自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 原作 40話 あらすじ マンガ 44、45話 側室たち同士で踊ったのはラティルが命じたから

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40話 最初のダンスの相手を選ぶように侍従長に言われたラティルでしたが・・・

◇信頼できる口◇

ラティルは、

最初のダンスはいつも

兄と踊っていましたが

突然、侍従長に提案され、

ラティルは並んで立って、

自分を眺めている側室たちを見ました。

 

ラナムンは

すでに目から熱気が出ていて、

タッシールは

自分が選ばれても選ばれなくても、

どうでもいいという顔で

笑っていました。

 

タッシール、脱落。

 

クラインは両手を合わせ、

ゲスターは選ばれなければ

泣きそうな顔をしていました。

カルレインは無表情でした。

 

カルレイン脱落。

 

2人を除外すると

ダンスを切望している3人が

残りましたが、

ラティルは、

それほど長く悩まず、

ラナムンを呼びました。

 

アトラクシー公爵家

ラティルが

皇位争いに勝利する上で

立役者となった家柄でした。

ハーレムを作ったせいで、

一度、笑いものになった

アトラクシー公爵を

ここでも、

きまり悪くさせるわけには

いきませんでした。

 

当然、自分が呼ばれると

分かっていたかのように、

ラナムンはラティルに近づき、

彼女が差し出した手を

捕まえました。

 

その様子を見ていた

アトラクシー公爵は、満足げに

隣にいた人に

 

私の息子ですが

本当に優れています。

陛下が惚れこむのも

無理はありません。

そうではありませんか?

 

と自慢しました。

 

ところが、隣にいたのは、

ゲスターの父親の

ロルド宰相だったので

 

夢中になったのは陛下ではなく

君の息子のようだね。

目を良く開けて見てみなさい。

 

と言われました。

 

すると、アトラクシー公爵は

 

目を良く開くと、

私の隣で怒っている君が見える。

 

と皮肉を言いました。

 

ロルド宰相は

 

アトラクシー!

 

と叫びましたが、

アトラクシー公爵は

 

壮観だ。

 

と言ったので、ロルド宰相は

再び

 

アトラクシー!

 

と叫びました。

 

ロルド宰相が

怒りまくっている間、

ラティルはラナムンと

手を取り合って、軽く踊りました。

ラティルは幼い頃から

武術を身に着けてきた上に、

身体を動かすことに天賦の才能があり、

ダンスも簡単に踊れる方でした。

そのおかげで、

ラティルがラナムンの手を握り

クルクル軽く回ると、

人々は、実に美しいカップルが

鳥のようにダンスをしていると

感嘆しました。

 

しかし、ラティルは

ラナムンを

ダンスの相手に選んだことを

後悔していました。

 

ラティルの豊かなスカートと

ラナムンの秀麗な顔のおかげで、

人々は2人が

ダンスが上手だと錯覚し、

嘆声だけを漏らしていましたが、

実はラナムンはダンスが下手でした。

先ほどから立て続けに踏まれた

ラティルの足は、

ズキズキ痛んでいました。

 

耐えきれなくなったラティルは、

無理やり微笑み、

 

きっと痣ができるはず。

今日はラナムンが私の心に

足跡を残してくれそうね。

 

と面と向かって非難しました。

 

するとラナムンは、

知らないふりをして、

 

いくら多くの足跡を残したとしても、

陛下が私の心に残した足跡の数より

少ないでしょう。

 

と冷たく答えました。

 

ラティルは、

ラナムンの足を踏んだことはないと

反論すると、彼は、

 

陛下の無関心が

私の心を踏みにじります。

毎日、毎日、毎時間。

今日は来るか、明日は来るか。

今は誰といらっしゃるか。

私は一日中、

陛下をお待ちしております。

それがどんな気持ちか

陛下はご存じないでしょう。

だから、踊っている3分間だけ、

私が踏むことをお許しください。

 

と冷たい声で言いましたが、

嫉妬しているように

聞こえました。

 

ラティルはラナムンの腕の中で

クルクル回ってから立ちすくみ、

彼と目を合わせました。

 

音楽が続いているのに、

皇帝が踊りを止めて

側室をじっと見ているので、

人々は、それにつられて、

踊るのを止めて

2人をちらっと見ました。

 

ラナムンは

ラティルの視線を避けずに

彼女を真っ直ぐに

見下ろしているので、

ラティルは、にやりと笑いながら

自分を待っていたのかと

尋ねました。

 

ラナムンは、感情のない声で

いつも待っていると答えました。

ラティルは、その声が面白くて

にっこり笑いました。

それを見たラナムンは手を引いて

何がそんなに面白いのかと

尋ねました。

 

ラティルは、踵を上げて

ラナムンの耳元で

彼にだけ聞こえるように、

 

あなたが待っているのは

私?それとも皇帝?

どちらかしら。

 

と尋ねると、

訳の分からないアトラクシー公爵が

嬉しそうに人々に向かって

乾杯する振りをしました。

彼の目には、2人の姿が

ひそひそと、

愛の言葉を交わしているように

見えました。

他の人々も同様で、

拍手をしながら、

アトラクシー公爵に向かって、

 

ラナムン様は、

もうすぐ皇配の座に

お就きになりそうですね。

 

確かに出身から見ても

外見から見ても・・・

 

陛下はラナムン様に、

すっかり夢中のようです。

 

誰だって愛するしかないでしょう。

ラナムン様は。私も含めて。

 

とおべっかを使いました。

子爵の言った言葉に

アトラクシー公爵は

面喰いましたが・・・

 

父親が何をしているか

知らないラナムンは

冷たい声で、皇帝だと

答えました。

 

ラティルは少し驚きましたが、

目が曲がるほど笑いながら

ラナムンの肩を叩くと、

 

よく答えました。

私は愛を囁く口よりも、

欲望に忠実な口を信じています。

あなたの口は

信頼できるでしょう。

 

と言いました。

 

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◇大神官登場◇

ダンスを終えたラティルは

自分の男という理由で、

他の令嬢や婦人たちと

踊れない側室たちに、

順番に1回は

側室同士で踊るように

指示を出しました。

 

対外的には、

ハーレム内で昼夜問わず

戦っている彼らが

手をつないでダンスをすることで

親しくなって欲しいという

ラティルの配慮ということに

なっていましたが、

実際は、ラティルが

ずっと頭を悩ませていたことへの

復讐でした。

ところが、

「最も気を揉まなくて済む」と

ラティルに評価されたタッシールが

一番の復讐の憂き目に

会ってしまいました。

タッシールの

一番怖がっているカルレインが

ラティルの命令を聞いた途端、

 

タッシール、手を出せ。

 

と言って、

隣にいたタッシールに

手を差し出したからでした。

 

引っこ抜くわけじゃないよね?

 

と、タッシールが尋ねると、

カルレインは

大人しくすれば

引っこ抜かないと答えました。

 

タッシールは、

カルレインに捕まえられたのか、

連れて行かれたのか分からない

曖昧な姿で、

ダンスホールに出ると

選択肢のなくなった

クラインとゲスターは

心の中で悪口を言いながら

互いに相手を見ました。

 

クラインは

 

俺の足を踏んだ瞬間、

お前の足首を蹴るから覚悟しておけ。

へなへな野郎。

 

とゲスターを脅しました。

 

ラティルは

側室たちを眺めながら

満足げに頷くと、

自分をジロジロ見る視線を

感じました。

 

ラティルは皇帝なので、

どこにいても

視線は付いてきました。

側室と離れていれば

視線は分散するけれど、

先程のように、

誰かとくっついていれば

視線は倍になりました。

これらを考慮しても、

特に執拗な視線を一つ

感じました。

 

ラティルは

グレープフルーツを持って来させ、

果物皿を持ったまま、

鏡のように物を映し出す

柱の近くへ歩いて行き、

わざと果物をゆっくり食べながら、

視線を感じるや否や、

柱に映った自分を見つめる人を

確認しました。

すると反対側の階段の所から

ラティルの方を見ている人が

目に入りました。

 

なぜ、あんな風に

見ているのだろう。

 

彼は、ラティルが振り返るや否や、

席を外して

どこかへ行ってしまいました。

 

大神官は、お客さんたちの中から

ラティルを見て、

安全だと確信できたら、

彼女に近づくと話していました。

もしかしたら、

あの人が大神官ではないかと

ラティルは考えました。

 

ラティルは、

通りすがりの使用人に皿を渡すと、

急いで、彼が消えた方向へ

歩いて行きました。

ところが、

いつの間にか

どこかへ行ってしまい、

姿が見えませんでした。

 

人気の少ない所を、

気配を抑えて歩いていると、

どこかで変な声が聞こえてきました。

 

「くそっ、大神官は確かに、

ここのどこかへ来ると

言っていたのだけれど。」

 

大神官と聞いて、

ラティルはぴたりと立ち止まり、

柱の後ろに隠れました。

 

「まだ捕まえていないのかな?」

 

ラティルは目を細めました。

大神官と口にしながら

ブツブツ言っている者の声は

不満に満ちていました。

誰があんなに不用意に

大神官と口にしているか

わかりませんでしたが、

大神官に好意を持っているわけでは

なさそうでした。

それよりも、

大神官が来ることを知っているのは

数少ない人のはずなのに、

どうやって、それを知ったのか

不思議に思いました。

 

ラティルは

不用意にブツブツ言う声の方へ

向いました。

そこには、

ラティルが名前を憶えていない

タリウムの貴族がいました。

彼はラティルを見て驚いたのか

 

こんな所で

陛下にお会いできるとは、

光栄です。

 

と、そそくさと挨拶をしました。

しかし、ほとんど同時に、

 

「どうして、皇帝がここへ来たの?」

 

と違う声が聞こえてきました。

声の主は一緒でした。

 

なぜ、2つの声を

ほぼ同時に出したのか?

しかも、私を前にして

皇帝と言うなんて。

すべての人が私のことを

好きなわけではないけれど、

目の前にいれば、

言動に気をつけるもの。

さっきは堂々と、

大神官、大神官と口にし、

私を前にして、皇帝と言うなんて

実に不注意な人間だ。

 

とラティルは思いました。

しかし、

 

「なぜ、皇帝は何も言わずに

私をじっと見つめているのか?

もしかして、何か変だと

気づいたのか?

いや、そんなはずはない。

大丈夫。

私はまだ何もしていない。」

 

と言う貴族の声はどこか変でした。

貴族は、ラティルが

彼の声を聞いていないかのように

呟いていました。

 

「風に当たりに出て来たことにしよう。

そんな人は

1人や2人ではないし。」

 

と呟いた後、貴族は頭を上げ、

 

風が気持ちいいですね。

風に当たろうと思って出て来ました。

 

と言ったので、

ラティルはびっくりしました。

 

何、あの人?

自分の考えを私に送ったの?

それとも、私が

あの人の心を読んだの?

 

ラティルは、初めてのことに

すっかり面喰いました。

 

ラティルは、相手が

恐ろしい目で

自分を見つめていたので

混乱しながらも、優しく微笑み、

 

涼みに行きなさい。

私は、ここで

側室と会う約束があるので。

 

と言いました。

 

貴族がいなくなると、

ラティルの表情は固くなりました。

 

私は今、

あの男の本音を聞いたのだろうか?

先祖の中に、

このような能力を

持つ人がいたことは

聞いていたけれど、

ただの作り話だと思っていた。

私は魔法使いでもないし。

急に他の人の本音が聞こえるなんて。

 

けれども、ラティルは

本音ではないかもしれないと

思いました。

そして、今、重要なのは、

あの男の本音の中に、

大神官について

良くない話が出ていたことでした。

 

あの貴族は、

大神官を捕まえようとしていた。

彼は大神官が誰なのか

知っているのか。

大神官は、

危険にさらされているのか。

 

悩んだ末、

ラティルは自分が聞いたことが

真実だと信じ、

気配を殺して、

先程の貴族を距離を置いて

追いかけました。

 

その貴族は、

最初は何度も

後ろを振り返りましたが

ラティルが完璧に

気配を消して追いかけていたので、

最後は安心したのか、

後ろをジロジロ見るのを止めて、

できるだけ早くスピードを上げて

どこかへ行ってしまいました。

 

どのくらい移動したのか、

ベランダに向かった貴族は

欄干を掴むと、腰を深く曲げて

どこかを見渡し、

再び背を向けて

近くの階段を下り始めました。

 

彼が見えなくなるや否や、

ラティルは同じベランダへ

歩いて行きました。

 

何を見ていたのだろう?

 

ラティルは、

キョロキョロ見回すと、

低木に囲まれて、

薄暗くなっている所で、

派手なローブを着た人が

何人かにぐるっと囲まれて

攻撃されるところでした。

 

しかも、

警備兵をぎっしり

配置したにもかかわらず、

このような事態になったのは、

襲撃者の一人が

警備兵の服装をしていたからでした。

 

やっぱり内部に問題があった。

 

ラティルはスカートの半分を

素早く引き裂いた後、

手すりを踏んで

一気にそちらへ飛び下りました。

襲撃者の一人の背中に着地すると

ローブを着た人と襲撃者は

皆慌てて、

ラティルを振り返りました。

襲撃者たちは、

すぐに剣を抜きましたが、

ラティルは、

それよりも一歩先に、

先頭の襲撃者の首を

短刀の後ろで素早く叩いて

気絶させました。

 

襲撃者たちは、

突然の皇帝の登場に、

当惑したように視線を交わしました。

逃げるべきか、

皇帝でも攻撃するべきか、

それについては命令を

受けていないようでした。

 

混乱している彼らの視線を見て

ラティルは親切に説明しました。

 

そなたたちに選択権はないので

悩まなくて良い。

悩むのは私だ。

殺すか、捕らえるか。

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怖いもの知らずのラティル様。

スカートを引き裂いて

ベランダから飛び降りる姿が

カッコよすぎます。

並大抵の男より強いラティル様。

ベルサイユのばらのオスカルを

彷彿とさせました。

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