自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 原作93話 マンガ 101話 あらすじ 決戦の日に恥ずかしい思いをしたラティル

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93話 ようやく、ラティルはタリウムへ戻ってきました。

◇作戦会議◇

首都に到着する前日、

ラティルとヒュアツィンテと

カルレインは、

どのようにして、

翌日の御前会議に登場し、

偽者を追い出すかを議論しました。

 

とりあえず、外国皇帝として

御前会議に出席する

ヒュアツィンテが

サディのことで感謝していると

土台を作る。

そして、

「特使サディ」の存在を高く評価し

あらゆる称賛をして、

サディが登場した時に

変な人にされないような雰囲気を作る。

 

偽者とお兄様は、

慌てていることを隠すために

うやむやに済ませようとする。

 

もし、彼らが

サディについて知っていると言えば、

ヒュアツィンテは

サディを連れて来たと言って、

ラティルは前に出る。

サディのことを知らないという態度を

固守すれば

ヒュアツィンテが、

サディの話を聞いてみようと提案し、

ラティルが前に出る。

いずれにせよ、

ラティルはマントで顔を隠して登場し

隣には、マントを被った

カルレインがいる。

 

そうすれば、レアンと偽者は

君から情報を得るために、

あらゆることを言うだろう。

 

とヒュアツィンテ。

 

私は適当に聞いて、

顔色をうかがい、

怪しいから2人を追い込む。

 

とラティル。

 

そうしたら、慌てて

むしろ君が変だと

決めつけるだろう。

 

とヒュアツィンテ。

 

その時、私は

マントを脱ぎながら叫ぶの。

当然分からない!

あなたたちは私じゃないから!

 

とラティル。

 

私も、その時にマントを脱ぎます。

 

とカルレイン。

 

それを見た人々は

当惑するだろうけれど、

前もって約束した通り

大神官が出て来て

ラティルは清らかだ、

絶対に黒魔術師ではないという

流れを作る。

カルレインもラティルが本物だと

証言する。

 

当然、今回も、

違うと反論するだろう。

 

とラティル。

 

その時に、

君が具合が悪いと言って

席を外していた時、

君は黒魔術師について

話し合うために

私と一緒にいたと証言する。

 

とヒュアツィンテ。

 

ラティルはタッシールからの

最後の手紙を読んで、頷きました。

そして、レアンが

他国の人の言葉を

どうして信じられるのかと

反論したら、

タッシールが出て来て、

2人で、よくデートをしたので、

自分たちの間にあったことを

話してくれる。

もちろん自分が何を言っても

タッシールは味方になると言いました。

 

人々が混乱したら、

そこにラティルが

最後のとどめを刺せば良い。

うまくいかなくても、

以前のように

一方的に追い出されることは

ないだろうし、

うまくいけば、本物であると

確認してもらえるかもしれない。

 

相談が終わった後、

ヒュアツィンテは

眠りにつきましたが

ラティルは、いたずらに

蒲団をいじくり回した後、

野営地から出て膝を抱えました。

そして小川を眺めていると

いつの間にか来たカルレインが

横に座りました。

 

明日は、本来の席を

取り戻すことができると言う

カルレインに、

ラティルは、考えているように

ならないかもしれないと

不安を漏らすと、

彼は、少なくとも

宮殿で休むことができると

言いました。

 

ラティルは小川に手を入れると、

川の流れが止まりました。

カルレインは、

先皇后が関与したことを

明らかにするのかと

慎重に尋ねました。

 

ラティルは、小川から

手を出しました。

再び水が流れると、

ラティルは、その様子を

じっと見つめながら

ため息をつきました。

 

カリセンを出発した時は

アイニの言葉を

ずっと思い出していたけれど、

タリウムに近くなると、

ずっと母親のことを考えていました。

兄は顔を出して

この仕事を進めたので、

ここから絶対に抜け出せないけれど

母親は違いました。

彼女は顔を隠したまま

仕事を進めたので、

自分と兄とカルレインが

口をつぐめば

この事に関わっていないことに

することができました。

だからこそ、

母親が共犯であることを

明らかにするか、

それとも隠すか

ラティルは悩みました。

 

結局、ラティルは

明らかにしないことにしました。

 

カルレインは、

レアンがじっとしているかと尋ねました。

ラティルは、

この仕事に母親を巻き込んだのは

兄なので

じっとしているだろう。

そうでなければならないと答えました。

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◇御前会議◇

いよいよ決戦の日がやって来ました。

ヒュアツィンテが御前会議に

出席する時に

ラティルも使節団の中に混じって

その中に入りました。

ここまでは計画通りでした。

もしかしたら、

マントを脱ぐように言われるのではと

心配していましたが

近くにヒュアツィンテが

立っていたせいか、

幸いにも、そのような要求を

受けませんでした。

 

私の席に戻る。

 

使節団の間に立ったラティルは、

皇帝の座に座った母親と

その隣に立っている兄を

あまり見ないようにするために、

マントの中で、

拳をしっかり握りました。

 

御前会議の途中で入って来たので、

すでに集まる人は、

皆集まっていましたが、

大臣と官吏たちは

ヒュアツィンテの方だけを見て、

誰もラティルに

関心を示しませんでした。

 

偽皇帝は、

ヒュアツィンテがお礼を言うために、

わざわざ遠くから来てくれたことに

感謝の言葉を述べました。

それに対して、ヒュアツィンテは

タリウム皇帝が

送ってくれた特使のおかげで、

パーティの途中で起こったことを

防ぐことができたと言って

御礼を言いました。

 

偽皇帝は、

噂には聞いていたけれど、

本当だったのかと確認し、

直接来る必要はなかったと

告げました。

 

しかし、ヒュアツィンテは

下手をすれば

カリセンの貴族たちが

全滅するところだったので、

使節団を送るよりは

自分が直接来て、

感謝の気持ちを表す方が

良いと思ったと言いました。

 

適当に会話を続けていた

ヒュアツィンテは

ついに計画通り、

「サディ」に関する話を

中心に引っ張ってきました。

 

サディさんはすごかった。

みんなゾンビを見て怖がっている中、

1人で前方に走って行って、

死んだ皇子と戦うことを

全く躊躇っていませんでした。

 

と話すと、偽皇帝は、

本当に死んだ皇子だったのかと

尋ねました。

 

偽者が「サディ」よりも

死んだ皇子に関心を見せたため、

話が別の方向へ

行くところだったのを、

ヒュアツィンテは、

 

その場のみんなが見ました。

仕事を終えた後も

サディさんはすごかったです。

しかし、あまりにも謙遜して

自分の手柄を隠していました。

目撃者が多すぎて、

隠せる手柄ではありませんでしたが。

 

と言って、強引を話題を

元に戻しました。

続いて、彼は

サディを連れて来たという話を

しようとした瞬間、

ラティルも深呼吸をして

出る準備をしましたが、

今度はレアンが話題を変え、

 

皇后様は大丈夫ですか?

ゾンビになって現われた人は

皇后様の仲良しの侍女だったと

聞いています。

 

と尋ねました。

 

ヒュアツィンテは、

サディを連れて来たと

言おうとしましたが、

しばらく躊躇った後、

 

サディさんのおかげで無事です。

 

と、返事と混ぜて、

再びサディに話題を戻しました。

 

ところが、レアンは

 

皇后様も立派な方ですね。

以前から

亡くなったヘウン皇子の話を

していたと聞きました。

一足先に、

変な雰囲気に気づくなんて、

鋭敏な方なんですね。

 

と、話題をアイニに

戻してしまったので、

ヒュアツィンテは、

その質問を聞き流し、

再び、サディを連れて来たと

言いました。

 

ここまで来ると、

さすがに誰でも、ヒュアツィンテが

サディの話を続けたがっていることに

気がついたはずでした。

そのためか、

レアンも露骨に笑いながら、

今は、黒魔術師関連のことについて

話したい。

もっと重要なことだと思うから、

と言いました。

 

このままでは、

自然に紹介してもらうのは

難しいと思ったラティルは、

自ら中央に出ました。

 

サディです。

 

と自己紹介をしたラティルは、

計画していたのよりも

不自然な登場だけれど、

レアンがしきりに、

サディの話を葬ろうとするので

仕方がないと思いました。

 

ヒュアツィンテとレアンの会話に

集中していた人々は、

サディ本人が突然飛び出すと、

 

あの女、呼びもしないのに出て来た。

 

謙遜な人だと言っていなかったか?

手柄を立てようとしなかったと?

 

自己アピールがすごい・・・

 

と、ひそひそ話をしました。

ラティルは恥ずかしかったけれど、

じっと我慢をして、

レアンを見ました。

ヒュアツィンテがすぐ横で

 

サディさんです。

 

と紹介しました。

 

しかし、今回も、

レアンは予想外の行動をしました。

サディが本当に

ラティルの特使なのかどうか

情報を得ようと質問する代わりに、

 

無礼だ。引っ込んでいなさい。

今は君の話をしていない。

 

と露骨に𠮟りつけました。

 

ラティルは、

レアンの質問を聞いた後で

怪しいと思っていましたが、

本当に何もかも自分勝手だと

心の中で罵りました。

 

しかし、ラティルは、

引っ込みませんでした。

せっかく掴んだチャンスを

このまま逃すわけには

いきませんでした。

 

ラティルは、わざと大声で笑うと

皮肉たっぷりに、

 

新しい人に

お会いしたくないようですね。

レアン皇子様。

気が咎めることでもおありですか?

 

と尋ねました。

 

そして、

無礼だという叫び声が上がる前に、

ぱっとマントを横に払いました。

マントが風で飛ぶように

横に吹っ飛び、

自分の姿を見せようとしましたが

マントは剥がれず、

一度、はためいただけで、

元に戻りました。

マントまで言うことを聞かないと

ラティルは心の中で罵りました。

 

自己アピールがすごい。

 

自ら風の効果を出すなんて

恥ずかしくないでしょうか・・・

 

あれは何の演出ですか?

 

人々がひそひそ話すと

レアンは眉をひそめ

偽者も、

あの愚か者は何ですかという

表情をしていました。

 

きまり悪くなったラティルは、

そのまま引っ込んでしまおうと

思いましたが、

そっと横に来たカルレインが、

彼女のマントの帽子を

ゆっくり脱がせました。

 

恥ずかしい気持ちが

最高潮に達していたラティルは、

 

まだダメ!

 

と叫びたかったものの、

すでに手が帽子に届いていたので

仕方がありませんでした。

すでに仮面は脱いでいたので、

マントを脱ぐと、

すぐにラティルの顔が現れました。

 

すっかり顔が現れると、

人々はひそひそ話すのをやめて

彼らの顔は、

驚きの表情に変わりました。

口をポカンと開けて

人々の視線は

ラティルと偽皇后の間を

行ったり来たりしました。

 

黒魔術師が皇帝の振りをして、

宮殿に

入ってきたことがあるという噂を

皆、知っていました。

ただ、実際に

ラティルを見た大臣は

ほとんどいませんでした。

それゆえ、目の前に

同じ顔の皇帝が二人対峙していると、

さらに驚きました。

レアンは硬った顔で

ラティルを見下ろしました。

 

ラティルは、

先ほどの恥ずかしさを忘れるために

真顔で大神官を呼びました。

すると、待機していた大神官は

さっと前に出ました。

ラティルは、彼を見ることなく

レアンに視線を固定したまま、

 

私の兄は、

私を黒魔術師だと決めつけた。

あなたの目に、私は

黒魔術師に見えますか?

 

と尋ねました。

 

貴族たちの視線が大神官に集まると、

彼は、ふてぶてしく笑いながら

 

見えません。

陛下は黒魔術師ではあり得ません。

とても、気がきれいです。

私が贈った御守りのネックレスも

付けているではありませんか。

 

と答えました。

 

そして、ずっと静かに隣にいた

カルレインも

 

隣で状況を全て見ていたので

私もこの方が陛下だと思います。

ハーレムを離れたのは、

陛下を守るためでした。

 

と話しました。

 

次にヒュアツィンテが

にっこり笑って

ラティルのそばへ来て

 

レアン皇子、偽の皇帝。

ラトラシル皇帝が病気だと言って

席を外している時、

御二人は偽者を立てて、

ラトラシル皇帝の座を占めたのですね。

しかし、その時、ラトラシル皇帝は、

実は私と一緒にいました。

あなた方には残念なことです。

私とラトラシル皇帝は、

他の人より早く黒魔術師の痕跡を

発見したので、

このことについて

秘密裏に話し合っていました。

 

と言いました。

 

すると、大臣たちの中で誰かが

外国人の言うことを

どのように信じるのか。

あの女が、

そちらの陛下と手を組んだ

スパイではないということを

どうやって信じるのかと

叫びました。

 

その言葉が終わるや否や、

今度はタッシールが前に出て、

人々を見回して笑い、

 

私と陛下は二人きりで

よくデートをしています。

陛下の全ての側室たちの中で

私を最も寵愛しているので、

私と陛下は

二人だけの思い出が多いです。

お望みならは、

私がお二人の陛下の記憶を

試すことができます。

 

と言いました。

 

偽皇帝が何も言わないので

人々は混乱に陥りました。

ラティルは、その光景を見つめ、

もう一歩前に進みながら、

会場を見渡しました。

 

ここに集まった人たちの何人かは

偽者に騙されただろう。

何人かは、偽者だと知りながら

手を握ったはず。

お兄様が偽者のそばにいるから。

お兄様を支持したいから。

しかし、今は

黒魔術師の脅威が始まる時期だ。

 

そしてラティルは

偽者とレアンを指差すと

 

こういう時、偽者は

何の力にもなれない。

真実を知らない者は、

真実を探れ。

真実を知りながら覆い隠した者は

この場で選択しなさい。

短い権力を味わった後で、

黒魔術師により死ぬか生きるか。

 

人々は偽者とレアンを

交互に見ました。

最初にボタンを掛け違えて

危なかったけれども、

人々を説得することに成功しました。

 

しかし、レアンと母親は、

彼らなりに反論しないといけないのに、

前に出てくることなく

じっとしていました。

二人とも話がうまいから、

何か言えば、

もっと時間が稼げるのではと

ラティルが思っていた瞬間、

 

母上、お願いだから

やめてください!

 

と偽皇帝の横に立っていたレアンが

悲痛な声で叫ぶと、

偽者の皇帝の髪を引っ張りました。

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初めて偽皇帝が登場したのが

原作の70話。

ようやく、ラティルが

黒魔術師の汚名を

晴らす時がやって来ました。

カルレイン、大神官、

ヒュアツィンテ、タッシールの

連携プレーが素晴らしかったです。

 

おそらく、レアンと母親は

カリセンでのゾンビの騒ぎの

窮地を救った

タリウムの特使の話を耳にした時から、

その女性がラティルだと

気付いていたのでしょうね。

自分のやったことを

正当化したいとはいえ、

可愛がっていた妹に、

引っ込んでいろと言うレアンは

本当にひどいと思います。

 

かっこよくマントを脱げなくて

恥ずかしい思いをしても、

彼女をしっかり支えてくれる

たくさんの味方を持っている

ラティルは幸せだと思います。

 

マントを脱ぐのに失敗したシーンが

マンガでカットされたのは

残念でした。

 

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