自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作205話 あらすじ ヘウンを助けたいアイニ

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205話 ラティルは、首のない食餌鬼を退治するように命じました。

◇食餌鬼を退治する方法◇

ラティルはギルゴールに

「被害を及ぼさなければ、

食餌鬼だからといって、

むやみに殺さない」と言ったのに

ラティルは少しも憚ることなく

侍従長に命令しました。

そして、食餌鬼に

むやみに殺されたけれど死なずに、

周囲の人々だけ突然ゾンビに

変ると言うことだから、

念のため、百花に

食餌鬼の退治方法を聞くように

指示しました。

 

1時間後、百花は

ラティルを訪れましたが、

彼は、食餌鬼の退治方法について

よく分からないと、堂々と言ったので

ラティルは眉を顰めました。

そして、どのように処理したか

記録がないと、百花が告げると

ラティルは、

彼は知っている時の方が珍しいと

内心非難しましたが、

「そうかもしれない」と言うように

頷くと、他に何か

効果がありそうなことはないかと

尋ねました。

 

百花はじっくり悩んだ末、

大神官のお守りが掘り出されたことで

怪物たちが侵入して来たので

大神官の力が通じるのは確か。

だから、棺の中に食餌鬼を入れて

聖水で満たしたらどうかと

答えました。

ラティルは、いい方法だと伝えると

百花は、

大神官に聖水を用意してもらうために

挨拶をして出て行きました。

 

ラティルは他の仕事をするために

机の上の書類を手に取りましたが

手の動きが止まりました。

侍従長に、

どうしたのかと聞かれましたが、

彼女はすぐに返事をせず、

机の上を

指でトントン叩いていましたが、

突然、先ほど下した命令を変えて

百花に、

棺ではなく、ガラス管でやれと

伝えるように指示しました。

 

ガラス管だと中が見えると

戸惑う侍従長に、

ラティルは平然と笑いながら

全て見せるためにガラス管にする。

それを、首都の中央に置き、

食餌鬼がどのように処理されるか、

そして、自分が黒魔術師に関する件を

上手く処理していることを

人々に見せると説明しました。

 

人々を

安心させようとしているんですね。

 

侍従長の言葉に、ラティルは

百の言葉を伝えるより

一度見せた方がいい時もあると言って

自然にサーナット卿を

呼ぼうとしましたが

彼が、ここにいないことを悟り、

口をつぐみました。

 

侍従長は、

ラティルの顔色をうかがいながら

サーナット卿に休暇を終えて

帰って来るように伝言を送ろうかと

尋ねました。

 

帰って来たければ帰って来いと

すでに言ったのに、

帰って来ないのはサーナット卿だと

怒りに似たものが

こみ上げてきましたが

ラティルは、

失言したのが恥ずかしいかのように笑い

休暇中の人を呼ぶのは大変なので

カルレインを呼ぶように指示しました。

 

急用があると言って、

傭兵たちが、

どこかへ行ってしまったので、

今日に限って、

アイニの周りに誰もいませんでした。

彼女は1人で、

傭兵団の建物の中にいましたが

再びギルゴールに襲撃されたら

どうしようと思い、

外へ出てしまいました。

 

どれだけギルゴールが狂っているのか

知らない彼女は、

正気なら、まさか路上で

襲うことはないだろうと考えながら、

歩き回っていたところ、

人々がある所に集まっていました。

好奇心から、

アイニはそちらへ行ってみましたが

人々が何かを丸く囲んで

集まっていたので、

近くへ行ってもよく見えませんでした。

しかし、

アイニは要領よく中へ入り込み、

彼らが取り囲んでいるものを見ました。

それはガラス管でしたが、

それを見るや否や

アイニは固まってしまいました。

ガラス管の中には、

首のない身体が入っていて、

首がないのに血さえ流れず、

手足が動いていましたが、

その身体はヘウンの服を

着ていたからでした。

 

アイニは、

そこへ近づこうとしましたが

驚いた隙に、身体の力が抜けたので

人々に押されて、

遠ざかってしまいました。

アイニは人を押しのけて

辛うじて近くへ行きましたが、

ヘウンの動きが鈍くなっていることに

驚きました。

人々は、

ガラス管の中に入っているのは

聖水だと

口々に話していました。

 

アイニは再び身体の力が抜けて

外へ押し出されましたが、

今度は、人々を押しのけて

ガラス管を見に行く代わりに

傭兵団の建物へ行きました。

自分の力では、

ヘウンを助けられないし、

吸血鬼と食餌鬼は仲間なので、

彼らに

ヘウンを助けてもらおうと思いました。

ところが、用事があると言って

出かけた傭兵たちは、

1人も戻っていませんでした。

使いの傭兵が1人残っていましたが

アイニの知る限り、彼は人間でした。

彼は怪訝そうな表情で、アイニに

どうしたのかと尋ねると、

彼女は焦りながら、唇を噛みしめ、

傭兵たちはいつ戻って来るのか

尋ねました。

使いの傭兵は、

団長が急用だと言って呼んだので

分からないと答えました。

 

アイニは椅子に座って

15分程待っていましたが、

我慢できなくなって、

ガラス管の所へ行きました。

そして、

何度も傭兵団の建物との間を

行ったり来たりしましたが、

依然として、傭兵たちは

帰って来ませんでした。

 

再びガラス管の所へ

戻って来たアイニは

兵士たちがガラス管に布をかぶせて

どこかへ運んでいるのを見ました。

彼女は、急いで近くの見物人に

なぜ、あれを運んでいるのか、

どこへ片付けるのか尋ねました。

見物人は、

この人は何を言っているんだと

いうような顔で、

これ以上、食餌鬼が動かないので

死んだようだと答えました。

 

アイニは心臓がドキドキしましたが

全力で気配を消して、

ガラス管を運ぶ兵士たちに付いて行き、

彼らの様子を見守りました。

兵士たちは

山腹にガラス管を放り投げると、

 

本当に、こんな所に

これを埋めなければならないのか。

 

だからと言って、

首都の真ん中に埋めるわけには

行かないだろう。

 

とブツブツ文句を言いながら、

ガラス管にかぶせた布を

剥がしました。

中には、ヘウンの身体はなく

服だけ残っていました。

 

ヘウンは怪物だと思いながらも

アイニの手はブルブル震え、

目から涙がこぼれました。

彼が自分を見て

微笑んだ顔を思い浮かべて、

とても辛くなりました。

アイニは声を出さないように

口を塞ぎました。

ヘウンへの恨みは思い浮かばず、

聖水の中でぷかぷか浮いている

服しか目に入りませんでした。

 

彼はサディが対抗者かどうか

確認すると言って出て行った。

危ないからと言って、

止めるべきだったのか。

アイニは、このことが

自分のせいのような気がして、

さらに苦しくなりました。

しかし、彼の服も

兵士たちが埋めてしまったので

見えなくなりました。


彼らが去ると、

アイニはよろめきながら

そちらに駆けつけ、

兵士たちが埋めた所を

指で掘り起こし始めました。

手の皮が擦り剥けるほど

土をかき分けると

ついにガラス管が出てきました。

しかし、

管を持ち上げようとしましたが

うまくいかず、

アイニは手を伸ばして、

管の蓋だけ横に押し出しました。

 

アイニは泣きながら

ガラス管を見下ろし

ヘウンの名前を呼びました。

しかし、ガラス管の中は

ヘウンの服が浮かんでいるだけで

ヘウンの痕跡は

何も残っていませんでした。

 

アイニは土を握りしめて

地面を叩きながら泣きました。

レドロを殺したことで

彼を恨んではいたものの、

このような形で

消えて欲しくありませんでした。

自分のために、

彼がもう一度死ぬことを

望んだわけではありませんでした。

アイニは、悲鳴を上げながら

空を見つめて、

ヘウンの名前を叫びました。

 

その時、

そんなことをしたらバレるのにと

近くから声がしました。

大きな木の後ろに

驚くべきことに

カルレインが立っていました。

ドミスと同じ大きな目から

涙がポタポタと流れ落ちると、

カルレインは目を曇らせました。

アイニは膝で彼に歩み寄り

木をつかんで立ち上がると、

彼の胸に頭を当てようとしました。

彼女は、誰かの慰めがないと、

本当に狂ってしまうと思いました。

しかし、彼は

身体を横に避けてしまいました。

アイニはカルレインを

捕まえられず、

慌てて彼を見つめました。

 

カルレインは、

彼女の悲しそうな顔が見られなくて、

視線を横に避けたまま、

 

あなたはアイニ皇后で正解だ。

 

と告げました。

アイニは驚いて目を見開くと、

カルレインは

 

陛下の言う通り。

 

と付け加えたので、

さらに驚きました。

 

どうして、わかったのか。

アイニは、

まだドミスの姿をしていたし、

カルレインはともかく、

結婚式以来、

一度も会ったことのない

ラトラシル皇帝が、

自分の正体を知っていると聞いて

当惑しました。

しかも、彼女は

サディを通じて、自分のことを

聞いていたかもしれないけれど、

アイドミスにも

会っていませんでした。

カルレインも、

何も話してくれませんでした。

 

実はカルレインも

正確な理由はわかりませんでした。

ギルゴールの家で捕まった

ヘウンを見た時から、

ラティルが

計画したことのようだけれど、

カルレインも詳しい事情までは

聞いていませんでした。

彼は、ラティルの言う通り、

傭兵たちを別の所へ移した後、

アイドミスが兵士たちを

密かに追いかけている後を

付いてきただけでした。

 

ラティルが、

自分の予想が合っていたら、

偽のドミスはアイニ皇后だと思うと

言っていたのを聞きましたが、

ラティルが、何をきっかけに

そのように考えたのかは

分かりませんでした。

 

混乱しているアイニに、

カルレインは、

 

陛下が命令された。

あなたが保護を望むなら、

護衛を付けてあげるから、

もう、カリセンへ帰って欲しい。

 

とラティルの伝言を

伝えました。

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アイニが

カルレインに執着していたのは

彼のことを好きだった記憶が

あまりにも強烈で、

それに突き動かされて、

今も彼のことを愛していると

錯覚していただけのような

気がします。

アイニは気が強そうだけれど、

自分を愛してくれる人が必要な

寂しがり屋さんで、

ヘウンとレドロを失った後に

できた心の空洞を

カルレインに愛されていた記憶で

埋めたのではないかと思います。

 

けれども、

彼女が本当に愛しているのは

ヘウンで、

ダガ公爵の野心さえなければ、

アイニのためなら

自分の命を犠牲にできるほど

アイニを愛しているヘウンと

幸せな結婚をしたのではないかと

思います。

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