自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作159話 あらすじ カルレインにドミスのことを聞くラティル

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159話 ラティルのドミスへの疑惑は解明されるのでしょうか。

 

夜遅く、ラティルは

カルレインを訪れることを

知らせるために、

前もって使いの者を送りました。

その後、彼女はハーレムに入り

カルレインの部屋の前に行くと

あらかじめ、入口に立っていた

彼の侍従は

丁寧に挨拶をしました。

 

以前、ラティルは

カルレインの侍従を

気に留めていませんでしたが

他の側室たちの侍従は

主人が皇帝の寵愛を受けられるように

努力しているのに比べて

カルレインの侍従は

そのようなことに

関心がなさそうだったので

少し珍しいと思いました。

 

彼女は、

ドミスと黒死神団の傭兵たちが

親しくしているのを見たので

自分が

ひねくれて考えているかもと

思いました。

しかし、彼女はため息をついて

扉を閉めるや否や

顔に触れた冷たい唇に

何も考えられなくなりました。

いつの間にかカルレインは

ラティルの顔を

両手で覆っていました。

額の上に、

冷たくて柔らかい感触を覚えると

ラティルは鳥肌が立ちました。

 

驚いた気持ちが落ち着くと

彼女は目の前に見える青白い肌に

訳もなく声が出ませんでした。

カルレインのバスローブの紐が

緩く結ばれていたので

彼の上半身の半分が

露わになっていました。

 

ラティルは、

カルレインの腕に手を置きながら、

話をしようと思って来たと呟くと、

彼は、

 

分かっています。

ご主人様は臆病だから。

 

と彼女の耳元で

挑発的な言葉を囁きました。

臆病と言われて

かっとなったラティルは

カルレインを見上げました。

彼は笑いながら

片手でラティルを持ち上げました。

驚いたラティルは

彼の頭をつかみましたが

カルレインは、

 

このくらいの高さで恐がるなんて

臆病ですね。

 

と言いました。

ラティルは、

急に持ち上げたからだと

抗議しましたが、

カルレインは

勇敢な人なら急に持ち上げられても

バランスを取ったはずだと

言い返しました。

 

ラティルは、

ペアスケーティングかと

抗議している間に、

カルレインはテーブルの近くへ行き

椅子を引き出しました。

彼女は小言を並べていましたが

素直に椅子に座りました。

 

ラティルは、

ドミスの記憶について聞くために

カルレインに会いに来たので

少し緊張していましたが、

いきなり言い争いをしたので

少し緊張が解けました。

 

カルレインは用意しておいた

果物を持ってくると、

何の話をしに来たのか尋ねました。

ラティルは重要な話をするので

バスローブの前を閉めるように

言いました。

彼は笑って、少し紐を締めました。

 

けれども、

まだラティルの頭が混乱するほど

胸がはだけていたので

彼女は扇子を取り出して

パタパタ扇ぎました。

ラティルは

ブツブツ文句を言ってはいるものの

ドミスが現われても、

カルレインの態度が

変わっていないので良い気分でした。

 

まだドミスを愛しているのは

事実だけれど、

彼女の元へ

戻るつもりはないのだろうか。

心がないのに、

身体だけ引き留めておくのは

あまり良くないと言う人もいるけれど

ラティルは、そんなことは

気にしませんでした。

彼が、まだドミスを

愛していると言っても構わない。

いえ、気分が悪いので、

全く、

そう思っているわけではないけれど

カルレインが出て行くと

願いさえしなければ

ラティルは彼を

そばに置いておくことができました。

たとえ、ラティルが

彼のドミスへの愛情で心が傷つき

彼に愛を与えられず、

カルレインがハーレムの片隅に

放置されることになっても・・・

 

カルレインは、

今のラティルの顔が

とても陰険に見えると指摘しました。

彼女は、

彼にすまないと思っているからだと

言い訳をしました。

 

カルレインはラティルに

何を考えていたのかと尋ねると

彼女はにっこり笑い、

ブドウをつまんで

彼の口元へ運びました。

そして、

彼に質問があると言いました。

カルレインは聞くように告げると

ラティルは、

 

ドミスはあなたが愛した女性だと

言っていたよね?

 

と尋ねました。

 

ずっと、かすかに笑っていた

彼の口元から笑みが消えました。

ラティルは気にせず、

ブドウの皮を剝きながら

2人はどこで会ったのかと

尋ねました。

 

◇役立たず◇

爆破専門の魔法使いは、

ギルゴールに

思ったほど役に立たないと

失望した声で言われて

陰に身をすくめて震えていました。

 

全力を尽くして

地下城を壊そうとしたけれど

壁に穴を開けることしかできず

その穴さえも

あっという間に塞がれました。

何度試しても同じでした。

最初は笑っていたギルゴールも

魔法使いがミスをすればするほど

表情が変わっていきました。

唇は笑みを浮かべていたものの

目尻が固まっていました。

 

思ったよりうまくいかないと

魔法使いが言うと、

うまく行っていたら自分は

魔法使いを探さなかったと

言いました。

魔法使いは、

もう一度やってみると言うと

ギルゴールは当然だと答えました。

 

ギルゴールが寛大にも

再び機会を与えてくれたので

魔法使いは安心して

肩に力を入れました。

ところが、ギルゴールは、

自分がいなくなっても

努力し続けるようにと

変なことを言ったので、

魔法使いは、

彼が行ってしまうのかと

尋ねました。

 

ギルゴールは、

当たり前だと答えた後

今いる魔法使いは役に立たないから

他の魔法使いを探すと言いました。

 

魔法使いは、

自分の身体を元に戻すという約束は

どうなるのかと尋ねると

ギルゴールは、

取引では城壁を壊すことが

条件だったと答えました。

そして目尻が曲がるほど笑うと

あっという間に、

その場を去りました。

 

魔法使いは、

このまま城壁を

壊すことができなければ

ずっと日差しさえまともに見られない

身体でいなければならないのかと思い

手を震わせながら

自分の髪をつかみました。

◇あれは何?◇

ギルゴールは魔法使いから離れて、

地下城周辺の

暗い森を出ようとしていた時、

皇族のように

華やかに着飾った食餌鬼が

森を彷徨っているのを見ました。

夕日の下で美しい金髪が揺れて

青い目は、しきりに

あたりを見回していました。

誰が見ても、

お風呂さえ1人で入らない

温室の中で綺麗に育った

王子様の雰囲気でした。

ギルゴールは笑いながら

わざと近寄り、

何を探しているのか尋ねました。

ギルゴールと目が合うと

食餌鬼は警戒しました。

 

ギルゴールは、

何かを探しているみたいだと

尋ねると

食餌鬼は彼に「誰だ?」と尋ねました。

ギルゴールは、この方向へ行くと

出てくるのは一つだけだけれど

そこに行くのかと尋ねましたが

食餌鬼は、

 

誰かと聞いている。

 

と言いました。

 

すると、ギルゴールは、

突然、あっと言って

手のひらをポンと叩くと

にっこり笑って

もしかして、

キツネの仮面が住んでいる

地下城へ行くのかと尋ねました。

 

ずっとギルゴールを警戒していた

食餌鬼が

 

それをどうして・・・

 

と尋ねた瞬間、ギルゴールは

あっという間に食餌鬼の首筋を

つかみました。

そして、

 

じゃあ、私が殺さなければならない

坊っちゃんだね。

 

と言うと、食餌鬼は

世界が傾くのを感じました。

最初は、

自分が倒れたのかと思いましたが

よろめいた自分の身体を見た

食餌鬼は

自分の頭がちぎられたことが

分かりました。

一度、切り落されたものを

貼り付けてあっただけなので

痛みはありませんでしたが、

死んだ身体にも恐怖が襲いました。

食餌鬼として復活する前も後も

このように彼を無力化させた存在は

いませんでした。

 

食餌鬼は「誰だ?」と聞きました。

ギルゴールは、倒れそうな

食餌鬼の身体を支えながら

 

お前こそ誰だ?

 

と尋ねました。

 

食餌鬼は、

きちんと答えなければ

あの白い髪の怪物が

復活した自分を

簡単に殺してしまうことに

気がつきました。

しかし、彼は

アイニが幸せに生きて行く姿を、

自分とは違って

彼女が安全で安らかな人生を送るのを

見たいと思っていました。

その姿を、

全て見守ることができなくても

彼女をできるだけ

守らなければなりませんでした。

だから、このような場所で

初めて会った怪物のせいで

2度目の死を迎えるわけには

いきませんでした。

 

食餌鬼は恋人がいなくなったので

探していると答えました。

ギルゴールは、

キツネの仮面が彼の恋人なのかと

尋ねました。

食餌鬼は、それを否定し

キツネの仮面は

キツネの玉を扱っているから

彼なら自分の恋人を探せると思い

会いに行くと答えました。

 

その言葉を言うや否や

食餌鬼は後悔しました。

正直に答えたけれど

こんなことで、あの怪物が

退いてくれるだろうか。

もっともらしいことを

言わなければ

ならなかったのではないか。

しかし怪物が納得できる

もっともらしい言葉は何なのか

食餌鬼は分かりませんでした。

しかし怪物は意外な反応を見せ

 

愛、偉大な愛!

 

と、楽しそうに口ずさみ

食餌鬼の身体を

ワルツでも踊るように動かしました。

そして、食餌鬼の頭をつかむと

角度まできちんと合わせて

身体の上に乗せてくれました。

 

ギルゴールが手を下ろすや否や

食餌鬼は後ろに下がりました。

ギルゴールは

楽しそうに見えるけれど

気が狂っているようでした。

あのままでは、

また急に攻撃してくるのか

してこないのかさえ

見当がつきませんでした。

 

私は愛の物語が好きだ。

恋人を探して欲しい。

 

と言って、

食餌鬼を攻撃することなく

彼の額を指で突くと

にっこり笑って、

その場から消えました。

 

食餌鬼は、

しばらくその場に立っていましたが

風が吹いてくると、

その場にドカッと座りました。

死んだ身体にも、

恐怖が襲ってきました。

 

一体、あれは何だったのか?

◇噂話◇

食餌鬼ヘウンはギルゴールに

大きな印象を残せませんでした。

彼がヘウンを助けた理由は特になく、

ギルゴールにとって、

食餌鬼は弱い存在なので、

助ける時に、

それほど同情心も

必要ありませんでした。

ギルゴールは森を出る前に、

派手な服装の

おぼっちゃまのような食餌鬼のことは

忘れてしまいました。

 

ギルゴールは、数カ月前に

もう1人の爆破専門魔法使いが

訪れたという

タリウムへ向かっていました。

そこの闇オークションで

いきなり馬車が爆発したという話を

聞きましたが、

不法オークションなので

まともに捜査することさえ

できないことが問題でした。

それでも、

まともに行われていない

捜査の結果を調べるために

ギルゴールは、久しぶりに

タリウムの首都に入りました。

 

そこで、

50年間営業しているレストランを

見つけたギルゴールは

嬉しい気持ちで

店の中へ入りました。

 

当然、店のオーナーと従業員は

全員、変わっていたけれど

ギルゴールは

それなりに想い出に浸りながら

50年前に注文した料理を注文し

ゆったりと椅子に座りました。

 

その状態で目を閉じていると

すぐ近くの小さな声から

遠くの囁く声まで

四方から無数の声が聞こえてきました。

 

カリセンの皇后が拉致されて

大騒ぎになっている。

あそこの皇帝と皇后は

仲が悪いし。

 

謁見の日が近づいているのに

皇帝に何と言えば良いのか

分からなくて緊張している。

 

など、些細な話を聞きながら

ギルゴールは水を飲んでいると

 

ドミス様を探している人がいるの?

 

密かに人を放って

探していたけれど、

今は探していません。

 

探すのを止めたのか、

探す必要がなくなって止めたのか。

 

と、はるか遠くから、

微かな話し声が聞こえてきました。

ギルゴールはコップを置いて

頭を上げました。

 

レストランの外から聞こえてくる声。

水の音。

 

噴水台!

 

あっという間に彼の姿が消えました。

食事を運んできた従業員は

突然、お客さんがいなくなったので

驚いてお盆を落としました。

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ダガ公爵にそそのかされて

皇帝の座を狙った挙句

自分の親族を皇帝にする野心しかない

公爵に裏切られて

死んでしまったヘウン。

食人鬼になってからも、

ダガ公爵にいいように

使われているヘウン。

それもすべて

アイニへの愛のためなのでしょうけれど

彼女は、ヘウンのことを忘れて

カルレインに夢中になっているし

本当にヘウンは気の毒だと思います。

食人鬼の彼が存在していることは

良いこととは思えませんが

彼があまりにも哀れなので

ギルゴールの気まぐれのおかげで

2度目の死を迎えなくて

良かったと思います。

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