自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作220話 あらすじ 対抗者を間違えたギルゴールを笑うメラディム

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220話 自分はロードなのかと、サーナット卿に尋ねたラティルでしたが・・・

◇話さないサーナット卿◇

サーナット卿は、

瞬きもせずに、

ラティルを見ました。

彼女は、

サーナット卿の固く結ばれた唇を見て

彼は認めないと思いました。

 

ラティルは、

普通の人は血人魚の言葉を

聞き取れないらしいと言うと、

サーナット卿は驚きました。

彼は、人ではないので、

血人魚の言葉が分かったからでした。

 

ラティルは、

自分は血人魚の言葉を聞き取れることと

ティトゥに、

自分の目が怖いと言われたことを

話しました。

すると、サーナット卿は、

ラティルの目は怖くないし

ぱっちりしていると言いました。

 

しかし、ラティルは、

グリフィンが訪ねてきて

自分のことをロードと呼んだこと、

自分は違うと言って

グリフィンに謝ったけれど、

他の人には見えないのに、

自分はグリフィンが見えたこと。

邪悪な存在が触れると、

黒くなって割れる石に触れたら

黒くはならなかったけど

割れたこと。

母親と兄が、

皇帝の席を奪おうとしたのは

自分をロードだと疑ったからだと

話しました。

けれども、人の心が弱っている時に

その人の心が読めることは

話しませんでした。

 

そして、ラティルは机の前に近づき、

机を叩くと、

パチンと音を立てて

真っ二つに割れました。

 

サーナット卿は、ラティルが

思ったよりも、自分の状況を

落ち着いて受け入れていることに

気付き、

サーナット卿も落ち着いて

ラティルに拍手をすべきだと

冗談を言いました。

 

ラティルは、

だんだん、力が強くなっていると

言うと

サーナット卿は、

だから、彼女は

家宝の剣を折ってしまったのかと

尋ねました。

ラティルは、それを認めました。

 

ラティルは、ため息をつき、

サーナット卿のそばに寄ると、

彼は反射的に

横に移動しようとしたので

ラティルは睨みました。

サーナット卿は膝に力を入れて

移動するのを堪え、

あのような場面を見ると

自然と身体が後ろへ行ってしまうと

冗談を言いました。

ラティルは、

この状況で、からかうのかと

文句を言いましたが

サーナット卿は、

機会が来たら、

逃さないようにしないといけないと

言いました。

 

サーナット卿が微笑むと

ラティルは心が落ち着きました。

自分がロードなら、

サーナット卿が仲間で良かったと

思いました。

騎士がどういうものか

分からないけれど、

血人魚の支配者が

彼のことを

ロードの騎士と呼んでいたので

仲間なのは確実だと思いました。

 

ラティルは、もう一度、

自分がロードなのか尋ねましたが

彼は答えませんでした。

 

彼女は、あまりにも多くの証拠を

持っているので、

サーナット卿は、

むやみに、ロードではないと

否定することができませんでした。

否定しても、

まともに反論できなければ、

ラティルは彼が嘘をついていると思い

信頼してくれなくなると思いました。

それに、サーナット卿は

重要なことは

カルレインに相談していたので、

このような問題で決断を下したことは

ほとんどありませんでした。

 

それにカルレインは、

普通、ロードは覚醒しながら、

自分がロードであると気づくと

言っていました。

しかし、ラティルは

色々、力が出て来ているけれど

まだ本当に覚醒していませんでした。

 

ラティルは、

サーナット卿が答えてくれないことに

不平を漏らしました。

これ程までに、彼が答えるのを、

迷っているということは、

自分の言ったことが正しいと

思わざるを得ないと言いましたが、

それでもサーナット卿は

謝るだけでした。

 

それでも、サーナット卿は

ラティルのために

ここに来て捕まったので、

彼女は、これ以上、

彼を問い詰めることをせず、

サーナット卿の手を握ると、

ここから出ることを提案しました。

 

ラティルは教えられた通り

ティトゥの名前を2回呼ぶと、

すぐに扉が開き、

彼が入って来ました。

ラティルは、サーナット卿に

ティトゥに従って、

外へ出て欲しいと頼みました。

一緒に行かないのかという

サーナット卿の問いかけに

ラティルは、

一緒に来た人がいるので、

その人と帰るつもりだと答えました。

サーナット卿は、

それがギルゴールだと分かると

なぜラティルが彼と一緒にいるのか

理解できず

とても驚きましたが

何も言えませんでした。

 

ラティルは、

事情を説明する代わりに

ギルゴールが、

どのような吸血鬼か知っているなら

彼と会わない方がいいので

先に出るように言いました。

 

ラティルは、ティトゥに

サーナット卿のことを

頼もうとしたところ、

彼は跪いていました。

ラティルとサーナット卿の話を

聞いていたティトゥは、

ラティルはロードなのかと

尋ねました。

ラティルは、分からないと答えました。

 

彼女は、

ギルゴールがサーナット卿を見ると

気分を悪くするかもしれないので、

彼を先に連れて行って欲しいと

頼みました。

 

なかなかティトゥに

付いて行かないサーナット卿を

ラティルは急かしましたが、

彼は、彼女がギルゴールと会うのは

危険ではないかと心配しました。

しかし、ラティルは

自分がロードなのか聞いても

答えてくれないのに、

何が危険なのかと文句を言うと、

ようやくサーナット卿は

ティトゥに付いて行きました。

ラティルは、2人が見えなくなると

反対方向を向きました。

◇対抗者を間違えた◇

誰のことをエルフだと

呼んでいるかは分からないけれど、

ギルゴールが一緒に来たのは

一人だけなので、

彼は素直に血人魚たちに

投降しました。

 

ギルゴールは手首を縛られたまま

素直に彼らに付いて行きましたが

口元に笑みを浮かべていたので

血人魚たちは、緊張していました。

 

メラディムは、

自分の前に

ギルゴールが連れられて来ると

顔をしわくちゃにしながら

彼の名を呼びました。

すると、ギルゴールは、

微笑みながら、

 

こんにちは、坊や。

 

と挨拶をしたので、

メラディムの怒りは

さらに増しました。

 

しかし、ギルゴールは、

そんなことを気にせず、

サディを探しましたが、

見当たりませんでした。

 

ギルゴールは、

再びメラディムを坊や呼ばわりすると

自分の弟子はどこに行ったのかと

尋ねました。

 

メラディムは、

坊やと呼ばれたので、

腹が立って

仕方がありませんでしたが、

対抗者の師匠をしている

ギルゴールが

あの変な女を自分の弟子だと

言っているということは、

彼は、あの女を対抗者だと思って

連れてきたという意味でした。

しかし、彼女は

対抗者ではないし、

エルフでもありませんでした。

 

メラディムは、

もしかして狂った吸血鬼が、

何千年ぶりに

対抗者を間違えたのかと思い、

大笑いしました。

ギルゴールは、

眉間に皺を寄せましたが、

メラディムは、自分たちが

ロードの味方をする度に、

彼のせいで、

自分たちの仲間が亡くなったり

怪我をしていました。

だから、メラディムは、

ギルゴールを憎んでいました。

これで、彼の長い人生も

ようやく終わると思いました。

 

メラディムが返事をしないので、

もしかしたら、嘘をついたのかと

ギルゴールは疑いましたが、

メラディムは、弟子というのは

エルフのことかと尋ねました。

あの女の外見を見れば、

絶対にエルフではないけれど、

狂った吸血鬼を騙すためなら

嘘も厭わないメラディムの目が

憎悪で燃え上がる瞬間、

ラティルがホールの中へ

入って来ました。

2人のただならぬ様子と

ギルゴールの手にはめられた

手錠を見て、

ラティルは驚きました。

突然、現れた彼女を

ギルゴールとメラディムは見つめた後

再び相手を見ました。

 

ギルゴールは、

あの女のことをエルフと言ったのかと

メラディムに確認しました。

彼は、ギルゴールを騙すために、

ラティルがエルフでないと知りながらも

彼女はエルフだと真顔で言いました。

 

ギルゴールは、

ラティルを見ながら、

安堵して笑い、

その姿を見てメラディムは

ギルゴールを嘲笑いました。

 

先程、あの血人魚は、

自分のことをエルフではないと

言ったのに、

どうして、あんなことを言うのか。

 

ラティルは冷やかされたような気がして

恥ずかしくなり、

顔を赤くしました。

 

ラティルは、ギルゴールに

ここで何をしているのか。

もう、帰ろうと言いました。

 

ギルゴールは、

エルフが拉致されたと聞いたから

血人魚たちに付いてきた。

自分の知っているエルフは

お嬢さんだけだからと答えました。

そして、彼女を救おうとしたのに、

手錠をかけられたと言いました。

 

ラティルは、ため息をつくと、

短刀を取り出し、

剣の先で手錠をつないでいる輪を

パッと切ると、

手錠が外れました。

驚きのあまり、

血人魚たちの目が大きくなりました。

ラティルは、

よし、行こうと、

ギルゴールに声をかけました。

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ギルゴールって、

どのくらい生きているのでしょうか。

少なくとも数千年?

それを知っているということは、

メラディムも同じくらい長く

生きているということなのでしょう。

 

ギルゴールは、対抗者を利用して

ロードを亡き者にしてきましたが、

ラティルにも、

そのようにするのでしょうか?

彼女との間には、

今までのロードとは

別な感情が育っているような

気がします。

これだけ、仲良しに?になったので

ギルゴールとラティルには、

敵同士になって

欲しくないなと思います。

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