないで

すぐに自分を呼ぶようにと

言い聞かせました。

 

ゲスターが返事をしないので、

ラティルは答えるように

促しました。

 

するとゲスターは、

ラティルの手を親指で撫でながら、

消え入りそうな声で、

 

どうして、そんなことを

おっしゃるのですか?

 

と尋ねました。

彼は、どこか期待する目で

ラティルを眺めました。

 

ラティルは答えられませんでした。

ゲスターの瞳を見た瞬間、

この子は、まだ自分のことを

好きなのではないかと思いました。

 

確かにゲスターに

告白されたことがあるけれど、

たった一度、

子供の頃のことなので、

今は気持ちが

変わっていると思いました。

 

ゲスターの瞳は美しいけれど、

冷たく乾燥したラナムンの瞳や

星のようにきれいだけれど、

狂気を帯びたクラインの瞳とは

違いました。

 

柔らかくてしっとりとした瞳が

 

もしかして、

私のことが好きですか?

そうだと言ってください。

 

と叫んでいました。

 

本気で、このように出てくる相手に

嘘はつきにくいもの。

乳母が面倒を見てくれと言ったことや

彼が弱そうに見えると素直に言えず、

ラティルは、笑いながら、

 

部屋に閉じこもってばかりいると

健康に悪いから

一緒に散歩でもしましょうか。

 

と提案しました。

 

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◇手強い側室◇

確かに広いね。とても広いよ。

 

タッシールは

ゆっくり廊下を歩きながら

しきりに感嘆しましたが、

瞳は、少しもじっとすることなく

動き続けました。

後を追いかけていたヘイレンは

わざと声をかけませんでした。

 

タッシールは変わり者だけれど

非常に抜け目のない後継者でした。

また、無駄なことはしませんでした。

今も、見物と言いながら、

宮殿全体を

頭に入れているはずでした。

 

中央宮の廊下を通る時、

その中から

ラティルが出てきましたが

すぐに駆けつけて

挨拶をするどころか、

タッシールはラティルを見るや否や

柱の後ろに身を隠しました。

 

ヘイレンは、こんな時こそ、

偶然を装って

挨拶をしないといけないのに、

なぜ隠れるのかと尋ねました。

 

タッシールは、ヘイレンに

手で静かにするようにと

合図を送り、

ラティルを眺めました。

部下もラティルの方に頭を向けると

驚くべきことに、

ラティルの後ろに

宰相の息子がいました。

 

彼は誓約式の後に食事をした時、

一言も口を聞かずに、

俯いていた側室。

タッシールがドーベルマンなら

彼はゴールデンレトリバーだと

ヘイレンは思いました。

 

性格がおとなしくて、

恥ずかしがり屋で、

静かで、心が弱そうで、

一番手強くない側室だと思いましたが

驚くべきことに、

手までつないでいました。

 

ヘイレンは目をパチクリさせながら、

自分の目をこすりました。

確かにゴールデンレトリバー

似ているけれど

一瞬、お尻に、

腹黒い猫の尻尾が見えました。

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どちらかというとゲスターは

ゴールデンレトリバーよりも

小型犬のような気がします。

ゴールデンレトリバー

ハインリのイメージが強いです。

 

ゲスターには可哀想ですが

ラティルにとってゲスターは、

弟みたいなものではないかと

思いました。

全く男性として意識していないから、

平気で手をつなげるのだと

思います。

 

アンジェス商団とアングル商団の

話を読んで、

笑ってしまいましたが、

ここから学ぶことがありました。

 

天から降りて来たチャンスを

逃さないために、

常にアンテナを

張っている必要があること。

転んでもただでは起きないこと。

 

アングル商団の頭首の根性を

私も見習いたいと思いました。

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