自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作157話 あらすじ ドミスの居場所を尋ねるラティル

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157話 タッシールはラナムンへ届いた手紙について調査することにしました。

◇世界を救う英雄◇

話をしていたタッシールは

突然「あっ」と言うと

このくらいのことは

ラナムン自身で処理をしたかと

尋ねました。

彼は首を振りました。

手紙を受け取る度に

燃やしてしまったので

処理する必要がありませんでした。

今は、

パーティ会場にゾンビが現れたり

宮殿の湖から怪物が出てきたりと

あらゆる奇怪な現象が

起きているけれど

その前は平和だったので

敵対者云々の手紙は

いたずらだと思っていました。

 

ラナムンは、

この手紙はいたずらではないか。

それなら、調査する価値もないと

言いました。

 

タッシールは、

 

そうかもしれないけれど、

人々が敵対者という存在を

気にかけるようになって

間もないのに、

こんなことで

ラナムン様にいたずらを・・・

どうでしょう。

 

と曖昧に返事をしました。

いたずらの手紙を書くなら、

敢えて知られていない敵対者を

持ち出したりするだろうかと

考えたタッシールは

いつもより深刻そうに見えました。

 

彼はラナムンに

いたずらと言っても

人々の間に混乱をもたらす内容なので

調べるのが正しいと言いました。

 

タッシールはラナムンが

もっと言いたいことが

あるのではと思い

彼をじっと見つめましたが

ラナムンは

簡単に口を開きませんでした。

 

時間が長くなりそうになると、

タッシールは

お茶でも持ってこいと

言えば良かったと

冗談を言いました。

ラナムンはラティルの肖像画

ずっと見ていましたが、

彼が心から絵を

鑑賞しているのではないことを

タッシールも知っていました。

 

どのくらいそうしていたのか

ついにラナムンは席を立つと、

最後にもう一つ

聞きたいことがあると

言いました。

タッシールは、

最後に

お返しの話をすると思っていたと

告げると、ラナムンは

お金持ちに、

物でお返しをするのは意味がない。

お返しは、タッシールが望む時に

必要な助けをすると言いました。

 

助けを受けながらも

堂々としたラナムンの提案に

タッシールの口元が上がりました。

そして、最後にしようとした質問を

続けるように促しました。

 

質問をすると言いながら

ラナムンは扉の方へ歩いて行きました。

タッシールは扉の前まで

一緒に歩いて行きました。

ラナムンが質問をしないのかと

思ったタッシールは、

扉の取っ手をつかむと

ラナムンは、それを阻止して、

もし、自分が本当に敵対者だったら

どうしたら良いのかと尋ねました。

 

タッシールは、

それは答えのある問題ではないし

自分はラナムンに

アドバイスする立場ではないので

何とも言えないと答えました。

すると、ラナムンは

同じ側室の立場で助言をして欲しいと

言いました。

 

タッシールは扉の取っ手から

手を離すと、腕を組んで

じっくり悩むふりをして

頭を傾げました。

ラナムンは落ち着いて、

彼が答えるのを待ちました。

ラナムンが、この質問をしたのは

彼の助言を受け入れるためではなく

他人の意見、正確に言えば

このことについての他の人の観点を

聞いてみたかっただけでした。

 

タッシールは、退屈するくらい

時間を引き延ばした後、

扉を開けて笑うと、

 

それでは、世界を救う英雄に

ならなければなりません。

ここから出て行ってください。

 

と言いました。

 

◇ドミスと対面◇

ラティルは

いつものように仕事をしている途中、

侍従が小さな声で、

指示された仕事を終えたと

報告したので

彼女は彼の方を向くと、

侍従は口の形で小さく

「ドミスです。」と付け加えました。

 

ラティルは、

ドミスを探すように

頼んだことを思い出し、

サーナット卿と侍従長

出て行くように指示しました。

彼らが出て行った後、

ラティルは侍従に

彼女はどこにいたのか、

ドミスで間違いないのか尋ねました。

侍従は、

名前は違っていたけれど

人相や姿形が

ラティルの言った通りだった。

仮名を使っていることもあるので

報告したと答えました。

 

ラティルは、

彼女が、今どこにいるのかと

尋ねると

侍従は首都郊外の

星ウグイス旅館に泊まっていて

アイドミスと名乗っていると

答えました。

その名前を聞いたラティルは

ドミスと名前が似ていると言いました。

あまり考えていない仮名だけれど

そのような人相と姿形は珍しいので

ラティルは分かったと答えて

侍従を下がらせました。

そして、早いスピードで

業務を処理したラティルは、

いつものようにサディに化けて

宮殿を抜け出しました。

そして、乗合馬車を捕まえると

郊外の星ウグイス旅館まで

連れて行くように頼みました。

 

目的地に到着し、

ラティルは馬車を降りると

星の上でウグイスが踊っている

大きな旅館の看板を見上げました。

カルレインと悲劇的な愛を

分かち合った人が泊まるにしては

本当に間抜けな雰囲気でした。

 

この中にドミスがいると考えた時、

ラティルは、

カルレインと初めて会った時のドミス、

彼と別れた時のドミス、

暗い街の中を逃げていたドミスなど

全ての光景が思い浮かびました。

 

ラティルは旅館の前を

行ったり来たりしました。

居場所を確認するだけで良かったのに

どうして自分はここに

来てしまったのか、

間抜けなウグイスの看板を見ながら

ようやくラティルは

少し後悔しました。

 

自分はドミスと会って、

何をどうしようというのか。

自分が夢で

彼女の記憶を見ていると言うのか?

それは絶対にできない。

 

自分の側室が、あなたと

以前、付き合った仲であると言うのか?

いきなり現れて、

文句を言うのでなければ、

何と言うのか?

 

いえ、言った方がいいかな?

死んだと思ったドミスは生きていた。

彼女が情報に疎ければ

カルレインが側室になったことを

知らないかもしれない。

 

しかし、ラティルが

何をどうするか

きちんと決められずにいた時、

遠くない所から

澄んだ笑い声と会話の音が

聞こえて来ました。

ラティルは、反射的に

そちらを見ると、

その真ん中にいる人を見て

口の端が強張りました。

ドミスでした。

風が吹く度にサラサラなびく髪が

顔を覆うのが面倒なのか、

しきりに手で髪を後ろに流していました。

そして、

その赤い髪は日差しを浴びて

いっそう濃く見えましたが、

色があまりにも強烈なので

とても華やかに見えて

通りすがりの人たちが

自然に眺めるほどでした。

にっこり笑う時、

大きく開く唇は爽やかで

可愛らしい瞳が

強烈な髪の色の印象を

少し和らげていました。

ドミスの周りには

ほっそりした青年たちが

立っていましたが

一様に顔色が悪く、

ラティルは、黒死神団の傭兵たちだと

思いました。

自分の所では無表情だった彼らが

ドミスのそばで笑っているのを見ると

妙に変な気分になりました。

ドミスはカルレインの

本物の恋人だから、

あんなに喜んでいるのだろう。

自分のように、

顔色を窺わなければならない

相手ではなく、

彼女がカルレインと

生死と苦楽を共にした恋人であることを

彼らも知っているからだと

思いました。

 

ラティルはその光景を

ぼんやり眺めていましたが、

彼らが旅館に入って行くのを見て

寂しい気持ちで身を翻しました。

そして、帰るために

新しい乗合馬車を捕まえようとした時、

 

すみません。

 

と後から聞き慣れた声が

ラティルを呼びました。

ドミスの声でした。

自分を呼んだような気がするけれど

彼女が自分を呼ぶはずがないので

ラティルはびくびくしました。

そうしている間に

もう一度、ドミスは

 

すみません。

 

と呼びました。

 

本当に私を呼んでいるの?

 

自分を呼んだのでなければ

再び道に戻ればいいと思い

後ろを振り返りました。

しかし、ドミスは

ラティルに近づいて来ました。

彼女と一緒にいた傭兵たちが

戸惑っていることから、

彼らがラティルを指して

何か言ったわけではなさそうでした。

ラティルは反射的に

顔に被った仮面を触り、

ドミスが近づくと手を下ろして、

 

私ですか?

どうしましたか?

 

と尋ねました。

 

自分がラティルの時であれば

傭兵団の誰かが自分の顔を見て

ドミスに教えることができたけれど

今、ラティルはサディなので、

ドミスが近づいてきた理由は

分かりませんでした。

ドミスとサディに

接点はありませんでした。

 

ドミスは目の前までやって来ると

にっこり笑いながら

ラティルを指差し、

 

サディさんでしょう?

 

と尋ねたので、

ラティルは、さらに戸惑いました。

彼女は、

ドミスが自分に話しかけたことも

おかしいけれど、

自分の仮名を

どうして知っているのかが

不思議でした。

 

ラティルは、

自分のことを知っているのかと

尋ねると、ドミスは笑いながら

サディはラトラシル皇帝の特使だと

カルレインから聞いたと答えました。

 

ラティルは意外だと思いました。

カルレインは、ラティルが

サディだと知っているけれど

彼女がラトラシル皇帝の特使だと

ドミスに話す必要があるのだろうか。

自分とカルレインが

カリセンに一緒に行ったことを聞いて

誤解したのだろうかと考えました。

 

とにかくラティルは

慎重に行動すべきだと思い、

知らないふりをして、

 

そうなんですね。

 

と答えました。

 

なぜ、ドミスが

自分の所へ来たかは分からないけれど

彼女は自分が

恋敵であることを知らないので

いきなり文句を言うはずは

ありませんでした。

 

ラティルは、ドミスに

どうしたのかと尋ねました。

彼女は、ラティルが

遠くから自分たちを

じっと見つめていたので

何か用があるのかと思って

来たと答えました。

 

ラティルは自分が彼女を

じっと見つめていたことに

気づきました。

ドミスは、カルレインから

サディの名前と人相を

聞いていて

その人が自分をじっと見ているのが

不思議だと思ったようでした。

 

あまりにもドミスを

じっと見つめたのは

ラティルのミスなので

彼女は、知り合いに似ていたからと

適当な理由をつけてドミスに謝り

背を向けました。

しかし、立ち去ろうとするラティルを

ドミスは、もう一度捕まえて

 

もしかしたら、あなたは

カルレインのことが好きですか?

 

と尋ねました。

 

ラティルは、ゆっくりと

後ろを振り返りました。

ドミスは、ラティルが見た

カルレインの記憶そのままに

自信満々の笑みを浮かべて

ラティルを眺めていました。

 

どうして、突然、

そのような質問をしたのかと

ラティルは思いました。

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同じ側室の立場で

助言して欲しいという言葉。

この時点でラナムンは、

タッシールに仲間意識みたいなものを

感じていて、

タッシールが

自分と同じ立場だったらどうするか、

聞きたかったのではないかと

思いました。

おそらく、タッシールも

それは分かっていたと思うのですが

それを言ったら、面白くない。

タッシールにとって

ラナムンはライバル。

わざわざラナムンが

側室の立場でと言ったので

それならば、ライバルが

1人減った方がいいと思い、

彼に出て行って欲しいと

言ったのだと思いました。

 

ドミスに化けたアイニの口調。

ヒュアツィンテと結婚する前に

ラティルの所へ来た時の口調と

同じだと思いました。

自分にとっての脅威を

さりげなく蹴落とそうとする姿勢。

やはりアイニは

ダガ公爵の娘だと思いました。

 

星の上でウグイスが踊っている看板。

「再婚承認を要求します」でも

鳥になったハインリが踊っていましたし

作者様は

鳥を踊らせるのが好きなのかなと

思いました。

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