自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作74話 あらすじ 役に立つ側室、役に立たない側室

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74話 偽皇帝に脱ぎなさいと言われたラティルでしたが・・・

◇靴の謎◇

脱げって?何を?

 

ラティルは慌てて偽者を見て

身体を後ろに引きました。

服?それとも仮面?

どちらにしてもよくないけれど

両方とも違っていました。

偽皇帝は、

確認することがあるからと言って

靴を脱ぐように言いました。

 

仮面じゃなくて靴?

ラティルは

予想もしていなかったので

不思議そうに偽者を見ました。

けれども、彼女は

確実に靴を指していました。

ラティルは靴を脱いで

横に置きました。

ところが、

もう片方も脱げと言うので

ラティルは、その通りにして

裸足で立って眺めていると

偽者はレアンに目配せしました。

合図を受けたレアンは

靴を持って行きましたが、

彼がそばを通る時、

ラティルは、一瞬、

兄の後頭部を

殴りそうになりましたが我慢しました。

 

レアンは偽者に靴を渡すと、

彼女は注意深く靴を観察しました。

それを見てラティルは考えました。

 

偽者とレアンが仲間だということは

推測した。

でも、おかしいくらい

レアンは偽者の話を素直に聞いている。

もちろん今は、皇帝だから

言うことを聞かない方が変だけれど。

 

その間、レアンは

偽者のそばに立って

慎重な表情で靴を確認していました。

街頭で買った安物の靴を

偽者とはいえ、

皇帝と皇子が鼻をくっ付けて

あのように見つめているのは

本当に奇妙な光景でした。

 

匂いはしないのかな?

 

ついに、満足するほど、

靴の匂いを吸い込んだのか、

偽者は靴を下して、

ラティルを呼び、

靴を持って行くように指示しました。

 

持って行く時は

直接、持って行ったのに、

帰すときは、

直接帰してくれないの?

 

ラティルはブツブツ言いながら

靴を取りに行くと、

素早く履きました。

そして、両手を重ねて

礼儀正しく偽皇帝を見つめると、

彼女は、下女だけれど

自分の部屋で働いているので

できるだけ良い物を履いて

仕事をしてほしいと言いました。

 

ラティルは、給料をもらったら

すぐに靴を買うと言いましたが、

偽皇帝は、

下女長に話しておくので

一足配給してもらうようにと

告げました。

 

ラティルは、

偽皇帝の心遣いに感謝すると

言いましたが、寝室から出る時、

 

何が心遣いだ、笑える。

 

とせせら笑いました。

 

偽者は、ラティルの靴が古いことを

気にかけていたのでは

ありませんでした。

その靴は数日前に買ったので、

安物でも、そんなに早く

古くなるわけはありませんでした。

偽皇帝は、ラティルの靴を

確認したかったのではなく

靴を脱がせたかったのだと思いました。

もしかしたら、

偽皇帝が変身するために使っているのは

靴かもしれない。

だから、

ラティルの靴を脱がせたに違いない。

それなら、偽者の靴を脱がせれば

偽者が偽者であることを

皆に知らせることが

できるのではないかと、

ラティルは考えました。

 

階段を降りる前に、

ラティルは寝室の方へ顔を向けると

ちょうど扉が開いて

レアンが出て来ました。

とても愛していて、

今でも愛しているから許せない兄が。

 

ラティルは向きを変えて

急いで階段を降りました。

気持ちが落ち着くと、

ラティルはどうやって

偽者の靴を脱がせようか考えました。

偽者は権力を持っているので

命令を下せたけれど、

今のラティルは、

偽者に命じることはできませんでした。

 

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◇もう少し頑張って◇

その時刻、ソスラン卿は、

馬から降りることもできず

太ももが砕けそうになるくらい

馬を走らせて、

ついにサーナット卿を

見つけることに成功しました。

ところが、彼の周りには

皇室の旗を掲げた人たちも

一緒にいたので

ソスラン卿はサーナット卿に

声をかけることができませんでした。

彼らは、

偽皇帝やレアンが送った人たち、

すなわち敵でした。

しかし、サーナット卿は

彼らが敵だと知る術もなく

静かに話をしていました。

 

ソスラン卿は、木の後ろで

イライラしながら

唇を嚙んでいましたが、

結局、手綱を引いて、

 

ごめんなさい、もう少し頑張ろう。

 

と馬に声をかけました。

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◇私に気づいて◇

さりげなく

偽皇帝の靴を脱がせられる人は

お風呂の世話をする侍女たちと

側室たち。

 

しかし、新米下女のラティルは

侍女たちに何も頼めないし、

そもそも、

靴を脱げば偽者とばれるので、

偽者が侍女たちと一緒に

お風呂に入るはずがありませんでした。

 

ラティルは下女長に

皇帝は1人でお風呂に入るのか

尋ねました。

下女長は、そのことが

ラティルの仕事と関係があるのかと

逆に質問して来たので、

彼女は、いつか自分が

助けることがあるかもしれないからと

答えました。

 

下女長は、それは侍女の仕事だから

夢から覚めるようにと

ラティルを諭しましたが、

彼女は、

夢は叶うという言葉を知らないのかと

聞きました。

 

結局、下女長は

黒魔術師事件以降、

皇帝はお風呂に入る時、

侍女たちがそばに来るのも

気にするようになった。

新米の下女を呼ぶはずがないと、

話してくれました。

 

下女長の話を聞いて

ラティルは自分の仮説に

確信を持ちました。

人前で靴を脱げないので、

お風呂の手伝いをさせない。

そうなると、

皇帝の靴を脱がせられるのは

側室たちだけでした。

もちろん、偽者は

側室たちを遠ざけると思うけれど

キスをする時は、

靴を脱ぐ必要はないから、

美男子たちを前にすれば

偽者の警戒も弱まるのではないかと

ラティルは考えました。

 

カルレインは、

偽者を偽者だとすぐに気づいたし、

庭で自分に

意味深な視線を送って来たから、

助けてもらえるかもしれない。

タッシールは、

自分と個人的な時間を

たくさん過ごしたので、

上手く話せば、

自分が皇帝だと

分かってもらえるかもしれない。

 

まず、ラティルは

カルレインに

助けてもらうことにしました。

しかし、新人下女のラティルは、

いくら待っても、

他の場所へ移動する機会は

来ませんでした。

 

ラティルは、

これではいけないと思い、

ある日、

退勤する振りをして外へ出ると、

人目を忍んで、こっそり中に入り込み

横道に入りました。

失敗した場合、

仕事の帰りに道に迷ったと

言い訳をしても

信じてもらえないだろうけれど、

3カ月に渡り下女として過ごしながら、

あの偽者を放っておくわけには

いきませんでした。

偽者に靴を脱がせるために

何でもやってみようと思いました。

 

ラティルは、そっと移動しながら

ついにハーレムに入ることに

成功しました。

黒魔術師についての噂のせいで、

慌ただしい雰囲気だったら

どうしようかと心配しましたが、

以前と大して変わっていませんでした。

そして、ラティルは

夕日を浴びながら

散歩しているカルレインを

発見しました。

ラティルは、

カルレインを探していたので

ちょうど良かったと思いました。

それに、カルレインも

自分を見ているような気がしました。

 

自分に気づいて見たのか、

初対面の下女だから眺めたのか。

いずれにせよ、ラティルは

カルレインに近寄りました。

 

しかし、近づいているうちに

心配になりました。

いきなり「分かる?」と聞いて、

誰かが、それを見ていたら、

そして、ラティルを疑ったら、

せっかくの仮面が無駄になると

思いました。

 

悩んだ末、

ラティルはすぐに話しかけないで

物を落として、

それを拾って欲しいと

頼むことにしました。

ところが、ポケットを探っても

落とした振りをするのに

適当な物が何もありませんでした。

だからといって、

服を投げれば、ただの変態だし

靴を投げるのも変でした。

 

ラティルは周囲を見回し、

目の前にある大きな花の蕾を

カルレインの足元に

ポンと投げました。

カルレインは立ち止まって、

ラティルの方を向きました。

ところが、

カルレインに隠れて見えなかったけれど

その横にクラインがいました。

ラティルは心の中で悪態をつきました。

 

あの役に立たない側室め!

いつ、カルレインと仲良くなって、

一緒に散歩しているの?

 

おまけにクラインは

何を誤解したのか、

花とカルレイン、ラティルを

交互に見ると、

頭の中で、官能的な演劇を1本

作ったかのように

目がダイヤモンドの形に変りました。

 

カルレインは腰を曲げて

花を拾ったので、

やむを得ずラティルは

かましい顔をして近づき、

礼儀正しく挨拶をすると、

自分の物を落としてしまったと言って

カルレインに謝りました。

 

ところが、クラインは

飛んで来た速度や角度から

落としたのではなく、

ちぎって投げたようだと

主張しました。

 

この気の利かない男は・・・

 

ラティルは、クラインの口に

花を突っ込みたい衝動をぐっと堪え、

クラインは無視して、

 

私のこと分かりますか?

 

という目で、

カルレインの瞳をじっと見つめました。

自分の勘違いでなければ、

カルレインは自分の正体を

見破っていました。

ラティルが知っているカルレインは

庭に水を撒く下女を

遠くから見つめる人では

ありませんでした。

予想通り、カルレインは

直ぐに花をラティルに返さず、

黙って手のひらの上に花を置いて

ラティルを眺めました。

 

クラインは、

ラティルとカルレインを交互に見ると

カルレインに、

 

あの下女が

本当に花を落としたという話を

信じないよね?

あの下女は確かに

花をちぎって投げたんだよ。

すごく強く飛んできた。

地面がえぐれているよ。

騙されるな。

私が陛下に全て言うから。

 

と言いました。

 

その陛下が自分なのに。

ラティルはため息をつきました。

それを見たクラインは

眉を顰めました。

下女が自分にため息をつくなんてと

思っているようでした。

 

ラティルはクラインを無視して、

カルレインだけに集中しました。

クラインの言葉は無視して

早く、私に気づいてと

心の中で念じました。

 

すると、ついにカルレインは

 

これを落としたのですね。

 

と呟きました。しかも敬語でした。

ラティルは、自分のことを

気付いてくれたと確信を持ちました。

 

クラインも

カルレインが敬語を使ったことを

おかしいと思ったのか眉を顰めました。

ところが、

 

お前は頭が悪いのか?

あの女が花をちぎって投げたんだって。

 

と言うのを聞いて、

クラインが

敬語を気にかけていないことが

わかりました。

ラティルはクラインの頭が悪くて

良かったと思いました。

そして、クラインは無視して

ラティルは浮かれた目で

カルレインを見ました。

彼がとても頼もしく見えました。

 

カルレインの口元に

かすかな笑みが浮かび、

彼は一歩前に出ると

また、落とすかもしれないので

自分が花を持って行く。

どこへ行くのかと尋ねました。

ラティルは、

倉庫と答えました。

そこは、人気の少ない所でした。

クラインは、

この下女は厚かましいと言いましたが

カルレインは気にせず、

クラインに先に帰るように言って、

自分は先に

倉庫の方へ歩いて行きました。

 

「カルレインは不倫をしたいのか?

傭兵王が、あんなに軽いなんて」

 

どれほど心が乱れのか、

久しぶりにクラインの心の声が

聞こえてきました。

それでも、クラインが

そのようにしか考えられなくて

幸いでした。

ラティルを黒魔術師とは

全く思っていないようでした。

ラティルはため息をついて

カルレインを追いかけました。

 

「俺は?

どうして2人で行っちゃうの?」

 

倉庫に到着すると

カルレインはぴたりと止まり

周囲を見回しました。

誰もいないのを

確認しているようでした。

そして、ラティルが近づくと

彼が持っていた花を差し出しました。

ラティルがそれを受取ると、

カルレインは妙な目つきで

 

どうしましたか?ご主人様。

 

と尋ねました。

ラティルは、どうして自分だと

わかったのかと尋ねました。

カルレインはラティルの首筋に

鼻を埋めて、息を吸い込み

顔を擦り付けながら

匂いが違うと答えました。

ラティルは、

カルレインが犬ではないのかと

尋ねましたが、

彼は首筋に鼻を当て、

肩を震わせながら、

違うと答えました。

 

ラティルは、誰かが見たら

本当に不倫だと思うので

頭を上げるように言いました。

そして、頼み事があると告げました。

 

ご主人様の命令なら

何でも従うというカルレインに

ラティルは、

靴を脱がせてと頼みました。

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皇女として生まれ

皇太女、皇帝となり、

常に人に仕えられてきたラティルが

下女として人に仕えるのは

とても大変だと思いますが、

自分の知らなかった、

侍女や下女たちの

生活や行動を知ることができて、

良い経験になったのではないかと

思います。

 

ラティルの危機の時にも、

相変わらず、

おバカキャラのクライン。

何も知らない方が

幸せということもあるので、

彼は、このままで

良いのかもしれません。

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