自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作229話 あらすじ 逃げ回っているサーナット卿

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229話 クラインは水着を着て何をするのでしょうか。

◇戻って来ない◇

結局、ゲスターの正体について

問い詰めることができないまま、

タッシールとたくさんお喋りをした後

ラティルは執務室に戻ってきました。

彼との話は面白かったし、

タッシールと大神官と

ゲスターが集まると、

どのような話をするか

分かったけれども、

目標を達成できなかったので、

ラティルはもやもやしました。

おまけに、サーナット卿が

執務室にいなかったので、

さらに、もやもやした彼女は

表情管理をすることなく

怒りを露わにして、仕事をしました。

 

シャレー侯爵は、

サーナット卿を呼ぶことを

提案しましたが、

ラティルは、

勝手に歩き回っていればいいと

返事をしました。

 

ラティルは、サーナット卿を

怒るつもりはないけれども、

気分が悪くなりました。

彼女は、彼が

夕方までには戻って来るだろうと、

侍従長に告げました。

◇温泉◇

夕食の時間になっても、

サーナット卿は戻って来ませんでした。

他の所へ行かないで、

そばにいて欲しいと言ってから、

1日も経っていないのに、

一体、どこへ行ったのか。

サーナット卿を

見かけた人がいることから、

完全に他の所へ

行ったわけではないけれど、

自分を避けて歩き回っている彼を、

命令で呼ぶのは、

プライドが傷つきました。

 

ラティルは部屋へ戻ると、

ベッドに横になり、

ドミスが生きているかどうか

確認したいと思いました。

けれども、

ドミスの夢を見ていた時に、

不吉なオーラを感じたと言って、

大神官がやって来たので、

続けて夢を見ても大丈夫なのかと

心配になりました。

 

ラティルはお風呂に入って寝るべきか

それとも大神官を呼ぶべきか、

悩みながら寝室に入ると、

ラティルの上着を受取って

片付けていた侍女が、

彼女の顔色を窺いながら、

皇帝は体調を崩してから

回復したばかりなので、

久しぶりに温泉に行ってはどうかと

勧めました。

ラティルは面倒臭いと思いました。

 

温泉は、ハーレム内にあるけれど、

側室の住まいとは離れていました。

そのため、

歩いて行くと時間がかかるし、

最近は日が暮れるのが早いので、

温泉に着いてから、

湯船に浸かる頃には

暗くなっていると思いました。

彼女は気が向きませんでしたが、

侍女が、ハラハラした様子で

自分を見ているので、

彼女は温泉に行くことにしました。

温泉に入れなくても、

大神官の部屋に泊ってくれば

夢の続きを見ないだろうと

思いました。

 

ラティルは

温泉用の水着を用意してもらい、

侍女を1人だけ連れて、

温泉に向かいました。

◇邪魔する人◇

温泉のある建物に到着したラティルは

水着に着替えて、

奥の浴室に入りました。

トゥーラの母親のアナッチャが

ここが好きだったので、

ラティルは、

彼女と会う確率が高いここへは

来ないようにしていました。

 

彼女は温泉の端へ行くと、

お湯に足だけ浸けて座りました。

アナッチャを頭の中から追い出し、

湯気の立ちこめる、

美しくて神秘的な風景を

受け入れようと努めました。

 

ラティルはお湯の中に手を入れて

バチャバチャさせ、

無理矢理、口元を上げると、

反対側からも、

バチャバチャと音がしました。

誰か来ているのかと思いましたが、

湯気のせいで、

誰がいるのか分かりませんでした。

 

ラティルは「誰だ?」と尋ねると、

ちょうど吹いてきた風が

湯気を払い退けました。

そこにはクラインがいました。

彼はお湯に浸かりながら、

ラティルを眺めていました。

目が合うと、

彼はふざけているように微笑みました。

湯気の中のクラインは、

彼を真似た怪物のように見えました。

 

ラティルは、

侍女がクラインに頼まれて

温泉を勧めたことに気がつきました。

しかし、

クラインがお湯をかき分けて

自分の方へ泳いでくると、

ラティルは理性的な判断が

できなくなりました。

 

クラインはラティルに

久しぶりだと挨拶をしました。

彼女は、彼がここに来ているとは

思わなかったと言いました。

彼は、お湯の中に入らないのかと

尋ねました。

 

彼は少し後ろに下がって、

誘惑するようにお湯を弾くと、

ラティルは、考えるのを止めて

彼の後に付いて行きました。

お湯の中に首まで浸かると、

しばらく全身に鳥肌が立ちましたが、

すぐに熱気で顔が赤くなりました。

クラインはラティルに近づくと、

手のひらにお湯を汲んで、

ラティルの肩の上に注ぎました。

彼は、

自分に会いたかったかと

ラティルに尋ねた後、

彼女は、

自分に会いたがっていたと思うと

言いました。

 

ラティルは、

自分に会えなくて寂しかったのは

クラインではないかと言いましたが、

彼は彼女の肩に

お湯を注ぐのを止めて、

肩を揉み始めました。

 

ラティルは、もう一度、

自分に会えなくて

寂しかったのではないかと

尋ねましたが、

彼は返事をせずに、

ラティルの凝っている肩を

揉みほぐすと言って、

彼女の背中と肩の間を

大きな手でぎゅっと押さえました。

 

ラティルは、なぜ返事をしないのか

問い詰めようとしましたが、

クラインが両手で彼女の肩を覆い、

首筋に軽くキスをしたので、

ラティルはかすれた声で、

彼の名前を呼びました。

 

クラインは、

もう片方の首筋にキスをしながら、

寂しかったから、

ここで待っていたと答えました。

 

自分が質問をする前に、

クラインが答えたので、

驚いたラティルは、

睨みつけるように、後ろを見ると、

クラインは笑いながら、

「嫌ですか?」と尋ねました。

彼女は、嫌ではないと答えました。

それならば、なぜ皇帝は

怒っているのかと、

クラインが尋ねると、

ラティルは、

怒っていないと答えました。

クラインは、

ラティルの額に軽くキスをすると、

今、彼女が怒っているようだと

指摘しましたが、

ラティルは、

彼が自分を怒っていると言って、

追い詰めていると非難しました。

 

彼は、返事の代わりに、

ラティルの顎を持ち上げて、

軽くキスをしました。

ラティルは、

心臓がドキドキして、

彼の肩に額を当てました。

風が吹いても、

クラインが両手でラティルを包み込み、

自分の身体に引き寄せたので、

寒くありませんでした。

水中で、彼の手が彼女の背中に触れると

ラティルは、

クラインの名前を囁きました。

彼がラティルの片方の耳を手で覆うと、

彼女は鳥肌が立ちましたが、

嫌な気分ではありませんでした。

ラティルは、彼の腕に触れると、

思ったよりも筋肉質でした。

 

急にのどの渇きを覚えたラティルは

クラインを押して、

自分から離すと、

何か飲んでくると言いました。

そのように言ったのは、

クラインと一緒にいる時に、

何も言わずに、ラティルが、

そのまま行ってしまうと、

彼が寂しがるからでした。

 

クラインが返事をする前に、

ラティルはお湯から上がると、

上着を羽織って外へ出ました。

侍女に飲み物をもらった後、

また戻るつもりだったし、

クラインにも、

飲み物を持っていってもいいと

考えていました。

 

ところが、待合室に行くと、

侍女から離れた椅子に、

サーナット卿が

石像のように座っていました。

クラインと一緒にいて心が解れたのに、

彼を見た途端、

再び、イライラしてきました。

彼女は、

ずっと彼は逃げ回っていたのに、

とうとう逃げ回る言い訳が

なくなったのかと責めました。

サーナット卿は視線を落としたまま、

シャレー侯爵の頼まれごとをしていたと

答えました。

 

ラティルは、なぜ彼が

視線を落としたままなのか

問い詰めようとしましたが、

今、彼女が水着の上に、

濡れた薄い上着

羽織っているだけなことに気がつき

口をつぐみました。

 

その時、

ラティルが戻って来ないので

おかしいと思ったのか、

クラインが待合室にやって来ると

その光景を見て、眉を顰めました。

サーナット卿は、

クラインがいると思わなかったので、

眉を吊り上げました。

 

ラティルは、このような姿を

サーナット卿に

見られたくなかったので、

本当に頼まれ事をしていたのなら、

もう逃げないで、

翌日の朝、すぐに報告できるよう、

準備をしろと命じました。

 

ラティルはすぐにクラインに近づき、

彼を浴室へ引っ張って行きましたが、

ラティルが待合室を出る前に、

サーナット卿は、

今、話さないと

勇気が出ないと言いました。

 

何を言っているのかと思い、

ラティルは眉を顰めて、

後ろを振り向くと、

サーナット卿は断固とした目で

ラティルを眺めていました。

彼女と目が合うと、

聞きたいことがあれば、

今、聞いて欲しい。

翌日になると勇気が出ないと

言いました。

クラインの表情が、

冷たく固まりました。

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クラインにしては珍しく、

知恵を絞って、

ラティルと一緒に温泉に入るという

ロマンティックな場面を演出したのに、

意図的ではないにしても、

またもやサーナット卿に

邪魔されてしまいました。

この2人は、

前世で因縁でもあったのかと

思えるくらい、

サーナット卿は、

クラインを邪魔しています。

サーナット卿は、クラインに

ラティルを取られたくなくて

彼女を脅してまで、

自分と一緒に

来させようとしたのでしょうけれど、

あまりにもクラインが可哀そうです。

私はサーナット卿が好きですけれど、

今回は、

クラインの味方をしたくなりました。

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