自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作82話 あらすじ 夢の中で会った男と期待できない男

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82話 カルレインを見て名前を呼んだアイニでしたが・・・

◇知らない人◇

ラティルは目を見開いて

アイニを見ましたが、

彼女はラティルを見向きもせず、

アイニの視線は

カルレインに釘付けになっていました。

絶対に知らない人に対する

態度ではないし、

声だけ聞いて、

カルレインの名前が出るくらいなので

どこかですれ違った人でも

なさそうでした。

 

ラティルは、カルレインに

アイニと知り合いかと尋ねましたが、

彼は、知らない人だと即答しました。

その言葉にアイニは傷ついたのか、

睫毛をぷるぷる震わせながら、

か細い声で

 

私を知らないの?

 

と尋ねました。

 

しかし、カルレインは

「はい」と言っただけで

何も言わずに、

ラティルの方を向きました。

 

ラティルは、

カルレインとアイニを交互に見ました。

2人は一体どういう関係なのか。

1人は、とても重要で大切な人に

会ったように振舞い、

もう1人は、その相手を

「どうしたんだ?」という風に

接している。

間に入っているラティルは

どうすればよいか

わかりませんでした。

 

ラティルは

とりあえず中に入ることにして、

肩越しに部屋を指差し、

3歩後退しました。

カルレインは、

その後を追いかけようとしましたが、

アイニが手を伸ばして

彼のマントの腰のあたりを

引っ張ったので

彼は、はっとしました。

 

その勢いで、

マントのフードが脱げると、

カルレインの

月光のような、うら寂しい美しさが

現れました。

それを見たアイニは、

 

やっぱりあなただわ。

 

と言うように、

瞳をさらに大きく輝かせました。

一方、カルレインは、

 

この人、どうしたのですか?

 

と言っているように、

目に力を入れて

唇をぎゅっと閉じました。

ラティルは、肩をすくめて

困ったという顔をしました。

 

アイニは皇后で、

自分は正体を隠している状態なので、

そんなことをしてはいけないと

はっきり言うことはできませんでした。

 

結局、カルレインは

アイニを見つめながら、

誰だかわからないけれど、

服は引っ張らないでと、

きっぱり言って、

身体を一歩前に出しました。

自然とアイニの手から

マントの裾が抜けると、

彼女の顔色が変わりました。

アイニは何か言いたいことがあるらしく

唇を震わせていましたが、

その前に、糸が切れた人形のように

前に倒れました。

 

ラティルは反射的に走り

アイニを支えました。

ラティルは

アイニを草の上にそっと寝かせながら、

この人は皇后だけれど、

本当に知らないのかと

カルレインに小声で尋ねました。

彼は「はい」と答えました。

 

ラティルは、

会ったことはあるけれど

覚えていないのではと尋ねると、

カルレインは、

一方的に自分を知ることができても

自分は知らないと答えました。

 

ラティルは、

血の気が引いて青ざめた

アイニを見下ろすと、

ため息をついて、

彼女の首の下から手を抜いて

立ちあがりました。

 

皇后が気絶したことを

どうやって知らせようかと

カルレインに聞こうとした途端、

急いで近づいてくる、

怒りに満ちた足音が聞こえました。

顔を上げると、

女性の群れが走って来るのが

見えました。

その身なりから、

皇后の侍女であることは明らかでした。

 

うまくいったと思ったラティルは、

彼女たちに声をかけようとした瞬間、

侍女たちは、

横になってるアイニの所へ行き、

悲鳴を上げると、

「大丈夫ですか」などと、

彼女に呼びかけました。

 

しかし気絶しているアイニが

答えるはずもなく、

呼んでもアイニは

横になっているだけなので、

彼女たちは声をかけるのを止めて

屈めていた腰を伸ばすと、

 

皇后陛下にこんな無礼をするなんて

正気ですか?

 

ここに来る途中で様子を見ました。

 

あなたが皇后陛下を倒すところを

全て見ましたよ。

 

と、ラティルを非難しました。

彼女は呆れて、

 

私が何をしたって?

 

と尋ねました。

 

何も見ていないのに

あんなことを言うのなら

ただただ呆れるだけだけれど、

全部見たと言って、

あんなことを言うので

呆気にとられました。

自分が、彼らの目にだけ見える

念力を使って、

アイニを倒したとでも言いたいのかと

ラティルは思いました。

侍女たちは

 

そちらの名前と身分は何か?

 

何者が皇后陛下の家に居座り、

皇后陛下を攻撃するのか?

 

と尋ねましたが、

ラティルが答える前に

 

ここは私の家で

サディさんは私の友達だ。

 

と低い声が聞こえてきました。

ヒュアツィンテでした。

彼は侍女たちに、

 

何の権利があって、

私の親友をいじめているんだ?

 

と尋ねると、彼女たちは

さっと礼儀正しく挨拶をすると、

 

あの女が皇后陛下を攻撃して

倒しました。

 

皇后陛下が倒れているのを

ご覧ください。

 

皇后陛下が1人で現れたのを

良かったと思い、

このような凶悪なことをしたに

違いありません。

 

と口々に答えました。

 

ラティルは、

ヒュアツィンテがその言葉を

信じるとは思いませんでした。

彼はラティルを長く見てきたし、

彼女の剣術の腕前が

すごいことも、

簡単に人に手を出さないことも

知っていました。

 

予想通り、

ヒュアツィンテは鼻で笑うと

 

皇后が1人で倒れるのを私も見たが、

それは本当に妙だな。

 

と冗談交じりに言いました。

 

彼が来る途中で全てを見ていたと

思わなかったのか、

侍女たちの顔が強張りました。

 

恥知らずか、良心がないのか。

 

ラティルは、

ヒュアツィンテと侍女たちの

神経戦を見て、

心の中で舌打ちをしました。

彼が皇后側の人たちと仲が悪いのは

本当だと思いました。

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◇気になる男◇

目を開けたアイニは、

見慣れた天井画を眺めながら

微動だにせず、

しばらくそのままでいました。

 

青い草原と舞い散る花びら。

その間から、

風と香りを受けながら立っている男。

その感覚があまりにも鮮明で

それが夢なのか、今が夢なのか

区別がつきませんでした。

 

陛下、起きられたのですね。

 

横から侍女の声が聞こえて来たので、

アイニは、

今が現実だと言うことがわかり、

顔をそちらへ向けました。

 

侍女は心配そうに、

素早くアイニに近づき、

大丈夫かと尋ねると、

アイニは、

なぜ自分がここにいるのか

尋ねました。

 

侍女は、

アイニが変な女に会いに行って、

倒れたと答えました。

 

アイニは倒れる寸前の状況を

思い浮かべ

額に皺を寄せました。

もう一度、先ほど見た夢が

目の前に広がると、

身体全体が舞い上がるような気持ちに

なりました。

 

宮医の話では、

アイニに身体の異常はないけれど、

レドラーが亡くなってから

かなり精神的に参っているので

無理をしないで休むようにとのこと。

 

侍女は、それをアイニに伝えた後、

なぜ彼女が倒れたのか尋ねました。

 

侍女たちは、

皇帝が連れて来た変な女が

アイニを攻撃したと抗議しましたが、

実は彼女たちも、

アイニが1人で倒れたことを

知っていました。

それでもあえて、

あの女のせいだと言い張ったのは、

彼女の何かしらの言葉に

アイニが激怒して倒れたのだと

思ったからでした。

他の時ならいざ知らず、

アイニは友達が死んだ後、

心身が弱っていました。

侍女は、

アイニがあの変な女から聞いた戯言を

話してくれると思いました。

 

しかし、アイニはかすれた声で

わからないと言って首を振りました。

そして、

 

私は、なぜ彼の名を呼んだのか。

なぜ、彼を捕まえたのか。

なぜ、倒れたのか。

 

と言うと、侍女は

あの女の名前を知っているのかと

尋ねましたが、

アイニは、

彼女の方ではないと答えました。

 

退廃的に美しいあの男。

顔がとても青白く、

不気味なほどハンサムなあの男。

 

アイニは両手で顔を覆いました。

彼を思い出すと

急に変な感情になりましたが、

悪い感情ではありませんでした。

 

どうやって知り合うかも

分からない男を、

自分はどうやって知ったのか。

それに、この感情は一体何なのか、

夢で見た光景は何だろう?

夢の中でアイニは、

壊れたガラスの破片が広がる床に、

横たわっており、

あの男も彼女のそばで

一緒に寝ていました。

ガラスの破片は彼らの血で

少しずつ赤くなっていって・・・

 

アイニは侍女のルイスに、

あの男を連れて来て欲しいと

頼みました。

ルイスは目を丸くしました。

あの女ではなく、

なぜ、あえてあの女の客をと

考えているようでしたが、

アイニの命令なので、

侍女は仕方なく承知して、

ブツブツ言いながら外へ出ました。

 

アイニは、あの男ともう一度会えば、

このおかしなことが一体何なのか、

分かると思いました。

 

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◇期待できない人◇

ラティルは、カルレインから、

彼が黒林に会い、

彼女が頼んだ謎めいた言葉を

彼らに伝えたと聞いて、

良かったと言いました。

 

表情に変化のないカルレインが

「アイスタッシールにクリーム」と

言ったのはおかしいと思いましたが

自分が頼んだことなので、

ラティルは努めて真顔を維持しました。

 

カルレインはラティルに

言葉の意味を尋ねたので、

彼女は、タッシールの冗談だと答え、

偽者がどんなに自分の真似をしても

側室たちと交わした

そのような言葉まで

知ることはできないと言いました。

 

そして、ラティルは

カルレインが本当に

アイニと知り合いではないのかと

尋ねましたが、

カルレインは否定しました。

 

ラティルは、

元恋人だったのではと

聞いてみましたが、

カルレインは絶対に違うと

真顔で答えたので

ラティルは、わかったと頷きました。

 

彼女は、

タッシールが言葉の意味を

理解してくれれば、

仲間が3人になると言いました。

 

カルレインが、

それではまだまだ数が足りないと

言うと、

ラティルは、

ラナムンやゲスターが

味方になってくれればと言いました。

 

カルレインは、

クラインのことを尋ねました。

 

ラティルは、

期待はそれができる相手に

やらなければと思いました。

そして、彼が、

自分とカルレインを

不倫カップルのように

眺めていたのを思い浮かべ、

笑いながら首を振り、

彼はカリセン人だから

ヒュアツィンテとセットで

扱われるだろうと答えました。

 

次にカルレインは

サーナット卿は

ラティルがラティルであることを

わかるのではと言いました。

 

ラティルは、

人を送ったけれど、

まだ便りがないことが心細い。

サーナット卿が

気づいてくれないことを

心配するよりも、

兄の言うことに騙されて、

自分が本物だと知っていながら

知らないふりをすることが心配だと

返事をしました。

 

カルレインは

ラティルがサーナット卿を

信じていると思ったと言いました。

 

ラティルは、信じているけれど、

元々、サーナット卿は

自分よりも兄と仲が良いからと

答えました。

 

しばらく話をしていると、

誰かが扉を叩きました。

カルレインが立ち上がって

扉を開くと、

先ほどラティルを追い詰めた

アイニの侍女が立っていました。

 

どうして、自分が

ここへ来なくてはいけないのかという

顔で立っていた侍女は、

カルレインに、

皇后陛下の命令だから、

すぐに付いてくるようにと

冷たく指示しました。

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◇夢で見た男◇

カルレインは、そのまま扉を

閉めてしまおうとしましたが、

ラティルは急いでそちらに近づき、

 

私たちの機嫌を窺っている。

 

と、とても小さな声で囁くと、

彼の脇腹を突いて追い出しました。

カルレインは渋々、

アイニの侍女に付いて行き、

彼女が待つ部屋を訪ねました。

 

彼がやって来ると、

アイニは立ち上がりました。

侍女たちは、

このような身分の分からない男と

アイニを

2人だけにするのは心配でしたが、

アイニは、彼女たちに

下がるように指示しました。

彼女たちが出て行き、

アイニとカルレインの2人だけになると

彼は淡々と挨拶をした後、

何の用事で自分を呼んだのか

尋ねました。

 

アイニは

カルレインのすぐ前に歩み寄り

彼を見上げました。

やはり、この男は

夢の中で見た男に間違いないと

アイニは確信しました。

声は、夢の中の方が優しいけれど、

聞きなれた声でした。

 

カルレインはアイニに話すように促すと

彼女は、

もしかして自分たちは知り合いかと

尋ねました。

 

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アイニは、

カルレインの夢を見ていて、

彼のことを知り合いではないかと

思っているけれど、

カルレインはアイニを知らないと

言っている。

ラティルは、

カルレインの心の中を読み、

彼にドミスという名前の恋人が

いたことを知ったけれど、

カルレインはラティルが寝ている時に

彼女のことをドミスと呼んでいる。

この先、どのように話が展開し、

謎が解けていくのか

楽しみになってきました。

 

ラティルに期待されていないクラインが

ちょっと気の毒だと思いました。

 

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