自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作149話 あらすじ 草の指輪と誕生日プレゼントと昔の友達

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149話 ヒュアツィンテから手紙の返事が来ていましたが・・・

◇今だから言えること◇

何を言っているの、ラティル?

昔は今よりも

カリセンは大きくて海があった。

そして、なぜ人魚が

小川にいないと思うの?

人魚がどこに住んでいるかは

人魚の勝手だと思わない?

どうして、きみが

人魚の住む場所を決めつけるの?

きみは人魚ではないのに。

 

それと、

私の弟とキスしたということは

教えないで欲しい。

必要のない情報を送って、

私を怒らせ続ける意図は何なの?

ずっと私の心を騒がせて、

私を憤らせようとしているの?

それなら残念だ、ラティル。

君が私の弟とキスをしても

それほど、腹は立たない。

側室なら、キスくらい

いくらでもできるから。

側室ではない私もしたけれど

側室の弟なら

いくらでもできるだろう。

 

とにかく、きみが先に始めたのだから

私も余計な情報を与えようか、

ラティル?

今だから言うけど、

きみはキスができなったでしょ?

きみが恥ずかしがると思って

言わなかったけれど。

私の弟が、

キスが上手だと言ったでしょう?

私の弟にも、同じ質問をしてみて。

きみはキスが上手なのかって。

私の弟は

きみがキスができないと言うだろう。

上手だと言っても信じないで。

嘘だろうから。

そして、気持ち悪いから手紙に(笑)

こういうのを書かないで欲しいな。

(イライラ)

 

P.S. 弟がしきりに私に

お金を送ってくれと言っているが

もしかしたら、きみが

示談金を持って来いと

煽っているのですか?

◇壊れた指輪◇

急用ではなさそうだったので、

確認するのを後回しにしていた

ヒュアツィンテからの手紙を

寝る前に見るや否や、

眠気が飛んでしまったので

ラティルは後悔しました。

 

キスができないとか、

示談金を持って来いと

けしかけているとか、

人魚ではないのに、

人魚の住むところが

どうたらこうたらとか、

ラティルは、ヒュアツィンテが

自分に宣戦布告をしているとしか

思えませんでした。

 

最初に、

ならず者云々の話をした時から

その気配はあったけれど、

ヒュアツィンテは自分に

言いがかりを付けていると

思いました。

 

ラティルは手紙を持ったまま

急いで机に駆け寄ると、

立ったまま

引き出しを引っ掻きまわし

便箋を探しました。

 

ふと、ラティルの手が止まりました。

新しい便箋の間から

ヒュアツィンテが作ってくれた

草の指輪が落ちてきました。

ラティルはそれを拾うと

手のひらの上に置きました。

ラティルは躊躇いながらも

カサカサになった指輪をこじ開けて

指にはめました。

しかし、指輪はすぐに砕けて

床に落ちました。

ラティルは壊れた指輪を

持ち上げました。

変な気分になりました。

赤毛の女◇

タリウム首都にある

黒死神団傭兵団本部の建物の中に

黒いローブを着て、帽子を深く被り、

顔を半分を隠した人が入ってきました。

団長のカルレインが側室になった後も

傭兵団は依然として運営されていたので

ここを訪れる訪問者は

1日だけで、少なくとも数十人。

中には顔を隠して来る人も

多かったので

この人物に注意を払ったのは

案内役のアルバイト1人だけでした。

 

彼はローブを着た人に

何の用事か尋ねると、

その人は

傭兵王に会いたいと答えました。

アルバイトは笑いながら、

その人に近寄りました。

少なくとも、この近辺に住む人や

ここに依頼に来る人たちは、

傭兵王が側室になったことを

知っていました。

それなのに、その人が、

傭兵王に会いたいと言ったので

当惑しました。

アルバイトは機械的に笑いながら

傭兵王は宮殿にいるので

依頼は受けない。

けれども、ここには

全世界で最も強い傭兵たちが

所属しているので、

彼らに依頼しても満足できると

答えました。

 

しかしローブを着た人、

実はアイニでしたが

彼女が望むのは

最も強い傭兵ではなく

カルレインでした。

たとえカルレインが

傭兵王の座から退いても

彼女が会いたかったのは

傭兵王としての彼ではなく

カルレインそのものでした。

 

アイニは、それでも会いたいと

言いました。

アルバイトは、

気難しいお客さんだと

心の中でブツブツ文句を言いながら

少し待つように言いました。

 

アルバイトは、

負傷した後に、まともに戦えなくなり

カウンターで

書類業務を担当している

ミックスという傭兵に

向こうにいる黒いローブを着た人が

傭兵王に会いたがっていると

伝えました。

 

ミックスは、

会えないと言えば良かった。

自分たちも団長の顔を見るのは

大変だから、

依頼できるはずがないと言いました。

 

アルバイトは、

そのように話してみたけれど

それでも会わなければならないと

主張していると言いました。

 

ミックスは、

頑固だなと呟きました。

けれども、

そのようなタイプの客も

最初からいないわけではなかったので

彼が相手をすることにしました。

アルバイトで手に負えない客の大半は

ミックスが出れば、

うまく行くことがありました。

 

アイニに近づいたミックスは

丁寧でありながらも

威嚇的に手を差し出すと、

団長は皇帝の側室になって以来、

傭兵活動をほとんどしていない。

しかし、他の傭兵たちでも

依頼成功率の推移は

似通っているので

安心して任せるようにと

豪快に笑いながら伝えました。

 

アイニは返事の代わりに

ローブのフードを後ろに下げました。

帽子を上げると、

真っ赤な髪の毛が現われました。

無理強いをしていた人は

本当に美しい女性だったので

アルバイトは感嘆しました。

それでも、すでに結婚している人を

呼ぶのはどうかと思い、

ミックスを見ると、

さらに戸惑いました。

彼は、

あまりにも懐かしい人を

見たような顔をしていて、

目元には涙まで浮かんでいました。

 

まさか、ドミス様?

 

アイニは頷くと、かすかに笑い

昔の友達に会いに帰って来たと

伝えるように言いました。

 

◇新たな指輪◇

ヒュアツィンテに手紙を送った後、

いつもの日課

過ごしていたラティルは

前の晩に見た草の指輪のことを

思い出しました。

 

ラティルは、

それまで見ていた案件まで

すべて処理をすると、

ヒュアツィンテが

草で指輪を作ってくれた庭へ

行ってみました。

 

ラティルは、

ヒュアツィンテと並んで座った

その場所にも行ってみました。

彼が恋しくて来たというより、

彼と一緒に過ごしたその時間を

ふと思い出したからでした。

あの日のあの雰囲気、

彼とやり取りした時の

爽やかな笑顔、あの時の平和を。

 

ラティルは、

ヒュアツィンテがやってくれたように

草で指輪を作ろうとしましたが

うまくいきませんでした。

その時、

誰かが近づいてくると思ったら、

ラティルの手から

ちぎれた草を奪って

細かく手を動かし始めました。

カルレインでした。

大きな手で、

小さな指輪を作り出しているのを

不思議そうに見ていると、

カルレインはラティルに

完成した指輪をはめました。

 

ラティルは、

どうやったのかと尋ねると

彼は習ったと答えました。

ラティルは、

 

ドミスに?・・・・ではないだろう。

 

口から出かかった質問を

飲み込みました。

その代わりに、

カルレインの顔色をうかがいました。

彼は、ラティルの指に

指輪をはめた後、

サイズやデザインが問題ないか

調べていました。

そうこうするうちに、

指輪が気に入ったのか

ラティルの手を離すと

似合っていると

満足げに呟きました。

 

ラティルは、ここで会うとは

思わなかった。

散歩をしていたのかと尋ねました。

 

カルレインは散歩をしながら

ラティルの誕生日プレゼントを

どうしようかと

悩んでいたと答えました。

 

ラティルは、偶然会えて嬉しいと言うと

カルレインは、

ラティルが自分に会いに来ないので

こんな所でも、会えると嬉しいと

言いました。

 

ラティルは、ビクッとして

指輪を見下ろすふりをすると

そばで、かすかに笑い声がしました。

しかし、顔をそちらへ向けると

カルレインは硬い顔をしていました。

ラティルは、決まり悪そうに

一緒に散歩することを提案しました。

◇昔の友達◇

その日は、蒸し暑い天気だったので、

ラティルは、少しずつ

袖をめくって行きましたが、

カルレインの肌が

いつも冷たいのを思い出して

彼の手を握ってみました。

やはり、彼は冷たかったので

ラティルは彼の手を握ったまま歩き

その後は、

彼の袖を腕までまくり上げて

くっ付きました。

 

ラティルが、その日に限って

カルレインにくっ付いているので

彼は、彼女が自分を置いて

あちこち歩き回っていることを

申し訳なく思っているようだと

指摘すると、

ラティルは、それを否定し、

 

今日はとても暑いから。

あなたは涼しくて好き。

 

と呟きました。

カルレインは呆れたように

鼻で笑いましたが、

ラティルが握っていない方の手で

彼女の顔のあちこちを押さえました。

こうすれば涼しいかと言う

カルレインの問いかけに

ラティルは「うん」と

素直に答えましたが、

カルレインは不満があるように

ため息をつきました。

ラティルは、

どうしたのかと思い、

カルレインを見つめると、

彼は彼女の頬を押さえながら、

先皇后は、事態が治まったら

自分を皇配に推してくれると

言ったのに、

神殿へ帰ってからは何の連絡もない。

約束は嘘だったようだと

訴えました。

 

あの事件以来、特別な報告以外、

ラティルの前で

先皇后の話をする人は

いなかったので

しばらく彼女は戸惑いましたが、

すぐに笑い出して

 

分からない、

後で帰ってきたら

推してくれるかもしれない。

 

と返事をしました。

 

カルレインは、先皇后が

絶対に帰って来なければならないと

彼女を懐かしむように言いました。

ラティルは、カルレインが

思ったより鋭いことに感心しながら

頷きました。

 

カルレインは、ラティルに

誕生日プレゼントで

何か欲しい物があるかと尋ねました。

ラティルが、考えていると

カルレインは、

すでにタッシールは

プレゼントしたと聞いた。

ラティルが

とても気に入ってくれていると

自慢していたと話しました。

ラティルは、タッシールが

ひどく誤解していると言いました。

タッシールのせいで、

サーナット卿に対して

恥ずかしい思いをしたのに

自分はプレゼントしたことを

あちこち自慢していているので、

ラティルは呆れて苦笑いをしました。

 

カルレインは、

タッシールが誤解していることを

彼に伝えようかと言いましたが、

ラティルは、タッシールが

一生懸命準備してくれたので、

カルレインの申し出を断りました。

 

カルレインは、

ラティルがそのように言うと、

自分は何をプレゼントしたら良いのか

負担に感じると言いました。

 

確かに、金銀財宝を

溢れるほど持っている人への

プレゼントを選ぶのは

難しいことでした。

実際にラティルも、

両親へのプレゼントに

悩んでいた時期があったので

カルレインの気持ちが分かりました。

 

ラティルは、カルレインに

一生懸命、悩むように。

自分は、彼への誕生日プレゼントを

すでに選んでいると言いました。

彼女は、ドミスの記憶の中に出て来た

ギルゴールという白い髪の男を

探してあげるつもりでした。

昔の友人に会えば、

カルレインも過去の辛い記憶を

振り払うことができるのではないかと

考えていました。

しかし、そのことは、

カルレインの誕生日まで

秘密にしなければなりませんでした。

 

ラティルとカルレインは

誕生日プレゼントのことで

あれこれ話していた時に、

彼が傭兵団から連れて来た侍従が

慌てて走ってきましたが

ラティルを見て、立ち往生しました。

そして、困った表情で

ぺこぺこ挨拶をした後、

カルレインの昔の友達が

彼に会いたいと言って、

傭兵団を訪ねて来たと

とても早口で伝えました。

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ヒュアツィンテは、

ラティルがクラインとキスしたことを

気持ち悪いから、

手紙に書かないで欲しいと言ったのは

そんな話を聞きたくないと

素直に言えなかっただけだと

思います。

 

ラティルへの未練がいっぱいで

憎まれ口しか言えない

ヒュアツィンテに対して、

ラティルは、

少しずつ彼への想いが

薄らいでいっているのではないかと

思いました。

 

ラティルが、ヒュアツィンテに

夢中になっていた頃は、

政治を執り行っていなかったし

取るべき責任もなかったし、

ゾンビも怪物も出て来なかったし、

家族に愛されていると信じていた

気楽な皇女でした。

けれども、あれから数年経ち、

ラティルの立場も環境も

とても変わりました。

ヒュアツィンテへの想いは

完全に消えたわけではないけれど、

彼への愛情は過去のものであり

想い出に

変わりつつあるのではないかと

感じました。

それを、

ヒュアツィンテが作ってくれた

草の指輪が

象徴しているように思いました。

 

余談

想い出に変わると書いて、

32年前〔そんな前なんだ・・・(^^;)〕

夢中になって観ていた

「想い出に変わるまで」という

ドラマを思い出し、

頭の中にダイアナ・ロス

IF WE HOLD ON TOGETHER が

流れてきたので、

早速、サブスクで聞きました。

いつ聞いても、良い曲です。

少し感傷的になりましたが・・・

 

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