自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作216話 あらすじ 今までの対抗者と違うラティル

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216話 ラティルはギルゴールとショードポリへ行くことにしました。

◇拉致された◇

アイニが、カリセンの首都に

戻って来る途中であると

秘書が慌てて報告をしに来ると、

ヒュアツィンテは驚きました。

彼は、ダガ公爵も一緒に来るのかと

尋ねると、秘書は、

アイニが国境を越えた時は

一緒ではなかったけれど、

途中で合流するかもしれないと

答えました。

 

ヒュアツィンテは、

アイニが逃げたのではないかと

疑っていたので、

このタイミングで、

自ら戻ってきたことが

不思議でなりませんでした。

 

どうして急に帰って来たのか。

心境に変化でも起こったのだろうか。

 

翌朝、アイニと向き合った時も、

彼女の本音は分かりませんでした。

 

久しぶりだね、皇后。

 

お久しぶりです。

 

やつれた。

準備もしないで家出したから

苦労したようだ。

準備をすればよかったのに。

 

残念ながら、

陛下はお元気ですね。

 

私は準備なしに、

家出をしていないから、

苦労していない。

 

2人の神経戦を見ていた

秘書たちは、

席を外すべきか、

その場にいるべきか分からず、

互いに視線を交わし合いました。

ダガ公爵は一緒に来なかったけれど

執務室は

不穏な空気が漂っていました。

そして、ヒュアツィンテが

出て行くように手で合図をすると

秘書たちは、我先にと

執務室を出て行きました。

 

ヒュアツィンテとアイニの

2人だけになると、

彼は彼女に座るように言いました。

アイニが彼の机の上に置かれた

本と書類を見ると、

ヒュアツィンテは

彼女が自分の書類を見るのが

気に入らなくて、

少しでも内容が明らかになっている

書類の上に、

白紙を一枚一枚載せた後、

口を開きました。

 

私は、あなたのことが

好きではないけれど、

あなたが、中途半端な気持ちで

家出をする人ではないと思う。

それなのに、

どうしてこんなに簡単に

戻って来たのだろうか?

 

分かってしまったのです。

前世で私が誰であれ、

現世では

カリセンの皇后であることを。

 

ヒュアツィンテは

アイニが前世とか現世とか

言っている意味が分からず、

眉をひそめると、

神殿みたいな所へ行って、

じっくり考え事でも

してきたのかと尋ねました。

 

アイニは、何も知らない彼が

一瞬、面白く思えて

笑い出しました。

 

彼女は、

それよりも大きな所へ行ってきたと

答えた後、

突然立ち上がりました。

そして、

自分は家出をしたのではないと

告げると、

前方を悲しく見つめながら、

 

拉致された。

 

と、きっぱり呟きました。

 

ダガ公爵は、

アイニが拉致されたと

言っていましたが、

ヒュアツィンテは、

彼女が自ら家出したと思っていたので

アイニの言葉が信じられませんでした。

けれども、

ヒュアツィンテが

アイニを嫌っていても、

もし、それが本当なら大変な事でした。

 

ヒュアツィンテはアイニに

本当なのかと尋ねると、

彼女は黒死神団の傭兵に

拉致されていたと淡々と答えました。

ヒュアツィンテは、

ますます驚きました。

黒死神団の傭兵と聞いて

ある人物を思い浮かべました。

◇空洞へ◇

ギルゴールがラティルを

背負って走っている間、

彼女は全身の力を抜いて、

彼に寄りかかり、

周りの風景を見物していました。

もっとも、彼のスピードが

あまりにも速く、

細かいところまでは

鑑賞できませんでしたが、

高い山と空が接している様子は

素敵だと思いました。

 

その大きな山さえも、

たちまち通り過ぎ、

一気に川を渡るギルゴールに、

ラティルは、

言葉よりもギルゴールの方が速いと

褒めました。

彼は、褒め言葉に聞こえない。

馬と同じように

扱われているからと

文句を言いました。

ラティルはニヤニヤ笑いましたが、

ギルゴールには

それが見えませんでした。

 

ギルゴールは、

あっという間に山を越え、

次の山に入ると、ラティルは

彼がため息をつくのではと

思いました。

そうしているうちに、

ラティルは眠ってしまい、

目を覚ました時は

夜になっていました。

ラティルは、

黒く見える木々の間に

カルレインがいそうな気がして

寂しくなりました。

 

カルレインは、

とても驚いていたし、

捨てられるのではないかと

心配していた姿が、

ラティルの記憶に生々しく残り

逃避するために、

側室になったカルレインが

あそこまで

せつない様子をしていたことを、

ラティルは、

少し不思議に思いました。

 

その後も、彼女は

ずっと考え事をしていましたが、

ギルゴールが急に止まったので、

ラティルも考えるのを止めました。

 

彼女は、ギルゴールに

どうして止まるのかと尋ねた後、

周りを見回すと、

遠くない広々とした土地に

真っ黒な空洞が開いているのが

見えました。

言葉で聞いた時は、不思議だと思い、

怪物の話を聞いた時は、

緊張したけれど、

実際に見ると、

思ったよりも、ぞっとしました。

 

なぜ、サーナット卿は

1人でここへ来たのか。

私の役に立ちたかったなら、

きちんと話をして、

調査団を連れて来るべきだった。

 

とラティルは考えました。

 

彼女は慌てて、

ギルゴールの背中から降りました。

空洞の周りは、夜中なのに、

周囲が丸見えになるほど

数多くの松明が焚かれており、

光の当たる所に、人々がたくさんいて

彼らは、いくつかのチームに

分かれているようでした。

ラティルは、あの人混みの中を、

どうやって空洞に入るのか

心配しました。

 

ギルゴールは、

彼らの身なりとか武器とか

立っている姿勢を見て、

傭兵と冒険家を雇ったらしいと

話しました。

 

ラティルは、

ギルゴールの見た目は若いけれど

長生きしているせいか、

そのようなことをよく知っていると

思いました。

そして、ショードポリの国王は

ラティルの助けを断り、

自分たちだけでやると

言っていたにもかかわらず、

他国の傭兵がいるので、

ラティルは舌打ちをしました。

 

お金をかけていると

ギルゴールが呟くと、

ラティルは

空洞に入る方法があるかと尋ねました。

彼は彼女に

しばらく待つように言うと

あちこち行き来しながら、

空洞の中に入る方法を探しました。

その間、彼女は

他の人に見つからないように

身を低くして待っていました。

 

しばらくして、

ギルゴールが戻って来ると

平和的な方法で

こっそり入れるほど、

少ない人数ではない。

実際に手を繋いではいないけれど、

人と人との距離を空けずに、

ピッタリとくっ付いて

中に入っていると説明しました。

 

ラティルは、

どうしてそんなに非効率な方法で

中に入るのか尋ねると、

ギルゴールは、

先に入った人に何かあったようだと

答えました。

ラティルは、

それがサーナット卿ではないかと

訳もなく心配になりました。

おそらくサーナット卿は

こっそり来ただろうし、

タリウムの近衛騎士団長が

他国の探索隊に

入ることはないと思いながらも

焦りました。

 

ラティルはギルゴールに

何か良い方法はあるかと尋ねました。

彼はしばらく考えた後、

変な風に笑いながら、

方法はあるけれど、

血をたくさん見るから

ラティルの好む方法ではないと思うと

答えました。

 

ラティルはギルゴールと

冗談を交えて話す余裕がなかったので

血を見ない自分のやり方でやると

言いました。

 

ギルゴールは、

皇帝の名前を出すつもりかと尋ねると

ラティルは、すぐにそれを否定し、

何か探しものでもするかのように

周りを見回しました。

しばらくすると彼女は、

他の人たちと少し離れている

男女を指差し、

彼らを気絶させて連れて来るように

ギルゴールに命じました。

その言葉に、

彼は少し驚いたようでした。

 

続けてラティルは、

自分たちが、

あの2人のふりをして中へ入ればいいと

言うと、

ギルゴールは

ひどく混乱していました。

ラティルは、なぜ彼が、

そんな表情をしているのか尋ねました。

ギルゴールは、

 

ずっと、考えていた。

何と言ったらいいのか。

お嬢さんは、もしかして、

生まれる時に、

正義感が重すぎたので、

置いてきたのだろうか。

 

と言いました。

 

ラティルは、

ギルゴールが「もしかして」と

言った時に、

「ロードではないか」あるいは

「皇帝ではないか」と

聞かれるのではないかと思い

緊張していましたが、

からかうような言葉にカッとなり、

彼も、それ程、

正義感が強いとは思えないと

言い返しました。

 

その言葉にギルゴールはニヤリと笑うと

 

それは分かっている、お嬢さん。

だって、私は対抗者ではないから。

 

と言いました。

 

ラティルは、ギルゴールが

自分をロードではないかと

疑っているのかと思い、

自分が食屍鬼を助けたことを、

覚えているかと尋ねました。

そして、ラティルは

先ほどの傭兵なのか冒険者なのか

分からない男女を

殺そうとするわけではなく

気絶させて、彼らのふりをすると

言っただけなのに、

正義感の話を出されて、

少し悔しくなりました。

 

ギルゴールは口をつぐんでいる

ラティルを見て、笑いながら

覚えていると答えました。

その後、ギルゴールは

もっと激しく笑ったので、

話すのが大変なくらいでしたが、

 

ところでお嬢さん。

正義感のある人は、

屍鬼

生かしてくれとは言わないよ。

 

と言いました。

 

ラティルは、

自分は間違っていたのかと

尋ねました。

しかし、ギルゴールはそれを否定し

お嬢さんのように考える人は多いし

お嬢さんは絶対に間違っていない。

価値観の違いだと答えました。

 

ラティルは何が問題なのかと

尋ねました。

すると、ギルゴールは

お嬢さんのように

考える人は多いけれど

お嬢さんのように考える

対抗者はいなかったと

答えました。

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ギルゴールが裏切り者の吸血鬼で

頭はおかしいし、残虐だと

少しでも知っている人は

彼に命令したりしないと思います。

しかし、カルレインは、

ギルゴールの性質について

ラティルに話していないので

彼女は彼に対する先入観がなく、

ドミスの記憶と

彼女自身がギルゴールと会っている時の

彼の態度から、

ギルゴールの性質を判断しているので

彼に対しても、

いつものように皇帝として、

接してしまうのではないかと

感じました。

もしかしたら、

本来のギルゴールの性質を

知っていたとしても、

同じような態度を取ったかも。

ラティルは、

自分の感情を優先し、

人の気持ちを考えず、

自分勝手な行動をし、

他の人を振り回していますが

多くの怪物がはびこる世界に

君臨するためには、

このような性格の方が良いのではと

ふと感じました。

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