自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作146話 あらすじ 再び聞かれた側室で一番好きな人

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146話 アイニはどこへ行ったのでしょうか?

◇大騒ぎ◇

別宮の中へ入った馬車が

完全に止まる前に、

ダガ公爵は扉を開けて

馬車から降りたので、

御者は危ないと叫びましたが、

彼は別宮の中へ走って行きました。

 

建物の中では大騒ぎになっていて

使用人たちは、

あたふたしながら走り回り、

上の階でも、

緊迫した足音が絶えませんでした。

 

総管理人と思われる人が

ダガ公爵に近づくと、

彼は、

皇后がいなくなったことについて

総管理人を怒鳴りつけました。

彼は、全ての窓、扉を

兵士たちが守っていたのに

皇后はどこから出て行ったのか

分からないと言い訳をしました。

 

総管理人が知らなかったら

どうするのかと

ダガ公爵は怒鳴りつけましたが、

総管理人は、

ひたすら謝るだけでした。

 

ダガ公爵は投げつけるように

杖を総管理人に押し付けると

階段を上って行きました。

総管理人は、杖を抱えて

後を付いて行きました。

 

ダガ公爵は、

アイニがいついなくなったのか

総管理人に尋ねましたが、

彼は、答えられなかったので、

ダガ公爵は再び彼を叱責しました。

総管理人は悔しそうな顔をしました。

 

彼は、別宮を全て

管理しているものの、

皇后のそばに付いて

従う人ではなかったので、

彼も報告を受けて

皇后がいなくなったことを

知りました。

 

彼女は皇帝と仲が悪いので

ダガ公爵は

暗殺者が来るかもしれないと言って

全ての扉に、ぎっしり

兵士を置くように命令しました。

それなのに、

皇后がいなくなったので

総管理人は悔しくもあり

恐ろしさを感じました。

 

その時、

アイニが使っていた部屋の中から

侍女が2人出て来ました。

1人はルイスでした。

彼女と目が合うと、ダガ公爵は、

少し話をすると言って

ルイスに付いて来るように

指示しました。

そして、2人は皇后の部屋へ入り

扉を閉めたにもかかわらず、

ダガ公爵は、

扉から一番遠い場所へ

ルイスを連れて行き、

アイニがいなくなったのは

ヘウンと関係があるのかと

尋ねました。

しかし、ルイスは

よく分からないと答えました。

皆が、そのように言うので

ダガ公爵は怒りました。

けれども、ルイスは

どうやってアイニが出て行ったのか

さっぱり分からないと答えました。

ダガ公爵は、ソファーに座ると

続けて話すように指示しました。

 

ルイスは、

 

皇后は、

いつものように日課を終えた。

憂鬱な様子だったけれど、

パーティ以来、

ずっとそうだったので

みんな、変だと思わなかった。

それから、皇后は散歩に行った。

1人で行きたいと言ったけれど

周りはたくさんの兵士で

囲まれているので

危険だとは思わなかった。

あまりにも長く戻って来なかったので

おかしいと思ったけれど、

兵士たちは誰も、

皇后を見なかったと言っている。

 

と説明しました。

 

ダガ公爵は、

塀を乗り越えた可能性について

聞きましたが、ルイスは

塀は高い上に、

皇后は武術を身に着けていない。

それに暗殺を防ぐために、

高い塀の周りも

兵士が取り囲んでいるので

そちらからも出られないと

話しました。

 

公爵はソファーから

ぱっと立ち上がり、

額に青筋を立てながら

 

それでは、

一体、娘はどこへ行ったと言うのか!

お前たちが、

何もかも、きちんとできなかったら

消えたんじゃないか!

 

と大声を出しました。

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タリウムへ◇

別宮の使用人たちは、

彼らの主張通りに

隙間なく護衛に立っていました。

けれども、彼らが

いくら守備を徹底していても

顔を変えたアイニを捕まえることは

できませんでした。

 

あちらで何か騒いでいるようだと

尋ねるアイニに、

御者は、皇后陛下

行方不明になったようだと

答えました。

拉致されたのかと尋ねるアイニに

御者は分からないと答えました。

 

ヘウンからもらった指輪で

完全に姿を変えたアイニは、

平然と御者に

馬車の運賃の半分を渡して、

タリウムまで行けるかと

尋ねました。

御者は、

タリウムまでは遠すぎるので

傭兵を雇った方がいいと

答えました。

アイニは、それなら

デリートにすると告げました。

そこは国境地帯にある村の一つで

傭兵や商団が拠点として使用し、

復興した場所でした。

 

タリウムほどではないものの、

デリートも遠いので

御者は内心舌打ちしましたが、

アイニが後ろから

煌めく宝石を渡すと、

御者は、もちろん行きますと

答えました。

 

間もなく馬車が動き出しました。

馬車の窓越しに、

皇后がいなくなったと

叫び声が聞こえましたが、

アイニは窓の外を全く見ませんでした。

彼女は、

 

カルレイン、私は行きます。

 

と呟きました。

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◇戦略◇

頭に持って来いと言われたけれど

本当に大変だと、

うんうん唸りながら

大きくて平たい箱を、

部屋の中へ運んでいたヘイレンは

箱越しにタッシールの身体が見えると

慌てて言葉を止めました。

 

一体、自分は何を見たのか。

見間違いだろうか。

もう一度確認しようと思っても

胸に抱えた箱が大きすぎて、

容易ではなかったので、

ヘイレンは箱を下して

壁に立てかけると

先ほど、見たものを確認して

悲鳴を上げました。

タッシールは長い鏡の前で

裸になっていました。

 

ヘイレンはびっくりして、

タッシールに何をしているのかと

尋ねました。

すると彼は、

自分の身体を鏡に映して見ていると

答えたので、ヘイレンは

それが分からなくて、

質問したのではないと抗議しました。

 

ヘイレンは慌てて

カーテンをしっかり閉め、

誰も入って来られないように

扉もしっかり閉めました。

それでも心臓がドキドキして

ヘイレンは息を切らしていました。

そして、タッシールに向かって、

急に何をしているのか。

みっともないと言いました。

その言葉にタッシールは

見なければいいと言いましたが、

ヘイレンは、部屋の真ん中で

そんなことをしていたら、

見ないわけにはいかないと

抗議しました。

 

タッシールは舌打ちすると

部屋の片隅に置かれた

ラティルの肖像画を目で指して、

早く額縁に入れるように

指示しました。

タッシールは

何かを一生懸命考えた後、

突然、絵を描き出したので、

名作というほど

秀でてはいないけれど、

絵を描いていない人が、

数日で描いた割には良い絵でした。

タッシールは、それを

ラティルにプレゼントすると言って

ヘイレンに特殊な額縁を

手に入れるように指示していました。

 

ヘイレンは、

タッシールが何を考えているか

さっぱり分からないと

ぶつくさ言うと、

タッシールは細くて長い服を

身体のあちこちに巻き付けて、

上品な大貴族の坊っちゃんたちには

試みることができない

戦略を練っていると答えました。

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◇帰り道◇

メロシーの領主は

大丈夫だと言ったけれど、

本当に大丈夫だろうか。

本当に大丈夫だから

大丈夫だと言ったのではなく

私が皇帝だから、

泣き寝入りすることにしたのだろう。

 

歴訪からの帰り道、

ラティルは、

半分に折ってしまった

サーナット卿の家宝の剣のことを

思い出すと

心が苦しくなりました。

馬蹄の音が10回聞こえる度に

ラティルはため息をつきました。

 

そうやって、

どのくらい進んだのか、

ゲスターが

馬車の窓のカーテンを少し開けて

そこから顔を出して、

小声でラティルを呼びました。

彼女はゲスターに

どうしたのかと尋ねると、

彼は乗り物酔いをしたと答えました。

ラティルは、馬車から降りるかと

尋ねましたが、ゲスターは、

自分は身体が弱くて馬に乗れない。

ラティルがそばにいてくれれば

少しはましだと思うと答えました。

 

身体が弱い割には

筋肉は丈夫だと思いましたが、

ラティルは分かったと言って

馬車を止めさせて、

馬から降りました。

身体が大きくても、病気がちな人は

いくらでもいると思いました。

 

ラティルが馬車の中へ入ると

空気を読んだトゥーリは

外へ出ました。

 

馬車が動き始めると、

ラティルは、

ゲスターの向かい側に座り、

これでいいのかと尋ねました。

乗り物酔いと何の関係があるか

分からないけれど、

ゲスターが、

こうして欲しいと言うなら

してあげるつもりでした。

 

ところがゲスターは

首を横に振ると、

自分の膝枕で

ラティルに横になって欲しいと

頼みました。

彼女は、自分の膝枕で

ゲスターが横になるのではなく、

彼の膝枕で自分が横になると聞いて

目を丸くし、

ぎこちなく笑いました。

これが、一体、乗り物酔いと

何の関係があるのかと

ラティルは笑ってばかりいると

ゲスターは、自分が横になると

気分が悪くなるので

ラティルが自分の膝枕で

横になってくれると

身体が固定されると説明しました。

 

もっともらしく聞こえたので、

ラティルは向かい側に移動し、

決まり悪そうに横になりました。

耳と頬にゲスターの足が触れると

訳もなく、照れくさくなりました。

 

変な姿勢ではないかと

尋ねるゲスターに、

ラティルは大丈夫と答え、

逆に、彼女は彼に

重くはないかと尋ねました。

ゲスターは、身体は弱いけれど

力は少し強いので大丈夫だと

答えました。

 

体力は弱いけれど

身体の筋肉はしっかりしていて、

身体は弱いけれど力は強い。

これらは、結び付けることのできる

言葉の組み合わせなのかと

ラティルは疑問に思いました。

しかし、彼女の考えは

ゲスターがそっと自分の手を

ラティルの手の上に置くと

引っ込んでしまいました。

ラティルが下を見下ろすと

ゲスターは

ラティルの手を握ることができず、

指先だけを辛うじて握っていました。

ラティルは見ていられなくなり

ゲスターの手をぎゅっと握ると

緊張していた彼の身体から

力が抜けて行くのが鮮明に感じられて

妙に変な気分になりました。

一度、

ゲスターの筋肉の動きを感じると

指先に感じる柔らかな手触りや

固い足、

ほのかに漂ってくる

アカシアの香水の香り、

頬に触れるカシミヤの感触など、

全てを意識するようになりました。

そして、ゲスターが身体を動かし

後頭部に彼のお腹が触れると

ラティルは

息を止めるようになりました。

 

どのくらいそうしていたのか、

ずっと横を向いていることに

耐えられなくなったラティルは

恥ずかしさを押さえて

ゲスターの顔を真下から

眺めることになってもいいので、

上を向きました。

ゲスターと目が合うと、

彼は日差しのように

ふんわりと微笑みました。

その笑顔を見て

気持ちが楽になったラティルは

ゲスターの指のふくらみを

訳もなくぎゅっと押さえました。

 

どのくらいそうしていたのか、

静かで穏やかな雰囲気の中で

ウトウトしていたラティルに

ゲスターは笑いながら、

側室の中で、誰が一番好きかと

尋ねました。

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鉄のボールを壊すくらい力があり、

本当は体力もあって、

陰では残忍なことをしているのに

ラティルの前では、

おとなしくて、か弱くて

善良な男性を演じているゲスターに

私は気持ち悪さを感じます。

 

それに比べてタッシールは、

計算ずくで物事を運んでいるけれど

裏表のない性格ですし、

卑怯者ではないので、

ゲスターのように

何をしでかすかわからないという

不安がなくて良いです。

 

ここしばらく、

ドミスの記憶の中でしか

カルレインは

登場していませんでしたが、

今後、アイニと絡んで

頻繁に登場してくるのかなと

期待しています。

 

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