自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 原作 32話 あらすじ マンガ 34、35話 端正な顔立ちだけど雰囲気は地味なゲスター

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32話 あられもない姿で現れたサーナット卿にラティルは?

◇恥ずかしがるサーナット卿◇

ラティルが目配せすると、

侍女は頷いてサーナット卿に近づき

脱いだ服を渡すように言いました。

彼は浴室に戻ると、

脱いだ制服を持ってきましたが

浴室で洗濯をしたせいか、

制服は濡れていました。

しかし、服に染み付いた血は

なかなか落ちなくて、

相変わらず制服は血だらけでしたが、

サーナット卿の裸に

気を取られていた侍女は

制服をむんずとつかみました。

 

近衛騎士団長らしく、

サーナット卿の身体は

彫刻のようでした。

筋肉が対称的で贅肉もなく、

顔もハンサム。

侍女が魅了されるのも当然でした。

 

彼女は目のやり場に困り、

壁や天井、家具の間など

あちこち見ていたので、

ラティルは肩を震わせました。

 

顔を真っ赤にした侍女が

服を抱えて

逃げるように寝室から出て行くと、

ラティルは堪えきれずに

笑い出しました。

そんな彼女を

サーナット卿は憎らし気に見ました。

 

この状況がそんなに面白いですか?

 

と尋ねるサーナット卿にラティルは、

自分の部屋で、サーナット卿が

そのように立っている状況が

ちょっとおかしいと答えました。

 

サーナット卿は、

脱いだ姿が面白いと言ったのは

ラティルが始めてだと言いました。

 

ラティルは、裸の姿を

あちこちに見せているのかと

尋ねました。

 

サーナット卿は、

騎士同士でいる時は、

一緒に湯あみをするし、

訓練中は上着を脱いだりすると

答えました。

 

サーナット卿が真顔で

言い訳をしているので、

ラティルは、

自分の部屋に来て裸になった人は

サーナット卿が初めてだと

冗談を言いました。

 

サーナット卿は片手を後ろへやり

ドアノブをつかみました。

浴室の中へ入ろうか

外へ出ていようか

迷っているようでした。

それを見ていたラティルも

入るのか出るのか気になりました。

しかし、サーナット卿は

その状態で止まり、

消え入りそうな声で、

どんな服でも良いので、

服を持って来させてくださいと

頼みました。

 

ラティルは、

 

何ですか?

聞こえませんよ?

 

とサーナット卿をからかいました。

 

彼がうつろな目で

ラティルを見つめたので

彼女はお腹を抱えて

大笑いをした後、

サーナット卿に謝りました。

 

いつもはサーナット卿に

からかわれる立場なので、

久し振りに彼をからかって。

ラティルは爽快な気分になりました。

けれども、

これ以上、彼をからかうと

サーナット卿が本当に

気分を悪くするかもしれないので、

ラティルは唇を噛みしめ、

テーブルの上の鐘を振りました。

 

先程とは別の侍女が入って来ましたが、

サーナット卿の服を

持って行った侍女から

何か聞いていたのか、

彼女は部屋に入って来た時から、

顔を真っ赤にして、

カーペットだけを眺めていました。

 

ラティルは、

サーナット卿が

恥ずかしくて出られないので、

彼の着る服を持ってくるように

命じました。

 

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◇蘇る呪い◇

楽しくて愉快な気分は

長続きしませんでした。

 

翌日、やって来た神官は、

死体を確認すると、

呪いにかかった死体だと

暗い顔で告げました。

彼女の近くに立っていた人たちは、

皆、ショックを受け、

 

呪いなんて、なんてことだ。

黒魔術師たちが帰って来たのか。

 

と、ざわめきました。

 

呪いはタブー視されていました。

呪いを使う黒魔術師たちは、

500年前に起こった戦争当時、

異端に分類され、

ほとんどが処刑されました。

一般人に対して、

有用性と功績が認められた

ごく少数の人々だけ

生き残っていましたが、

公式的には、

彼らも途絶えていました。

 

完全に姿を消したと思っていた

呪いが、

このような、むごたらしい形で

再び現れたことで、

もっと状況が複雑になるだろう。

 

ラティルは内心、舌打ちをしながら、

神官に、死体の処理方法と、

特別な手続きがあるか尋ねました。

 

神官は、呪いにかかった死体は

燃やすのが一番効率的だと

答えました。

 

燃やさないとどうなるかと

ラティルが尋ねると、神官は

 

ほとんどの場合は、それで構わない。

しかし、悪質な呪いの場合、

死体が腐敗すると、

地面やその周辺を悪い気で

染めることがある。

 

と答えました。

 

その場合、どうなるのか

ラティルが尋ねると、神官は

 

人間が衰弱して、

名も知れぬ伝染病が広がり、

最悪の場合、

死者が目覚めることがある。

ゾンビが生まれてしまう。

 

と答えました。

 

ゾンビという言葉に、

皆、身をすくめました。

 

数世代前は、

人間の形をしたモンスターが

森から出てくるモンスターほど

多かったとのこと。

しかし今の時代、

吸血鬼やゾンビ、

食人鬼のようなものは

史書で言及されているだけでした。

なのに今さらゾンビとは。

人間の形をしたモンスターを

よく見ることができた時代でも、

人々はゾンビを恐れました。

そんな恐ろしい存在を

果たして現代の人が

阻止できるだろうか?

思ったより深刻な事態に、

ラティルは眉をしかめました。

 

同じ意見なのか、

侍従長は心配そうに、

早く燃やした方がいいのではと

進言しました。

しかし、ラティルは

すぐに決断を下せませんでした。

その姿を見ていたサーナット卿は、

ラティルに、

他に心配事があるのかと

慎重に尋ねました。

 

ラティルは、

 

この人は真犯人ではないけれど

真犯人と関係がありそうだから、

肖像画を描いて、

情報提供を受けたい。

 

と答えました。

 

ラティルは、神官に、

すぐに焼かなくても、

悪い気を漂わせずに済ませられるか

尋ねました。

 

神官は、

悪魔祓いのできる神官は

神殿からもほとんど姿を消したので、

こういう部分については

知っている人が少ないと

答えました。

 

こうなった以上、仕方がないので

ラティルは権力を動員して、

さっさと仕事を処理することに

決めました。

彼女は、侍従長を呼び、

肖像画を早く正確に描ける人々を

集めること、

死体の腐敗を防ぐために、

できるだけ多くの氷を

持ってくること、

秘密裏に黒魔術や呪いを

使うことで有名な人々を

捕まえてくること、

そして、

万が一のために、逮捕したことは

公にしないように指示しました。

 

ラティルは刑務所を出ると、

後から付いてきた神官が、

注意深く、ラティルを呼び、

 

ヒッラ老神官なら、

何かご存じかもしれないので

彼に聞いてみましょうか?

 

と尋ねました。

 

ヒッラ老神官はどこにいるのかと

ラティルが尋ねると、

神官はソースター領地にいると

答えました。

そこは、

帝都から馬車で5日ほどの距離に

ありました。

ラティルは、そうするように

神官に頼みました。

 

さて、神官と別れて歩いていると、

黙ってついてきた侍従長が、

少し照れくさそうな口ぶりで、

ラティルを呼びました。

そして、侍従長

ぎこちなげに笑いながら、

 

このような状況で、

申し上げるのは

どうかと思いましたが、

実は、以前、

陛下に命じられたことについての

調査が終わりました。

 

と報告しました。

 

ラティルは、

何の調査かと尋ねると、

侍従長

カルレインの過去についてと

答えました。

 

ラティルが調査を依頼した当時は、

彼のセクシーな姿が衝撃的でしたが、

時間が経ったせいか、

それとも、衝撃的な事件が

次々と起きたせいか、

以前ほど、

好奇心がありませんでした。

しかし、侍従長

熱心に調べて来てくれたので

話を聞かないわけには

いきませんでした。 

 

侍従長は、

派手に恋をしたという噂はないと

話しました。

 

派手な恋愛は何かと

ラティルが尋ねると、

侍従長は、

過去に恋愛の噂がなかった、

でも、秘密の恋愛を

していたかもしれないと

答えました。

 

ラティルは理解したと言いました。

 

そして、侍従長は、

カルレインが傭兵活動で

ありとあらゆる所を

歩き回ったせいで、

何が本当の噂で、何が偽物の噂か

真偽を明らかにするのが

難しかったと報告しました。

 

ラティルは侍従長の話を聞きながら、

カルレインは、一体どこで

下品極まりない行動を学んだのかと

考えました。

 

生まれつき?

 

そんなことを思い出しているうちに、

ラティルは、もう一度、

カルレインに会いたくなりました。

ちょうどその時、機転の利く侍従長が、

 

ハーレムを作って

側室たちを集めておきながら、

あまりにも

放置されているのではないかと

思います。

度々、行って下さい。

彼らを集めておいて寵愛しなければ、

貴族たちは、再び皇配の話をして、

陛下を煩わせます。

 

と言って、

ラティルの後押しをしました。

 

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◇地味なゲスター◇

また面倒なことになるのは

明らかだと

トゥーリは息巻きながら

拳をブルブル震わせていると

ゲスターは、

2日も過ぎたことだから

あまり怒らないようにと

言いました。

 

それに対して、トゥーリは

 

2日しか経っていないのに

どうして怒らないのか。

水をかけたのは、

明らかに、あの者だ。

他に誰が水をかけるのか?

 

と尋ねました。

 

ゲスターは、

ハーレムで暮らしているのは

一人や二人ではないと言うと、

 

その中で、

ゲスター様と戦ったのは

あの者だけだ、

あの皇子は、

元々、バカで有名だ。

 

と言いました。

 

しかし、

トゥーリが大声で叫んでも、

ゲスターは照れくさそうに

足を動かしているだけでした。

トゥーリは、

ゲスターの髪を梳かすのを止めて、

櫛で頭を叩くところでした。

 

それでも幼い時は

利害に抜けめなく、さといと

思う面もあったのに

何を間違って食べたのか、

日が経つにつれて

人は甘くなるものなのか、

ゲスターの気弱に振る舞う態度に、

側で見守るトゥーリは

もどかしさを感じていました。

 

屋敷では、皆、彼を愛して

彼を守っていたけれど、

ハーレムは四方が敵なので、

ちょっとは気を引き締めて、

他の人よりも

頭を働かせなければならないのに、

ゲスターは何をしても

笑ってばかりなので、

トゥーリは腹が立ちそうでした。

 

彼は、

 

陛下もひどい。

ゲスター様がお優しいことを

ご存じのはずなのに、

中立を保たれるなんて、

少し残念です。

 

と言いました。

 

ところが、また笑いながら、

 

違うよ。

 

と言うと思っていたゲスターが

今度は顔を伏せました。

その様子に心を痛めたトゥーリは、

横に置いてあるブローチを

あちこちに付けてみました。

 

ゲスターは

端正な顔立ちをしていましたが、

持って生まれた雰囲気は地味でした。

けれども、周りは

華やかな美男子ばかりなので、

できるだけ戦略的に飾って、

この穏やかな雰囲気を

強みにするしかありませんでした。

 

しかし、トゥーリの心も知らず

ゲスターは、図書館へ行くのに、

なぜブローチを付けるのかと

尋ねました。

 

トゥーリは、

 

わかっています。

だから綺麗にして

図書館へ行ってください。

以前、そこで

陛下にお会いしたので、

今回も、少し長く

図書館へいらしてください。

 

と頼みました。

 

それでも、ゲスターは

図書館へ行くのに

なぜ、あえてブローチを

付けるのかと再び尋ねたので

トゥーリはゲスターの名前を

叫びました。

ようやくゲスターは

口をつぐみました。

 

トゥーリは、

 

私は出かける用事があります。

1人で出歩いて

ひどい目に遭うといけないので、

私が迎えに行くまで

図書館にずっといてください。

 

と頼みました。

 

どこへ出かけるのかと

尋ねるゲスターに、

トゥーリは

 

化粧品を買いに行きます。

ゲスター様の雰囲気は地味なので、

上手にイメージを作る必要があります。

 

と答えました。

 

ゲスターは、

トゥーリは化粧の仕方を知らないし、

自分も知らないと

言いましたが、

彼は、練習すれば上達すると

答えました。

 

鼻息を荒くして、

トゥーリが出て行くと、

一人残されたゲスターは

自信なさそうに鏡を覗き込みながら

ため息をつきました。

その時、出て行ったトゥーリが

部屋の中へ戻って来て、

バタンと扉を閉めました。

 

どうしたのかと尋ねるゲスターに

トゥーリは

 

外に陛下が・・

 

と答えました。

 

ゲスターの表情が明るくなりました。

 

私の所へ来られたの?

 

と尋ねるゲスターに

 

そうです。

 

と答えれば、

後ろから尻尾が飛び出して、

高速で動きそうな表情でした。

とても可愛い表情でしたが、

その期待に満ちた表情を見た

トゥーリは

さらに憂鬱になりました。

 

彼は、

 

いいえ、傭兵王という者の所へ

行きました。

 

と答えました。

 

また?

 

と尋ねるゲスターにトゥーリは、

 

はい、またです。

 

と答えました。

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自分の目の前に

ハンサムでスタイルの良い男性が

腰にタオルを巻いただけで

立っていたら、

その人に恋愛感情はなくても、

ドキドキすると思うのですが、

ラティルは、その感情すら

なかったようですね。

もしかしたら、

騎士たちと一緒にいることが

多かったので

男性の裸を

見慣れていたのでしょうか?

1人で恥ずかしがっている

サーナット卿が気の毒です。

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